2010年12月31日

[第90回天皇杯準決勝]清水vsG大阪&決勝プレビュー

2010年12月29日(水) 13:06 KICKOFF
天皇杯準決勝@エコパスタジアム
清水エスパルス32-00ガンバ大阪
1-0
19分 ヨンセン
28分 兵働
61分 ヨンセン
主審:扇谷
天候:晴れ
観衆:14,179人
ハイライト http://www.youtube.com/watch?v=vxtFL0AnV1I

(※明日は朝早くから国立へ参戦します。皆さん頑張りましょう。)
 ちょうど前日の更新となったので、決勝戦へ向けてのことも含めながらいきたいと思う。'08ナビスコ決勝は盛り上がりすぎだった気がするが、今回はまだ経験が生きてるのかな。

 2年連続の準決勝進出で、準ホームのエコパを使えるアドバンテージ。生かさない手はない。多くのサポが試合前から列を作っていた。「貪欲清水」の大きな文字に奮い立つ人は少なくなかったはず。11時開場。入れたのは30分過ぎだっただろうか。
101229-01.JPG 101229-02.JPG 101229-03.JPG
101229-04.JPG いつも通り選手が登場すると、今日はいきなりリバイブから。そして「LA 12」のビッグフラッグ掲出。練習が見えないと言ってる人がいたそうだが、チームを鼓舞するためにあらゆることをやるのは仕方がない。
http://www.youtube.com/watch?v=BK-uVdtMHFE

 そしてコールリーダー。「バカみたいに言ってるけど」にはちょっと笑えたけど、無意識に言ってるわけじゃないと言いたかったんだよね。
http://www.youtube.com/watch?v=EPcAGAu4n6E
 最近恒例となった、18人+監督のチャント。
http://www.youtube.com/watch?v=4Q3CBvqVJAk
 ガンバの方もビッグフラッグを持ってきていた。お疲れ様です。
http://www.youtube.com/watch?v=ONLrJbbdvx0
 選手入場時はアカペラのリバイブで迎えた。さすがに国立では難しいだろうけど。
http://www.youtube.com/watch?v=XDWPs2EtBs0

 山形との激闘を何とか制し、中3日。しかも120分だったので疲労が心配されたが、相手も同じ条件なのは確か。そういう中で健太監督は先発メンバーを一切変えなかった。内容的に良かったとは言い難いだけに、どこまで修正してきたのか。そしてベンチは木島を外して一樹。調子が良いなら使い方次第でまだ使えたが、健太監督の中では難しいと判断したんだろう。

 ガンバのほうは、遠藤の出場停止が大きいと言われていたが、いないなりに戦えると思っていたし、そこまで影響はないと考えていた。代役は二川で、ボランチに武井か橋本かだったが、スタートの布陣をみると武井がボランチ、橋本が右サイドにいる。何よりベンチに豪華な選手が並ぶし、スタートの布陣を見ても、まず堅く入って後半勝負というのは容易に想像がつく。

http://www.s-pulse.co.jp/top_team/live/358.html
 上記に挙げたプランでいくと、0-0はガンバペースを意味する。清水としてはリーグ最終節の反省を踏まえ、先に点を奪って相手のプランを変えさせたい。だから、立ち上がりは積極的に入る必要があった。3分、相手のミスを奪ったオカが仕掛けてCKを獲得。アゲインのこぼれを兵働が強烈なシュート。だが藤ヶ谷に弾かれた。7分にもFKを得ると、伸二の長いボールをオカが良いタイミングで合わせたが再び藤ヶ谷。それでも、まずはセットプレーで得点の匂いを感じさせた。

 ガンバはまずじっくり構えて、隙を突いてのカウンター狙い。つまり、こちらがイージーミスをすると、通常以上に失点の可能性が高まる。14分には中盤で失い、右サイドに飛び出したグノへパスが通る。岩下がオフサイドを取り切れず、ヒヤリとさせられたが体を投げ出してブロック。CKに逃れて防いだ。

 清水のいい時は、やはり攻守の切り替えが素早い時だが、この試合では明らかに出足が良かった。相手と条件が同じなのを踏まえれば、調整がうまくいったんだろう。もちろん、ガンバは発熱や怪我で満身創痍という情報も出ていたが…ボールを失っても奪い返す、あるいは相手が緩慢なパス交換をするとカットする。

