2010年11月16日

['10J1第30節]清水vs湘南

2010年11月14日() 14:04 KICKOFF
J1第30節@アウトソーシングスタジアム日本平
清水エスパルス51-00湘南ベルマーレ
4-0
45+13分 小野
57分 ヨンセン
64分 藤本(PK)
82分 岡崎、88分 岡崎
主審:木村
天候:曇り
観衆:16,204人
田原、島村、坂本
ハイライト http://www.youtube.com/watch?v=05NZqCO3il4

 ホッとするという感情はない。この試合の勝敗よりも、次に控える天皇杯に集中すべきだ。何としても勝たなければならない。
パルちゃんショー&Jam9
http://www.youtube.com/watch?v=VuKRoaxAfto

 監督の退任が発表されたり、他にも様々な報道が出た先々週は、練習で一体感が出てきたという報道もあったが、実際は元気ない戦いに終始し、セレッソに敗戦。そこで先週は、健太監督が勝ちロコ参加に意欲を示すなど、元気を出すことに意識を置いた。そして、セレッソ戦に敗れた後、選手だけでミーティングを行ったとのこと。もっと早く自主的に色々動けるようになってほしいが、いずれにしてもメンタルの部分で回復が図られた。
 メンバーとしては、伸二が復帰、エダがサブに復帰、真希が離脱という程度。伸二の復帰で中盤から前の6枚が揃った。湘南のほうは、大宮戦に敗れて中3日というスケジュールに加え、村松や寺川が怪我で出られないなど台所事情は深刻。左SBに島村を起用しつつ、前線は4トップに近い布陣。失うものはないので、嵩にかかって攻めてくると予想された。

http://www.s-pulse.co.jp/top_team/live/340.html
 選手入場〜オカのベストゴール表彰〜開始4分
http://www.youtube.com/watch?v=WzohFckji_0

 配置を見ると、どうやらオカが右、淳吾が左のようだ。島村のサイドにオカを置くというのは確かに頷ける。立ち上がり、中央で持った兵働が宏介へ展開しようとグラウンダーで出したが、カットされてエメルソンにシュートを浴びる。浮かせて蹴ればなんてことはないのに、アバウトにやってしまった。相手が最下位にいる湘南だからとか、そういうのは今のチーム状態を考えるとあり得ない話だから、まったり入るとは思っていなかったが…。

 平塚で湘南と対戦した時は、湘南のプレスが緩すぎて自由にやらせてもらったが、今回は後がないだけにもっと圧力を掛けてくると思った。だが、そうでもない。さすがに平塚の時よりはマシだったが、これが今の実力なのだろう。田原は意欲を見せているが、それがラフプレーへと繋がり、繰り返しの違反で7分に警告を受けてしまう。高い位置、つまり清水にとって低い位置でボールを奪い、フィニッシュという形は何度かあるが、精度が低い。

 何度も言うようにエスパルスもビルドアップの意識は消えてしまっており、ロングボール主体の組み立てとなるが、最近の戦いと違い、セカンドボールを拾って二次、三次攻撃へと繋げることは出来ており、久々にイチも宏介も深い位置まで抉る場面があるが、いかんせんそこからが雑。14分には兵働の浮き球にオカが反応し、右サイド角度のないところから狙うが、わずかに左外。枠へ飛ばせば本当のストライカーになるだろう。17分にはフローデ、伸二と渡って最後は兵働がシュートもホームラン。

 そしてハプニングは19分に起こった。湘南左CK、エメルソンがニアに蹴ったボールを西部が何とか弾き出すが、この際にゴールに入って倒れる。ネットに乗っかる形になったところで、支柱が折れた。これは前代未聞だろう。
 修理に入る間、選手たちの体が冷えないようにボールを複数ピッチに入れることが認められ、軽く動いている。そして上背のあるフローデ、エディが修復作業を手伝っていると、ゴール裏から2人のコール。笑いを取るコールするのも珍しいが、これも今のチームの雰囲気を考えると和む。
http://www.youtube.com/watch?v=Ho1ktO8su-E
http://www.youtube.com/watch?v=sL8tte1-l7Y
http://www.youtube.com/watch?v=Cecup6FbfvU
 約12分の中断を経て、試合再開。この間も時間は進んでいる。
31分〜39分 http://www.youtube.com/watch?v=gHRmT9UbXPI

 試合後に監督も認めているが、この中断で選手同士話し合いが持たれ、ロングボール中心でなく、パスを繋いで攻めるという戦い方を思い出し始めた。相手が来ないのを見てボランチを経由してサイドに持っていく作業もし始めるが、アタッキングサードに入ってから詰まってお手上げという状態は変わらない。タクのミドルやオカのボレーなど、何度かシュートまでは持ち込むが…。

