2010年05月19日

['10J1第12節]FC東京vs清水

2010年5月15日() 14:04 KICKOFF
J1第12節@味の素スタジアム
FC東京20-12清水エスパルス
2-1
85分 長友
87分 松下
梶山、赤嶺
主審:東城
天候:晴れ
観衆:28,114人
26分 平岡
68分 藤本

 FC東京にまた勝てなかったのが最も悔しい。甘さが出た。これもサッカーと今は思うしかないが、こういう試合をしちゃいけない。2-0から勝てないようだと、優勝するのは厳しくなる。

 味スタに行くのはなんか久々な感じ。去年の悔しさと、一昨年の美しい記憶の双方が蘇る。以前にも増してが目立つ飛田給。共進倉庫の看板は今、平山なんだね。石川もなんかキメちゃってるけどw
 キックオフ1時間半前に着いたが、ワールドカップ前ということで、あちこちでインタビューが行われていた。期待する選手とか聞かれていたのだろう。
100515-01.JPG 100515-02.JPG 100515-03.JPG
100515-05.JPG 100515-04.JPG 100515-06.JPG

 ドロンパ&パッカ君。どこに来るか調べてなくて、見に行かなかったけど。
http://www.youtube.com/watch?v=JSyzBSa4wMc

 相変わらず関東開催だとサポも多く、今回は味スタの上層席も一部開放された。最終的にはそこも埋まったようだった。
100515-07.JPG 100515-08.JPG
100515-09.JPG 100515-10.JPG

 この日、GK・フィールドプレーヤー共に、ピッチへの登場が随分早かった。早くから体をほぐすことで、試合の入り方が硬くならないようにということだろうか。
 アップを見ているだけでも、伸二はうまい。シュー練は全体的にまあまあの精度。

根付いてきた伸二コール http://www.youtube.com/watch?v=vgCAQfAxKQ4
リバイブ http://www.youtube.com/watch?v=u4QLK02Ng_w
 試合前、FC東京に馴染みの深いフリースタイルフットボーラーが登場。
http://www.youtube.com/watch?v=--jer0Rmrtk
 FC東京選手紹介。城福監督にはきついブーイングしといたw
http://www.youtube.com/watch?v=VobYgC2-tfM
 サンバvsユルネバ〜試合開始前後。
http://www.youtube.com/watch?v=blYCdf26TTk

 先発メンバーは両チーム予想通り。エスパルスはエディと伸二が先発復帰のほか、左SBはアラタを継続起用。そしてオカと淳吾の左右入れ替えは、やはり長友・石川と対峙する左サイドにオカを置かない方が得策ということと、相手のスカウティングをかわす狙いがあったとみられる。FC東京は梶山が先発復帰し、羽生が一個前へ。このチームは点を取りにいく時のオプションが多彩なので、リードしても注意が必要だが、予想でも言ったように、まずは先制点を取らないといけない。

http://www.s-pulse.co.jp/top_team/live/315.html
 ここ数試合の反省から、どれだけアグレッシブに入れるかが注目されたが、今回も最初の数分だけで、自分たちのリズムで戦うことが出来ずにいた。山形戦で自信を取り戻したFC東京は、首位相手というモチベーションもあっただろうし、ガンガン入ってきた。このところエスパルスは研究されていて、容易にビルドアップできない。その中でも繋げるところは繋いでいきたいのだが、まだ怖がっているところがあり、フローデへ蹴る回数が増えている。

 相手は長友と石川が並ぶ右サイドから仕掛けてきていたので、淳吾をこっちに回して対応するというのは想定内だったが、その回数が増えてしまうと、全てを抑えるのは難しい。それを回避するためにも、ロングボールのこぼれ球をしっかり拾うことが求められるが、その作業も今一つ。これは去年、散々研究され尽くしているやり方。
 13分には平山がドリブルから強引にシュートを打ってきてヒヤリ。
http://www.youtube.com/watch?v=17HkX7x9wVU

 ただFC東京に何度も決定機を作られたかというと、そうでもない。今挙げた平山のシュートに代表されるような思い切りが足りないのかなと。もちろん石川が去年ほどでないとか、ラストパスを誰が出すのかという問題もあるだろうが…こちらもエディが戻ったことにより、守ることは最低限出来ていた。

 出来れば相手がポゼッションしている時に、高い位置で嵌め込んで速攻に持ち込んだり、そこで回して崩す場面を作りたいのだが、ボールを奪う位置が低いため、効果的な攻撃が出来ない。シュートも打てていないし、チャンスはセットプレーのみ。決して防戦一方というほどではないにしろ、やりたいことはできていない。

