2010年11月20日

[第90回天皇杯4回戦]横浜FMvs清水

2010年11月17日(水) 19:00 KICKOFF
天皇杯4回戦@ニッパツ三ツ沢球技場
横浜F・マリノス00-03清水エスパルス
0-3
田代、飯倉、松田主審:佐藤
天候:雨
観衆:6,054人
48分 藤本
72分 岡崎
81分 岡崎
ハイライト http://www.youtube.com/watch?v=K2OkI6FEJzY
 終わらせてはいけなかった。よく勝った。厳しい結果も覚悟していたが…。それにしても寒かったな。

 三ッ沢は意外にも初めてだったんで、戸惑ったが近いものだね。大体日産スタジアムだからな…。横浜駅西口からバスで10分程度。降りても夜で暗いから、そこからどう行くのか最初は迷う人もいるかも。
 悪天候ではあったが、早くから清水サポも大勢駆けつけていた。売店ではハーフタイムにトルティーヤドッグともつ焼串、いただきました。
101117-1.JPG 101117-3.JPG
101117-2.JPG 売店の前では、イチへの寄せ書きを募集していた。今回彼は帯同していないが、そんなことは関係ない。だいぶ埋まっていた。仕切っていたイチファンの人は、そういえば平塚の電車ジャックの時に見た人だったなぁ。
 見易いスタジアムだった。ピッチも綺麗だったし。
101117-4.JPG 101117-5.JPG
 でもって、選手が出てきてからコールリーダーの掛け声。
http://www.youtube.com/watch?v=gkg2bA18UA8
 一通りコールが終わったら、今度は全員の選手チャント。ない選手には大きなコール。永井はまだチャントないけど、コールは特に声量が多い。それだけ期待してるんだよ…。
http://www.youtube.com/watch?v=JtFy4Elv3AU
http://www.youtube.com/watch?v=dJCXjB098Xo
マーチ http://www.youtube.com/watch?v=GCHkRWLnnG8
グリコ http://www.youtube.com/watch?v=lqimfVuAqy0

 湘南戦から中2日。負傷したエディが出られないのは痛いが、岩下がCBに入る。そしてフローデを休ませ、永井を3トップの中央に起用。他は入れ替えなかった。夏場であればもう少し考えたのだろうが、相手も強いのでそう簡単にメンバーを代えられない。ベンチには翔。マリノスは中澤と栗原を怪我で欠き、FC東京戦は小椋と波戸でCBを組んだが耐え切れず、今回は田代を大抜擢して勝負してきた。端戸はこのところ売出し中、小野との2トップは厄介で、パスを出す選手が後ろに控えているだけに、中盤の攻防で上回れるかというのと、相手の若い最終ラインを突くことができるか。

http://www.s-pulse.co.jp/top_team/live/355.html
 立ち上がりは五分五分という印象だった。3分には左サイドいい位置でFKを貰い、伸二が直接狙ったがバーの上。8分には伸二から左サイドの宏介へサイドチェンジ、そして強烈なシュート。波戸に当たったか微妙だが、枠へ飛んで飯倉は弾くのが精一杯。積極性はところどころ見られた。

 ただ、そのまま主導権を握るまでに至らず、マリノスのペースに。2トップはやはりガツガツ来るので、まともにプレッシャーを受けてはいけなかったが、外せない時があって、自陣でボールを失い回数が多い。ディフェンディングサードでボールを奪ってクリアする時も、以前のようにつなぐ意識が再び高まってきて、出来るだけ生かそうとするのだが、質が低いために、相手に二次攻撃を許してしまう。

 こちらの攻撃はというと、永井の足元にどうやって入れようかという糸口がなかなかつかめない。永井自身は動いているが、配置の問題もあって周囲とかみ合っていない。それと、宏介はよかったが、辻尾が消極的なプレーばかりして流れを寸断してしまう。

 でもマリノスが多く決定機を作り出したかというと、そうでもなかった。例えば19分の小野のシュートはヒヤリとしたが、こういう単発なものが多く、人数を掛けてサイドを崩す、中を崩すというシーンはない。俊輔へのマークがしっかりできていたのは評価できる。苦手にしているセットプレーも、ここまではうまく守れている。

