2010年09月25日

掲げたミッションは絶対に終わらせない

 このチームは勝たなければならない。

 別記事でプレビューを書くのは8月7日の鹿島戦以来。あの試合に勝利し、前半戦を首位でターンしたが、後半戦は1勝1分け4敗と苦しんでいる。そして迎える名古屋との大決戦。「重要な一戦」という言葉では済まされない。優勝することを考えれば、今の順位は関係がないが、名古屋との差は8ポイントまで広がった。勝ってもまだ5ポイント差であるが、敗れれば11ポイントに広がってしまう。一般的に、この時期に2桁の差が出来てしまうと、ひっくり返すのは非常に厳しい。

 さらに言えば、エスパルスはこの試合の後、中3日でナビスコ準決勝・広島戦、さらに中2日で鹿島戦。いずれもアウェイでの戦いを強いられる。次節は日程、対戦相手と非常に厳しいものであることは明らかで、今節で勝ち点1以下に終わってしまえば、優勝争いからは脱落してしまう可能性が高い。もう勝ち点3しか要らないのだ。

 川崎戦で連敗を脱出し、きっかけを掴んだかに見えたエスパルスだが、大宮戦は過密日程の影響もあって本来のサッカーが出来ず、1週間空いた浦和戦でもその姿は見られなかった。今年は強烈な個を持つチームや組織に対しての対抗策としてシステムを変え、運動量を多くすることでお互いをカバーし、攻撃も守備もアグレッシブにやるというスタイルで戦ってきたが、このところそれを忘れ、下がってのプレーが多くなってしまっている

 名古屋は中断明け8勝2分け1敗と圧倒的な強さを見せている。前節は引き分けたが、守備で絶大な力を発揮していたダニルソンと、調整役としてバランスを取っていた中村を同時に欠き、しかもパフォーマンスが悪いブルザノビッチにこだわったことで劣勢となっただけ。後半に追い付いて、悪い中でも1を拾うことが出来るわけだから、強いチームであることは間違いない。

 今回はダニルソンと中村が先発に戻り、ベストメンバーが揃う。前回の対戦では、ピクシーがエスパルスの攻撃陣をリスペクトし、あえて中盤の形を変えてマッチアップさせた。結果としてトップ下に入った玉田が生き、効果的な部分もあったが、こちらの攻撃陣も目覚めて壮絶な打ち合いとなった。今回は、あれから2ヶ月経って熟成させた布陣をそのままぶつけてくるんじゃないかと思っているが、ピクシーが「サプライズ」を準備していると意味深な発言をしている。アレックスのSBなど、いくつか違ったオプションを考えているのかもしれない。

 名古屋の攻撃は当然ケネディが軸だが、このところケネディよりも両ワイドの金崎と玉田がゴールに絡むシーンが多い。そして困った時のセットプレーは相変わらず脅威だ。高い個の力を最大限に利用し、裏方に回る選手はきっちり役割をこなして完成度を高めてきた。

 今回、エスパルスはイチが出られないということで、平岡を右SBにスライドさせ、岩下をCBに入れる最終ラインで臨む。試合の頭からこの布陣で臨むのは今季初であるが、試合途中に平岡がSBをやるケースは何度かあった。岩下と平岡を比較して、岩下がSBではないのか?という考え方もあるが、平岡のほうがSBには慣れているし、色んな事を器用にこなせるという良さがある。また去年、今年とタイミングのいい攻撃参加から得点に絡む仕事もしているし、総合的に考えて平岡のSBは妥当なところだろう。攻撃面で期待が大きい辻尾は不振だし、そもそもイチも状態はよくなかった。ストロングポイントを出せない選手を無理に使うのであれば、守備から入れる選手のほうがベターだ

 CBタイプの人間が1人増えることによって、相手のストロングポイントであるセットプレーに対抗することが出来る。また、エスパルスも中盤戦まではセットプレーで取れるチームであったが、このところうまく合わず、やり切れずにカウンターを食らうケースが多い。だが今回の布陣であれば、入らなくともチャンスになる場面が増えることは期待される。

 そして平岡SBの利点はもう1つある。玉田、マギヌン、ダニルソン、阿部と左利きの選手が4人先発に名を連ねるため、名古屋が左サイドから攻撃を仕掛ける回数は増える。平岡が高い位置を取り続けることが考えづらい以上、クロスブロックにしろ、突破阻止しろ、守備面で貢献することが求められる。相手の左サイドを食い止め、逆サイドに運ばせれば、クロスが上がってきても平岡が中に絞って弾くことが出来る。狙いとしてはこれだろう。守備に不安のある宏介は、下がってしまうと金崎にぶっちぎられてしまうだけに、先手を取れるかが勝負だ。

 エスパルスのゲームプランはいつもと同じだ。最近は出来ていないが、とにかく先制点を奪うことだ。ここまでくれば、セットプレーだろうが相手のミスだろうがなんでもいい。鹿島戦も川崎戦も思い返せばPKだったが、先に奪ったから優位に立てた。
 だが当然、そのようなラッキーな得点を待つのではなく、自分たちで取る努力をしなければならない。ここから先は最近何度も言っていることだが、サイドを有効に使えていないのだから、ラインを高く保つ、プレッシャーをかけた時に全体をコンパクトに保つ、そして中盤がボールを失わずにつなぎ、サイドバックを引き出すことだ。全体の距離が遠いから、フローデへのロングボールが増える。これをやったところで闘莉王・増川に弾かれるのは目に見えているし、単純なクロスボールでも同じこと。ボールを大事にすれば、周りも信頼して連動し始めるだろう。相手はカウンターに弱いので、マイボールになったらどんどん仕掛けること。前回の対戦でも3点取れているわけだから、自信を持ってやってほしい。

 当然、下にいるチームなので、必死さや激しさというのが求められるが、それだけでは勝てない。今年やってきたサッカーには「楽しさ」があったはず。結果を出さないといけないからと硬くなるのでは、去年までと比べ成長がない。満員が予想されるスタジアムでプレー出来ることに喜びを感じつつ、流れを変える絶好機だ。幸い、気候も涼しくなってきた。1人1人が相手を上回る運動量を見せれば、必然と前の人数が増え、ゴールチャンスも多くなる。ポジティブシンキングを忘れずに戦おう。


 エスパルスは過去にないほど必死になって頂点を掴もうと戦っている。理由は清水に関わる人間でなければ分からないことかもしれないが、どうしても今年、この体制で勝ちたい。勝たなければならない。その想いをここで爆発させる時だ。5年半も同じ体制で戦ってきたところを見せてやれ。こんなところで脱落している場合じゃない。

(※現地へはどうしても行けないので、皆さんには多大なサポートをお願いしたい。)

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2010年09月21日

['10J1第23節]浦和vs清水

2010年9月18日() 16:03 KICKOFF
J1第23節@埼玉スタジアム2002
浦和レッズ11-11清水エスパルス
0-0
19分 エジミウソン
柏木
主審:村上
天候:晴れ
観衆:38,909人
38分 岡崎
ボスナー
ハイライト
http://www.youtube.com/watch?v=6-pLhRuWbpw(Jリーグタイム)
http://www.youtube.com/watch?v=oXWlEJNzSqw(アフターゲームショー)
両監督インタビュー
http://www.youtube.com/watch?v=oKfvqj4K5Qo

 1試合として見れば、白熱した面白い試合だった。だが、勝たないといけない状況で勝てないどころか、内容がまだ良くなっていない。残りを考えれば、追い込まれてきている。
100918-01.JPG 今年2回目の埼スタ。浦和美園駅から歩く中での高揚感はいつも変わらない。浦和にはこのところよく勝てているが、チーム状態があまりよくないので、期待と不安が入り混じる。そして暑さは、さすがに大宮の時に比べればなかった。ちなみにスタグルメは今回食べず。
 浦和戦の時は試合前の応援がいつも気合が入るわけだが、縁起をかついでかナビスコ浦和戦と同じく、リバイブをアカペラで歌った。そしてマーチ。
http://www.youtube.com/watch?v=5owRFyHSFQM
http://www.youtube.com/watch?v=OYTvib2neYw
 こちらの応援練習が終わった後、最近できた浦和の新応援をじっくり見れたが、中央に集まって飛び跳ねる迫力がなかなかすごかった。ゴール裏でもざわめいたしね。
http://www.youtube.com/watch?v=dLxFQZBNUeU
 ちなみに他会場の経過が出て、名古屋がリードされているとの報に清水ゴール裏は拍手に包まれた。それから浦和レッズレディースが8-0でリードとの報には当然、埼スタが沸き返った。
100918-02.JPG 100918-03.JPG 100918-04.JPG
100918-05.JPG 100918-06.JPG
選手紹介 http://www.youtube.com/watch?v=k6jm3gjOTp8

 苦しかった大宮戦から1週間が空いた。現状のチームの課題、そしてどうしなければいけないかは大宮戦のレポでまとめたので、いちいち言及しないが、過密日程でない浦和戦、名古屋戦が勝負になるということで、何としてもきっかけを掴みたい。

 そういう中で、健太監督はまず腰痛を抱える岩下を先発から外した。大宮戦での強行先発がまだ腑に落ちないが、やはり万全でないのだろう。それに、来週はケネディと対峙しなければならず、エディを使っておかないとというのもあったはずだ。
 その他はいつものメンバー。左SBに宏介センターFWにフローデが復帰し、現状では最も無難な11人と考えられる。心配された伸二は急ピッチで間に合わせ、先発となった。仮に伸二がベンチスタートだと、過去にも機能しなかったし、先制点を奪うという姿勢が薄れてしまうので、先発させたのはよい判断だ。

 浦和は平川が怪我で欠場し、U-19代表の岡本が初先発。そうなると「サイドを狙え」いうのは首脳陣から選手へ言っていただろうが、自分たちの状態がよくない以上、それだけでサイドで優位に立てるとは思わない。田中達也が戻ってきたが、原口や高橋が好調ということで無理をさせずにベンチスタート。絶不調の時期を脱したが、FC東京戦も流れから点を取ることは出来ていないし、ホームではなかなか勝てていない。基本的な戦い方はずっと変わらないので、今までと同じような試合になることは予想していた。

http://www.s-pulse.co.jp/top_team/live/332.html
 まずは何としても先制点が欲しいので、積極的に仕掛けて欲しいと思っていたが、入りはどちらも気合が入っていて五分五分の印象。6分、左サイドでのスローインから兵働がクロス、淳吾がファーから飛び込んできたがうまくミートできず。これが最初に「形」となったシーン。
 8分、今度は柏木のシュートからCKを与える。西部がこの試合へ向けて浦上コーチと特訓してきたCKの対応、当然浦和もスカウティングで狙ってくると思っていたので注目したが、パンチングでしっかり逃れる。3回続いたので嫌な感じがあり、全体的に対応もぎこちなかったがしのいだ。
 12分にもペナ手前、浦和左サイドでタクか誰かのファウルによりFKを与えるが、これもパンチング。逆に13分、クリアを拾った伸二がヘディングで落とし、フローデがダイレクトで思い切って狙うもちょっと難しい。

 中盤の機能性がどうかという点では、怪我の影響が心配された伸二が思ったより動けて、ボールを触れている。それによっていいリズムの時間もあったが、伸二だけでは難しい。いい時はもっとスムーズにボールを動かして、いいテンポがあったが、ボールを保持しても各駅停車のように何度も止まってしまう。だから相手も対応しやすくなる。

 18分には、この日へ向けて何度も指摘した「個の仕掛け」をオカが見せ、縦へ突破。ヒールでラストパスを兵働に出したが、シュートはワンテンポ遅れてブロックされてしまった。さらに伸二のインターセプトからファーサイドのオカへクロスを供給するなど、いくつかゴール前に迫った。

 だが、こういう時間帯に失点するというのが、今のチーム状態なのだろう。19分、右サイドの高い位置でパスを受けたイチが滑ってボールを失い、カウンターを食らう。サヌから真ん中のポンテにボールが入ってしまい、右サイドに流れたエジミウソンへボールが渡る。エディが何とかコースを切ろうとしたが、完璧なシュートが左隅に決まって先制された。シュートスピードもコースも文句ないが、ああいう形で失ってポンテとエジミウソンにフリーで持たれれば、そりゃ失点するわって話。メンタル的に余裕があれば、あんなことにはならなかったと思うが、乗り越えるしかない。

 これで狙っていたパターンには持ち込めなくなった。浦和は相手のミスを突いたとはいえ、先制して勇気が出たので、よりアグレッシブになる。23分にもペナ手前の競り合いから拾ったエジミウソンがシュートも、西部のファインセーブ。さらにポンテがシュートもわずかに逸れて救われる。

 リズムが悪いエスパルスはサイドから攻撃を仕掛けたいが、相変わらずストロングであるはずの右サイドが全く機能しない。左サイドは対面の岡本があまり上がらないので、宏介が何度か仕掛けたが、好機を作るまでには至らず、決定的なシーンを作り出せない。そういう時はミドルシュートということで、34分、右サイドでボールを奪い、伸二のパスを受けた兵働がミドルを狙うもバーの上。

 逆に36分、右サイドに流れたポンテのクロスを、裏へ飛び出した原口がヘッドで合わせるも西部がキャッチ。真ん中をスルスルと破られた。さらに1分後、セットプレーの流れからエジミウソンのスルーパスに原口が反応。完璧に破られた上、かなり溜めて打たれた割にDFのカバーも甘かったが、至近距離で西部がスーパーセーブ。2点目を取られて何らおかしくなかったが、結果的にしのいだ。まだツキがある。

 あのような決定機が入らないと、逆にチャンスが来るもの。38分、真ん中でフローデが起点となり、右サイドで走りだした淳吾へ展開。淳吾はドリブルからペナ内でスピラノビッチをうまくかわし、ラインぎりぎりでクロスを上げる。これをオカが右足トラップから反転ボレー。見事なゴールで追いついた。
 ラインを割ったかどうかは微妙だが、その先は見事というしかない。何度でも見返したいスーパーゴールだ。淳吾が仕掛けてスピラノビッチを引っ張り出し、そこに伸二がよく走ってきていた。でもゴールはうまく封じられていただけに、あのコースでないと入らない。

 最近の試合でいえば、静岡ダービーと同じ展開。あの時は追い付いた直後に失点していたので、今回もそうならないか心配したが、何とか防いで1-1で折り返すことができた。先制されたのだから悪くはないだろう。「絶対逆転しましょう」と叫ぶコールリーダー。
 そして監督のハーフタイムコメントに、「残り45分で、疲れ果てて、倒れこむくらい走りきって」とある。裏でマネジメントしつつ、選手には叱咤するように言ってもいいんじゃないかとこの前言及したが、それをしたということで選手たちはネジを巻いて出てきたはずだ。と同時に、このままのスコアで進んだらどのように勝ちにいくのだろう?と考えながら待つ。

 「We are REDS」コールが起こる中、後半開始からポンテに代えて田中達也が入ってくる。アクシデントでの交代で、そのままエジミウソンの下のような位置に入っている。49分、右サイドからのクロスにエジミウソンがヘディングシュートも左へ。これもゴール前に人が揃っているのに競り切れていない。危険な場面だったが逸れた。
 エスパルスは51分、イチのアーリークロスにオカがファーで飛び込んだが、さすがに決めるのは難しい。こういう苦し紛れの場面が目立つ。

 それでも勝ち越すチャンスはあった。54分、西部のゴールキックからフローデに対するファウルでFKを獲得する。伸二、エディ、淳吾が話し合い。色んな状況を考えると誰が蹴ってもおかしくなく、山岸も読みにくかったろうが、淳吾が直接狙った。それも絶妙のコースに飛んだが、見事なセーブに阻まれてしまった。淳吾は「入った」と思ったかもしれない。
http://www.youtube.com/watch?v=KJyy5eWpLo8
 これで得たCKは伸二が入れたがシュートで終えられず、カウンターを食らいそうになるが、何とか阻止。最近やり切れずにカウンターというのが多い。

 後半も15分を経過し、前半からよく走っていた浦和の選手たちもちょっと足が止まってきた印象。かといってこちらも運動量で上回ってないので、カウンターの応酬になる。そういう意味じゃまだ全然チャンスはあると思ったし、本当の勝負はここからだと。

 そういう中でビッグチャンスを掴んだのは再び浦和だった。66分、フローデのパスがうまく通らずカウンターを食らう。またサイドが空いて、左サイドからサヌが持ち込んで中へ、原口がスルーパスを田中達也へ通し、シュート。西部に当たった跳ね返りが田中達也に当たり、ゴールへ転がったが、エディが執念でクリアした。
 2年前のリーグ戦でも、田中達也のシュートを4人がかりでゴール前クリアしたことがあったが、あれを思い出す。よくしのいだ。

 そして健太監督がこのあたりで真希を準備した。怪我を抱えているのでいつも通り伸二との交代か、あるいはミスの多い兵働との交代か…と考えていたが、なんと淳吾と代えるという。その時は怪我かもしれないと思った。見ている限りではそのままサイドに入っているが、これが戦術的な交代なら、確かにサイドはだいぶ苦しいけれど、点を取って勝たないといけない以上、決定的な仕事のできる選手は残さないといけない。

 70分、ペナ手前右サイドで伸二が倒され、FKを獲得。今度は淳吾がいないので、伸二が自分でいくかと思ったが、なんとエディがキャノン砲でなく巻いて狙った。意表を突いたつもりだろうが、バーの上へ外れてしまう。
 互いにボルテージが上がり、一進一退の攻防だが、浦和の攻撃がサイドからのクロスに偏ってくると、こちらも分かっているので弾くことに専念できる。ただせっかく奪ったボールも正確に繋げない。

 そして74分、エダ登場。淳吾が代わったので伸二を残さざるを得ないと思ったが、結局代えた。これで4-4-2、エダがサイドで真希がボランチにいる。ダイヤにするとサイドは手が負えないと判断したか。鹿島戦で成功したオプションを行使し、点を取りにいく現実的な采配。
 これである意味狙いがはっきりしたため、兵働がサイドから何度かクロスを上げ、フローデで勝負するというパターンは確立。精度を上げつつ、こぼれ球を狙う。

 77分、浦和は足が攣った岡本を代えるのは想定していただろうが、堀之内を入れて細貝が右サイドバックに。チーム事情だから仕方ないことだが、細貝が最後に真ん中にいたほうが嫌ではある。
 そして直後、決定機が訪れる。相手がフィニッシュまでやり切れずにカウンター。スローインから中央の兵働がオカへくさびを入れ、右サイドへ開く。真希がダイレクトで上げたクロスにエダが飛び込んだが、無情にもポスト。浦和はエダをフリーにしていたし、こちらの狙い通りの形だったのだが…。

 逆にこのカウンターで80分、右サイド高橋からのクロス、平岡滑ってしまい、エジミウソンの渾身のヘディングシュートが枠を捉えたが、再び西部がナイスセーブ。どちらもあと一歩までは詰め寄っているが、なかなか2点目が奪えない。

 82分、先に浦和が最後のカードで高崎を切ったところで健太監督が一樹を呼び寄せた。この判断もちょっと遅いが…右サイドでCKを取ったところでオカと代えて投入した。だがさすがに時間がない。ピッチ内の様子を見ると、何が何でも勝ち点3というよりは、1を見据えつつ3を狙うというような印象で、CK以外にチャンスはなかった。
 何としてでも勝ちたいというのは浦和のほうが出ていて、ロスタイム2分台にエジミウソンがカットインして狙ったが、わずかにバーの上へ外れる。そしてタイムアップ。終了と同時にスタジアムは静寂に包まれて異様な光景だった。頑張ったが、何とも言えないという気持ち。

 浦和サポから審判団へブーイングが降り注ぐ中、清水ゴール裏はコールなし。選手の奮闘を拍手でたたえるのみ。コールリーダーは何か叫んでいたが…。
http://www.youtube.com/watch?v=0hwlFfDyn-I

 引き分けという予想も、展開もある程度当たってしまったので、何とも言えない気持ちだが…。「仕掛け」の部分は大宮戦から一定の改善があった。ゴールシーンも淳吾が自分で仕掛けてアイデアを出したし、オカもそういう姿勢を見せてくれた。もっとそういう場面が出てくるようにしたいが、まずは一歩前進ということにしよう。

 しかしながらサイドは改善が見られない。真ん中の3人がハードワークして守備時にも攻撃時にも奔走すれば、そこそこのサッカーが出来るが、中盤の構成力が上がってこないので、中央で変化を付けられない、タメが作れずに行ったり来たりになるというのが一つ。それからサイドバック個々の不調。これはずっと言っている通り。こうなってしまうと、ウイングの2人が仕掛けてもそれだけで終わってしまう。ようは連動していない
 そういう時でも調子がいい頃は、セットプレーやミドルシュート、あるいは交代出場の選手が点を取って勝ち切ることが出来ていたが、それが出来ないということは状態はかなり悪いということだ。