 21分の相手CKでは、森重をフリーにしてしまうが外に流れ、しのぐ。24分には自陣ペナ左横で淳吾がボールを奪われ、そのままゴール前に入れられたが西部が防ぐ。

 どうやって糸口を見つけようかという流れの中、26分。オカが倒されて右サイドでFKを得ると、伸二が正確なボールをゴール前へ。平岡が正面どフリーで合わせ、貴重な先取点を奪う。
http://www.youtube.com/watch?v=fVcYsp7u2Rw(TV)
http://www.youtube.com/watch?v=q1pWn_Tv43w(ゴール裏から)
 三保で練習した通りだったようだ。あそこまで完璧に出来るとは見事だが、伸二のボールが素晴らしい。

 内容はともあれ、何としてでも欲しかった先制点が3試合ぶりに手に入った。これで少しリズムが戻る。29分にはカウンターから兵働のパスを受けた伸二が、オカとスイッチする形でシュート。相手に当たってCKに。さらに31分、左サイド高い位置で回して兵働がクロス、フローデのシュートは一度ブロックされ、こぼれをループで狙ったがわずかにバーの上。決定機を作り出した。
 ただ、まだパスのテンポが悪い。西部、タクを中心に、ポジショニングの修正などを話し合っているのはいい姿勢だ。

 37分には森重のロングフィードを平岡がクリア、こぼれを重松に拾われクロス、平山がトラップして反転しながらシュートも西部が好セーブ。
http://www.youtube.com/watch?v=HA9XbFAYJJQ(バックスタンド)
http://www.youtube.com/watch?v=R4cV8uzooSw(TV)
 先制した後にもう少し盛り返したかったが、それが実現できずに前半を終了した。

 難しいのは、0-0であれば「もっと積極的にいこう!」となって仕掛けていけるのだが、1点勝っている状況なので、そこまで無理も出来ない。そうするとリズムが悪いまま進む可能性があるということ。このまま1-0で勝てる試合ではなかったので、どれだけ2点目の意識を持てるかだ。
 そういう意味ではハーフタイムの監督のコメントは、その意識を持たせているので納得できる。

 立ち上がり、脳震とうから明けたばかりの西部が平山と接触してヒヤリとさせられるが、どちらの流れとも言えない出だしだった。
http://www.youtube.com/watch?v=lU282Spw4_4

 そんな中、城福監督が早めに動いた。だが交代は、一番警戒していた重松に代えてリカルジーニョ。確かに重松はゴール前でその嗅覚を発揮することはなかったが、リカルジーニョは決して怖くない。55分にはボランチの徳永が縦に来て平山へ、そこからゴール前に入れてくるが何とかクリア。守りは落ち着いてやれている。

 ところが57分、17番がベンチに呼ばれた。この時間でということは、アクシデントだろうと思った。交代は30番、伸二である。伸二の状態は心配だが、ここは真希を入れるしかない。伸二は前々日から体調不良で出場そのものが微妙だったそうだ。

 この展開で伸二を失うのは正直厳しい。中盤でのキープ力がさらに落ちるので、守る時間が長くなるな…と。マリノス戦でも伸二を代えてから非常に苦しかったし。でも、逆にこれで勝てれば、伸二がいなくても勝てるという自信につながる。

 この直後には、エディが自陣左サイドで倒れている中、カウンターのチャンスで真希が右サイドを持ちあがったのだが、健太監督の指示で一旦外に出した。エディは太ももの裏を抑えていて、これまたアクシデントか?という状況だったが、何とか戻ってきた。

 FC東京は早くも2枚目のカードで赤嶺を投入。この時点から4-1-4-1に変更したということのようだ。リカルジーニョがサイドに回るので、その裏を突いていきたい。

 だが66分、そのリカルジーニョのクロスから赤嶺に合わせられる。決定的だったがゴール左に外れてくれた。そしてこの直後、梶山の足がオカの顔面に入る形となってFKを獲得する。往々にして相手がビッグチャンスを外した後にはチャンスが訪れるもの。エディや真希も虎視眈々と狙っていたが、蹴ったのは10番。見事な放物線を描き、右隅に突き刺さった。
http://www.youtube.com/watch?v=q1pWn_Tv43w#t=0m52s(ゴール裏)
http://www.youtube.com/watch?v=Y4rXiUspM3M(バックスタンド)
http://www.youtube.com/watch?v=kkwNY3P9pAE(ゴール裏上層席)
http://www.youtube.com/watch?v=Xe4Lo_bcrL0(TV)
 ここまでミスが多かったが、どうだと言わんばかりの一撃でゴール裏は盛り上がった。この時、ベンチがエディに対して怪我の状態を確認しているのが見える。