42分〜52分 http://www.youtube.com/watch?v=B51yF_tQZjs
 すると45分、エディが自らピッチアウト。右足を負傷したようだ。岩下が急きょ投入される。中2日で天皇杯があるだけに、この怪我は痛い。話だと、試合前にはナビスコで負傷した時と同じく、杉本コーチにマッサージを受けていたというので、万全でなかったのかもしれない。

 このまま前半を折り返すかと思われた前半58分(笑)のこと。右サイドで詰まって一旦下げ、岩下から兵働、そして淳吾へ。一瞬淳吾がフリーになったところで勝ちだった。DFが釣られて出ていったところに飛び出したのは伸二。見事なトラップで前に置くと、そのまま右足一閃。角度がなかったが左隅に突き刺して先制。これで前半を終了。
http://www.youtube.com/watch?v=R2hnePhn5Io
http://www.youtube.com/watch?v=eE6IDyKoa48
http://www.youtube.com/watch?v=TCDIUuWYnpo

 嫌な流れになる前に取れたのは大きい。これで湘南はさらに前へ出てくるので、裏を突いてしっかり点を取るだけだ。後半はさらに肩の荷が下りたらしく、久々に敵陣で面白いようにボールが回った。サイドをあれだけ揺さぶったのも久々だろう。53分にはオカが切れ込んでシュートに持ち込もうと何回か相手を外すが打てず、フィニッシュはフローデもバーの上。56分、今度は淳吾が右から仕掛けて狙うが左へ。
 猛攻が続き、57分。イチのクロスが流れて兵働が受ける。折り返しは相手に当たったが、これが逆に幸いして相手の体勢が変わり、フローデが逆を突いて流し込む。2点目。フローデが前回点を取ったのも、あのハットトリックした湘南戦。実に3ヶ月半、ゴールがなかった。それだけフローデには負担がかかっていたとも言えるが、ようやくだ。これは嬉しい。
http://www.youtube.com/watch?v=HHtXJGojKwU
http://www.youtube.com/watch?v=jjuOy545HnM
http://www.youtube.com/watch?v=-dNZwcVHlNc

 この流れであれば、大量点が狙えると雰囲気で分かった。湘南も出ていくしかないのだから。あとは清水恒例の気の緩みがなければと。
60分〜66分 http://www.youtube.com/watch?v=xRIan64Ibc0
 すると62分、伸二のアーリークロスが左へ流れたところで臼井とオカがもつれ、ペナを出たところでオカが倒れる。いたって普通の競り合いだと思ったが、木村主審の判定はPK。湘南には気の毒だった。まだ経験の浅い主審のようだが、この日はスタートからポジショニングがすごく悪かった。慣れないうちはまだ仕方ないのか…同じ日に他会場で17試合もやっているから人手もあるし。
 PKとくれば、淳吾の安定感。3-0。
http://www.youtube.com/watch?v=oZDzhqTiR9w
http://www.youtube.com/watch?v=UgEJbWY2Glk
http://www.youtube.com/watch?v=U62GmcB_qEU

 湘南はこの前からハンと馬場を準備していたが、3点差での投入となってしまった。そもそもなぜハンを先発で使わないのか…阿部を下げてしまうのもセットプレーを考えれば勿体ない。
 だが当然、この点差になると開き直ってくる。68分、外に余った田原へパスが通ってしまい、絶体絶命のピンチ。だがシュートはわずかに左を通過。これは実質失点したとしてトレーニングしないといけない。FC東京戦でも大外が空いてやられているが、中に絞り過ぎて人を捕まえられていないし、岩下はアラートでない。まずはその前でパスを出させないよう、球際を強くしないといけないが。

 69分、健太監督は伸二に代えてテルを投入。「最近使っていなかったから」と試合後に話していたが、展開も展開なので出来るだけ長くピッチに立たせたいという温情もあるだろう。天皇杯を考慮して伸二を交代させられたのもよい。直後にはそのテルがゴール前に飛び出してチャンスを迎えたが、シュート出来ず勿体ない。

 74分にFKからピンチを招いたが、西部の好セーブでしのぐ。だが、それで与えたCKに対して西部がまた触れずという相変わらずの課題を露呈。湘南としては好機を決められず、さらに意気消沈といったところ。

 あとは役者が点を取らないといけない。82分、フローデのパスを受けたオカ。トラップは最初ミスとなったが、素早い反応でカバーし、右隅へ決めて4点目。これはやっぱり彼が伸びた部分だろう。
http://www.youtube.com/watch?v=9VTAdfMHGe0
http://www.youtube.com/watch?v=B7jQyAWigGM
http://www.youtube.com/watch?v=nOlml6qIkOg
 そろそろフローデは交代か?と思ったが、3枚目のカードは兵働に代えて元紀だった。さらに点を取りにいく交代は悪くないが…。その後も宏介が仕掛けてシュートを放つなど、チームとしてようやく積極性を取り戻しつつある中、88分。淳吾のクロスをフローデが落としてオカ。3トップの連係で5点目をゲット。
http://www.youtube.com/watch?v=FWrnQjdGd-o
http://www.youtube.com/watch?v=52DIw32yAjo
http://www.youtube.com/watch?v=X_MTbfaRReQ