 守備面においても不安が露呈した。大宮戦では前がかりになってカウンターでやられたということになるが、今回も含めて中央を破られすぎだ。5年間で築き上げたクロス対応ですら危なっかしいのがあるのに、サイドも中央もとなるとそれは失点する。よくカウンターの1点で済んだ。これが名古屋だったら大変なことになる。

 果たして「きっかけを掴む試合」になったのだろうか?どうもそうは思えない。勝つチャンスもあったとは思うが、それに相応する内容ではなかった。伸二がよかったことは収穫として捉えたいが、気持ちの部分もあったはずなので次どうなるかは分からない。まずは連動性を取り戻さないといけないので、前線からチェックした時に中盤がどれだけ前を向けるか、そしてボールを大事に保持して人数をかけたい。また穴を作らないように最終ラインとうまくコミュニケーションを取らないといけない。今年のシステムは、個々の運動量で相手を凌駕し、勝ちぬくということが目的だったはずだ。

 名古屋戦は単なる大一番ではない。清水エスパルスというクラブの今後を左右する大きな試合になる。ドロー以下ならば、今年クラブ(社長)が立てた目標の達成は難しくなるからだ。そうなれば当然、クラブとしてもいろいろなことを考えるだろう。ナビスコがあろうが天皇杯があろうが。今年どうしてもやらないといけないと固く誓ってスタートしたチーム。こんなところで沈んでいる場合じゃない。

西部…とにかく安全第一でのプレーを心掛けながら、好セーブ連発でチームを救う。次は苦手分野のハイボールがかなり多くなるので、この日以上の集中力をもって立ち向かうこと。今度こそ波をなくしたい。
イチ…痛恨のスリップ。徐々に高い位置でプレーする機会は増えてきているが、可能性を感じるクロスはないし、変化にも乏しい。その分弾くところは頑張ったが…。
平岡…正確には覚えてないが、何度かつまらないミスで相手にボールを渡し、速攻を食らった。状況判断を早めたい。後半は多くのクロスをよく弾いたが、スリップは怖い。
エディ…久々の先発で気持ちは感じた。2枚目が出ないかヒヤヒヤしたがコントロールはできていた。だがビルドアップ時のリズムが悪い。失点場面は何とか触りたかったが…。
宏介…一時期に比べればまずまずで、間合いの問題はあるにせよ頑張ってはいた。仕掛けはどんどんしていいが、相変わらずアタッキングサードでのプレーが一辺倒なので読まれやすい。とにかくもっとレベルアップを。

タク…ちょっと疲れている。ボールを奪う、コネクトすることは当然だが、ポジショニングの取り方が少し…いい時は早めに芽を摘んでくれたんだが。
伸二…足首の怪我はどうしても気を使わないといけないので心配していたが、逆にそのことと埼スタでの試合ということで奮い立ったのか、最近の中では良い出来だった。あそこまで走らなくてもいいんだけど…高いレベルで求めたいので、これを最低限にペース配分を考えてプレーしてほしい。特にスルーパスは増やしたい。あとCKは淳吾や兵働に譲っていい。
兵働…しっかりしてほしい。伸二がせっかく動けていたのだから、もっとボールを回したかったが、イージーミスが多すぎる。後半になって少しはマシになったが、やってもらわないと困る。

淳吾…なかなかボールを受けられずに苦しんだが、同点弾の演出や惜しいFKなど見せ場は作った。走れてはいる。交代は監督の判断だからどうしようもないが、風邪?なのであればコンディションに気を付けて。
フローデ…もちろん奮闘しているのは誰が見ても分かる。懸命にボールを収めようとしてくれた。ただ1週間空いた中での出来としては…今年も夏場を過ぎて落ちてきているのかもしれない。その仕事に固執してあまりフィニッシュに絡めなかった。
オカ…あれは偶然だろうが狙いだろうが見事というほかない美しいゴールだ。仕掛けの部分でも何度か頑張ってくれた。コンスタントに取り続けて欲しい。

真希…求められた役割がなんとも言えないが、守備のほうが大きかったのかな…と。だから動き回ってサイドを抑えながら、逆に出ていくということはこなしたと思う。途中からボランチに。
エダ…決まってれば文句なし。今はこういう形で出場していくしかない。
一樹…もう少し時間が欲しい。決定的な仕事はできず。

健太監督…先発の人選は妥当。だが課題をチームに落とし込めていない気がする。ちょっとメンバー的にも刺激を与えたいが、かといってそういう選手が元気ではないという…テルを使うというのも選択肢に入るかもしれないが。
 淳吾の交代は、足が止まってサイドからやられるのを気にしたのだろうが消極的。勝たないといけないという采配ではなかった。下にいるのだから、安全志向でやっていてもしょうがない。1が0になっても1しか変わらないんだから。それでもエダが決めていれば成功ってことにもなるんだけど…。

 次に向けてやることは、全体をコンパクトにしてのポゼッション、そしてサイド攻撃をするための連動性、個々の仕掛け、一連の動きを確認してもらいたい。また忘れてしまっているようなので、鹿島戦や川崎戦のビデオを見てイメトレをした方がいい。当然、プレッシャーはかかるだろうが楽しくやってほしいので。去年は楽しめなかったから苦しくなった。それは忘れてほしくない。

 当然勝ち点3のみの試合なので、浦和戦のような展開になった時を考えてシミュレーションしてほしい。オプションが限られてきている。エダを入れて4-4-2、これはこれでいいけども、一樹を使う時にどうするか。オカと代えてでは面白くないので、去年のような変則3トップも視野に。淳吾を残すと、4-1-2-3では2の位置に入れなくてはならないので、それももったいない。そうすると4-2-4のような形しかないだろう。
 伸二もできれば90分使える状態にしたいし、4日間でやることは山積みだが、この体制で頂点に立ちたい。その想いでやってきたのだから、何としてでも勝つという姿勢をもう一度見せてもらいたい。

P.S. 浦和は今までのうっ憤もあったと思うが出来がよかった。そういう意味ではドローで良かったとも言えるけど…うまく選手がハマってきてるのかなと。原口は決めるところ以外は動きが戻ってきていたし、高橋もなかなか怖かった。今年は3戦やって全部熱い試合になったので、うちが2勝1分けっていうのはちょっと幸運もあるけど、次も面白い試合になりそうな気がしている。

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2010年09月14日

['10J1第22節]大宮vs清水

2010年9月11日() 15:05 KICKOFF
J1第22節@NACK5スタジアム大宮
大宮アルディージャ31-00清水エスパルス
2-0
45分 ラファエル
62分 マト、73分 李天秀
ラファエル、金久保、
鈴木     坪内
主審:扇谷
天候:晴れ
観衆:12,888人
市川、本田
ハイライト
http://www.youtube.com/watch?v=3B4_qeYgf6A
http://www.youtube.com/watch?v=4AWkvQL_w6w

 ちょっと長文になる。今年こういう試合を生で観るのが初だったので、ショックはショックだった。勝ちようのない試合が1年に1回はあると思うが、これで2回目。ナビスコも入れれば3回目。また色々と問題が噴き出しているので、整理して次へ向かいたい。それと同時に、これだけやれる大宮は残留争いをするなと言いたい。

 NACK5は昨年の開幕に続いて2回目。大宮駅までちょうど1時間くらいだから大して遠くないなし、2回目だから道も迷うことはない。ちなみに最初の写真は氷川神社。ただ日中に移動するので、暑さが尋常じゃない。大宮に着いてからは通常以上の暑さを感じる。この環境で試合するのはさすがに厳しい。
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 今回はゴール裏じゃないのでゲート1から入る。ちょうどアルディージャのチームバスが到着した時だったので1枚。
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 ちなみに私はそこまで見る余裕がなかったが、アルディとミーヤがなんかショーをやっているらしい。
http://www.youtube.com/watch?v=dM8wpbN59Pc
 このように直接陽が当たるので、皆さん日陰へ避難していた。トイレ前なんかすごかったからね。何とか涼しくなろうとかき氷に飛びついた。250円。
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 「絶対優勝」の幕は久々に見た。
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 シュート練習。相変わらずエディの左足は危険だ…最初に軽くゴール裏へ打ちこんだかと思えば、キーパーがまず取れないコースに決めて見せたり…。フローデはさすがだったね。2枚目は大宮側のビッグフラッグ。
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 ギリギリ勝ち残ったナビスコ杯から中2日、当然今回もコンディションのいい選手を起用することになるが、健太監督が取った策は2つある。1つは代役がいないために出ずっぱりだった宏介をサブに回し、ようやく戻ってきたアラタを先発起用すること。復帰し立てで攻撃に絡めないことは織り込み済みだったろうが、宏介の守備力を考えても仕方のない策と言える。そしてもう1つはフローデをサブに回し、駿を先発起用。正直驚いたが、去年は連戦でも休ませなかったために疲労が溜まった上、今年の暑さ。何とか配慮したい意向がうかがえる。天皇杯で何とか結果を出し、ナビスコでも数分出場した駿がどこまでやれるのかが最大のポイントだった。

 大宮は先発布陣の予想が割れていた。天皇杯では変則3トップをテストしたが、守備のリスクを考えて採用せず、素直に李天秀とラファエルを並べた。そして2列目に金久保。一時期外されていたが、コンディションが戻ってきたから使うという単純な理由だったようだ。ボランチでは加入したばかりの李浩がまだフィットしていない中で、最も安定している金澤・青木のコンビを選択。怪我で戻れない深谷を除き、現状のベストメンバーが揃った。

 特に金久保が復帰することにより、鈴木監督が志向するポゼッションの計算が立つ。そして大宮は天皇杯から中5日、清水はナビスコから中2日。コンディションで大宮が優位に立つのは明らかで、ボールを動かして相手を疲弊させながら攻め込むというのは想像がつく。だから、ここ最近と同じように「我慢できるか」だ。

http://www.s-pulse.co.jp/top_team/live/331.html
http://www.ardija.co.jp/game/j-league/2010/0911.html

 スタートとしてはだいたいいつもの大宮戦という感じがした。まず4分、金久保がミドルを放つも西部がセーブ。7分、右サイドで伸二が倒されFKを得るが、この時伸二が左足首を痛める。FKは淳吾がファーを狙って蹴ったものの、平岡は触れず。最近ファーを狙うことが多い。
 12分、今度は西部からのキックを駿が頭ですらしてオカが飛び出す。相手を1人かわして左足シュートもミートできず。直後、今度は大宮がCK、こぼれを村上がミドルで狙うが枠外。お互いにバランスを崩さないようにしながら、少しずつジャブを放つ展開で15分を迎えた。

 疲労に加えて15時キックオフで暑さもいつも以上だし、苦しいだろうなと思いながら見ていたが、その割には全体的に高い位置からプレッシャーをかけて、何度か嵌めて奪うことが出来ていた。後半になればさらに動かなくなることは想定されていたわけで、前半のうちに有利になりたいという気持ちだろうし、後ろが集中を切らさずに踏ん張ればチャンスはあると思っていた。

 15分には中盤でポゼッション。相手のプレスが緩くなったところ、フリーで受けた伸二が淳吾へ出すと、バイタルが空いて淳吾もフリー。左サイドで素早く展開し、走り込んだ兵働がクロスを上げるがCKに変わる。だが空いているところに顔を出してつなぐというのが出来ている。
 だがゴールの匂いという意味では、大宮のほうに分があった。16分、最初の決定機。バイタルエリアでボールをもったラファエルが、ペナ内へループパス。これに走り込んだ藤本主税がボレーで狙ったがバーの上。見事な裏への飛び出しで、こちらの最終ラインは全くついていけなかったが助かった。結局はどちらもバイタルエリアをどれだけ使えるかということだ。

 19分には自陣からカウンターで李天秀が走り出す。何とか岩下がカバーに入ってディレイさせたが、強引に反転してシュートに持ち込む。危ないところだったが西部が防いだ。能力の高さを見せつけた。この後大宮は何度か左サイドからグラウンダーのクロスを通してきてヒヤッとさせられるが、逆サイドまで通過する。

 23分、判定に納得のいかないラファエルに警告が出される。こういうことが起こる以上、まだ流れはどっちにいくか分からない。25分にはヘディングで競ったボールのこぼれを駿が自ら追い、クロスからCKを獲得するが生かせず。28分、坪内がひざを痛めて状態が心配されたが、幸いに軽症。仙台戦のことがあるので大宮側はヒヤッとしただろう。

 その後結局、一歩目が遅くなったり、球際での攻防だったりで大宮に主導権を握られるが、エスパルスが耐えて30分経過したこと自体は悪くない。問題は、あまりにも攻撃が単調すぎること。駿がフローデにあらゆる部分で劣るのはもう仕方がないし、マトに対して何度も勝つのは無理だ。運動量がいつもほど上がらないので、いい時のようにパスを繋いで攻め込むシーンが減るのも目を瞑らざるを得ない。

 だから、自分でボールを持った時に前へ仕掛ける意識が大事なのに、ほとんど見られない。これでは難しい。代表組の2人も思ったほど動けなかったのは誤算だが、FWに限ったことではない。去年もそうだったが、パスをすることだけ考えて、自分が有利な状況までボールを運ぶことをしないのは非常にもったいない。

 それから後ろでボールを持っている時に、ただ待っているだけでは何も起こらない。どうやってパスを受けるのか、引きだすのかを考えないと。決して大宮がスペースを全く作らずに守っていたとは思わない。特に大宮の右サイド、こちらの左サイドで村上が中に絞った時に外が空くシーンがあった。でもアラタはそこに入ろうともしないから、有効に使えていない。これでは相手は楽である。

 逆に大宮はそれが出来ている。攻撃のやり方自体は想定されたものだったが、藤本主税と金久保の2人はボールを触ってリズムを作るし、頻繁にポジションチェンジして引き出していた。誰かが下がったら誰かが前に出る。2トップにきちんとボールが収まるから、遅攻でもある程度いけた。もちろんこちらの戻りが遅い時に速攻というのもある。この日は青木がこちらの攻撃陣を気にしていつもほど前へ出なかったようだが、その分金澤が気の利いたポジションを取っていた。

 34分、エスパルス最初の決定機は「縦ポン」だった。岩下のロングフィードに淳吾が反応。オフサイドぎりぎりで抜け出し、北野との一対一になったがミートしきれず、キャッチされた。少ないチャンスを確実にものにすることが必要なだけに、何とかしたかった。
 40分にはようやくタメを作ってタクからイチへ展開。右サイドアタックだったが、イチのクロスはゴールラインを割る精度の低いもの。回数が少ないとこういうミスも出るのかもしれない。

 ここまで決定機が大宮2に対し清水1で、このまま前半が終わるかなと思っていた矢先だった。ロスタイム直前、バイタルエリアに進入した金澤が、金久保からパスを受けて前線へスルーパスを通す。アラタと平岡はオフサイド狙いだったが取ることが出来ず、ラファエルに抜け出されて簡単に決められてしまった。 やはり簡単にパスを通されてバイタルを使われると難しくなるが、最終ラインがちょっとした駆け引きで負けてしまったのも痛い。

100911-12.JPG 写真はハーフタイム時。0-0でドレッシングルームに下がれれば、一息ついてまた気合を入れ直せただろうが、やられたことで意気消沈した感は否めない。でも、ベンチにはまだ良いカードが残っているので、有効に使って早めに追い付ければと思っていた。

 後半開始からフローデが入ってくると思ったが、伸二に代わって真希が投入された。伸二のパフォーマンスを見れば致し方ないが、開始早々に痛めた左足首の状態が考慮されたようだ。
 立ち上がりにCKから惜しいチャンスがあったが押し込み切れず。大宮の集中力は非常に高い。逆に48分、カウンターから藤本主税が折り返してラファエル。ふかしてくれたが、この日はこちらのセットプレーをシュートで終われずに、危険なカウンターを食らう場面が多すぎた

 真希が入って少し活動量が増え、54分にはその真希が淳吾からのボールをボレーで狙うがミートできず。そして56分、フローデ登場。早めに2枚目のカードを切り、勝負にいった。これは悪いことではない。
100911-13.JPG だが流れが変わるまでには至らず、61分にはイチが奪いにいった裏を取られ、李天秀のシュート。岩下がブロックにいったがコースが変わり、藤本が狙うもポストに救われた。ここではまだツキがあったが、このクリアで与えたCKから、マトに押し込まれて0-2。味スタに続き、またも西部が飛び出しながら触れず、岩下も競り切れずで易々とゴールを許した。この前の試合を見れば、相手がそれを狙うのは当然と言えるので、自滅と言っていい。これで試合はほぼ決してしまった。

 大宮はもう無理に出る必要はないし、エスパルスがポゼッションで上回ることになる。65分には淳吾のFKがあわやオウンゴールという場面もあったが、
http://www.youtube.com/watch?v=HftRnsbe4og
パスを繋いで繋いでサイドに展開しても時間がかかっているので、大宮はスライドして踏ん張れる。71分、淳吾が何とかしようとミドルを狙うが右に逸れてしまう。

 前が詰まっているので、独力で打開できる一樹が最後のカードだろうと思ったが、ベンチが選択したのは宏介。確かにアラタは攻撃面でほとんど何もしていないし前へもいかないので、そこを変えたいのは分かるが、出ていく気満々だった一樹の気持ちにかけるべきだった。代表組への信頼とか言っている場合じゃない。それにクロスを放り込んでもマトに弾かれるのは目に見えている

 1分後、浅いラインの裏を易々と使われ、李天秀に移籍後初ゴールを許す。0-3。しんどいのは分かる。でもやらないといけない。
 この前後からエスパルスは2トップ、それも淳吾が左、兵働が右へ移動。サイドバックをうまく使って攻撃しろということだが、なかなか効果的な攻撃が出来ず、シュートを打とうにもコースを空けてくれはしない。

 せめて1点返すチャンスはあった。84分、岩下のクリアをフローデがつなぎ、ようやく背後を取ったオカが北野と一対一になるところで坪内に倒される。坪内は得点機会阻止で一発退場。これで得たFKを淳吾が狙うが、ブロックされてしまう。
http://www.youtube.com/watch?v=9drvm7ig9wM
87分には宏介のアーリークロスをオカがヘッドで狙うが北野にキャッチされた。最後はもう1点取られそうなカウンターもあったが、試合終了。

 試合後、事情を分かっているのでエスパルスコールで迎えた。ブーイングしないのか?というような色々な意見があって当然だが、私は出来なかった。それがチームを奮い立たせることに繋がらないと思ったから。まぁ場所の問題もあるけど。
http://www.youtube.com/watch?v=nT9RcTUK_Zc
 大宮からすれば、これだけ内容と結果が伴ったのは開幕戦以来ではなかろうか。雰囲気も素晴らしいものだった。
http://www.youtube.com/watch?v=vbsZKSZmFbk

 せっかく川崎戦でいい時を思い出したのに、ナビスコと天皇杯を挟んで迎えた試合でこれ。苦しいのは分かっている。だが、優勝を目指す以上はそんなことを言っていられない。監督は「言い訳にしない」と言ったが、その姿勢を維持するならば、選手たちにももう少し厳しく接してもいいのでは? 新潟戦の後にも言及したが、このチームはハードワーク、攻守の早い切り替えが大前提。だから裏でマネジメントしつつも、「日程は関係ない。走れ。」と言ってみるのも手だ。疲労を認めてしまうと、力を出し切れなくなることがある。

 今は連戦で疲労もあり、なかなか連動しないから、多少引き気味になっても我慢して守ることを取り入れ始めたが、それでも失点が増えた。セットプレーで同じことを繰り返すなと言いたい。相手はもう分かっている。西部は波が激しい…海人は何をやっているのだろう?使えというんじゃなしに、西部に刺激となる存在にならないといけない。

 それからコンディション重視の方針を打ち出しながら、なぜ腰痛を抱える岩下を無理やり出したのだろうか?何とか90分続けたが、試合中何度も倒れたし、競り合いでもきついところがあった。エディの信頼が下がっているのか?非常にもったいない。岩下と平岡で組んで抑えている部分があるのも事実だろうが、そこまで大きな差はないと思う。

 
 今後へ向けてだが、やはりこのチームは「先行逃げ切り型」だ。最初に点を取って優位に試合を進めることを考えた方が、後半に勝負したり0-0で進めるというプランよりもいいんじゃなかろうか。相手があることなので全部が全部そうとは言えないだろうが、我慢して戦おうと思っても厳しいことが露わになってしまったから。

 フローデが先発を外れた時、去年、今年と一度も勝っていない。それだけ依存する部分が大きいが、もちろん現場は分かっていて駿に賭けた。だが、現状では彼が入ってある程度埋まるというようなレベルには達していない。彼自身は出来ることをやったと思っているが、サイドに流れても、裏を狙っても、チームとしては生かしきれない。代役がいない以上、今後もチャンスはあると思うが…。