 どうやって追加点を取ろうかと思っていたら、セットプレーで取れた。しかも相手はチャンスを逸した後だし、城福監督も「もう失点しない」とハーフタイムで強調している。流れからすれば、これで勝てると思った。ただ、ピッチ上に伸二がいないのと、味スタは一旦盛り上がると非常に危険なので、1点でも返されるとまずい。
 だから、とりあえずはこのまま戦うが、マリノス戦の反省を生かし、残り15分くらいになったら、永井か一樹を入れ、ボールをキープする手段を作らないといけないと思っていた。あるいはテルを入れて、兵働を上げる手もあるか。

 FC東京はもう取りにいくしかないので、73分に松下を左SBに投入。キムをCBに、今野をボランチ(トップ下のイメージ?)に上げた。さらに徳永を右SBに下げ、長友を石川のいたサイドハーフに上げた。これだけ選手を動かせば混乱しがちだが、小平で練習している布陣とあれば、警戒が必要だ。この直後に嫌な位置でFKを与えるが、リカルジーニョが蹴ってバーの上に外れる。

 残り15分を切った。健太監督は2点差で安心しているのか、動く気配が全くない。この日は倒れ込む選手が多かったので、様子を見ながらギリギリまで我慢するのかなという印象だが、そろそろ入れといた方がいい。79分にはエディが狙えそうな距離のFKを貰ったが、温存。ひょっとしたら痛めた箇所を考慮してか。
http://www.youtube.com/watch?v=s424vOmwvIo(TV)
http://www.youtube.com/watch?v=mxJODvtQ8CM(ゴール裏)

 なかなか自分たちのリズムにならないが、相手も攻めあぐねる状況で残り10分を切った。ここから雲行きが怪しくなる。
 82分、平山とリカルジーニョのところでタイトに行けず、決定的な場面を作られた。これは西部の好セーブに救われたが、非常に苦しい。
http://www.youtube.com/watch?v=pFJ-0yfCZy4

 この辺りだろうか、ベンチが宏介を準備したのは。アラタに代えるのか?どうするんだろう?と思いながら、ピッチの様子をヒヤヒヤ見守る。
 84分、キム ヨングンが遠目から強烈なミドル。これも西部が反応してCKに逃れたが、このタイミングでベンチは淳吾に代えて投入を決断。セットプレーの前なので、待てばいいと思ったが、入れてきた。だがこぼれ球を長友に決められてしまう。シュート自体は素晴らしいものなので仕方ないが、宏介が入ってどうするのかと誰もが考えるし、ちょっとした集中力がそがれた可能性はある。
http://www.youtube.com/watch?v=uXDH4O-n71I(バックスタンド)
http://www.youtube.com/watch?v=pFJ-0yfCZy4#t=0m53s(TV)
http://www.youtube.com/watch?v=dbM3dnMYn30(東京ゴール裏)

 そして宏介がなんとも言えないポジションにいるな…と思っていると、落ち着く暇もなくまたピンチ。敵陣でフローデが長友にボールを奪われカウンター。赤嶺のクロスが今野に来るが、辻尾が良く体を張ってクリア。だがこぼれ球を拾ったのは松下。シュートは平岡の腕に当たって若干コースが変わり、西部の反応が遅れてしまった。
http://www.youtube.com/watch?v=pFJ-0yfCZy4#t=2m02s
 1人1人は懸命に何とかしようとしたが…。健太監督も言うように、フローデのところは長友のファウルでもおかしくない。ただ、リードしている時の試合運びでまた失敗したのは、いただけないと言える。

 このまま終わるわけにはいかないエスパルスは、最後の力を振り絞って仕掛け、ペナ手前でFKを得るが、エディのFKはブロックされる。
http://www.youtube.com/watch?v=KQjq7cqy4Kk
 ロスタイムに入り、最後の一発にかけて永井を投入するも、辻尾からのクロスとはわずかにタイミングが合わず。ラストにはCKを与え、危険な雰囲気だったが、赤嶺のヘッドは枠を捉えずタイムアップ。
http://www.youtube.com/watch?v=xczU662Uuvw