 25分を過ぎたあたり、CKから何度も相手ゴールに詰め寄ったがあと一歩。平日のナイトゲーム、実戦形式で確認する時間もあまりない中、セットプレーで取れるかどうかは大きな意味を持つが、このところエスパルスは序盤戦が嘘のようにセットプレーで点を取れないでいる。

 膠着したまま、前半はどちらも0-0やむなしの雰囲気を漂わせてハーフタイムに入った。雨は小雨ながら降り続くが、それ以上に寒い。でも試合内容も寒い。仕方ないかなと思って見てはいたが…。

 すると後半、オカと淳吾のポジションが入れ替わった。流れの中で変わることはあるが、おそらく監督の指示だろうと思った。湘南戦はこの形で戦っている。そのイメージが強かったのだろう。それに、このままダラッとした試合をするわけにもいかないし。また、ハーフタイムコメントに「両サイドバックはどんどん勝負していけ」とあるが、おそらく辻尾に対して厳しく言ったんだろう。

 こうした策が、早速実を結んだ。48分、オカからバックパスを受けた辻尾が、前線へ縦パス。これに左からダイアゴナルに走った淳吾がバイタルで受け、そのままペナ内へ。出てきた飯倉の手前でちょこんと浮かすと、これが左隅に決まって先制。
 淳吾は「ツジは見えてない」と言っていて、辻尾は「見えていたということに」なんて言っているが、見えてないだろう(笑)。むしろ兵働を見ていたんじゃないかと。偶然そうなったとはいえ、そのあとの個人技は見事。ポジションを変えていてよかった。

 この1点で、今度はマリノスが仕掛けてくるので、受けないでほしいなと思っていたが、杞憂に終わった。そこまでマリノスには迫力が感じられなかった。それと、先制点の場面で相手の最終ラインが混乱し始めて、アタッキングサードに入ってからの崩しもよくなってきた。流れが来たのが手に取るように分かったので、ここで一気に追加点を取りたい。

 右サイドも仕掛けられるようになって、CKの回数も増えてくるが、モノにできずにいると、65分。自陣ペナ手前でファウルをしてしまう。至近距離で俊輔に蹴らせてしまうという事実だけでも反省しなければならない場面。壁の作り方でかなりもめていたが、ゴール裏は祈るしかない。8月のあの場面を思い出す。だが、西部は集中できていた。よく防いだ。http://www.youtube.com/watch?v=xzm5MsNxjeI
http://www.youtube.com/watch?v=nu9Oj5_b48A

 流れからいって、これで勝つ確率がまた上がった。和司監督は70分に山瀬を投入。仕掛けられる選手を入れてきたが、その2分後。兵働のシュートで得た右CK、伸二のボールに合わせたのはオカ。セットプレーだが、ついにWシンジで取ったゴール。11月にもなって…オカへのマークがルーズだったとはいえ。そして久々にセットプレーで取れた。これで勝利を確信した。
http://www.youtube.com/watch?v=nu9Oj5_b48A#t=1m13s
http://www.youtube.com/watch?v=iQzEYFIC4aM

 マリノスは千真、松本を投入して3トップ気味にしてくる。ハーフタイムにマリノスのゴール裏は千真のチャントを歌っていたな…。75分、健太監督も動いて淳吾に代え元紀。淳吾はお疲れだった。さらに80分を過ぎてテルを呼び、締めに入ろうとしていた時だった。敵陣で兵働がボールを奪い、ショートカウンター。伸二がダイレクトで走ってきたオカへ渡すと、オカは冷静に一対一を決め、3点目!なんと理想的な得点の取り方だろう。そして、ついにホットライン開通の瞬間。今シーズンを考えれば、時すでに遅しだとは思うけれども(苦笑)。
 そしてハイライトを見ても分かるように、伸二はテルに少しでも長くプレーしてもらおうと、オカと喜び合うこともなく真っ先に交代。出来た男だなぁ。
http://www.youtube.com/watch?v=nu9Oj5_b48A#t=2m37s

 3点リードは全く予想していなかった。ゴール裏はノリノリで駒込、ガニャーをやる始末。大体こういう時は危ない場面も出てくるのだが、どうもマリノスはしっくりきていない様子で、がむしゃらに前からいくという姿勢もなかった。
http://www.youtube.com/watch?v=QCt8TMMPMOA
http://www.youtube.com/watch?v=jnEC2vTgihw