 週一の試合ならばいいが、週二の場合は今後も休ませないといけない。でも戦い方は彼ありきの部分がますます大きくなっているので、緩やかにするのは難しい。となると、今回のような場合は、あえて先発で使って早めに代えるという采配を考える必要があるんじゃないか。仮にそれで先制出来なかったとしても仕方がない。セットプレーの守備などで代えづらい存在だが、リードされた状態で投入して負けるのなら、それこそもったいない使い方になる。

 そしてフローデを途中交代させる(or使わない)場合のオプションを持つ必要がある。現場はそれを分かっていて、開幕当初や中断期間中にオカをこの位置で起用することがあり、悪くなかったが、今はそれをためらっている。確かに3トップを維持しないのならそれでいいし、維持すべきでもない。

 となると2トップしかない。そして、試合の中身でも記したように、自分で仕掛けていく姿勢がない(淳吾くらい)現状では、ドリブルの出来る一樹を有効に使いたい。オカ・一樹の2トップを復活させることは視野に入れてもらいたい。すでに去年までで2ボランチも3ボランチもできるようになっているわけだから、幅は広がる。全体的に疲労が溜まっている時、仕掛けられる選手は貴重なのだ。永井は残念ながら悪い状態だが、元紀でもいいし、木島でもいい。サテライトに元気がないから監督も使い切れないのだろうけど…。

 そして伸二のこと。優勝するためには彼の力が不可欠なのは言うまでもない。本来の状態を取り戻せば、中盤の構成力で対抗できるが、休養を与えても本調子にならないというのは痛い。リーダー的な役割をずっとやってくれているが、前も言ったように少しサボりながらプレーすることも考えていいんじゃないか。
 今は4-1-2-3の2の部分でプレーしているが、トップ下に置いて負担を減らすというのも手だ。今は守備も攻撃も引っ張ってくれているが、彼には決定的な仕事を求めている。オカへの配球役としての期待もあった。それを生かさない手はない。

 エスパルスの特徴であったサイド攻撃に陰りがあるのは、伸二の調子が落ちたことが一つ。それからサイドバックの不振にある。右でいえば辻尾が遅刻して以降出番を失い、それにつれて状態も落とした。イチは戻ってきたが自分で行くタイプでないから使われる機会が減っている。そして左では、守備に軽さの見られる宏介が攻撃面でもまだ精度を欠いており、得点に結びつかない。かといって在籍4年目のアラタはコンディションを崩し、タイプ的にも守備重視なので攻撃には絡めず。非常に苦しい。

 エスパルスは伝統的に右のほうが強い。ところが最近は左のほうが増えている。ストロングポイントをもっと生かしたい。マルコス パウロがいるわけでもないので、兵働に頑張ってもらうしかないが、ここで出てきてもらわないと困るのが浩太だ。真希やエダが出場機会を得ても思うように活躍できない現状、それを打破する駒として期待したい一番手にいる。天皇杯ではそんなに悪くなかったようなので、早く復帰してほしい。


 浦和戦のテーマは、まず川崎戦でそうだったように、サッカーを楽しむこと。埼スタは今年2回目だが、あの雰囲気の中でどれだけ楽しめるかは大きな要素になる。それから「個の仕掛け」だ。誰が出るかはこの時点で分からないが、淳吾が仕掛けることを覚えて代表には入れたように、今はパスとクロスだけでは勝てない。自分で打開してやろうくらいの気持ちをもって欲しい。
 今年2勝していることと、システムもマッチアップするので4-1-2-3は継続すると思うが、現実的なオプションはしっかり試しておいて欲しい。試合の運び方、意思統一する部分の確認を。そしてセットプレーは攻守においてだ。

 今週、来週と連戦ではないので、この2試合が今後を大きく左右する。勝負の2週間だ。その後のナビスコももちろん考えないといけないが、これだけ負けてしまうときつくなってくる。正念場だ。(個人評価は省略)

P.S. 大宮は坪内が出場停止で鹿島戦に臨まなくてはならないが、これだけの試合が出来ることに自信を持って戦ってほしい。いつもこの後に勝てないから自信を持てない。メンバーは固まったし、戦術もしっかりしてきた。マトには復活の気配が漂っている。十分チャンスはあるだろう。そして来年は必ず倒す。

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2010年09月11日

['10ナビスコ杯準々決勝]清水vsFC東京

2010年9月8日(水) 19:00 KICKOFF
ナビスコカップ準々決勝第2戦@アウトソーシングスタジアム日本平
清水エスパルス00-00FC東京
0-0
主審:松尾
天候:曇り
観衆:5,683人
鈴木、中村
ハイライト http://www.youtube.com/watch?v=BTM7gwMFyWU

 まさに薄氷を踏むような準決勝進出だった。試合直後は内容に不満を持っていたが、冷静に考え直してみると、そうでもないのかなと思い始めている。
 台風接近で一時は開催が危ぶまれた試合だが、無事に開催が決定した。その中で現地に駆け付けた5,683人の皆さんはすごい。前座試合等は中止になったそうだ。
パルちゃんショー http://www.youtube.com/watch?v=vF0Pv8vtUT8

 1stレグで1-1と、わずかにアドバンテージを手にして迎えた2ndレグ。健太監督は淳吾、オカの代表組2人をベンチにも入れず、残ったメンバーで勝利を狙った。リーグも獲りにいくからこそ下した決定だが、代わって3トップの両翼に入ったのがエダと兵働。疲労を考慮して外れていたイチと伸二が戻り、かつ今回もテルが先発となった。天皇杯はほぼフルで入れ替えたとはいえ、今後も連戦が続くということと、アドバンテージを最大限利用しようというメンバー構成。0-0を狙って出来るチームでないのは分かっているので、先制点の意識付けが大事だと話したが、このメンバーでどうやって点を取りにいくのか。

 FC東京はキム、今野が間に合わず、フィジカルの強い徳永をCBに起用する作戦に出た。フローデと対峙することを考えても、なるほどと思った。コンビを組んだのが森重で、高橋がボランチに入る布陣がどこまで機能するのか。そしてベンチには石川、平山が控えている。

http://www.s-pulse.co.jp/top_team/live/348.html
入場〜10分 http://www.youtube.com/watch?v=9lvfuUnMxdk
 キックオフの時点で、すでにエスパルスはリードしている感覚で戦えるとはいえ、先に点を取られれば、同点どころか相手のリードになる。柔軟な戦い方があまりできるチームではないので、常にゴールへの意識を持って戦えるかが大事だった。FC東京のゲームプランは、今季の得点力不足を考えれば、きちんと守ることを前提とした上で攻めていく、だから0-0で進んで後半途中に勝負ということも想定はできた

 2分、右サイドでリカルジーニョに対し岩下がファウルを取られ、嫌な位置でFKを与える。これを中村北斗がブレ球で狙ってくるが、西部がパンチングで逃れた。だがクリアが甘く、最後は鈴木にシュートされてしまう。枠に飛ばなかったが、イージーミスはなくしたい。流れの中でそんなにやられないにしても、こういう飛び道具で今まで結構やられてきた。注意したい。

 6分にも高橋がミドルシュートを放つなど、追いかける立場が遠目からでも狙っていくのは当然の姿勢だろう。エスパルスはどういう入り方だったかと言うと、やはり無理をしない。それは悪くないが、どこかで無理をしないと点は取れない。そして難しいのは、無理をしたくてもできない布陣だということ。エダにしろ、兵働にしろ、自分で持っていける選手ではないので、常に何人かが連動して崩さないと、好機を作るのは難しい。だがこの日は無理をする必要がないので、逆にフィニッシュまで持っていくことが出来ない。

 そうすると、好機を作るとすればフローデへ入れたあとのこぼれ球を狙うということになる。これは縦から入れようがサイドから入れようがそうだ。7分には岩下がフローデへフィード、バックヘッドで流してテルの飛び出しを使うが打ち切れずに終わる。12分、兵働をファウルで止めた鈴木に警告が出て、FKを得るが生かせず。得意のセットプレーに掛かる比重は今日は大きい。

 4-1-4-1でブロックを作って守る時間が長くなるのは、状況とこの布陣を踏まえれば仕方ないが、意識が高い分プレッシャーが少し甘かったり、クリアが中途半端になったり、必ずしもいい守りとは言えない。細かいところが勝負を分けるだけに。

 FC東京は1stレグと比べて高くラインを設定していたので(当然だろうが)、エスパルスは低い位置でポゼッションする時間が長い。これはこれでアドバンテージがあるからいいし、FC東京もむやみやたらに取ろうとはしないので、エスパルスが焦れてミスを連発するというようなこともなかった。このペースが続く分には、こちらに不利益にはならない。FC東京のオフィシャルには、この時間帯に「中盤を支配され」たとあるが、こっちが攻め込んだわけでもないので、やっている選手は怖く感じていなかったと思う。

 30分を経過。やはりというべきか、得点機を作り出せないまま時間が経過していくので、嫌な予感があった。狙えと言いつつ、そうじゃない構成を選んだので仕方ないにしろ、これを90分ずっと続けると痛い目に遭う。37分に見せた伸二のミドルシュートなんかは、今日に関してはどんどん打っていいのだけど。

 このままいけば、前半は東京もそこまで出てこないまま、決定機を与えずに終わるかなと思ったところで43分。油断するとやはり危ない(苦笑)。梶山のスルーパスが右サイドの椋原へ渡り、マイナスの折り返しに鈴木。これが宏介の足に当たって、ポストを叩いて何とかクリア。相手にツキがあれば入っていただろうが救われた。こういうのがあるから、やはり攻める意識を持たないといけないが、この場面は伸二がもう少し寄せたかった。

 前半ロスタイムにはエダのクロスがクリアされたところ、拾ったテルがミドルを狙うが左に逸れ、前半を終えた。これは惜しかった。

 本当の勝負はここからだ。相手が選手交代をしてきた時に、健太監督がどういう手を打つのか。当然、守り一辺倒になればやられるということは、過去5年半の経験で分かっている。ジョーカー・一樹の投入がポイントとなる。

後半開始〜56分 http://www.youtube.com/watch?v=s9AlEcb7nj0
 相手のプレッシャーが強まる中、エスパルスの選手たちは外されないように外されないように…とバランスを気にしすぎていて、球際が少し弱いところがあった。それでも粘り強くというか、我慢しながらやるというのが、最近織り交ぜ始めた戦い方であり、過去5年の蓄積でもあるということか。

 50分、左サイドで得たFKを伸二が入れ、岩下が合わせたが枠を外してしまう。ここまでの時間で最も可能性のあるチャンスだったので勿体ない場面だ。逆に53分、相手のCKのセカンドを中村北斗に狙われる。これも寄せが甘い。
 56分、宏介が仕掛けてCKをゲット。兵働に蹴らせてみては…と思ったが伸二が蹴り、合わず。さらに拾ってフローデから伸二へパスが渡るも、伸二のクロスは合わない。

 次第に気持ちが揺れ動いてくる時間帯に入り、嫌な場面を作られる。63分、椋原のパスが宏介の裏、リカルジーニョへ渡って深く抉り、マイナスの折り返しに羽生。決定的だったがニアサイドのシュートを西部が防いだ。2分後、今度は椋原のクロスを大黒がどんぴしゃヘッド。やはり一発があるなと思わせた場面だったが、今度はクロスバーに救われた。FC東京にとっては今季を象徴するような場面の連続。まだ、ツキがある。

 こうなると相手は動かざるを得ない。67分、鈴木に代えて石川。同ポジションの交代だが、鈴木は動きがよかったので残っていたら嫌だった。そして健太監督は1分後、真希を投入した。「一樹じゃなくていいのか?」とこの時は思った。だが冷静に考えてみると、一樹を入れるとすればトップしかない。そして10日ぶりの出場でタメの作れる伸二を、出来るだけ引っ張りたいというのも分かる。だから代えるとすればエダか兵働のどちらかで、天皇杯出場による疲労や、存在の影響力を考えればエダを代えるしかない。同様にハードワークしてくれる人物とすれば、真希しかいないということになる。
 さらに、ここで明確にタクとテルの2ボランチに変更。平山が入ってくるのも考えて、セカンドボールを拾いやすくした。綿密に練られていたんだなと。

 矢継ぎ早に城福監督は平山を投入するが、今度は羽生がアウト。羽生は怪我明けでこれくらいだとしても、リカルジーニョをサイドに回すのであれば、鈴木を残せばよかったのでは…と。それでも脅威には変わりない。

 石川の足が宏介の顔面に入るなど(故意ではない)、攻防が激しさを増してくる。こういうタイミングで1点取れれば楽なのだが、この日はセットプレーがことごとく精度を欠き、ジリジリした展開になる。どこで一樹を入れるのか。
 すると77分、城福監督は大黒に代えて松下を投入。大黒も一発はあるが限界か…それにしてもいったい何をするのか?と思ったら、松下を平山の下に置いて4-2-3-1にしてきた。非公開練習で試したのがこれだったのだろう。
http://www.youtube.com/watch?v=Kw9LfjoV9Hw

80分〜終了 http://www.youtube.com/watch?v=WK4ouOTnb8c
 それを見て健太監督は、伸二を諦めて一樹投入の決断を下す。残り10分、しんどい時間帯にFWを入れた。これで正解だろう。一樹にパスを出す選手は兵働しかいなくなってしまうが、スペースに彼を走らせ、何とか預けて時間を作る動きを求めるというのが狙いだ。

 そして84分、右サイドでFKを獲得。これを真希が狙うが壁に弾かれる。だが拾って宏介がクロス、一樹がボレーで合わせたがバーに弾かれ、こぼれに詰めるも権田にキャッチされた。どうしても突き放せない。そしてここから、辛抱強くしのいできた守備陣がバタバタしてしまう。

 85分、ゴールキックが石川に渡り、最後は平山が左足を振り抜く。枠へ飛んだが西部が好セーブ。さらにクリアを一樹へ渡すが、相手をかわせずにボールを失い、二次攻撃を許してしまう。松下が右サイドから絶好のクロスを入れたが、ミートできずに西部の手に収まった。ボールを奪った後の対処が悪く、易々と相手に攻められてしまっては自滅の危険が高い。

 その後も何か失い方が悪く、相手にチャンスを作らせてしまう。サイドへ展開するボランチへのプレスが甘い。それを受けてか健太監督は、最後のカードでエディではなく駿を選択。フローデを代えてプレス要員を増やした。これはこれで有りだ。

 しかし相手の猛攻は続き、90分には石川の左足で上げたクロスをリカルジーニョがヘッド。これも西部が片手で弾いてしのぐ。だが平岡がクリアミスし、CKになってしまう。権田も上げて総攻撃のFC東京だが、FKが失敗に終わり、ボールを奪った真希ががら空きのゴールへ蹴る。だがさすがに弱い。
 これを椋原がシンプルに前線へ蹴ると、誰が競るのかあいまいになり、簡単に繋がれる。岩下のクリアが中途半端になって東京の右サイドへ、松下のクロスから最後は石川が狙うも、岩下か西部が至近距離でクリア、さらにこぼれを平山がシュートしたが、奇跡的に平岡がブロック。ハンドかどうかは微妙で、FC東京ベンチは一斉にハンドをアピールしたが認められない。むしろ近くで見ていたフィールドプレーヤーがそれほどアピールしなかったので、当たっていないかも。
 さらにラスト、相手のロングボールを岩下がクリアせずに流してゴールキックを狙うが、相手の反応に気付かず一気にピンチ。浮き球になったボールを平山がヘディングシュート。強く競れていなかったので大ピンチだったが、これも西部がキャッチ。何とかしのぎ切った。
 試合後、勝ちロコはなし。選手の疲労や勝ち抜け方を考えてのことだろう。


 入っておかしくない場面は6、7回あった。慎重に戦いながら、最後にバタバタしたことを考えると、やはり反省はしなければならない。どれか一つでも入っていれば、作戦が失敗だったことになる。ホッとしたというのが全員の率直な感想だろう。
 勝ち進んだ以上は、次もこういう展開になる可能性だってあるし、もう少し戦い方を統一しなければならない。前半は、まだ相手も必死に前へという状況でなかったから何とかなったが、本来は後半のようにどんどん出てくるのが当たり前で、相手があることだとは言ってもこれだけピンチを迎えるのはまずい。

 それもこちらがやるべきことをやった上で失点ということなら諦めもつくが、致命的なミスで決定機を作られたのだから、自分たちに原因がある。特に一樹が入ってきたら、とことん彼を使えばいいのに、チームとして意思統一されていない。伸二が代わったくらいだし、ピッチ上でそれくらいはできるはずだ。

 今回は0-0でもOKだったからいいが、得点の匂いがしなさすぎたことも忘れてはならない。アドバンテージがある時に、きちんと守りながら点を奪うという作業をするためには、どのような布陣が適しているのか、もう一度同じことがあり得る以上、考えないといけないだろう。
 
 FC東京にリベンジできたか?といえば、全然だ。今年は3戦やって全て引き分けなわけで、改めてやりづらいチームだと思わさせられた。10月に行われるホームゲームでは必ず叩く。その意識は忘れてはならない。

西部…MOM。よく防いでくれた。止めるごとに自信を増して、カギをかけた印象。1stレグの借りを返した。
イチ…1週間以上空いたので、コンディションは問題なかったと思うが、フローデへのクロス数が少なかった。守備では粘り強く対応。
岩下…川崎戦から腰痛を訴えていて、その中で最後は踏ん張りが効かない状態だったのだろうが、危険なプレーだった。結果的にゼロに抑えたので、仕事はした。次は無理をするな。
平岡…最後のはよくあそこにいたと思うが、その前のクリアミスはひどい。それを除けばおおむね安定していた。岩下の状態が心配なので、しばらく休ませられないかもしれない。
宏介…攻撃の時は前へ出ていけたが、「やり切る」部分が足りない。シュート打てる時に緩いクロスで時間がかかってしまう。精度が低い。守備の軽さはもう目を瞑るしかないのか…。

タク…ブロックを作って守る時間が長かったので、番人としての働きが目立ったが、終盤は前へ出てファウルを誘ったり、頭を使えている証拠だ。
伸二…10日ぶりということで期待していたんだが…周囲と合っていない。この程度で試合勘っていうのは問題なかったと思うし…まだ序盤からの疲労が取れていないのか?真面目すぎるので、ちょっとサボるくらいでいい。走るあまり最後が雑になるのであれば、決定的な仕事をして欲しい。
テル…準々決勝はテルの力が本当に大きかった。さすがに攻撃面では物足りないが、それも承知の上で出ているし、落ち着いたプレーが光った。

エダ…気の毒。点に絡む力、決定力があるが、右サイドでは機能していない。去年も左サイドで出ることが多かったし、中に入っていく動きは右だと難しい。守備のタスクを任せた以上、今回は割り切るしかないが。
フローデ…両ワイドにアタッカーが不在だったし、相手はそれも分かってるのでマークは厳しいし、苦しんで当然だった。よく頑張ってくれた。
兵働…久々のワイド起用。改めてセンタープレーヤーであることが証明された。決定的な仕事を求めるのは難しい。守備をしながら何度かクロスを上げるというタスクだったと思うので、それはやっていたと思うが…そこそこ走れていただけに惜しい。

真希…システムを変えての投入。相手が清水の左サイドを突いてくるので、真希のいたサイドは忙しいというほどではなかった。
一樹…この日のキーマンだった。天皇杯で結果を出したこともあり、動きは軽快だった。しかし、時間の使い方を分かっていない。ボールを失う回数が多い。チームプレーを忘れるな。
駿…準備できていたかな? フローデと代わって出た以上、前線から追い回すことだったが、それはできた。天皇杯ではオフサイドに掛かり過ぎだったそうだが、何とか結果を出したので、次へつなげたい。

健太監督…逃げ切ったので、よくやったと言うしかないが…危険なゲームだった。無理に攻める必要がない中でも、「守り倒せ」とは言えないので、先制点の重要性を説いたと。方法論としては合ってるが、1人アタッカー、シューターを入れておきたかった。バランスよりも先制しにいくほうが得策だと思って、一樹先発を推したが、一樹が体調の問題で先発が厳しい、あるいは先発できる状態でも切り札にしておきたいというのであれば、タイプ的には真希でもよかった。おそらく真希がサブにいるほうが計算が立つのだろうが。元紀や永井では守備の問題もあるだろうし。

 そういう中で真希を入れてシステムを変え、一樹投入のタイミングを図りつつ、最後は弱いところを補って何とか締めた。駿を選択したのは驚いたが、「引きすぎるな」というメッセージを出したということで合点がいく。いつもならエディだったが…(笑)。もう少し終盤の戦い方を徹底しなければならないが、采配そのものは悪くなかった。むしろ試合直後は私のほうが冷静じゃなかったと反省。

 最近は新潟戦の反省を踏まえて、去年までの戦い方に回帰する部分が出てきたが、柔軟性があるということでいいんじゃないかと思う。それだけ今年の暑さが異常で、現場は苦しいんだと思うし、我々はそれを見守るしかない。中2日で迎える大宮戦は、まさかのデーゲーム。もし勝ち点3が取れれば、この連戦でのマネジメントは大成功になるが、そう甘い話はないとも思ってる。当然、コンディションのいい選手を使うことだが、駿の先発起用がハマるかどうかは、今後にも大きな意味を持つ。守備崩壊だった時期が過ぎ、我慢することが分かってきたので、この試合でも我慢しつつ、代表組2人の力を借りて点を取りにいきたい。