88分〜終了〜 http://www.youtube.com/watch?v=NnnjEpcc5C4
 期待されたテル、元紀のゴールこそなかったものの、得失点差を考えても大きな5得点、そして危ない場面はあったが結果として無失点で終わり、ようやくホームで勝利した。リーグ戦でのホーム勝利は8月の川崎戦以来である。VICTORYも久々に聞いたような。
ヒーローインタビューは伸二 http://www.youtube.com/watch?v=XM4dLaT8xV0

 ゴール裏からテルチャント、イチチャント、フローデや西部のコールが鳴り響いたあと、一斉にベルマーレコール。コールリーダー分かってるなと思った。偉いよ。降格が決まり、呆然とする湘南サポも、これに応えてエスパルスコール。コールリーダー同士がトラメガで想いを伝えあっているのを見ると、胸が熱くなる。
http://www.youtube.com/watch?v=SoGUFZfojZo
http://www.youtube.com/watch?v=R73d59mCz5I
 パル、こパルもやってます。
http://www.youtube.com/watch?v=ug4KzHpID14
 選手が出てきての勝ちロコはなし。湘南に配慮する形となったが、自然な成り行きで、ベルマーレコールが起きた時点で選手側は出ていくのをやめたようだ。オカは取材で勝ちロコについて訊かれた時、湘南に配慮する姿勢を見せていたし。当然、監督も出てこない。せめて最終戦、そして元日に。

 王者の旗が終わり、いつも通り楽しんだ後、パルちゃんコールのところで乱れたようで。何やってるんだか。勝ちロコやりたいなら最後にやれば済む話なのに。
http://www.youtube.com/watch?v=nDKl1hMoeLk
 で結局、ゴール裏だけで勝ちロコをやったと。
http://www.youtube.com/watch?v=76lfGZP0kak

 この試合で5点も取ったから、0点に抑えたから、警告がなかったから、復調してきたというのはあまりにも厳しい。清水が良くなったというより、レベルの差があったと言わざるを得ないので。そういう時に畳みかけたことはよかったけども。守備もまだ危なっかしいところがあるし、攻撃面でも先制点を奪うための工夫にまだ欠けている。選手たちも反省しているようなので、次に生かして欲しいけど。

 淳吾は後半こそ、少し笑顔でプレーする機会もあったが、前半から覇気のない表情でプレーも冴えず、後半立ち上がりに削られると、都築か誰かに文句を言っていた。試合後には「楽しくなかった」と認めているらしい。どんな交渉をしてるのかは知らないが、今は清水の10番として全力でチームに貢献するべき。イライラした姿は見たくない。

 イチは最近の中ではよくなったほう。吹っ切れてきてるのかなと。フローデも1点取ったことでゴールへの意欲を取り戻して欲しい。オカはまだ走れると思うし、2点取ったと言っても大勢が決してから。試合を決めるゴールを求めたい。

 次は天皇杯、マリノス戦。何としてでも勝って準々決勝は進まなければならない。この体制で長く戦うためにも、必死になって頑張ってきた6年間の功績として残すためにも、最後のチャンスに賭けたい。
 マリノスも今節こそ負けたが、リーグ戦でも勝ち点も並んでいるし、今季対戦成績も1勝1分け1敗の五分。栗原や中澤を欠いているとはいえ、状態はおそらくマリノスのほうがいいだろう。残念ながらアウェイゲームとなるが、三ッ沢で一体感を持った応援をし、チームを支えたいと思う。

P.S. 試合後の湘南の選手たち。
http://www.youtube.com/watch?v=YtlpTDZlCLg
 安易に監督を代えることもないし、チームの一体感が失われたとは決して思わなかったが、戦力差を埋める知恵にも限界があったようだ。序盤戦を見る限りでは、もう少しやれるかと思ったが…札幌の時と似ている。フロントが反町監督に続投要請しているのは妥当なことだと思うが、本人が引き受けるのかは微妙だ。資金面で苦しいのは湘南だけではないので、まずは怪我人を出さないためのメディカルの充実を図るしかない。将来的な投資にもなる。清水にも同じことが言えるが。若い選手も多いし、何よりクラブは真面目に戦ってる。また近い将来昇格するチャンスはあるだろう。

にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
にほんブログ村 人気ブログランキングへ
02:35更新 | コメント(0) | トラックバック(0) | カテゴリ:エスパルス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/169535433

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。