 16分には兵働の仕掛けからFKを獲得。30メートルの距離があり、エディもあり得た中で淳吾が直接狙うもわずかに外。入っておかしくない精度のあるキックだった。
 すると19分。これも敵陣で素早く切り替えてボールを奪取した伸二が、右サイドに張っていた淳吾へ展開。淳吾は縦に勝負し、下平をペナ内でかわしてそのまま右足でふわりと上げる。ファーで待っていたフローデが押し込み、先制。兵働が最後押し込んだが、その前にゴールだ。一瞬、バックスタンドは静寂に包まれ、「入った?入ったよね?」という感じだった。
http://www.youtube.com/watch?v=amhXGGqWUP0
 確かに早野氏の指摘通り、体調が万全でない下平の対応は甘かった。だが、淳吾は仕掛けることを思い出したのと同時に、おもちゃであるはずの右足でピンポイントのボールを上げることができた。これが嬉しい誤算だった。これができるならまだやれる。

 先制点が狙い通り取れたことで、ますます前への圧力を強める清水。特にボールを奪ってから、ドリブルや強気のパスで勝負することを全員が思い出したようだ。こういうプレーがない時期はゴールから遠ざかっていた。
 ペースが上がらないガンバを尻目に28分。左サイドオカから伸二、ワンツーで淳吾へのパスは一旦カットされるが淳吾が拾い直し、ライン際で2回溜めて速い折り返し。相手に当たったものの、意表を突かれたガンバ守備陣は釣られてしまい、こぼれ球に走り込んだ兵働が突き刺して2点目。
http://www.youtube.com/watch?v=qx7JgJ3fpc0
http://www.youtube.com/watch?v=c2bO6jQDmjU
 一連の流れは見事。個々の技術も高いが、人数をしっかりかけたから生まれたゴールだった。

 31分にも安田がオフサイドを取り損ねた隙を突き、右サイドに飛び出した伸二がクロス、オカが得意の形で飛び込み、いいコースを狙ったがわずかに外。一気に3点目かという場面だった。
 まだ前半とはいえ、ガンバは残り60分で最低2点取らなければならず、いつも仕掛けが早い西野さんのこと、もう前半から選手交代してくると思った。そう思った方も多いのではないか。この後、まず宇佐美がベンチに呼ばれた。その後、佐々木も呼ばれて前半から2枚代え?かとも思ったが佐々木はキャンセルに。このあたりが臨機応変に対応する西野采配だが、結局37分に宇佐美を投入。交代は下平。同じポジション同士の交代ではあまり意味がないので、こうせざるを得ない。下平の状態を考えれば妥当。これで安田を左に戻し、武井が右SB、橋本がボランチ。さらに二川が右、ルーカスが左、グノ・宇佐美の2トップと半分以上ポジションを変えた。

 これで少しガンバが攻勢をかけ、38分に二川のシュートが飛んでくるが海人がセーブ。宇佐美が独力でバイタルでの仕掛けからフィニッシュまで持ってくるのでケアしないといけないが、清水ペースのまま前半を終了。

 2-0は確かに相手にプレッシャーを掛けられたが、ネジを巻いてくる後半からが本当の勝負。今までのことは忘れて、再びアグレッシブに戦えるかどうか。受けに回ったら2点差くらいすぐに追いつかれる。ただ、試合後に気付いたことだが西野監督のハーフタイムコメントが意外にさばさばしていたようだ。

 後半、ガンバはまず右から仕掛けてきた。2回あったCKを何とかしのぐと、51分に宏介が積極的に(今日はこの姿勢が良かった)仕掛け、兵働へ返してクロス。この時点でペナ内になんと5枚。伸二が難しい体勢で合わせたヘッドは、浮いたが枠を捉えてCKを取った。これを続けていければ得点の可能性は高まる。