 ちなみに、天皇杯2回戦 vsHondaの動画。中1日とは思えない相手だったそうなので、よく勝ったということにしよう。
ベンチ入りしたアオ http://www.youtube.com/watch?v=G9PgIMJcZn4
ミニハイライト http://www.youtube.com/watch?v=L8bzLsg-KJc
1点目(一樹) http://www.youtube.com/watch?v=Kik5By5Wtpo
2点目(駿) http://www.youtube.com/watch?v=779CR_Byzlk

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2010年09月03日

['10ナビスコ杯準々決勝]FC東京vs清水

2010年9月1日(水) 19:00 KICKOFF
ナビスコカップ準々決勝第1戦@味の素スタジアム
FC東京10-01清水エスパルス
1-1
79分 森重
リカルジーニョ
主審:高山
天候:晴れ
観衆:12,510人
68分 岡崎
辻尾
ハイライト http://www.youtube.com/watch?v=TClTbBGI_z4
 中身は「凡戦」だったが、どちらも最後まで良く走った。厳しいスケジュールだから…。ザッケローニ新監督はこの試合を見てどう思っただろうか。

 味スタ、神戸戦で来場者1000万人だったとは知らなかった。17時半開場で、選手たちが出てきたのが18時20分くらい。この日は平日ナイターで人数も通常より減るので、コールリーダーが、中央に出来るだけ集まるようにお願いしていた。
100901-01.JPG 100901-02.JPG 100901-03.JPG
 いつも通りコールと応援(マーチ、オリャシャペ、リバイブ)をやって、試合開始まで待つ流れかと思ったが、最前列から何やら声が聞こえ(応援へのクレーム?)、エスパルスコールを挟んで応援を再開。最近になくいろいろやったなぁ。だらけた雰囲気になるよりはよっぽどマシだったけど、喝入れられた気分。
応援練習〜シュー練 http://www.youtube.com/watch?v=9_PSpHOT3Jo
100901-04.JPG 100901-06.JPG

 FC東京は神戸から帰ってきて中3日、エスパルスは中2日で東京遠征。新潟の時ほどではないにしろ、やはり中3日vs中2日による影響はあるだろうと。そういう中で健太監督は、疲労の色が濃いとみてイチと伸二を休ませる決定をし、代わって辻尾とテルを先発に組み込んだ。真希先発という予想もあったが、最終的にテルにしたことは今までもある。苦しい時に救ってくれるのはテルだという想いがあったのだろう。
 サブには伸二が外れることを受けて浩太がようやく帯同。また、イチが外れたのでアラタ、さらに一樹が外れて永井。FWに関してはよく分からないが、天皇杯に備えてとかそういうこと?エダがサイドでも数えられているので、FW1枚でもいいがちょっと…。

 FC東京は森重が出場停止明けでボランチに入り、徳永がベンチスタートになった。他は変化ないはずだったが、石川が腰を痛めて欠場になり、鈴木達也が入った。ただ彼らのゲームプランというのは、得点力不足というチーム事情を考えれば、まずアウェイゴールを与えないことを優先してくると想像できる。そこでエスパルスがどう攻略するか。

http://www.s-pulse.co.jp/top_team/live/347.html
 キックオフ。テル先発ということで4-4-2の可能性も頭にはあったが、さすがにそれはなし。そしてFC東京を見ると、4-4のブロックを作って待ち構える態勢。FWもそそくさとポジションに戻っていく。やはり、といった感じだ。健太監督も織り込み済みだったろう。

 蒸し暑さの残るコンディションに加え、ピッチはコンサートが行われた直後という影響が残り、次第にボコボコ穴が出来始める状況。これではどちらも守りに意識を傾けざるを得ないだろうなと。エスパルスは川崎に勝った勢いを生かそうと、前からボールを追う意識こそみられたものの、それが功を奏す場面は少ない。本当はもう少しタイミング良くプレスが掛かって、連動した攻撃を見せられるかな?と思ったが、伸二がいないとそれが弱まってしまうんだなと改めて感じる。

 こっちが無理に突っ込んでいくとボールを奪われ、シンプルに前線へ送られてカウンターを受けるという構図。それでも10分のリカルジーニョ→鈴木→森重ミドルという流れも、そこまで怖いとは感じない。13分の鈴木の飛び出しはヒヤッとしたが、何とかカバーしてしのいだ。

14分〜26分 http://www.youtube.com/watch?v=Z2GwJxxEybk
 FC東京はポジションをしっかり守るという感じだったので、フローデが動いてポジションを確保すると、いつもよりはフリーでいる時間があった。ただそこにボールを入れても、3人目の動きが足りない。だから落としたボールを前へ繋げず、結局やり直しというのが延々と続いた。CBからSBにパスが出て、またCBに戻って、タクに入って、サイドにつけて蹴る、あるいはまた戻して蹴る。裏を狙う姿勢もなかったわけじゃないが、相手にケアされてる。そうなるとSBがもっと仕掛けなきゃいけないが、その姿勢も足りない。チャンスになるのはセットプレーだけだ。

 30分を経過。ここまで決定機は1つもないし、シュートらしいシュートもほとんどない。さすがに消極的すぎるなぁ…とはいえ自滅だけは避けたいし、まだ前半の前半だから焦ることもないなと。31分、リカルジーニョが個人技から強めのシュートを放ってくるが、わずかに枠の外。こういうシュートが入ってしまうとますます相手のペースになってしまう。42分のCK、森重にどんぴしゃで合わせられたが西部の正面。あまり記すことがないが、そういう内容で前半を終わった。

 前半シュートはわずか2本だった。引いた相手を崩す手段として、ミドルシュートを忘れてはいけない。ハーフタイムに動くことは難しいが、イチがベンチに入ってたら使ったかもしれない。それくらいサイドが機能していない。アウェイゴールを奪うためにどれだけ力を振り絞れるか。もっと早くボールを動かしたいが、一番調子のいい淳吾を何とか生かしたい。

後半開始〜59分 http://www.youtube.com/watch?v=eT_HQKi-nvc
 後半も前半と同様の流れで進んでいく。どうしても両サイドが押し込まれてしまっているので、押し返さないといけないが、FC東京はそこからの崩しに問題を抱えており、精度が低い。ゴール前に詰め寄ってはくるが、決定的とまではいかず、クロスが入ってきても真ん中はよく弾けてる。
 53分にはようやく淳吾がスペースを見つけてミドルを狙う。枠を捉えないが、続けていきたい。直後には左サイド深くまで進入して、スローインはロングスローを選択。だがチャンスにはならない。

 この展開だと、ややFC東京が押し込んでいるとはいえ、点が入るとすればお互いセットプレーだろうと。流れでは難しいと思っていた。だが67分にフローデが惜しいヘディングシュートを放つと、その1分後。中盤でボールを奪って速攻、岩下から左サイドの兵働へパスが渡ると、ここまでスペースを埋めていたFC東京が一瞬隙を見せた。フリーで兵働がクロスを上げると、今野が足を滑らせ転倒、オカがワンバウンドのボールをうまく頭で合わせ、貴重なアウェイゴールを奪った。
オカゴール直後 http://www.youtube.com/watch?v=HmyfwcJxdaA
 ほとんどチャンスらしいチャンスがない中でも、全員が集中力を研ぎ澄ませて狙っていた。兵働がサイドで持った時、3トップが「今だ!」と反応してペナ内に入り、密集から3人がうまい具合にばらけた。それでも今野は読んでいたが、最後のところはラッキー。でもいいシュートだ。

 残り20分、追加点を取れればベストだが、この展開では難しい。かといってもう守りに入るのは危険すぎる。まずはこの状態をうまく保つ必要がある。FC東京は失点直後に重松を投入した。
 当然リードされた相手は同じように戦うわけにもいかず、点を取りに出てくる。そういう中で何度かミスを誘い、兵働がミドルを狙うなど単発ながら攻撃も見せた。そして75分、依然として疲れのあるオカを真っ先に代え、運動量補充でエダを入れた。その前から健太監督は悩んでいた様子だったが、妥当なところだろう。FC東京は大竹に代えて徳永を入れ、森重をCBに下げ、今野を2列目に上げた。5月の対戦でも最後に追い付かれているので、集中したい。

 迎えた79分。相手に右CKを与えると、このタイミングで大黒に代え平山を投入してきた。当然、彼が一番高いのでマークしなければならない。嫌な予感がしたが、西部が平山へのボールと見て飛び出すも、平山より奥と分かって下がる。森重が岩下の上からヘッドで突き刺してきた。同点だ。
http://www.youtube.com/watch?v=4zw9UBrThT0
http://www.youtube.com/watch?v=G6rNqat8WQI
 FC東京というチームはセットプレーからの得点が少ないが、流れから取れないので最近は結構練習していると聞く。終わってしまったことはしょうがない。ここからさらにしんどい時間になる。ゴール裏は特にガッカリという様子もなく、切り替えが出来ていた。

80分〜試合終了 http://www.youtube.com/watch?v=ev7kRdw3YOc
 すると失点直後に健太監督はエディを呼んだ。交代は辻尾。平岡を右SBに出した。これはもう「このままでいい」というメッセージだ。逆転されるとダメージが大きすぎるし、最低限1点取れたので現実的な判断が出来た。
 エスパルスはクリアしても前でキープできず、何度も攻撃されてしまうが、粘り強く弾き返す。終盤はカウンターからCK、さらに敵陣中央からのFKをエディが直接狙うも、わずかにゴールの右へ外れる。最後のピンチも冷静に対処してタイムアップ。まずは1-1で90分を終えることが出来た。
100901-07.JPG 試合後、ゴール裏はリバイブで迎えた。
http://www.youtube.com/watch?v=D-u0hLSobtQ

 相手が守りを固める中でも、もう少し決定機を作りたかったが、コンディションの問題もあったし、新潟戦の苦い記憶があってどうしても前へ出ていけなかったということだろう。この展開で1点取ったことは素直に喜びたい。相手のプラン通りに運んでしまうところだった。
 セットプレーでの失点がまた出てしまったのはもちろん反省点であるが、ナーバスになってほしくない。2ndレグでも平山投入がポイントになるはずだし、三保で駿を使ってトレーニングし、万全の態勢で臨んでもらいたい。

 条件的には0-0でも進めることになっているが、それを狙うこともなければ、そのスコアで落ち着くこともないだろう。次回は天皇杯欠場者が1週間インターバルを置けるし、ホームということでよりアグレッシブに戦えるはず。伸二も戻ってくる。このままのスコアでいけば、焦るのは相手なので、今まで通り戦って先制点を取りたい。難しいことは何もない。自信を持って戦え。今度は必ず叩く。
 

西部…平山が入ってマークしなきゃって思いが空回りしてしまった。ハイボールの対応は以前から課題だが、何とか克服してもらわないといかん。
辻尾…抑えろって指示が出てたのかもしれないが…にしてもどうしちゃったんだろ?この状況で使われた意味を考えないと。ほとんど何もできず、後ろに戻しただけ。それじゃ何にもならない。怖がってるのか?だとしたら逆効果だ。言い合いなんて当たり前。
岩下…失点場面は競り負けたが、全体的に見れば良く弾いていたし、腰痛を抱えながらも奮闘という評価が出来る。味方に怒るのは全く問題ない。
平岡…こちらも連戦の中で最後のところ良く踏ん張っていた。岩下や中盤と連係しながら縦にスイッチを入れるタイミングは確認したい。
宏介…最初に面白いプレーして、いけるかな?と思ったがその後は消極的なプレーに終始。相手も狙ってきていて攻め込まれた。

タク…全体的に出しどころがない、あるいは慎重なプレーということでパスが多く回ってきたが、自身も効果的なパスをあまり出せなかったかなと。相手に出足で勝られて奪取出来ないところも。
テル…この試合はテルがいなかったら流れから失点していた可能性がある。危険なところを先回りしてよく摘み取った。
兵働…苦しかったと思うが良く走った。スイッチ役をやっている伸二がいない中でその役割を果たそうと懸命だった。そしてアシスト1。

淳吾…中2日でもあれだけコンディションがいいのだから、やはり体が切れてる。もう少し好機を作りたかったが、仕方ない。代表では是非アピールを。
フローデ…疲れているのは周りも本人も分かってる。いつもほど動いてなかったし、その中で懸命にキープしようとしてた。1週間あるので休んでくれ。
オカ…ナイスシュート。ポジションが低くてあまり持ち味を出せない展開だったが、その中で結果を出してこそだ。

エダ…まずまず。サイドでの守備をしっかりしつつ、前に飛び出す。いいパスもあった。
エディ…これ以上失点しないために投入され、役割を果たす。
真希…先発も考えられたがサブ。天皇杯では結果を出したい。

健太監督…中2日リターンズで、新潟戦の反省を踏まえてギリギリのメンバー調整。週末が天皇杯というのも考慮して、出来る限り主力を出した。「無理を言えない」のは同意。アウェイゴールを奪ってのドローは悪くない。前回の対戦と同様に追いつかれはしたが、選手交代も意図が感じられたし、意味の違うドローだ。ヤスはエディ投入をもっと早くしていれば…というが、タイミングは致し方ない。
 試合後はまた違った対応をしなければいけなかったようで(笑)。
http://www.s-kyoku.com/GetContentsDetail?report_ID=2699

 天皇杯はまだ対戦相手が決まっていないが、FC岐阜セカンドならば情報が得にくい。Hondaならば練習試合でたくさんやってるので互いに分かるが、過去の成績から言っても強い。まずはベストメンバー規定の範囲内で休ませる選手を決めるが、代表のオカ・淳吾は確定。フローデも確実。伸二も監督のコメントでは2ndレグに備えさせそうなのでないだろう。あとは怪我を抱えている岩下、タク、兵働あたりだろうか。

 西部(武田)、イチ(辻尾)・平岡(廣井)・エディ・アラタ(宏介)、真希・浩太(テル)・エダ、元紀・駿(永井)・一樹。と考えてはみたが、これでいくと直近のリーグ5試合で先発経験のある選手はギリギリの6人になる(辻尾・廣井・テルも枠に入るが)。このようにギリギリまで代えるのか、あるいはそうでないのか。テルと浩太を並べて4-4-2で臨むことも考えられる。ようやくトップに帯同した浩太を使うチャンスではある。

 フローデに代わるFWは駿を使ってみて欲しい。現状は分からないが結果を出しているようだし、そろそろやってもらわないと困る。味スタへ帯同しなかった一樹、元紀は動き回ってもらうしかないだろう。
 問題になっているSBはイチとアラタが出られる状態なのか、まだ不明瞭。誰かが元気出してもらわないと苦しい。

 勝って当たり前の試合は難しくなるが、どんな試合でも貪欲に戦うことだ。

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2010年09月01日

['10J1第21節]清水vs川崎

2010年8月29日() 18:33 KICKOFF
J1第21節@アウトソーシングスタジアム日本平
清水エスパルス21-00川崎フロンターレ
1-0
16分 藤本(PK)
47分 岡崎
主審:東城
天候:晴れ
観衆:18,792人
ジュニーニョ
ハイライト
http://www.youtube.com/watch?v=AmdFQsHxpZQ
http://www.youtube.com/watch?v=2o-IjaOGAgA

 やるべきことを取り戻した中で勝てたので、落ち着くだろう。個人的にも、川崎にまた勝てたことを素直に喜びたい。このダービーは延々と勝ち続けたい。川崎サポの皆さん、お疲れ様でした。

パルちゃんショー http://www.youtube.com/watch?v=7F7HWCral0M
フォトパルス〜アップ開始
http://www.youtube.com/watch?v=vAS1oihCRTY
 この日は選手たちに気合を注入するため、特別な時にしか出さない「LA 12」のビッグフラッグを掲出。1階席の皆さんはご辛抱。マーチとグリコの声量も大きい。気合が入るのも当然であるが。
http://www.youtube.com/watch?v=UdDpo73oMts
 それからU-15が優勝報告。優勝したと聞いて、素直に嬉しかった。相手もジュビロだったしね。
http://www.youtube.com/watch?v=beZbmCRyCMg
選手入場 http://www.youtube.com/watch?v=AmdFQsHxpZQ

 さてメンバーだが、鹿島戦とマリノス戦の先発11人に戻る形となった。岩下と平岡が出場停止明けで戻り、CBに誰を使うのかは微妙なところだったが、そのまま岩下と平岡をチョイス。エディは悪くなかったが、失点が続いていたのもあるし、川崎は高さで勝負しないチームでもあった。ビルドアップの部分も考慮しているだろう。左SBはアラタがまだ間に合わないということで宏介を継続。中盤にもタク、伸二が先発に戻る。ただ前も言った通り、レギュラーが戻れば問題ない状態かどうかはクエスチョンだったので、入り方が重要

 川崎は右SBに伊藤を使ってきた。攻撃の森か、守備の伊藤かの選択で伊藤になったと思うので、最近のセオリー通りという感じ。最近の清水は左サイドを崩されているので、そこを高畠監督がどう考えたか。あとは変更なし。最大の武器はカウンターである。

http://www.s-pulse.co.jp/top_team/live/324.html
http://www.frontale.co.jp/goto_game/2010/j_league1/21.html

 キックオフ直後、中盤でボールを失い、黒津にミドルを放たれてのスタート。3連敗中ということと、この間先制点が取れていないので、ガツガツ入るのは分かっていたが、それだけで簡単に点が取れて、優位に運べるとも思っていなかった。バタバタするのは想定内。それでもやらないといけない。

 3分、淳吾が右サイドの高い位置でキープし、外を回ったイチへ。イチは深く抉ってクロスを入れるが、ファーで伊藤にクリアされる。それでもこの時間からイチが深い位置まで進入するというのは最近になかったこと。うまく使えていなかったサイドを使えたのは○だ。ちなみに、これで得たCKはファーで平岡が折り返し、岩下が狙うがファウルの判定。これに対して満面の笑みでアピールする岩下。

 6分、右サイドに流れたフローデがキープして淳吾、フローデがヒールで戻して淳吾がペナ内へ仕掛ける。菊地をかわし、さらに佐原もかわしてループ気味に狙うが、我慢した相澤にセーブされる。キレキレなところを見せてくれたが、惜しくも先制はならず。これで得たCK、最後は岩下がミドルを狙うもわずかにゴールの左。だが積極的に試合に入ることはできた。

 それによって中盤での攻防も相手より勝っていた。やはり3トップにすると、相手のボランチへプレッシャーをかけやすい。最近の川崎は割と深く構えるが、それでも憲剛と稲本のところへしっかり行っていたし、押し下げることには成功していた。サンドイッチして奪うというのが最近は少なかった。コンパクトになったし、球際での厳しさも復活した。

 ところがそのメンタルを再び悪化させかねなかったのが11分だ。兵働がセンターライン付近でヴィトールからボールを奪い、速攻に持ち込もうとしたが、パスを受けた伸二が逆に出しどころがなく、ヴィトールのプレッシャーを受けて失った。ヴィトールに運ばれ、ラストパスが黒津へ渡る。完璧にやられたと思ったが、左ポストが味方した。
 今年はこういうリスクもあるというのが開幕前から言われている。だが、今のチーム状況を考えると、ここで失点したらまたガクッといくところだった。大きな場面だった。

 救われたエスパルスに更なる幸運が。14分、伸二が右サイドでうまくキープし、裏へ走った淳吾へ通す。淳吾は割って入れなかったが、ペナ手前の伸二へ何とか渡し、伸二はスルーパスを出す。すると、これをクリアにいった菊地がハンド。ラッキーな形でPKを獲得する。こうなればもう貰ったようなもの。淳吾が確実に決め、4試合ぶりに先制点。思えば鹿島戦もPKでの先制点だった。
http://www.youtube.com/watch?v=nuXSCgGpkfg
http://www.youtube.com/watch?v=26ZWXbBlAkQ
http://www.youtube.com/watch?v=cXdR9u-nlxA

 正直なところ、これで試合の大勢は決まったように感じた。この試合は先制点がかなりウエートを占めると思っていただけに、ビッグチャンスを外し、さらにアンラッキーな形でプレゼントしてしまった川崎が勝つのは難しいからだ。
 直後にペナ手前でFKを与えてしまうが、相手のトリックプレーにも冷静に対処していく。

 当然、ボールを持つ時間はビハインドの川崎の方が長くなるが、ここで川崎が見せたのは、麻生グラウンドで練習していたサイド攻撃だった。中央で楔を通し、早い段階でサイドへつけてクロスという形。引いた相手を崩すという狙いは分かるが、その精度が低い。