 最後はオカに代えて翔。右サイドのコーナー付近で元紀と兵働がキープに入った時はすぐ失ったが、翔は左サイドのコーナーでうまいキープを見せてくれた。時間をうまく使う要員としては貴重なプレーだったし、今後も使えるだろう。VICTORYで締め。
http://www.youtube.com/watch?v=JRnrpVQEZD0
試合後 http://www.youtube.com/watch?v=6dstk7USNns
101117-6.JPG

 湘南に大勝した程度でメンタルが変わるとは思っていなかったし、この試合で勝ってそれが手にできると思っていたので、大きな1勝だ。もちろんノックアウト方式なので勝たないと先はなかったわけだし。シンジホットラインの開通記念日にもなった。
 あと、久々に最後まで走れていた。中2日という条件は相手も同じだったし、マリノス・田代のコメントには「ハーフタイムでエスパルスは後半、運動量が落ちると言っていた」とあるが、そうならなかったのは評価できるだろう。

 ただ…マリノスの出来が思ったより悪かったのも事実。復調したというのはまだ早い。前半は清水もあまりよくなかった。となると、今の布陣は前半から仕掛けていきたいわけで、もっとゴール前に迫っていかないといけない。永井は一生懸命守備をして、やる気が伝わってきたし効いていたが、それが攻撃面で本当に生かされているかというとまだまだ。彼の得意なプレーはまだ出ていないし、クロスに合わせるタイプでもないだけに。

 さっき言った辻尾も、後半は慣れてきたが、前半は淳吾がサイドでボール持った時に中へ入っていったり、大して囲まれてもいないのにバックパスしたり、何がしたいのかよく分からなかったので、もっと自信持ってやらないとダメ。生き残れない。4月、5月の頃はあれだけやっていたのに。

 岩下は最近の中ではまずまず。まだうまくやろうとしすぎて失う場面があるので、シンプルにやればいい。宏介は久々の三ッ沢で気合が入っていたのか、敵陣に入ってのプレーは良かった。続けてもらいたい。
 チームとしては、オカが右、淳吾が左にいた方が今は流れが良さそう。流動的なればそれに越したことはない。

 今日の仙台戦は、はっきり言って厳しい。ただ、メンタル的に回復したことで案外いい試合をする可能性も残る。連戦だということもあるが、前回5-1と勝ってることで、仙台はやり返そうと必死になってくるし、ホームで4連勝中と勢いがある。当時と比べて手堅くなっているし、カウンターの精度が高い。マリノス戦でもあったような、自陣でミスをする機会が増えるとやられるだろう。特に中原、赤嶺はともに天敵になりかけている選手。中原に対峙させたいエディがいないのは痛いが、岩下に頑張ってもらいたい。
 攻撃面でも、仙台のブロックはなかなか崩せないし、ゴール前も堅い。だからフレッシュな前半にかき回して取ってしまいたい。消耗戦になったら難しい(実際そうなる可能性が高い)。

 当然、ACLを狙う上でこの試合は落としたくないが、残留濃厚になった仙台の勢いは脅威で、日程を踏まえても不利な立場にある。だから同点で終盤になった時、あるいは負けてる時にどうするのか考えておく必要がある。個人的には、ここで1を確保するくらいなら、当たって砕けろで3を狙いにいってほしいと思うが、監督は違うプランを考えるかもしれない。

 とにかく、シーズン終了が12月4日でなくなったことはよかった。もしこの仙台戦で勝てれば、清水は再点火したと言っていいだろう。

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03:53更新 | コメント(2) | トラックバック(0) | カテゴリ:エスパルス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私も静岡から応援にいきました。
ニッパツ三沢競技場は、
初期の日本平スタジアムの雰囲気がありましたね。

あ、帰り新幹線に乗り遅れたww
Posted by べすちゃん at 2010年11月22日 04:08
お疲れ様でした。それはお気の毒…。
なるほど初期のダイラに似ていましたか。どうにも分からないもので(笑)
Posted by mokichi at 2010年11月25日 02:02
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