 さらに54分、エディからのリスタート。ペナ手前右でフローデと淳吾が絡み、オーバーラップしたイチへフローデは出したのだろうが、オフサイドなく伸二が取り、イチ、淳吾がヒールでイチへ出し、クロスに合わせたのはフローデ。だがこれが藤ヶ谷の正面を突いてしまう。これは決めなければいけない。お膳立ては完璧で、和道が何度もオフサイドをアピールしているが映像を見る限りはない。うーん、もったいない。
 1分後、今度はフローデが左サイドでマイボールにし、速攻から伸二が持ち込んでシュートも再び藤ヶ谷。57分、ペナ手前いい位置で得たFKをクイックで始め、淳吾がシュートもまた藤ヶ谷。これだけのチャンスがあってダメ押し点が取れないというのは、むしろ嫌な予感がしてくる。

 ガンバは何とか流れを引き戻したいと、このタイミングで佐々木を投入してきた。つまり、ここで本当に主導権を取られてしまうと、一気に行く可能性もあった。だが、この直後にとどめを刺せたのは幸いであった。61分、ボールを奪って兵働が右サイドの淳吾へ展開。この流れではゴール前伸二とフローデだけだったが、今度は淳吾が左足で上げてフローデへまたピンポイント。今度こそ決めて3点目。勝負あった。
http://www.youtube.com/watch?v=1HkdqIMTsh8
 2-0の段階では全く安心できなかったが、これで少し落ち着けた。話では、このゴールが入って決勝チケット販売所に人が流れていったとも聞く(苦笑)。

 ゴール裏は、準決勝という大きな舞台などお構いなしに、駒込とガニャーを演奏。このところ駒込は悪い流れになっていないので、信頼を勝ち取り始めている。
http://www.youtube.com/watch?v=cI0HJJjgFUE
http://www.youtube.com/watch?v=gVjHPcG3DtY

 68分には淳吾がいい形で抜け出し、フィジカルで負けずに突進してきたのだがファウルを取られゴール裏騒然。直後、健太監督は伸二に休養を命じ、テルを投入した。本当はまずフローデを代えた方が、カウンターを狙うとはっきりメッセージ出す意味でもよかったが、伸二が警告1枚貰っていて、リーグ戦の仙台戦のような事が起きてもいけないので…。

 実際、テルを投入したあとガンバに押し返された。オカがフィニッシュまでやり切れずにカウンターを食らい、左サイドに移った安田が深い位置まで進入してくるようになる。71分にガンバが最後のカードで平井を投入すると、その直後にも安田に突破され、低いクロスを平井がちょこんと合わせた。だが右ポストを直撃。跳ね返りにルーカスが詰めたがこれも外れ、ツキが味方してる。危険な時間帯なので、少し落ち着きたい。

 だがピッチ内の選手たちはそういう意識があまりなかったのかもしれない。76分、カウンターから右に流れたフローデがクロス、オカが拾って走り込んだ淳吾にお膳立てしたが、淳吾のシュートは左ポスト。持ってる選手は決めるけどな〜。さらに、右サイドでイチが拾ってクロス、ファーに抜けて兵働シュート、さらに宏介シュート。この時間でこれだけ走れるというのはなかなかのものだ。

 78分、健太監督はベンチに座りながら次の交代策を話し合っていたが、フローデに代えて元紀。カウンターの急先鋒という意味では一樹でもよかったが、ここはFWのファーストチョイスを選択。2トップにするのではなく、オカを真ん中に持っていき、元紀が左ワイド。さすがにこの展開で、休ませる決断ができた。納得の采配だろう。

 ガンバは一旦来た流れをすぐに手放すような状況で、攻撃は散発。宇佐美や平井が単独で仕掛けてくる時はあるが、厚みがなかった。ここはタメを作れる7番の不在が影響したと言えるだろうが、既にスコアは0-3だ。