 ヒヤッとしたのは26分。ヴィトールのFKが壁に当たってCKに変わり、ショートコーナーで変化を付けてヴィトールがゴール前へ入れてくる。すると当たってコースが変わり、憲剛のシュートがフローデに当たって西部が慌て、何とか弾く。さらに憲剛が詰めてきたがポストを直撃。さらにCKを佐原が頭で合わせるも、今度はフローデがクリア。今季苦手にしているセットプレーから危ない場面を迎えたが、またも救われた。ますます川崎は勝つ確率が下がっていく。ピンボールのようにあちこち飛ぶので、運の部分が大きい。

 攻める姿勢を忘れたくないエスパルスは32分、岩下が精度の高いサイドチェンジを宏介へ通し、伸二へ繋がってクロスからCKを得ることに成功するが、これは生かせず。だが右サイドでのスローインからフローデがヒールで確実に落とし、淳吾のシュートが相手に当たってコースが変わり、オカがファーから突っ込む。オカはライン際で残し、マイナスのボールを出すと、淳吾がスルーして兵働のミドル。良かった頃に見られた厚みのある攻撃を展開した。

 その後も川崎のサイド攻撃をしのぐと、42分には兵働、フローデ、淳吾と繋がって淳吾が仕掛け、ニアサイドへシュートを狙う。外れてしまうが、キレがある淳吾の動きに拍手。
 そして1分後にビッグチャンス。淳吾が中央で相手をかわし、兵働へ預ける。兵働は溜めてサイドへ振るかと思いきやゴール前へ絶妙のパス。オカがうまいトラップでシュート態勢へ持ち込んだが、肝心のシュートが左へ外れてしまった。これは決めなければならない。こうして幸運も手伝いつつ、1-0で前半を折り返した。
 
ハーフタイムショー http://www.youtube.com/watch?v=i4l1VT2JgEg

 このペースを続けて2点目を取れれば、かなり勝利に近づくので、それを実行するだけだった。かなりポジティブな姿勢が見られたので、その期待感も高い。そして後半立ち上がりにそれが実現する。
 左サイドでボールを持った兵働からオカへ浮き球が渡り、オカは左足で折り返す。クリアされそうになるが、フローデが懸命に粘ってキープし、丁寧なラストパスをオカへ。オカはダイレクトで落ち着いて流し込み、2点目。仕切り直したかった川崎へのダメージはかなり大きい。フローデのが全てだった。菊地とのマッチアップが多くなったが、うまさで上回った。
http://www.youtube.com/watch?v=E8ryU8dEB1c
http://www.youtube.com/watch?v=EZCuUiSTyvw

 50分、川崎・小宮山に突破を許し、自陣に入られたところでパス、黒津がスルーしてジュニが狙ってくるが枠を外れる。本番になったら分からないが、練習ではまだ今一つに感じたジュニーニョ。この日も冴えていない。川崎は後半の頭から田坂と憲剛を入れ替えたような形でスタートしている。

 57分には3点目のチャンスがあった。ペナ手前から淳吾が浮き球を伸二へ。ペナ内で兵働の走り込みを感じて絶妙のタイミングで出したが、兵働のシュートはサイドネット。入ってれば美しいゴールだったが残念。最後ダフってしまった。
 逆に川崎は兵働が悔しがっている中、早くリスタート。田坂のクロスにファーで黒津が飛び込んだが、枠を捉えない上にオフサイド。黒津はどうにも決められないらしい。

 そして61分、川崎はお決まりの交代で稲本→横山。これに合わせて3トップにシステム変更、黒津を右に張りだす形を取った。何とかしようと懸命に動く高畠監督。これで攻勢に出て、66分には小宮山のグラウンダーの折り返しにジュニが合わせるが、ミートできずにラインを割る。この場面は崩されているので良くないが、枠に飛ばないので助かっている。67分には小宮山のミドル、跳ね返りを黒津が狙うがこれも枠へは飛ばず。70分にもヴィトールのパスを受けたジュニが狙うが、左へ外れていく。ここまでくると本当にアウスタでは相性悪いんだなと。

 立ち上がりからエンジン全開で行ったことで、少し疲れの色も濃くなってきたエスパルス。69分、岩下が足を攣ったのと同時に伸二に代え真希を投入し、まずは運動量を補充。さらに岩下に無理をさせず、74分にエディを投入した。押し込まれる展開でも粘り強くしのぐというのは、このところ出来ていなかっただけに、運もあれここまできたら完封したい。川崎はここで森勇介が登場。今考えると、やっぱり先にいた方が嫌だったかなと。

 川崎の後半最大の決定機は75分。ペナルティアーク付近でジュニが憲剛とのワンツーで抜け、西部と1対1になるが、イチが賢明な判断で触って西部にクリアさせ、こぼれ球も外へ逃れた。次第にパワーが衰えていく川崎は、セットプレーで変化を付けても意思疎通が合わず、あとはミドルシュートに頼むしかなくなってくる。80分にはジュニを下げて楠神を入れるという采配に踏み切ったが、何だかんだ言って怖いのはジュニだし、ジュニと楠神の関係がいいのも分かっていただけに、この交代は助かった。直後に横山にパスカットされ、楠神のシュートがあったがこれもブロック。

 あとは自分たちがどうやって試合を終わらせるか。この日は2点差なので余裕があるが、常にやらなきゃいけないことは、危険な位置でボールを失わないこと、そしてそれを誘発するようなプレーをしないこと。淳吾のミドルは外れてしまうが、シュートで終わっておくことが大事。フローデに疲れが見えるが、それでも立ち上がって懸命に戻る姿を見ると、他の選手も疲れたとは言えない。
 健太監督は試合をこのまま終わらせることを考え、オカを下げてテルを投入。4-4-2で締めに入った。今回は完封にこだわりもあったと思う。最後の最後に黒津の強烈なシュートが飛んできたが、これもサイドネットに当たってタイムアップ。
試合終了〜花火、ヒーローインタビュー1人目・オカ
http://www.youtube.com/watch?v=ZM4zZojSYVU
ヒーローインタビュー2人目・西部
http://www.youtube.com/watch?v=TdpUiT3yEmM

 攻め込まれる場面、危ない場面は多かったかもしれないが、全ては最初の決定機を取ったかどうかに尽きる。まだエスパルスにはツキがある(あるいは本当に相性なのかもしれない)。

 まず何より、運動量が増えた。単に疲れが取れたということよりも、メンタル面で改善が図られたということだ。この試合へ向けて、「サッカーを楽しむ」気持ちだとか、元気を出すということが盛んに報道されていた。それは去年の反省も踏まえて出来ていることだろう。自分たちのサッカーを思い出して勝ったことに意味があるし、一度沈んでから這い上がったことは、今後の決戦へ向けて弾みがつく。いいリズムに入るとそれが長く続いてくれるチームだと思うし、くれぐれもエスパルスのベース、連動性やハードワークを忘れないこと。そして楽しく、ポジティブにプレーすることが大事だ。

 まだ13試合も残っているので、順位表というのも早すぎる。まだ直接対決もあるし、1つ1つ勝っていくしかないのだから。それと同時に今年は、全ての大会に貪欲に臨むことが趣旨としてある。ナビスコ杯だろうが、天皇杯だろうが、自分たちでブレーキを踏む必要はない。どんどんチャレンジしてほしい。

勝ちロコ〜王者の旗、花火
http://www.youtube.com/watch?v=6Tt08t-Xw9U
http://www.youtube.com/watch?v=Wnt2rLDQIno
http://www.youtube.com/watch?v=Ke3P1ASQuwE
ガニャー〜パルちゃんコール
http://www.youtube.com/watch?v=9GCsbPUnG68

西部…キックのタイミング、精度をもう少し上げたいが、それを補って余りある好セーブ。集中力が高かった。
イチ…ようやく状態が上向いてきた。クロスの精度は上げたいが、パスを受ける場所も基本ポジションも高くなった。
岩下…審判団に笑顔で接すること、握手をすることで印象を良くしていこうという姿勢は感じられた。一度では意味がないので続けること。足が攣ったのは懐かしい光景だったが、これからはなしでお願いしたい。パスをカットされる場面がまだあるので、慎重さと大胆さのバランスは要調整。
平岡…ラインコントロールが良くできていた。突破されそうな場面でも早く読んで抑えていたし、珍しくミドルも打つなど先が見えているのだろう。やはり欠かせない存在。
宏介…この日のパフォーマンスを忘れないでほしい。消極的になるんじゃなしに、球際も厳しく行く。アグレッシブな姿勢が出ていた。基本的な部分の課題はまだたくさんあるが、他にいない以上はやってもらうしかない。

タク…チーム自体が復調すると、タクもプレーしやすい。かわいそうなファウルもあったが、プレーに余裕が感じられた。内転筋痛の影響も感じさせない。欠かせないピースが戻った。
伸二…ボールロストの場面は伸二が悪いのもあるし、周囲のサポートが悪いのもある。これは連敗中も連勝中もあったことで、今に始まったことじゃない。相変わらずファーストディフェンダーの役割を果たしているのを見ると、コンディションは悪くないのだと思うが、たまには王様になってもいい。
兵働…最近動きが鈍かったが、この日はよく動いていた。チャンスで決められずに頭抱えるシーンを見ると思わず笑ってしまいたくなるが、いいところに走ってるので続けて欲しい。

淳吾…MOM1。代表選出おめ。チーム事情とすれば痛いが最小限に食い止められそうだし、今の状態ならむしろ当然。最初のドリブルを見ると、あれこそ「ちゃぶる」なんだろうなと。ブルーの10番は空いてるぞ。今は1つ1つのプレーが頼もしい。迷っていた姿は消えた。
フローデ…MOM2。これはすごいよ。連敗中で奮い立たせていたのもあるだろうが、それにしてもよく走る。まぁ欲を言うとそこまで動かなくてもっていう感じなんだけど…でも後半の苦しい時間にSBの位置まで下がったり、なんと献身的な。本当は代えてあげたかった。
オカ…原点に帰れって言ってきたが、それが出ていた。やはりオカはハードワークしてナンボ。それがあってのゴールへ向かう姿勢。走ったからご褒美が来た。あの場面は難しいことをして取ったんじゃなくて周囲のサポートで取れた。それでも十分点は取れる。

真希…特に目立つ場面はないが、一度混戦でクリアしたかな。
エディ…ベンチスタートの時、CBなのになぜか投入機会が多い。そういう意味じゃ持ってる選手なのか。食いつきすぎる場面もあったが、仕事はしてくれた。
テル…4試合ぶりのクローザー。

健太監督…試合内容を見る限り、2日間オフを与えて水曜〜土曜までのトレーニングがうまくいったのだと思う。そこはマネジメントの成果といっていい。選手交代は消極的だったと思うが、どういうカードを切ってもあのままいけそうだったし、完封して悪い流れを切りたかったということで納得している。毎回こうではいけないが。

 さて今日はナビスコ杯、決勝トーナメントの初戦を迎える。相手はまたもFC東京ということで、もういい加減勝たないといけない相手。中3日の相手に対し、中2日アウェイということで、また新潟戦のようなスケジュールになっている。だが相手の状態が悪い。それに加えてアウェイゴールがある。多少ごちゃごちゃした試合になっても、それはこっちの方が有利になる。相手はそういう試合にしたくないはずなので、立ち上がりから仕掛けて構わないと思う。

 今回のテーマは「がっつく」。FC東京がこれだけ悪い状態に陥るとは思っていなかったが、そういう時ほどこのチームは分からない。そしてエスパルスはこういう時に今まで何度も落としてきた。それは相手を意識しすぎて消極的になってしまうから。だから、やり難さを感じる必要は全くない。どんどん仕掛けていくこと。疲労を考慮して、何名かは入れ替えることになるが、それに伴う不安は少しある(ポジション的に)。でも、やるべきことを思い出した後なので、新潟戦のようにはならないと期待している。

 勝つのがベストだが、アウェイゴールありでの1点差負けでも許容範囲と、1stレグは幅広く受け止められる。ポジティブシンキングで臨め。

P.S. スパサカの健太インタビュー
http://www.youtube.com/watch?v=UEcrKVGV9zk

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2010年08月26日

['10J1第20節]磐田vs清水

2010年8月22日() 18:05 KICKOFF
J1第20節@エコパスタジアム
ジュビロ磐田22-11清水エスパルス
0-0
23分 ジウシーニョ
43分 山本康
川口
主審:柏原
天候:晴れ
観衆:31,266人
41分 太田
廣井

 色んなものがごちゃごちゃしてる。これではいけない。負けるにしても、負け方ってものがある。気持ちが入っていなかったとは言えないが、あまりにも簡単にやられすぎ。下を向いている。中4日もあったので、頭の中をしっかり整理しなければならなかったが、そこまでいっていなかった。当然、ダービーでこういう敗戦をした事実は重い。

 原点回帰を望んで迎えた今節だったが、新潟戦で機能しなかった中盤に相次いで内転筋痛というアクシデントが発生。兵働は幸い軽症だったが、タクと伸二は今後に響く可能性があるということで、先発を回避。タクにいたってはベンチにも入らなかった。タクと伸二が先発から外れる、あるいはベンチ外の試合では、勝ったことはあるが安定しない…というのはご承知の通り。こういう時に杉山浩太という選手が出てこなければいけないが、まだコンディションが整わないでいる。しっかりしてほしい。
 さらに平岡、岩下の2人が出場停止、アラタも回復途上でベンチスタートという状況の中、CBに廣井を使わざるを得ず、中盤に真希、テルを起用する以上、わざわざ4-3-3のまま臨んでバランスを崩すより、4-4-2でバランス良く…という考え方は理解できる。「ダービーらしからぬ消極的姿勢」というのはちょっと酷だ。サブに伸二、エダ、一樹らがいるわけで、仕掛けたい時には仕掛けるということ。

 磐田のほうは、パクと西が出場停止で山本脩と山本康。特に左SBのところは守備に不安があるはずだということで、狙うべきサイド。ジウシーニョがFWに戻って2試合目だが、前田とともに前線のプレッシャーは厳しくなるし、中盤はやや守備的なだけに、前線に蹴る回数も増えるのかなというのはあった。復帰するフローデに頑張ってもらい、2トップになることでオカの負担が減って…という理想形を描いた。また、西がいないということで磐田もタメが出来ない。打ち合いになるかなという予想だった。
(試合前には清水ゴール裏からまた変なダンマクが出たようだが…意味あるのかね?)

http://www.s-pulse.co.jp/top_team/live/323.html
 ここ2試合欠けている、攻守の切り替えの速さ、連動性、また廣井が入った守備、そしてポジショニングのところを注視しようとメモしてキックオフを待った。
 早速、廣井がクリアを空振りして苦笑い。3分、最初のチャンスはセットプレーから。左サイドで得たFKを淳吾が入れると、川口が飛び出して触れ、CKに。兵働が逆サイドから入れ、ファーでエディが折り返し、兵働がいいシュートを放ったが、駒野にブロックされた。

 守備の時には2ラインがしっかりできているし、前線からのプレス、そこからの連動性も立ち上がりはまずまずに見えた。問題はそこでボールを奪えるかということだが、これは五分五分の印象。相手も分かっているので早く動かしてくるし、外される場面もあればストップできる場面も。

 ただ攻撃の時は、どうしても中盤のクオリティが落ちるので、ポゼッションが不得手になっている。中央が空いていてもサイドに一旦つけたりとか。その分サイドハーフがタメを作って、サイドバックを生かすような攻撃が出てくればと思ったが、そこまでは至らない。
 13分に淳吾がテルからリターンを受けて狙うと、15分には裏を狙ったオカへのロングボールのこぼれをフローデが拾い、パスを受けた真希がペナ手前から左足を振り抜く。万全の陣容でないながらも、何とかしようという姿勢は見える。

 だが、次第に磐田が清水のやり方に慣れてくると、リズムを奪われる。特に今回のシステム変更で気になっていたのは、磐田のボランチをどうやって見るのかということ。4-1-2-3であれば、2のところがボランチに対峙するので、プレッシャーをかけやすくなるが、4-4-2だとどうしても前に押し出せなくなり、那須や上田がフリーで前を向けてしまう。そこを抑えられないと、前田にしっかり供給してくるので、当然こちらは押し込まれることになる。もちろん首脳陣はそれを覚悟の上で変えているだろうが。だから最初はうまくはめ込む場面もあったが、次第に減っていった。

 20分には左サイドで兵働が駒野にかわされてクロスを上げられる。ファーに流れたが、健太監督が最も怖いと指摘していた駒野からのクロスボールを簡単に上げさせているのはまずい。そして23分。再び左サイドを山本康にかわされ、マイナスの折り返し。ぽっかり空いたところに入ったジウシーニョがシュート。ミスをしたものの、ゴール右に吸い込まれて磐田先制。最初の15分が五分五分だったにもかかわらず、あっさり失点しすぎだ。これではリズムをつかむのは難しい。

 先制後も、ヤンツーが前からプレスにいくよう指示しているあたり、清水に対する攻略法はしっかり描かれているようだ。7月にもそれで苦しめている実績があるし、何より昨年の1-5が頭に残っているんだろう。
 何とかしたいエスパルスは、サイドハーフの兵働がボランチの位置まで下がってパスを受け、リズムを作ろうとしているのが伝わるのだが、どうにも彼の動きが鈍い。結局相手のプレスをもろに受ける展開となり、前線へ蹴るだけになってしまう。これでは難しい。31分にはセンターサークル付近で真希がフローデからパスを受け、再びドリブル。ペナ内右からシュート性のボールを入れるが、ファーには合わない。

 33分には上田が左足でミドルシュート。寄せが甘くヒヤリとしたが、西部の好セーブ。これで与えたCK、上田のクロスに那須が決定的なヘディングシュートを放つも、これも西部がストップ。立て続けにやられておかしくない雰囲気だが、何とか耐える。

 次第にフローデが右サイドに流れる機会が増えてしまう。これは去年の開幕時、悪い時と同じ。人がいないからそこにいくというのが多いので、周囲がフォローしたいが…イチをうまく使えていないのと、イチ自身がよい動きを取り戻せていない。

 このまま前半0-1で仕切り直しか?と思っていたところ、41分。意外な男が同点ゴールを決めた。左サイドでパスを受けた宏介は、深くまで抉らずに戻し、中へ入る。ボールは真希を経由してペナ手前に入り、オカが関わって混戦状態。ごちゃごちゃしたところを兵働が前方へ出すと、残っていたのはなんと宏介。川口より早く左足で押し込み、貴重な同点ゴールを奪った。宏介はついに初ゴール。それまで何度もサイドを破られていただけに、サッカーは分からない。

 正直ツイてると思ったし、このまま前半を終われればと思っていた。だが事がそう簡単に運ばないのが今の状態の悪さか。43分、再び左サイドを破られる。兵働が駒野へついていくが、駒野は前方へパス。このパスを受けた山本康が、真希をかわしてペナ内に入り、左足を振り抜く。これがその真希に当たって若干コースが変わり、ニアをぶち抜いてゴール。1-2。山本康も意外だったが初ゴール。またも複数失点。それも前半で。

 当然2点取りにいかないといけないし、伸二が出られるなら45分出てもらうのがいい。ただ左サイドはすでに決壊しているとみて、いくら宏介が点を取ったとしても、アラタが出られるなら代えた方がいいと思った。もし宏介が点を取ったことによってポジティブさを取り戻すと期待するならば、兵働を思い切って代える手もあった。だが1点差、健太監督は動かず。「体を張った守備」と「テンポを作る」、そして「前節同様に立ち上がり注意」を指示して送り出した。

 50分、駒野のクロスに前田ヘッドという磐田得意の形が発動したが、前田がオフサイドポジションで助かった(意図的に取れたかもしれないが)。依然としてボールの奪われ方が悪く、走らされている。何とか淳吾がキープしてタメを作ろうとするが、時間がかかっていて崩しきれない。左サイドでは、宏介が仕掛けるとFKを貰えるので生かしたいが、セットプレーは相手も集中している。

 56分、健太監督は兵働を諦め、エダを投入した。このあと伸二、そして切れが戻ってきた一樹を入れて勝負にいくことになるだろう。何とかリズムを取り戻したい。直後には宏介のクロスに淳吾とフローデが突っ込み、フローデがフリーだったが淳吾が手前でヘディングしてしまう不運。さらに2分後、左サイドから右サイド深くへのサイドチェンジを、山本脩が空振り。これを淳吾が突いてペナ内へ仕掛け、そのままシュートに持ち込むが、角度がなく川口にセーブされCKとなる。しかし、これも生かせず。磐田は船谷に代えて成岡、フレッシュな選手を投入する。

 何度かカウンターを浴びるが、ここまでくるとなかなか修正は難しいし、攻めないといけないので覚悟の上だ。そして伸二が投入されたのは70分。もう少し早く出て欲しかったが、こればっかりはコンディションの事情もあるので仕方がない。システムは特に変わっていない様子だ。真希の位置にそのまま入っている。