 このまま終われば完勝という中、ロスタイム直前、兵働が負傷して立ち上がれない。自力で外に出た後は立ち上がって歩いていたが、交代枠を残していたチームは最後に真希を投入した。相手の攻撃をしのぎ切り、試合終了。まさか天皇杯準決勝でVICTORYが歌えるとはね。 
http://www.youtube.com/watch?v=SlpNr-PC5kU
101229-06.JPG 勝ちロコはやらないものだと思ってたが、コールリーダーが「肩を組んで下さい」と言ってたので、率先してやろうとしたわけか。カップ戦なので、選手たちは一旦戻ってまた出てくるというわけにもいかず、その場で勝ちロコ。これも、特別というよりも自然体でやることやろうという雰囲気にしたのは悪くないのかもね。
 また「国立へ行こう」を歌ったが、「国立で勝とう」に途中から変わったのがうまく伝わらなかった模様(苦笑)。
http://www.youtube.com/watch?v=3Rlf3eSnkqk
http://www.youtube.com/watch?v=ci203D3tcyY
http://www.youtube.com/watch?v=pdqWEuPx-SE
 ヒーローインタビュー淳吾。
http://www.youtube.com/watch?v=bHs3zUaC7I4

 今季ベストゲームと言っておかしくない、見事な試合だった。改めて、いい時は手がつけられないチームであることを印象付けた。遠藤不在の影響はあったかもしれないが、その時にやろうとした手段をも打ち砕いたと考えれば、気持ちで圧倒的に上回っていたというのが正解だと考える。試合後、健太監督と握手を交わした西野監督が、半ばあきれ顔だったのを見ると、ガンバが悪かったのと清水が良かったので仕方ないという感じだったんじゃないかと。

 山形戦から何が変わったかといえば、ゴールへ向かう姿勢だ。ゴールを取るために何をしなきゃいけないのか、その最短距離をチームが思い出し、どんどん前へ襲いかかった。だから中盤も支配できた。この状態を忘れずに元日を迎えたい。本来は、5点くらい取れる試合だったが、外した分は元日に決めてもらいたい。

 また、チームが攻撃的にやれている時は、後ろも細心の注意を払って色々な場面で対応できると感じた。海人はキャッチからのスローが早いので、流れを大事にできている。岩下とエディのコンビが急速に良くなっており、チャレンジとカバーのバランスが良くなってきた。岩下がアラートな状態を保ち、かつシンプルなプレーをしている時は、後ろのリズムも崩れない。このまま最後までいって欲しい。 

海人…2試合目ということで落ち着きは違う。1年前の名古屋戦と比べればもう少しという面はあるが、現状では十分。08年ナビスコ決勝も海人だったのは幸い。経験を生かす時。
イチ…実質アシスト1。ミスはもう少し減らしたいがすぐに直るものでもなく、あとは意識の問題。
岩下…2試合続けて良かったのは今季初。この時期になってようやく落ち着きを取り戻してきた。エディのコンビも良好に。足が痛いのは分かるが、審判への印象を悪くしないように。鹿島戦は今季リーグ戦で最も良い出来だった相手。去年のことは払拭しているはず。
エディ…この時期にいい出来を見せられると、後半戦の負傷離脱回数がもったいないと感じるものだが、要所で持ち上がっての攻撃参加やハードなプレーはチームに良い効果をもたらしている。弾くところは弾けているし。
宏介…対面が安田だったからか知らないが気合が感じられ、攻守ともにアグレッシブ。どんな相手でもこれくらいできるようになれば、まだ伸びると思うんだが、ビビるとそれが出なくなる。次もビビらずにやりたい。

タク…今回はいつもより楽できたのかなと。チーム全体で切り替えが早く、タクにお任せの守備回数が減った。むしろそういう試合だったのに何度かミスがあったのは気になるので反省して欲しい。
伸二…運動量もあったし、山形戦と比べて持ちすぎることもなく、周囲をうまく使えていた。鹿島戦は得意だと思うので、伸び伸びやって下さい。
兵働…ボール捌きに余裕があった。途中からポジショニングもしっかり考えてプレーできていた。ただ最後に…。

淳吾…最初誰だか分からなかった。髪バッサリ効果か知らないが王様プレー復活。右足で精度の高いボールが上げられるとは。本当は持ってる選手は1点取るんだけどな…あのポストの。決勝で決めて下さい。
フローデ…120分で中3日、コンディションの不安を一掃。2点取ったのはクロスが良かったのもあるが、流れの中で存在感抜群だった。早めの交代でラストへ備える。
オカ…なかなか取らないな。最後に取ってくれるんだろうか。フィニッシュまで考えすぎないことを祈る。