 72分にはしんどくなってきた廣井が、ペナ手前で前田のユニを引っ張りファウル、警告を貰う。近距離のFKを駒野が狙ってくるが、バーの上。これもグラウンダーで勝負されたら嫌な感じだったが助かった。

 75分、再び左サイドでFKを得たところで一樹投入。交代はオカ。これはもう仕方あるまい。ここまで書いてきて分かる通り、オカの名前がほとんど出てこないから。ペナ手前で得た絶好のチャンスを伸二が直接狙うが、壁に当たる。何とかしたいが、点が入る雰囲気を作れない。磐田がこの時間になって下がるのは定石なので、当然ボールを持つ時間は長くなるが…。80分にはフローデがいいコースを狙ったシュートを放つが、川口に触れられゴールならず。

 焦りが顕著となり、自陣でのパスミスも出始め、次第にパワープレーへと移行。だがカバーリングを磐田に徹底され、思うようにセカンドボールを拾えない。単調な攻撃のまま時間が進み、タイムアップとなった。3連敗。試合後、ゴール裏からは当然のブーイングだ。
http://www.youtube.com/watch?v=aKz_7mkSzbo

 まず今回は疲労というのは言い訳できない。清水は中4日、磐田は中3日でどちらも蓄積はあれどリカバリーの時間はあった。だから新潟戦と同じようには考えられない。そういう意味で健太監督の言う「メンタル」の部分は影響としてあるだろう。前半17節までで1敗しかしていないチームなのだから、ここまでバタバタする必要はないが、どうもよいイメージが出来ていないらしい。イメトレするのも一考だ。このチームはいいリズムだと、その流れをどんどん生かして戦える。一方、悪いリズムに入ると一気にネガティブになり、抜け出せなくなる。今までもずっとそう。これはもう脱皮しなければ。ベースがあるのだから、そこに戻ればいいのだが、頭の中から消えてしまうことがある。

 データ的な部分でいくと、失点数が29まで膨らんだ。だが、これはもう減らないので、今後増えないようにしていくしかない。内訳をみると、こんなことが見えてくる。0分〜15分の間が3失点、16分〜30分が3失点、31分〜45分が10失点、46分〜60分が3失点、61分〜75分が0失点、76分〜90分が10失点。
 つまり約3分の2にあたる20失点が、前後半のラスト15分ということだ。後半のラスト15分は清水に限らず多いし、どこも疲れているので増えるのは致し方ない部分もある(それでも多いけど)。だが前半ラスト15分でこの失点数は多すぎる。今回もこの時間帯に失点して苦しくなったし、新潟戦も2点取られた。実はそれまで試合の入り方に問題ありという状況だったし、今も問題がないわけじゃないが、耐えるべき時に耐えられないというのは厳しい。以前はもっと粘れていたが。

 そして当たり前の話だが、この3連敗中は全て前半に先制点を許しての戦いだ。京都戦のように逆転した試合もあるとはいえ、このチームは先行逃げ切りの色が特に強いチーム。これだけ失点が多いのに、先制した試合では今季負けていない(=逆転負けがない)。だからこそ、前半からアグレッシブに戦う今年のサッカーを、もう一度思い出さないといけない。

 まずどうしなきゃいけないのかの整理をしっかり行いたい。ここ2試合はパスのテンポが遅い。そして中盤がプレッシャーによって潰される。それによって最終ラインも下がる。だからマイボールになった時、自信を持って繋ぐこと。DFは縦に入れる意識を持つ、伸二や兵働の片方が下がってパスを受ける、出ていくという作業をしながらサイドを使うこと。今年は中盤が肝なのだから、ここが機能不全になってしまってはいいサッカーは出来ない。そうすればラインも高く設定できるはずだし、イチも高い位置でボールを受けられるはずだ。自ら持ち上がる選手ではないので、連携が重要になる。
 ビルドアップの一歩目となる西部も、このところセーフティーにやり過ぎているし、キックまでの時間も長い。相手の切り替えも速くなっているが、いい時はDFの足元に預けている。中断明けの磐田戦で蹴りまくったあと、兵働が先発復帰して本来のサッカーを思い出したことがあったが、あれと同じようなことを今回もして欲しい。

 そしてその上での話だが、左サイド。現在相手にとってフリーパス状態である。あまりにも弱い。宏介は鹿島戦では良かった(失点こそ彼のサイドだったが)。しかし、それ以降はまた不振。チームとして復調したら彼も復調するのかというと、ちょっと考えづらい。オカや兵働の動きが落ち、フォローし切れていないのも事実だが、個でこれだけ戦えないとなれば、テコ入れが必要と考える。何とか蓋をしなければ、今後も狙われる。
 アラタがどういう状態なのか分からない上、体調不良をおして出た名古屋戦が酷かったので、無理は言えない。アラタが離脱していた際、オプションとしてエディのSBをテストしているが、これはあくまで緊急時。スタートからは使わないだろう。そうすると、中央での不安を隠せない岩下に、久々にSBをやってもらうということも視野に入れないといけないのではないか。彼自身が吹っ切れるためにも、視野を変えるのは必要なことだし、彼が和道に代わってCBを任せるきっかけになったのも、SBでの出場が続いたからだ。そして彼はいいパスを出せる。中央よりもリスクは少ない。永畑を使うつもりはないようだから、何らかのテストはした方がいいだろう。

 「夏に強かったはず」とか「首位に立った途端にまたこれ」とか、言われても仕方のない状況だが、まだまだ覆せる。去年は10月中旬に大分に負けて以来、リーグ戦に限っては12月頭まで勝てなかった。だが今回はまだ1週間に過ぎない。トップグループから置いていかれたわけでもない。食らいつくことが大事。だからこそ、ここでしっかり頭の中を整理しなければならない。正直、主力のメンバーが戻ればすぐ復活するという状態ではなくなっている。ダービーまでにそれをやってほしかったが、いろいろあってできなかったということなのだろうから。前半戦は誰が出ても同じようなサッカーが出来ていた。そこからよりアグレッシブになったとしても、このチームの良さは個々の運動量で味方をカバーすること。だからシステムも変えた。ハードワークが大前提で、攻撃も守備も表裏一体だ。そこからスタート。結果ばかり追い求める前に、軸をしっかりして戦わないと、1つ勝ってまた負けるというような不安定な戦いをしかねない。

 そのあとにナビスコ杯、天皇杯と色んな大会が入ってきて、連戦も増えるが、それを乗り越えられるだけの準備を夏場にしてきたはずだ。その自信を失うことなく戦う。そのためにもまず、フロンターレを何としてでも破りたい。


西部…何点かは防いだが、厳しいこと言うといい時と比べてバタバタ感のあるセーブが多い。最後尾が落ち着かせないといけない。
イチ…貰う位置もよくないし、全体的にプレーが軽い。まだ上がってこないのは苦しいが、チームの問題もある。
廣井…何とか出来ることはやった印象。軽いプレーもまだあるし、粘り強さも足りないが、出来ていればすでに何試合か出てる。他の選手と肩を並べるには至らないだろう。
エディ…もう少し寄せを厳しく。毎試合コンビが変わって難しいのは理解しないといけないが。
宏介…初得点については、あそこに残っていたのが生きた。そして攻撃面では、とりあえず仕掛けることでFKを貰えた。だが、守備は以前にも増して厳しい。頭の中が混乱しているのではないか。簡単に抜かれてしまってはお手上げだ。

テル…役割を理解し、捌く仕事も引き受けていた。積極的だったと思うが…。
真希…威勢よく飛び出したまではよかったが、その後停滞。特徴が消えてしまっている。勿体ない。
淳吾…懸命に仕掛けて、何度か惜しいところまでいったが、その先が…。
兵働…動きが悪かった。走らされていた。真ん中でゲームメイクしようと動いていたのは伝わったのだが。コンディションを整えて。

オカ…最初はハードワークする姿勢も見えたが、次第に動きが落ちた。交代されて当然。原点に戻れ。
フローデ…1週間ぶりでさすがの動きもあった。必要性を感じさせてくれたが、サイドに流れ過ぎないようにお願いしたい。

エダ…あまり仕事が出来ずに終わった。役割が不明瞭。この前のように2トップの下という形で投入するのがベスト。
伸二…高い位置で仕事をして欲しかった。味方を生かそうとしすぎた印象がある。こういう状況を打開するために伸二の力が必要だ。うまく立て直して欲しい。
一樹…そもそも仕掛けるためのパスがあまり来なかった。

健太監督…このメンバーで臨むとすれば、4-4-2も致し方ない。だがシステムだけで解決する問題じゃないのに、そこしか変えられなかったのは反省点だ。迷ったのだと思う。それが結果に出てしまった。左SBをいじらなかったのは、よほどアラタが悪いのだろう。それを除けば試合中の采配は妥当だった。

 色々監督もごちゃごちゃした状態で1週間戦ったと思うので、反省していい時のサッカーを取り戻したい。主力が戻れば問題なしというのではない。全員で確認しておかないと痛い目に遭う。CBが2人帰ってくるが、状態のいい選手を使うべきだ。先述の通り、岩下SBも1つ考えて欲しいところではある。
 中2日で味スタでの1stレグに臨まないといけないが、まずは川崎戦に集中するのみ。代表の問題とかまだクリアになってないが、それはもうその時。お互い様だし。何度も同じことを繰り返さないよう、監督としても正念場。先週のマネジメントは失敗しているのだから。

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2010年08月18日

['10J1第19節]新潟vs清水

2010年8月17日(火) 19:04 KICKOFF
J1第19節@東北電力ビッグスワンスタジアム
アルビレックス新潟42-01清水エスパルス
2-1
32分 リシャルデス
42分 チョ、49分 矢野
90分+1 チョ(PK)
黒河
主審:扇谷
天候:晴れ
観衆:30,076人
85分 原
平岡、太田、西部
一樹プレー集 http://www.youtube.com/watch?v=mfziOR7WRJo

 まず、ネガティブに考えないこと。新潟が非常にいいサッカーをしたのもある。今、何が起きていて、どうしなきゃいけないかを考えるいい時期だ。今季最初の分岐点はナビスコの神戸戦後だった。あの試合と今回は似ている。前回はその後連勝して勝ち残った。
 鹿島だって去年、1-4で負けたことがある。名古屋も今年1-4で負けている。どのチームもこういう試合はある。勝ち点がマイナスになることはない。

 新潟は山形に敗れて連続無敗記録が止まったが、そこから中3日。移動距離もそれほどじゃないので、割とじっくり調整が出来る。一方エスパルスは中2日で新潟遠征。紅白戦などは出来るはずもなく、前日に攻守におけるセットプレーの確認を行った程度。コンディションを言い訳にしてはいけないというが、かといって影響が小さいかというとそうではなく、かなり大きい。これがアウスタでの試合だったら小さいと思うが、中2日のチームが出向くということが大きい。以前のコメントでも、中3日なら何とかなるが、中2日はしんどいというのを目にしたことがある。

 その中で健太監督は、あえて先発を4人入れ替えた。かなり覚悟を決めて臨んだものとみられる。出場停止になった岩下に代わってエディが復帰するのは当然として、右SBに辻尾。イチはまだよくない印象なので、ここで再度チャンスを与えるのは納得。
 それからフローデが完全休養で欠場。ナビスコではよくやるが、リーグでとなると初ではないか(川崎戦は途中出場)。これも、マリノス戦が最近の中では悪い部類の出来だったので、ガタが来るのを避ける意味でも、仕方ないかなという印象だ。だが、昨年からフローデが先発から外れた試合は勝ったことがないというデータも出ている。代役は永井だが、オカとどちらが中央でどちらがサイドかは、見てみないと分からない。

 さらに淳吾もベンチスタートとし、エダを右サイドに起用。これは意外だった。淳吾が特に疲労の色が濃いという感じでもないし(むしろオカというくらい)、怪我の話もないので。好調だし。推測すれば、フローデ→永井で落ちる守備力をカバーする狙いか。走り回れるので。あとは少ないチャンスを決める力を持っているということ。
 そしてベンチには一樹。元紀が引き続き好調だというのを、直近のサテの報告でも聞いていただけに、一樹のチョイスは意外だったが、あえて選んだということは調子がいいのだろうと期待。あとはCBのサブで廣井が入った。アラタがCBとSB両方できる枠で入ると思ったが、まだ万全でないのか、次に備えたか。

 新潟はミシェウが出場停止明けで戻り、ベストメンバー。リーグ戦において、ミシェウ先発時は負けたことがない。リシャルデスのキックの精度はどんどん上がっている印象だし、前線はめまぐるしく動くので厄介。ただ山形戦は代表から中1日のヨンチョルが精彩を欠いた。万全でない可能性もある。後ろは相変わらず大崩れしないし、クロも最近頑張っている。

http://www.s-pulse.co.jp/top_team/live/322.html
 まず配置を確認。最初こそ永井が中央にも見えたが、基本的にはオカが中央で永井が左だ。
 早速、矢野貴章がガンガン追ってくる。いきなり最終ラインのパス回しで危ない場面があった。コンディションが良さそうな新潟、プレスが厳しい。慣れるまで耐えないといけない感じがした。
 やはりミシェウが嫌な位置でうろちょろしているので、常に注意しなければならない。バイタル、タクの横のスペースで受けて起点を作り、スルーパスなどを絡めて好機を作ってくる。

 逆にエスパルスはというと、最終ラインから中盤にボールが渡った瞬間に、相手のボランチとサイドハーフ、あるいは矢野まで含めて迫ってきて、挟み撃ちにされた。中盤から前へボールが渡らないとなれば、攻撃はロングボールを蹴るしかなくなる。だが今日はフローデがいない。

 7分、伸二のスローインを受けた兵働が、エダとのパス交換からファーストシュート。11分には宏介から伸二を経由して兵働、最後はオカだったがクリアされる。

 逆に9分、エディのファウルで新潟にFKを与える。ポイントとなる最初のセットプレーは、清水から見て左サイド、ペナ横。リシャルデスが入れてきたボールを西部がパンチング。ジャンプのタイミングがちょっと危なっかしかったが…。
 さらに13分、ミシェウからのパスを酒井が受けクロス、矢野が突っ込むがエディが何とかクリア。だが拾われて中盤でファウル。リスタート、左サイドからカットインしたヨンチョルがコントロールシュート、右ポストを直撃。なんか最近は簡単に失点するので、こういうのも入りそうな感じがしてしまう。助かった。

 16分のエスパルス、カウンターから永井がドリブルもシュートまで打ち切れず、最後は兵働がミドルを狙う。攻撃はこの分だとカウンターで何度かチャンスを作って、その中から決めるという感じだろう。自分たちでポゼッションして崩す形がなかなか想像できない。

 押される展開は続く。18分、中盤でFKを与える。今度は中央、距離のあるところからリシャルデスが直接狙うも、西部が一度弾いてキャッチするが、極力FKは避けたい。1分後にもヨンチョルが仕掛けてミシェウがフィニッシュという形。

 21分、ようやく辻尾が攻撃参加。伸二との絡みで突破を図ると、ヨンチョルにユニを引っ張られてファウル、FKを得る。これを伸二がいいところへ入れたが、オカがミートできず。前日、「ポイントはセットプレー」と話していた通り、コンディションの問題もあって流れからたくさんチャンスを作るのが難しいだけに、大事なところだ。

 ゲームの主導権は新潟が握り、何とか耐えている状況。ベンチは想定の範囲内という見方をしていたと思うが、このままでもまずい。守備では一対一の対応とか課題もあるが、最後のところではエディがかなり効いていた

 30分にはエディが高い位置でインターセプト、これを伸二が拾って、永井を経由してペナ内のエダ。ゴール右隅を狙ったがわずかに枠の外。その前にオフサイドの判定。なかなか効果的な崩しが出来ないまま。

 そして32分だった。矢野からパスを受けたヨンチョルが飛び出したところ、懸命に止めようとした平岡がユニを掴んでしまい、ファウル。平岡には警告が出され、危険な位置でFKを与えてしまった。最近FKで失点しているだけに、もうちょっとペナ手前での対応は何とかしたいが、そこまで入られてしまってるというのが問題。結果、リシャルデスに見事に決められてしまった。
http://www.youtube.com/watch?v=1SGB0mR2Ois
 健太監督は試合後のコメントで、リシャルデスのFK対策をしたが相手を褒めるしかないと言っている。だからこそファウルをしないことが大事になってくる。

 何とか前半0-0で折り返したかったが、それ以上に「またFKか」という空気が充満した。集中力が次第に低下していくエスパルス、運動量の違いが手に取るように分かる。36分にもミシェウからパスを受けた矢野が右サイドからシュートを放つと、41分。ヨンチョルが仕掛けて酒井へ、酒井のクロスはタクがニアでクリアしたが、それが甘くヨンチョルへ。角度がなかったがきっちり右隅に流し込まれ、あっさり2失点目。

 2点差は非常に重い。何とか反撃を試み、43分には宏介のサイドチェンジを右サイドでオカが受け、クロスにエダが突っ込むがハンド?の判定。逆に1分後、新潟右SB・西のクロスをクリアしたところで矢野に拾われ、あわや3点目という危ない場面を作られてしまう。オフィシャル実況も問題点を指摘する中、前半を終了した。すでにこの段階で、かなり疲れているのがうかがえたし、うまくいかないので兵働らがカリカリしてしまっている。落ち着きたい。

 最低でも2点取らないといけないので、当然何らかの交代をするだろうと。特に右サイドが機能しておらず、ヨンチョルやミシェウに自由にやられているので、調子がいいはずの淳吾を入れて、押し返すことが必要だと思っていた。そうすれば辻尾も攻撃に出られるはずだと。だが監督が選んだのは、辻尾を代えてイチというもの。直接対峙する選手を代えてきた。
 それと、マリノス戦でアーリアにやられたように、この日もミシェウにスペースを使われているということで、今回はシステムを変えた方がいいと思った。これは監督も同じだったようで、後半から4-4-2に変更。タクと兵働がボランチに入り、伸二を高い位置に上げた。逆サイドにエダがいる。これならば、伸二がイチを使ってくれるということだろう。それで押し返すという策も確かにある。

 展開的には京都戦やナビスコ・神戸戦と同じだった。京都戦は逆転出来たが、神戸戦はそのまま失点してズルズルいった。どっちかだろうとは思った。そして前者に持っていくチャンスもあった。後半立ち上がり、右SHへとポジションを代えた伸二の絶妙なクロスに、エダがいい形で飛び込んだが、わずかにタイミングが合わず。これが入っていれば…。

 逆に49分、ミシェウのスルーパスに反応した矢野貴章に決められ、0-3。この場面でも寄せがすごく甘い。決定的な点を取られ、ほぼ試合は決した。こうなってしまっては難しい。
http://www.youtube.com/watch?v=sm39E1gXV5I

 52分、入ったばかりのイチがいいタイミングでオーバーラップ。伸二がうまく使って深く抉ったが、クロスは引っかかってCKに。
 新潟は54分、本間に代えて三門。3点勝っている中で、前へ飛び出す力がある選手を早々と入れるところに、新潟の好調さがうかがえる。

 なかなか流れが変わらず、65分にようやく淳吾を投入。伸二がそのままアウト。仕方ないといえば仕方ないが、伸二がボランチに入ってどうなるかを見たい気もした。68分にはバイタルに入ったオカからペナ内で永井がラストパス、最後は走り込んだタクがシュートもブロックされた。数少ない工夫がみられたところ。

 淳吾は73分に自陣からドリブルで強引に持ち込み、そのままシュートを放つなど、相変わらず切れのある動きを見せてくれただけに、もう少し早く見たかった。そして新潟はこの直前、リシャルデスを温存し、新外国籍選手のジョン パウロが入ってきた。余裕の采配である(小ネタ:コールはエヴェルトン サントスと同じw)。

 75分、最後のカードは永井に代えて一樹。15分でどういう仕事が出来るかという中、気概を見せてくれた。79分、ロングボールをオカが競り、裏に抜けた一樹が豪快にシュートに持ち込むもクロの正面。そして85分、右サイドからその一樹がドリブルで仕掛け、千葉をかわして左隅に決め、1点を返す。笑顔でベンチにアピールするのはどうかと思ったが…。

 さらに一樹の強引な仕掛けが機能し、チャンスになりかけたが、オフェンスファウルを取られてしまう。逆にロスタイム、カウンターで数的不利の状態となり、兵働がユニを引っ張ったがアドバンテージ、ペナ内でヨンチョルを西部が倒し、PK。西部に警告。ヨンチョル自ら決め、4点目。そして試合終了。なんとも虚しい光景が広がった。
http://www.youtube.com/watch?v=NB1NJzah_5I

 まぁ、やっぱり疲れてはいた。ただ反省点がある。コンディションで自分たちが不利だから…というのを考えすぎたようだ。監督もそうだし、選手たちの間でもそうだろうし、もっといえば私もそう。今季最も苦しい状況だと指摘したが、やれる力があるのに勝手に動けないと思ってしまっては勿体ない。なにか省エネでやろうとしていた。これでは入れ替えた意味がない。ハードワークが前提の戦いである。清水の選手たちは、尻を叩かれた方が頑張るような印象があるので、コンディションは関係ないと突っぱねるくらいのほうが良かったのかもしれない(もちろん裏ではマネジメントしなきゃいけないんだけど)。

 戦術的な部分では、中盤が機能しなかった。もう少しフレッシュであれば、相手のプレスをかわして展開できたのだろうが、疲弊していて持ちこたえられない状態だった。前述の通り、ここ2試合はスペースを簡単に使われて起点にされている。タクが過労状態。さすがに修正せざるを得なくなった。4-3-3が本格的に研究されているのは事実だろう。ちょうど前節から2巡目に突入しているし。

 基本システムは変えなくていいが、今回のように連戦で攻撃的なサッカーを貫くのが難しい状況の時、そして重要な存在であるフローデを休ませたい時には、4-4-2でバランス良くスタートするということも視野に入れるべきだ。今まではそこまで思っていなかったが、「適材適所」の観点からするとね。例えばエダはサイドもできるが、中央のほうがよいと。もっとハードワークしてくれると思ったが、攻撃に意識が傾いていた。オカは最前線で張るよりも、相棒がいた方がいいと。攻撃時にはそういうポジションチェンジをするだろうから…という程度に思っていたが、基本ポジションから与えてあげないと、難しいのかもしれない。守備が崩れている今だからこそ。

 フローデがいないと勝てないことをまたも露呈したが、この課題は以前から続いている。今回、代役になり得る駿がベンチに入らなかった以上、グラウンダーでの勝負を選択したわけだが、相手もよかったし酷な状況だった。その点はマネジメントミスだ。少々無理してでも駿を使うことも視野。他のメンバーならメンバーで、フローデを使わない時にどうするのかは考えないといけない。

 永井は思うように絡めなかったが、状態が悪いわけではないと思っている。だが、今回メンバー入りした一樹が結果を出した。仕掛ける姿勢を思い出した。これは数少ない収穫と言える。良い時の一樹が戻ってきているので、永井の立場は厳しくなった。元紀も調子はいいはずだが、最近はなぜかメンバー入りできない。

 守備については、ここ6試合で15失点。1試合平均2.5点も取られている。今季合計も27ということで、下位にランクされた。これはさすがに異常だ。2005年のガンバに似ているといえば聞こえはいいが、そこまでの異質なスタイルでもない。
 そして15点中、PKを入れたセットプレーが6点。FK自体を止めるのが難しいとすれば、ファウルをしないことが求められるが、今年はスタイル上、カウンターを受けるのを覚悟でやってる部分もあるし、仕方ないファウルもある。

 それでも前半戦にしろ、鹿島戦にしろ出来ていたわけだから、やればできるはずだ。守から攻、攻から守と切り替えを早くすること。これが原点のはずだ。もう一度思い出して欲しい。この2試合はそこがダラッとしていて、後追いになってる。うまくいかないからといって、サボったら意味がない!
 だから球際で戦えないし、人への寄せが甘い。これではただ近くに立っているだけで、結局ファウルを誘発してしまう。もう一度こだわらないとダメ。

 それが、余分なイエローカードを減らすことに繋がる。あまりにも今年は多い。次節、岩下に続いて平岡も出場停止となった。おそらく、体調不良明けのアラタとエディという左利きコンビで組まざるを得ないが(あるいは廣井だが)、毎試合のように最終ラインが入れ替わると、どうしてもズレが出る。序盤戦、それで結果が出たのはよかったが、その後は平岡・エディで固定されたし。踏ん張りどころだ。

 失点続きの流れを変えるためにGKを代えるのもありっちゃあり。西部は少しパフォが落ちているし、GKが変わると最終ラインがピリッとする。腰を痛めたらしい海人がどういう状態なのか気になる。武田も今年は何度か出ているので、候補にはなるだろう。だが本来、今年の戦術には海人より西部がマッチしているので、守護神として早く調子を取り戻して欲しい。

 今年の原点に立ち返る。これが次のポイントだ。前回のダービーは厳しい試合でのドローだった。今回は当然勝ちにいくだけだが、ダービーだからというよりも、今後の自分たちのために、やらなきゃいけないことを実行する。それが出来れば、悲観する必要はない。たかが一度連敗したくらいで、まだその程度しか負けていないってこと。やることをやれば勝てる、いいサッカーが出来るという自信は失っちゃいけない。「THE CONFIDENCE」だ。今季2度目の分岐点、結束して乗り越えよ。

(※選手別コメは省略。)

P.S. 新潟は非常に強い。あれだけ攻撃陣が動いて、しかも連係良好となればどのチームも苦労するわけだ。ミシェウがいない時に大島が出ると、少し窮屈になるのかなと。その点、ミシェウが欠かせない存在なのも理解できる。そして守備も安定している。選手層も厚くなってきた。黒崎監督はいい仕事をしていると思う。苦手の夏場というが、今年は大丈夫そう。

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2010年08月17日

['10J1第18節]清水vs横浜FM

2010年8月14日() 18:34 KICKOFF
J1第18節@アウトソーシングスタジアム日本平
清水エスパルス11-12横浜F・マリノス
0-1
30分 岡崎
岩下
主審:西村
天候:曇り
観衆:20,019人
2分 兵藤
53分 中村
松田
ハイライト
http://www.youtube.com/watch?v=02KL5eRg5f0
http://www.youtube.com/watch?v=ghPlIT47M8Q

 俊輔にちゃぶられた。それに尽きる。恐れていたことが起きた。分かっていても止められないというのが面白いところだし、悔しい。
100814-01.JPG この日も電車で3時間掛けて移動。今回は指定席なので、ある程度余裕持っていけば問題なかった。相変わらず暑かったけども。道中ではマリノスサポや、豊田へ向かうレッズサポも見かけた。東海道線は色んな人が乗ってる。清水駅にバナーがあるの、実は初めて知った。何回か通ったんだけどな。
 2時間前くらいに到着。S-FESTA会場にはパルとこパルがひよこちゃんと写真撮影に応じていた。草サッカー大会で清水に来ている子どもたちを大勢見かけるなど。
 飯は、まぐろ勝つバーガーを。これだけだけど。かき氷がよく売れていたな。あとソフトクリームも。
100814-02.JPG 100814-03.JPG
100814-04.JPG 100814-05.JPG
 この日も選手たちがスタに到着して入ってからマーチでお出迎え。そして静岡サンバチームの人たちが盛り上げていた。
パルちゃんショー http://www.youtube.com/watch?v=dfibi6YYwfM
 練習の様子を見ていると、オカの動きが何か重そうで…?シュー練は最近と同じでみんな入るようになってきたけど、エディのが強烈過ぎて1階のスタンドにいる人たちが心配になる(笑)。一方のマリノス、サポーターが千真のチャントを連呼。ゴールを強く求めている。
100814-07.JPG 100814-06.JPG
 選手入場時のスタンディングオベーションは、やるにはやった。今回もお願いが来たのかは分からないが、周りが立つのでじゃあ私もという感じでみんな立ち上がっていった。
 エスパルスは鹿島戦と同じ11人がピッチに並び、ベンチにエディが帰ってきて臨戦態勢。一方のマリノスは負傷の小野に代わってアーリアが先発。前節から松田がボランチに入り、仙台を完封。その日の支配率が今季最少だったということで、守備に力を入れ始めたのかな?という印象。
http://www.s-pulse.co.jp/top_team/live/321.html

選手入場〜5分 http://www.youtube.com/watch?v=87t_T1fnLJA
 ここ2試合は試合の入り方がよく、いい滑り出しが出来たのだが、この日はやはり…鹿島に勝った次の試合はどうしてもメンタル的に難しくなるが、フワッと入ってしまった。そして開始2分、マリノスが右CK。ブーイングが鳴り響く中、俊輔はクイックでショートコーナー、天野からのリターンを受けてフェイント、淳吾がかわされる。さらにオカがカバーに入ったが、俊輔は切られた左足でなく右足でゴール前へ。これを兵藤に押し込まれてしまった。
 俊輔の意外性あるプレーに、エスパルスの守備陣は「あれっ」となってボールウォッチャーに。集中できていない時間帯を完璧に突かれた。兵藤についていた宏介はもう少し判断を早くしたい。だがこの場面では大外で中澤もフリーだし、松田もゴール中央に走り込んでフリー、兵働が置いていかれた。

 ため息に包まれる場内。予想でも言ったように、鹿島戦より難しい試合になると思っていたので、何かある気はしたが、こんなに早くやられるというのは誤算。それもまたセットプレーでやられた。「また」というのはここ最近の流れというのが一つ、そして対マリノスという意味でも。

 そしてマリノスは1点取ったことで、早めに4-4のブロック形成に入った。これが前節からの流れなのだろう。エルゴラによれば、仙台戦の週から中盤の形をフラットに変えているのだという。ポゼッションを捨てて守るということで、エスパルスにとっては持たされるという嫌なパターンだった。

 だが、まだ2分。特に慌てるそぶりはない。丁寧にビルドアップしつつ、フローデの頭を使う。6分にはイチからパスを受けた淳吾がルックアップし、ミドルを狙う。10分にはイチのアーリークロスをオカが頭で合わせるが浮いてしまった。マリノスの中央、栗原、中澤、松田、小椋、この4枚は相当堅いので、ここにアーリーで攻めるのは得策でない。右SBの天野は上背がないので狙いやすいが…。

 引いた相手をどう崩すのか?見ていると、落ち着いてはいるのだが、どこでスイッチを入れるのか曖昧。鹿島戦はみんな運動量も多くて、バシバシ縦に入れていたが、この日は相手のブロックが整っている中で、リスクを冒そうとしていない印象。行っちゃいけない場面もあるが、行っていい場面では行かないと。またセカンドボールの奪い合いでも、今一つ。この辺りがメンタルの難しさ。

 その後もクロス多用が目立つ。それでCKも結構取れたが、ある意味相手の術中にはまっている。相手はどう見ても下がっているので、もう少し工夫が欲しい。我慢してポゼッションするのは大事だが。

 迎えた28分、淳吾からパスを受けたタクが、グラウンダーでサイドチェンジ。これが宏介に渡り、クロスから右CKを獲得。こぼれを兵働が狙うが、天野がナイスブロック。この日のマリノスは体をよく張っている。そして逆サイドでのCKとなり、跳ね返りを拾った淳吾がクロス、これをニアでフリーになったオカが合わせ同点。
http://www.youtube.com/watch?v=1AxsvVunFZw
 最初は波戸がついていたが、ラインを上げた時に受け渡しがうまくいかなかった。それを淳吾が良く見ていた。セットプレーにはセットプレーでお返し。恒例のマリノス戦のパターンとなった。

 これでだいぶ体もほぐれてきて、サイドを変えるボールだったり、動きがダイナミックになった。一瞬、淳吾が足を痛めてヒヤッとしたが問題なし。マリノスは何度かカウンターを狙うが、得点以降はほとんど形らしい形はない。42分、タクの横を狙うと話していたアーリアが下がってドリブル、2人をかわして進入してくるが、シュートには至らず。少し怖かったが。45分には伸二が強烈なミドルシュート。わずかにゴールの左。まずまず盛り返して前半を終了。

 嫌な感じは消えたので、このペースでいけば、悪くても勝ち点は取れるかなという感じがした。どちらもセットプレーで1点取ったが、流れの中ではこちらの方が攻撃的に出られるはずだから。そして健太監督が、サイドをもっと深く抉るように指示したのは、アーリークロスでは取れないということを意味している。きちっとした入りが出来れば…と思っていたのだが。

 立ち上がりに高い位置でカットして伸二のヒールパスから兵働が狙うなど、出足もよくなってきていたが、逆にマリノスも点を取りに出てきていて、何度か左サイドの裏を使われる。50分には千真に飛び出されたが、コースを切った。引き続きアーリアに起点を作られている印象。
 そして53分、右サイドから中へ切れ込んだ俊輔に対し、タクがうまく体を入れてボールを確保したかに見えたが、西村主審の判定はタクのファウル。右45度、危険な位置でFKを与えてしまった。もちろん俊輔がキッカー。これはヤバいと思った。去年の新潟戦、リシャルデスにFK決められたのと同じ雰囲気。ファーかニアか、バックスタンドからだと読みにくかったが、素直にニアへ。見事に決まってしまった。
http://www.youtube.com/watch?v=L2gQU1uF2pY
 この試合の前から、壁の位置が通常より近いということで俊輔が対策を練ってきていた。それが実った瞬間。スピードもあったし、さすがとしか言いようがない。

 今年の健太監督は動くのが早いので、ここで1人代えてくるかな?と思ったが、動く気配はない。ややマリノスが押せ押せになり、清水の左サイドをどんどん突いてくる。さらに58分、動きの上がらない千真に代えて山瀬登場。アーリアと山瀬の2トップなんてあるのか?と思ったが本当にあった。カウンターになった時、山瀬のドリブルは脅威になる。嫌な采配。

 そして63分。左サイドで得たFKのクリアをダイレクトで繋ぎ、前に残っていた岩下が受ける。少し伸びたので足を出したが、これが波戸の足首に掛かってファウル。そして西村主審は躊躇なくレッドカードを出す。一発退場。
http://www.youtube.com/watch?v=sEElXOZYjr0
 現地ではそこまでのものとはとても思えず、怒り心頭だったが、逆側からの映像で見ると、確かに足首に直に入ったし、スパイクの裏が見えてる。これが印象を悪くしてしまった。故意ではないけど…。前半の終わり頃からマリノスの遅延行為をアピールする空気がアウスタにできていたのもあり、主審への罵声が飛び交う。試合前はワールドカップ帰りの主審に対して拍手もあったが…。その後の岩下の振る舞いは言うまでもない。

 これで健太監督はまずエディを投入。交代は伸二。どちみち代わる可能性が高かったので仕方がない。4-3-2にして淳吾を中盤に下げた。バランスが悪いのは覚悟の上。場内はリバイブ。
 結果、マリノスがカウンターを仕掛けやすくなった。何度も危ない場面を迎えたが、必死にしのぐ。1人少ないからといって無抵抗に終わるわけにもいかないし、どこか変えないといけないとは感じた。こういう時は運動量が求められるわけで、早めにエダを入れた方がいいと思ったが、この日はなかなか動かない。セットプレーがあるので淳吾は代えられない。あるいは馬力のある辻尾もあるだろう。

72分〜76分 http://www.youtube.com/watch?v=T4_04IK9dsM
 72分には左CKを平岡が渾身のヘッドで合わせたが、ゴール手前でアーリアにクリアされてしまう。惜しいところだが…。次第に流れが来た。フローデ、宏介、淳吾と繋がってペナ手前いい形になったが、淳吾は右足でしか打てない状況で、パスを選択し奪われてしまう。さらに76分には流れの中から、スペースが空いたエディが弾丸ミドルを狙うも栗原にブロックされる。

 そして健太監督は79分という遅い時間に永井を投入。フローデと交代。これで空中戦を捨てて、永井のスピード、一発にかけるのかなと。マリノスもここで坂田投入。また厄介な選手が。

 だがチームとして悪い癖が出て、永井が入っても同じように放り込む回数が多すぎる。だがそれでも好機にしてしまう。82分、エディのフィードを永井がすらしてオカが裏へ飛び出す。絶好のチャンスだったが、焦って最後にミス。
 さらに84分、ようやくエダを送り込む。そして直後、右サイドからのボールをエダが落とし、永井が中央へ切れ込んで左足を振り抜く。いいシュートだったがまたもブロック。マリノスの体を張った守備が光る。
 87分にもエディが2回目のキャノン砲発射。相手が詰めてきていないのでチャンスだが、栗原の足に当たってしまう。そしてタイムアップ。最後は攻め方がはっきりせず、中途半端なプレーが多く、残念な終わり方だった。
http://www.youtube.com/watch?v=IYWMRDm6pwQ
 ゴール裏は試合後、エスパルスコールで迎えた。

 案の定難しい試合になったが、追い付ければセーフだっただけに、残念な結果。今季リーグ戦2敗ともホームというのがもったいないところだ。
 試合前日にセットプレーの確認をしているようだが、中のマークがルーズなのはすごく気になる。次の新潟にもやられた経験があるわけだし、しっかりしなければ。もちろん俊輔も上手かったので防げるとは限らないが、だからといって放置してはいけない。

 前に出る姿勢が鹿島戦ほどなかったのはメンタルの部分なので、試合を重ねるごとにまた戻ると思う。ここは心配してない。あとはビハインド時の戦い方、今後も当然あるが、考えないといけない。相手もスペースを与えてくれないので難しいのは分かるが、相手を苦しめるような動きが足りない。下げなくていいところで下げるのは悪い癖。どう攻めるのか意思統一しなければならない。

 全体的に見れば、負けるべくしてという試合ではないだけに、そこまで悲観する必要はないが、何とか失点を落ち着かせたい。間もなくアウェイ新潟戦。吉報を待つ。

西部…この日に限ったことじゃないけど、蹴るのが遅い時がある。最後のキックミスはまずい。FKの場面は難しいところで…現地で観ている限りではファーもあると思ったし…セットで何度もやられるのは悔しい。連携を密に。
イチ…何本かアーリークロスはあったが、オーバーラップした時にまたも使ってもらえず。それだけ淳吾が仕掛けてる証拠だから仕方ないんだけど。それで次第に動きが落ちた。全体的に見てもまだまだ本調子でない。
岩下…なんかもう…あまりごちゃごちゃ言いたくないし。本人のコメントは聴けるので、聴きたい人はGO GO S-PULSEへ。
平岡…少し消極的だった。鹿島戦のようにもっと縦に出してよかったけど。
宏介…完璧にサイド制圧された。もっと仕掛けなきゃダメ。実際いい突破もあるんだけど、回数が少ないし、下げてばっかりの悪い癖。最後までそれが変わらない。裏へ走ることも覚えないと。鹿島戦が良かっただけにな…波が激しいと信頼されない。

タク…FK与えたところは上手く体入れたように見えたし、きついところでも踏ん張ってコネクトしたり、仕事はしていた。
伸二…交代は仕方ない。悪くはなってないし、怪我さえ気をつければ上がってくると思う。
兵働…あまりよくなかった。チームの出来に影響する一人。動きが落ちていた。もうちょっと踏ん張りたい。

淳吾…終盤はシュート打ちたい場面でことごとく右足に来てパスに切りかえたり、もったいなかったが、引き続き好調。それだけに今度は淳吾が仕掛けるのを囮にすることも覚えたい。
フローデ…相変わらずよく動いてるんだけど、ちょっと心配なのは蓄積疲労。いつもより動きが鈍かった。
オカ…得点は最低限だが、動けてなかった。永井にスイッチするのもありと思ったくらい。決めるべきところでなんていうのは何度も言ったけど、もっと動け。それが本来のオカだ。

エディ…久々の出場だったが、さすがの安定感。堅守復活には必要だ。1人少ない展開で強烈シュートも効果あった。
永井…2トップの一角での登場だったとはいえ、チームが使い方を間違えてるのが不運。だがフリックで決定機を演出し、惜しいシュート1本。仕事をした。悪くない。
エダ…本当はフローデがいる時に出たかった。

健太監督…連戦を見据えてか、采配が慎重だった。結果的に岩下退場まで枠を使ってなかったが、永井、エダの投入時間はやや遅い。本当はもう1枠で辻尾だったんだろう。2トップでの永井の生かし方は再考を。今後もそういう可能性だってある。彼自身の動きがいいのだからもったいない。

 さて新潟戦は、中3日でホームの相手に対し、中2日でアウェイという非常に厳しいコンディション。いくら「どんな地でも勝利を」とはいえ、現実的な采配をしなきゃいけない展開になる可能性もある。辻尾、エダ、永井の先発が発表されたが、彼らにはハードワークをしてもらい、走り負けないようにするということだろう。あとは相手の左サイド、チョ ヨンチョルに疲労があるのも考慮しているか。守備では、序盤戦を支えた平岡・エディのコンビに期待したい。
 あと、セットプレーはどういうコンディションであれ言い訳できない。マルシオ リシャルデスの精度の高いFK、CKへの対応、チェックできただろうか。もう同じような失点はダメだ。そして逆に、セットプレーで点を取りたい。今回は淳吾がベンチスタートだが、間違いなく出番はあるだろうし。連敗は絶対に避けたい。何とか乗り切れ。

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2010年08月09日

['10J1第17節]清水vs鹿島

2010年8月7日() 18:33 KICKOFF
J1第17節@アウトソーシングスタジアム日本平
清水エスパルス21-01鹿島アントラーズ
1-1
37分 藤本(PK)
74分 枝村
小野、兵働
主審:吉田
天候:晴れ
観衆:19,848人
58分 興梠
興梠
ハイライト http://www.youtube.com/watch?v=1RVyaSYCUqU
シュート集(スカパー) http://www.youtube.com/watch?v=LDbjNzoJaLs