テル…あまり目立つことはなかった。無難だといえばいいのか分からないが。
元紀…最後、岩下に怒られていたが、受け手と出し手のタイミング把握を。あとは積極的にシュートを。
真希…時間が短いが1本惜しいチャンスが(オフサイド)。

健太監督…こういう試合になるとは思ってなかったんじゃないかと。時間とともにうまくマネジメントし、累積1枚の伸二をまず代えて、次に疲労考慮でフローデを代えて。最後はアクシデントなので仕方ないし、負けてる時は一樹投入のつもりだったんだろう。安心してみていられ、かつ教え子たちが頼もしく見えたんじゃないか。健太さん自身、これからいろんな仕事をする中で、タイトルホルダーとなるかは大きな要素。最後に、是非胴上げされて欲しい。


 いよいよラストゲームを迎えることになった。だから、本当は色んなことをここに記すだけ記して、国立に向かいたいという気持ちもある。ただ、それはしないし、できない。なぜなら、第一次長谷川政権ラストとなる試合でも、また多くの選手が出るとしても、国立には思い出作りのために行くんじゃない勝たないと意味がない。タイトルに王手がかかったのは、健太体制になって3度目だが、ベスト4や8を入れれば数知れず。何度も悔しい想いをしてきた、その経験を、今度こそ国立で生かす時だ。

 今季は「鹿島を破るために」スタートし、システムや戦術を変えた。最後にその相手と対戦するとは、なんということだろうか。「最高の相手」という監督の言葉に偽りはないはずだ。鹿島はリーグ戦後半からずっと、内容が上向いているとは言えない状況で、経験豊富な選手たちも疲労の色が濃い。ただ、準々決勝では名古屋に追い付かれながら突き放し、準決勝ではFC東京に先制されながら、慌てずに采配などで修正して最後に勝利を手繰り寄せた。内容はどうあれ、勝利への執着心はずっと見習うべきものだろう。

 一つ、空中戦に強い岩政が戻ってくるかどうかポイントだったが、どうやら戻ってこれないようだ。これはフローデを有している清水にとってアドバンテージになる可能性がある。鹿島は大岩でなく中田浩二をCBに配し、ビルドアップの安定感やバランスを求めるようだが、ガツガツ入ったFC東京にも押されたように、清水としてもまずはアグレッシブに入りたい。

 そういう中で、ガンバ戦で見せたようなサッカーまではいかないにしても、それに近いものを表現すべく、中2日でも同じメンバーで臨むとみられていたが…サッカーの神様は時に残酷だ。キャプテン・兵働が出られなくなった。あの時間帯といい、症状(左足小指骨折)といい、最も国立でリベンジして欲しい選手だっただけに、ショックだ。ただ、カップを掲げるチャンスは残っている。試合は仲間に託し、試合後にピッチ上で受け取って欲しい。

 この離脱で当然、中盤のバランスは崩れるだろう。淳吾を下げる手もあったが、伸二と淳吾のCHが一度やって機能しなかったこともあるし、淳吾が調子を取り戻したことを踏まえ、健太監督は真希を入れるだけにするようだ。真希が兵働の代わりをするのではなく、真希の色を積極的に出せるかがポイントだ。過去の成績を踏まえれば、この布陣では不安があるが、ここまで来て布陣が機能するとかしないとかで勝負は決しない。

 相手が鹿島だから何かするという意識は、現場には特にないようだし、我々もそういうスタンスでいいんじゃないかと思う。あくまでも貫いてきた清水のサッカーを、大舞台で出すだけだ。今までは、勝ちたい気持ちが強すぎて体が硬くなり、本来のサッカーができずに負けてきたが、今の選手たちはこのメンバーでサッカーに取り組む日々を楽しめているし、いい感じでリラックスできている。どうぞ、やりたいようにやって欲しい。それが結果にもつながるだろう。

 激動の今オフとなっているのは明白だが、クラブはこれからも清水エスパルスとして続いていく。決して大きくないこのクラブが今後、さらに前進するのか、後退を余儀なくされるか、明日の勝敗に掛かっていると言っても過言でない状況だ。ただ、現場は最後に大きな結果を出そうと一致結束している。サポーター、関係者全員もこれに乗っかり、大きな集合体として国立に挑もう。何としても掴み取りたい。エスパルスの将来のために。