 期待通りの好ゲームだった。そして奪った勝ち点3。スタジアムで味わえてよかった。

 行きは電車で3時間かけて行った。高速バスだと渋滞して大変だろうという理由で。案の定渋滞していたので正解だったと思う。写真は清水駅。再開発でだいぶ綺麗になったものです。シャトルバスが出る前に着いたので、しずてつバスで日本平へ。いつもはバス使わないので、なんか違和感。
 前日の夜からかなり並んでるとは聞いていたが、なかなかの混雑ぶりだった。別にいつも並んでるわけじゃないから分からないけど。今回はスタの外でビアガーデンやっていた。ここに着くまでに坂をずっと上ってきているので、汗びっしょりだった。
100807-01.JPG 100807-02.JPG 100807-03.JPG
 開門前に到着できたが、着く前も着いた後も色んな皆さんのご好意で助かった。感謝感謝。そして15時半、開門。パルちゃんとハイタッチできたのも久々だったな。こパルを撮ってみた。それで場内も撮ってみた。
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 久々に時間があるので、スタ飯は結構豪快に食ったよ。まず、もつカレーライス。なかなか食べる機会ないからさ。そして、なぜかダブルしんじバーガーもw でりしゃすさん、おいしいものありがとう。次は何食べようか。
100807-07.JPG 100807-08.JPG

 とにかくこの日はみんな気合が入っていたわけで…選手とスタッフがバスから降りてアウスタに入る時、メインスタンド下の通路を通るのだが、その時からマーチで鼓舞。これ初めてじゃないかな?この時からドナルドいたのねw
http://www.youtube.com/watch?v=BGX-kNo1rF8
 この日のマッチデースポンサーがマクドナルドだから、ドナルドが来場していた。マッチデーだとしても、よくやってくれたと思うよ。しかも、いいカードだしね。
http://www.s-pulse.co.jp/news/home_event/20100803-205.html

100807-12.JPG スポンサー紹介
http://www.youtube.com/watch?v=RsPZZ2PzFyU
 パルちゃんショーは夏メドレーらしい。
http://www.youtube.com/watch?v=0w4fXQA-oDo
 そして選手登場。選手紹介動画は清水のみだが、鹿島ではマルキにいつも通りブーイング。感謝しているからこそだけど。
http://www.youtube.com/watch?v=hgRSZPtoWv0

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 ドナルドはあちこち動き回ってて落ち着かなかったなw で、次の動画でアナウンスが聞こえてくるが、克馬さんが呼びかけしているところ。
http://www.youtube.com/watch?v=106zrIGzpt8
 今回は選手入場時に、メインやバックの人も全員で立ち上がって迎えようという「スタンディングオベーション」企画があって、張り紙もあちこちにあったし、バックスタンドには声掛けも来た。お願いの紙も回ってきた。応援団の雰囲気作りは素晴らしいと思う。ただ、やっぱり克馬さんが言うと伝わるからね。そういう工夫も○だ。
 ちなみにシュー練、最近はみんな精度が上がってる。平塚でも思った。練習からやるといいことあるよ。以前はどうしようもないシュートとか普通にあったからね。

 またドナルドだが(笑)、入場時に貰ったオレンジボードの説明。もし試合に勝利すると、静岡市内のマクドナルドでジューシーチキンセレクト(2本)を貰えるというクーポンつきになっていた。「素敵な力」というのはそういうこと。鹿島サポからブーイングいただきました。
http://www.youtube.com/watch?v=i64vZvRonQU
 そして選手入場時。バックスタンドにいたけども、ためらいなくみんなで堂々と立ち上がったよ。みんな「やろう」っていう空気になってたね。以前はそうでもなかったけど、変わってきてるよ。映像見ても、壮観だね。
http://www.youtube.com/watch?v=JZl9NBGOroo(メインから)
http://www.youtube.com/watch?v=l-H_mgXcjqA(バックから)

100807-14.JPG 今回は久々にプレビューを書いたので、試合前までのことはそれを参照してもらう。
http://spocafej210003.seesaa.net/article/158682405.html
 メンバーは両チーム予想通りで、鹿島ベンチが遠藤→當間になっただけ。ちなみにアップ中にわざわざ岩下の個人チャントが歌われた。去年のことが大きいと思うけどね。彼が今日のキーマン。

http://www.s-pulse.co.jp/top_team/live/320.html
選手入場〜8分 http://www.youtube.com/watch?v=dbuMN4gLiZw
 こういう首位攻防のような試合は、いきなり激しく打ち合うようなことにはなりづらい。最初に鹿島が見せたのは、こちらのSBの裏に一発でロングカウンターを狙うというもの。それによって相手を怖がらせるというか、下げる意味がある。何度かCKを与えてしまうが、しのいでいく。

 こちらの攻撃も、ビルドアップしつつ裏を狙う。例えば6分、平岡が右前方の淳吾へ蹴ったフィードは、当然ジウトンの背後が狙えるというスカウティングに基づくもの。ジウトンにカットされはしたが、おぼつかない様子は見える。

 その中で立ち上がりはセカンドボールが鹿島に渡った。フローデの周囲には鹿島の選手のほうが多かったし。でも鹿島は上にいる立場だし、余裕があるので無理に攻めはしない。
 エスパルスが最初に形を作ったのは8分。ビルドアップから平岡が縦パスをオカへ。兵働とワンツーで抜けて宏介へ開きクロス、こぼれを拾ってもう一度チャレンジ。奪われたが、やろうとすることが1つ出た。

8〜15分 http://www.youtube.com/watch?v=GrBQZL_hplw
 その後も伸二の右FKをオカがヘッド、左サイドの兵働から中央の伸二へ渡ってミドルなど、少しずつ相手を押し込んでいく。シュート意識が高いのはここ最近の特徴で良い傾向。

 ポイントとなっていた守備では、バイタルでマルキに何度か前を向かせてしまうことはあったが、球際でよく戦えていたし、何よりボールの奪い方がよくなった。人数を掛けて囲み、一度下げさせてからまた囲みと連動性があったし、いい形でプレッシャーを掛けていた。

 そういう中で12分。バックパスを受けた西部が前へ蹴るが、これがもろに大迫へ渡って大ピンチ。去年の二の舞かと誰もが思ったが、これを救ったのが岩下だった。大迫とのマッチアップを我慢して我慢して最後にストップ。マルキだったらやられてたかも。これも、もし最近の岩下だったら集中を欠いて一歩遅れたかもしれないが、判断が早かった。ファインプレーだった。
http://www.youtube.com/watch?v=GrBQZL_hplw#t=2m00s

 これをしのいで主導権を握り始めると、14分。奪い返したボールを宏介がオカへつなぐと、オカは反転して突進。伸二に預けると、伸二はうまいパスを通してオカがシュート。これは曽ヶ端に防がれるが、クリアミスを兵働が拾ってシュート。だがこれも正面に。決めたい。
 20分には兵働から真ん中でパスを受けたオカが、そのまま中央をドリブル。2人かわしてラストパスを伸二へ出すという通常の逆のパターンで、伸二がアウトに掛けて狙ったがゴール左。入れたいが…。

 マイボールになったらうまくポゼッション出来ているし、フィニッシュまで行けてる。相手ボールなら程よくプレッシャーを掛け、ディフェンディングサードに来てもうまく寄せて相手に決定機を作らせない。そこからの処理にもたつくのは悪い癖だが…。もちろん裏への長いボールは怖いが、ラインを上げている以上仕方ない部分もある。素晴らしい試合をしているので、あとはゴールが欲しい

27分〜41分 http://www.youtube.com/watch?v=mBBiK_T-wvM
 すると29分、マルキが突然ひざに手をやり立ち止まってしまう。タクとの奪い合いの後、変な止まり方だったので、アクシデントか?と思ったら案の定。ゆっくり歩いてもう裏へ下がっていく。鹿島ベンチは32分に急きょ興梠を投入した。マルキの存在は大きいので、これは試合に影響した
 35分にもフローデがヘッドですらしたボールにオカという単純な攻撃でもビッグチャンスを作るが、オカのシュートは正面。なかなか入らないので、前半0-0だとまずいなと思っていた。

 そういう矢先の36分。小笠原と伸二の奪い合いで伸二がファウルを受けFK。これを淳吾がゴール前へ入れると、岩政がハンド。PKを獲得する。遠目から見てもハンドに見えたし、この映像なら間違いなく分かる。そもそも鹿島の選手もほとんど抗議していないし。
http://www.youtube.com/watch?v=mBBiK_T-wvM#t=8m00s
 フローデが岩政との駆け引きに勝って、うまくニアを取った。それでフローデに対して競りにいこうとしたら、ちょっと距離があって手が出ていたという感じだろうか。警告じゃないのかな?と思うんだけど。
 もちろん蹴るのは淳吾。安心して見ていられる。右隅に決め、貴重な先取点を奪った。
http://www.youtube.com/watch?v=FtM9qxyIwVI
http://www.youtube.com/watch?v=4TAS05SDv0E
http://www.youtube.com/watch?v=zghcmMQImWY

 この直後、中央での大迫のドリブルを背後から伸二が止めてしまい、1枚貰っているだけにヒヤッとしたが、吉田主審がきちっと判断してくれて助かった。
 40分にはクリアを速攻につなげ、フローデ、兵働から右の淳吾へ。ペナ手前で伸二を経由し、オカが左からクロスを上げるも、ニアで新井場にブロックされる。ロスタイムにもオカがシュートを放つが枠を逸れ、前半を終了。PKではあったが、内容的にはリードして妥当なところだ。

 ハーフタイムの健太監督のコメントに、「サイドを上手く使う」「くさびのボールのタイミングをサポート」とあるが、攻撃面で課題を挙げるとすればまさにこれだった。特にジウトンと対面する右サイドから、あまりクロスが上がってない。それとフローデとの距離が遠い時がある。

46分〜60分 http://www.youtube.com/watch?v=wXvH0r0e3i0
 このまま終わるはずがないのはみんな分かってたが、ハーフタイムを経て、後半の鹿島は落ち着きを取り戻していた。そしてシンプルにボールを動かして攻めてくる。動き出しが速くなってきて、次第に鹿島ペースにされた。あと、エスパルスの3トップが全体的に中、中になってしまってボールを失う回数が多かった。ハーフタイムでいい指示が入ったんだけどな。

 次第に攻められなくなると、55分には小笠原が上げたボールを大迫が落として興梠…というところでタクがナイスクリア。57分にも興梠の折り返しを大迫というところでタクがブロック。何とか耐えていたが、58分に失点する。
 宏介と新井場のマッチアップで、新井場が持ち替えて左でクロスを上げると、動き直してイチの背後から飛び出したのは興梠。ヘディングシュートが決まって同点となってしまう。サブメンバーと抱き合う興梠。やられた。押し返せなくなってきた時に、ちょっと変化を付けられてボールウォッチャーになり、離してしまった。

 これで試合前に考えていた通り、両軍とも1点ずつ取り合った。2点目がポイントという通りになったので、ここからいかにして流れを引き戻すかだ。
 61分には伸二の右CKを平岡が合わせたが、わずかにバーの上に外れる。セットプレーは何度かいい形になるが決め切れない。

 まだサイドでうまく起点を作れない中でも、何とかしようというのは感じさせてくれた。淳吾の強烈なミドルは惜しかったし、1分後にはイチのクロスをフローデが合わせるという得意の形も出てきて、相手のペースをいったん落ち着かせることには成功した。
 それでも70分には、FKのこぼれを野沢にシュートされたり、鹿島はセットプレーでもきちっと取れるので厄介だ。

 どうやって点を取るか。当然、選手交代がカギになるが、誰を代えて誰を入れるかは非常に難しかった。伸二は1枚貰ってるし、繰り返しの違反でも退場になるので交代の有力候補だったが、真希なのかエダなのか、永井で勝負に行くのか。色んなやり方がある中で、健太監督が選んだのはエダだった。そのままCHに入るのか?と思ったがそうではなく、2トップへの変更をチョイス。これは今季何度かやっていることで、オカをフローデの近くに置いて攻めるのと同時に、サイドからシンプルに攻めてこぼれ球を狙うという作戦。名古屋戦でも中盤をダイヤにしているが、あれと似ている。
 
 そしてこれが直後に結実する。ミドルシュートのクリアをエダが拾って、兵働が左からクロスを上げる。これをオカが胸で落とす。伊野波にクリアされたが、これが幸運にもエダに当たってそのままゴール。
http://www.youtube.com/watch?v=UWpONuEFxVY
http://www.youtube.com/watch?v=oBkuWD6RGU0
http://www.youtube.com/watch?v=fl1TZ59A5SU
 幸運ではあるが、偶然だとも言えない。この得点の起点もエダだから。兵働に預けた瞬間に走り出してペナに入っていた。これはエダじゃないと難しい。まさにどんぴしゃだった。
 それと同時に、相手にはかなりのダメージ。鹿島はベンチ前で本山が準備していた。嫌だなと思っていただけに。後手に回る形となったことも大きい。

 そしていよいよ、名古屋戦、セレッソ戦、湘南戦といずれも失点している鬼門のラスト15分へ突入。それと同時に健太監督はテルを準備し、78分に投入。これでテルとタクのボランチが復活し、エダがサイド。去年の基本形がお目見え。早めに「このままいくぞ」のメッセージを出した。早すぎてもよくないのだが、雰囲気としてはこれでいいかなと。あとはとにかくカウンターでフィニッシュまで終わること、サイドにボールを集めることだ。もう同じ失敗はできない。

82分〜終了 http://www.youtube.com/watch?v=nb9GHC60oGU
 鹿島はもう1枚カードが残っていたが、リスクを負うことなく大迫に代えて佐々木だった。あとは岩政が上がってきてパワープレーだろう。ジウトンのロングスローとか飛び道具もあるので相変わらず怖かったが、このあたりは三保で確認したはずだ。

 87分には絶好機が訪れる。前線へのフィードに反応したオカがペナ内で伊野波をかわし、さらに曽ヶ端をかわし…という得意な形に持ち込んだが、フィニッシュが雑で新井場にブロックされる。さらに、エダも反応していたが、グラウンダーのシュートも曽ヶ端と伊野波にスーパークリアされてしまった。ここは鹿島の執念だろうが、その前のオカが痛い。

 あまりにもラインが下がりすぎ、簡単にゴール前へ放り込まれてしまうのは悪い癖であるが、何度かあった岩政のヘディングシュートも枠を捉えず。まだ稚拙なところはあったが、逃げ切りに成功した。ちなみに「VICTORY」は歌わず。こういう展開になったらどうするの?と思ってたが、やはり安心できる試合しか使えないよな。
http://www.youtube.com/watch?v=m_zKDMUfmU8
http://www.youtube.com/watch?v=iF5RcFSWArU
 ヒーローインタビューはエダ。
http://www.youtube.com/watch?v=PLY9EB16uw0

 前半は西部の凡ミスを除けばほぼパーフェクトな内容だったので、ホントにPKで1点取れて良かった。そこから追い付かれたのはある意味想定内でもあったので、自分たちで押し返して突き放したのは収穫といえる。今年やってきたことが実を結んできている。

 スタッツを見ても、シュート数は19対8と圧倒。走り負けなかったことで、やはり夏の清水は強いということを印象付けた。この日は流れから3トップに得点こそなかったものの、それでも2点取れたわけだから、攻撃力には自信を持っていい。

 だがテルを入れた後の戦いにはまだ不安だ。要するに相手が何をされたら一番イライラするかを分かっていない。あの時間帯でなぜ中央でパスを繋いで奪われるのか。サイドにボールを運ばないとダメ。それも簡単にパスするんじゃなしに、スペースがあるんだからドリブルしないと。それで何秒かは稼げるわけだから。
 フィニッシュで終わっておくという姿勢は悪くなかったと思うが、あまりにも相手にボールを渡し過ぎだ。そこが鹿島とまだ差がある。

 しかしモチベーションの高い試合でこれだけの試合が出来、何よりも欲しかった勝ち点3が奪えたことは、今後優勝を争う上で貴重な財産になる。まだ半分しか終わっていないけど、中間点でこの経験は大きい。また一つ壁を越えたと思う。

 では試合後のお楽しみ。選手にはマックで使える5000円分の商品券が贈呈された。好きな選手多そうだからいいご褒美じゃないか。嫌いな人なんていないだろうけどw
 そしてドナルドコールに応え(最初分かってなかったけど)、ドナルドが勝ちロコに参加。これはなかなか見られないよ。では勝ちロコ〜王者の旗どうぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=iuonFM3M8hg
http://www.youtube.com/watch?v=CWyUBZUmr4U
http://www.youtube.com/watch?v=x9S0P9Mat1o
http://www.youtube.com/watch?v=O143f2in8CI
 そしてまたも花火。
http://www.youtube.com/watch?v=6RLIPoGovrg
 ちなみに試合後、場外でサンバ演奏が行われた。祝勝会みたいな感じ。20時半に試合が終わったからこそできたことみたいだが、盛り上がっていた。
http://www.youtube.com/watch?v=wkMGvHmjoKs

西部…救われたね。入ってたらこの先どうなったか分からんぞ。全員が集中してた時間だっただけに余計に残念。
イチ…湘南戦と比べればだけど、2試合目ということで良化。高い位置を取る意識もあったが、前半は周りがイチをあまり使わなかったので目立てず。周囲と合ってないとも言えるが。あとパスミスを何とかしてほしいし、守備もまだ戻り切ってない。
岩下…MOMだ!よくやった!気合入れてやってくれるとは思ってたけど、あれだけ集中して何回もストップし、読みも鋭く、ビルドアップでも大崩れなし、味方のミスもカバー。それなら引き締まるよね。問題はこれがモチベーションの高い相手に限らず、安定してやれるかどうか。非常に不安(苦笑)。
平岡…特に縦に入れる時に、岩下と見間違うくらい繋ぐ意識があったし、起点になっていた。自信持ってやれてる。あとはセットプレーで複数回チャンスあったから決めたい。
宏介…今年一番良かったんじゃないかな。特に守備、球際のところ激しかったし、ボール失いそうになっても粘りがあった。まだ裏を通されたり危ない時はあるけど。クロスを何とか合わせたいけど、引っかかる回数が減ってきた。

タク…真希のあとだったからだけど、やっぱり存在感が違うと思った。いて欲しいところにいる。本人も言ってるように、攻撃ではそうでもなかったけど、守備で貢献度抜群だった。
伸二…最近に比べれば存在感があった。ボールも触れていたし。ただそれでもボールロストが多い。警告2枚出なくてよかった。点はいずれ入ると思うんだけどなぁ。
兵働…2試合続けて決めたからか、精度の低いシュートが(苦笑)。クリアミスを拾ったのは決めてもらいたいが。ただ相変わらず起点にはなっていたし、調子は悪くない。異議はよくないが、あのプレーでは気持ちは分かる。

淳吾…流れで取ってはいないけどキレキレ。悪い時はボール持ってから考えて、遅れて詰められるというパターンだが、それが減った(ゼロではない)。相手をおちょくるというか、うまくかわせるようになってきた。シュートも枠へは行ってるし。PKの安定感は抜群。
フローデ…よく走ったな〜今回も。ファーストでの貢献度が高い。終盤は久々に引きこもるような感じなってしまったのを察知し、CBの位置まで引いてきた。相手も百戦錬磨なのでキープは普通。
オカ…最後のは、南ア前からひたすら練習して取得した形に持っていったが、曽ヶ端をかわして満足してしまった。あれを決めなきゃ意味がない。強引な中央突破とか、個は確かに上がってる。だがこういう試合で点を取ってこそエース。反省を。

エダ…まぁ持ってるわね。あれはエダじゃないとできないかもね。終盤にも何度かビッグチャンスがあったが、もう少しプレー時間が増えると決まるようになるかも。とりあえずこれで点を取りたい時に使ってもらえるぞ。
テル…ちょっと詰められて危ない時があった。最近はCHだったし、ボランチの片割れだと微妙なのかもね。逃げ切ったから良し。

健太監督…どういう交代をしようか難しかったと思う。特に誰か悪いという感じではなかったから。その中でエダを入れ、オカをフローデにくっつけてこぼれを狙わせる采配がズバリ。采配で持ってきたと言っても過言じゃない。逆に守りに入るのが少し早かったが、このところラスト15分でやられていたので、メッセージはあった。エダを入れて2トップというオプションを手にしたのは大きい。手詰まりになった時に早く手を打てるだろう。

 これだけの試合をした後なので、次は大変だ。マリノスは中身はどうあれ結局最後は堅い。鹿島戦と同じような試合が出来れば十分勝てるが、それは難しい。ポゼッションしてくるので、きちんと動いてボールを奪いにいくこと。気持ちが弱いと球際でも負けてしまう。ホーム2連戦は今季2回目。内容と結果の両立は正直大変だが、その中で勝てればベストだ。

P.S. マリノス戦も観に行くので、その時にマックに立ち寄る予定(笑)

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