 今年も一年ありがとうございました。ツイッターの利用により、ブログの更新が減りましたが、今後とも宜しくお願い致します。

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22:12更新 | コメント(7) | トラックバック(0) | カテゴリ:エスパルス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お疲れ様です。今年いろいろお世話になりました。
ありがとうございました。

来年、というかまずは明日よろしくお願いします(笑)。

苦戦必死でしょうが「鹿島はやはり鹿島」であってほしい、と
祈って国立に向かいます。

兵藤選手は残念ですね。連れの高校の「後輩」ということも
あり、他チームにも関わらず思い入れがあったりしました。
岩政も無理そうなので残念ですが、もうここまで来たら、
日程や負傷者や好不調言っていられない、と思うことにします。
後から文句は言うかもしれませんが(苦笑)。

準決勝より1時間早いキックオフですが寒いでしょうね。
防寒対策と西日のまぶしさ対策(アウェイ側はあまり影響ないかな)
しっかりしてお越しくださいませ。
もしタイミングあえばご挨拶したいと思います。

明日よろしくお願いします。

では良いお年を。

Posted by gonta at 2010年12月31日 23:06
前日もご丁寧にありがとうございます。
明日はよろしくお願いします。

岩政もチームの顔だけに残念ですね。フローデとバチバチやって欲しかったですが。

寒いと報告を受けておりますが、アウスタもなかなかの寒さでしたので、覚悟しています。
では、良いお年を。
Posted by mokichi at 2010年12月31日 23:15
準決勝はラジオ観戦でしたが、
ラジオからも感じられるほど
エスパルスの攻撃はアグレッシブで
聞いていて楽しいものでした。

この攻撃をリーグ後半でもやってくれよ・・・
と思っていたのは内緒ですがw

決勝戦、自分はTV観戦ですが魂込めて
応援します。現地は頼みました。

また来年も楽しく観戦しましょう!
それでは、良いお年をお迎え下さい。
Posted by Maxi at 2010年12月31日 23:20
こんばんは。
ラジオでも分かるというのは嬉しいですね。
寒くなってまた走れるようになったんですよ…きっと。

現地お任せ下さい。よいお年を。
Posted by mokichi at 2010年12月31日 23:34
明けましておめでとうございます。
そして現地応援、大変お疲れ様でした。

結末は…つらいものでした。
現場はどういう感じだったのでしょうか。

この記事を読んでハッとさせられたのですが、今季は確かに「鹿島を破るために」がスタートでした。
その意味では、残念ながらまだ鹿島が1枚上手でしたね。
宿題が残ってしまいましたが、それはまた次の代にということでしょう。

mokichiさんの「第一次長谷川政権」という言葉も気に入りました(笑)
リーグ最終戦で負けた際、「このまま終われないという想いが強くなった」と長谷川健太監督は述べましたが、今回の敗戦により、いつかまたこの言葉を
体現しに、パワーアップして戻ってきて欲しいと願っています。
Posted by flowers for football at 2011年01月01日 23:07
あけましておめでとうございますm(_ _)m

完璧なコンディションの調整ミスです。
試合する前から負けてました。
また来年頑張りましょう。


あの〜噂できいたんですが、長沢駿って長澤まさみの弟なんですか?
Posted by 青鷹 at 2011年01月02日 16:33
>flowers for footballさん
あけましておめでとうございます。応援の力も及ばず、選手たちにも悪いなと思った次第です。歌ってる曲が伝わらなかったり、合わなかったりっていうのは国立だから仕方ないにしろ、そういう部分もこだわらないといけないんだろうと思います。

現場はまぁ…試合後、松葉づえの兵働に1人1人抱き合ってましたが、サバサバしたもので、これが最後って感じがあまり出ずに終わりました。

私自身が第二次を期待しているからですけどね(笑)。今度は勝負勘を携えて戻ってきて欲しいです。

>青鷹さん
あけましておめでとうございます。
ガンバの分まで頑張れずに残念です。

駿にそんな噂あるんですか?全然違いますよ(笑)。
Posted by mokichi at 2011年01月03日 23:20
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