100515-11.JPG 試合後、中心部はブーイング。その周りは拍手ということで、反応はまばら。エディは川崎戦の時もそうだったが、ブーイングの反応を見て手を叩いている。彼なりの反応だろうか。また私には分からなかったが、ブーイングを見て怒っている選手もいたらしい。
http://www.youtube.com/watch?v=XfOGSx39TiE

100515-12.JPG その後、ワールドカップ代表メンバーに選ばれた今野、長友、岡崎への激励セレモニーが行われ、東京サポから岡崎コールが起きたが、こちらは特に何も返さず。まぁコールリーダーも向こうの人と親しいようなので、分かってると思う。清水としてのプライドもあったし、コールすることへの違和感もあったんだろう。国旗は振られていた。
http://www.youtube.com/watch?v=iECMOtaqEu4

 長友・今野の2人も、勝ってないので「シャー」とまではいかず。
http://www.youtube.com/watch?v=RWlVl5dcbH0


 普通なら2-0になったところで、ある程度試合は決まるものだが、FC東京というチームは二面性を持っててホント恐ろしい。だが、エスパルスとして今までこういう展開で何度も勝ち点を落としてきたのに、その反省をどれだけ生かせたか。伸二がいたら必ず勝てるとも限らないわけで、出来ることは全てやらないと。新潟戦よりも今回の試合こそ、「伸二がいないと勝てない」と言われても仕方のない試合になってしまった。

 バランスというのは攻撃と守備が半々であることを言うのであって、攻撃に偏ることだけがバランスを崩したというのではない。守る時間をどれだけ減らせるかが大事だったが、最後にあのような形で失点したのは、自分たちにも責任がある。もちろん長友のシュートも、松下のシュートが当たってコースが変わったのも、滅多に起こることではない。ただ押し込まれる回数を減らせば、その可能性も低くなる。その努力をしておかないとこうなると今までも学んだはずだが…特に今年はそういうスタイルに切りかえたから、なお重要なことだったはず。マリノス戦に勝てたのもホントに紙一重で、追い付かれておかしくない試合だった。経験という言葉はもう使いたくない

 今回のでいくと、前にボールが出た時に、サイドできちんと時間を作って、後ろに余裕を持たせることが必要だが、それまでの過程で疲れから苦しいのも分かるだけに、ベンチが何とかしたい。一樹も永井もそんなにボールを失う回数が多いのだろうか?FWは点を取るのが一番の仕事だが、次の仕事があっていい。もしダメなら、先述の兵働ワイドなど違うオプションを作らないといけない。

 内容からいけば、ドローでも良しというくらい、いいとは言えなかったし、今月に入って苦しいゲームが続いている。首位に立って研究されているのも確か。ただ、そういう内容でも後半の半分を過ぎて2-0であったならば、勝ち切らなければならない。優勝するためにはこれも取りこぼしに入る。鹿島も去年、日本平でそういう試合をしたことがあるけれど、こういうのは最後に響くので、もう絶対やっちゃダメ。

 少し足踏みしてしまったが、これをいい薬にしてほしい。幸い、目標通り、勝ち点25が取れたのだから。研究されているのもあるし、見つめ直すいい機会だ。中断期間ではやることがたくさんあるが、特にフィジカル面。開幕前にメニューを落とした分、フレッシュな状態でスタートできたというのは有名な話だが、逆に得意な夏場で失速するのでは?とも言われている。そうならないよう、もう一度鍛え直すこと。そして、選手の組み合わせをもう一度探る、体調の優れない選手に休養を与えることだろう。今まで出番のなかった選手には、奮起を期待したい。


西部…安定はしていた。好セーブも何度かあったし、コーチングの部分でもそう。キックの精度は微妙だが。2失点はいずれも難しい部類。
辻尾…もう少し仕掛けていいと思うが、可もなく不可もなくという印象。押し込まれたので守備の対応が多かった。
平岡…ボールを奪う部分と弾く部分は悪くなかったが、繋ぎのミスが多かった。得点はフリーだったので決めて当然だが、伸二との相性がいいらしい。
エディ…途中怪我も心配されたが、フル出場。フィードの精度も高いし、存在感があったが、主審によってはファウルや警告を取られそうなプレーも何度かあった。怖いところは引き続きある。前半の攻撃参加はしびれた。
アラタ…先発復帰2試合目で、新潟戦よりは積極的になった。ただパスの種類に乏しい。読まれてる時が何度か。方向よりもタイミングの問題。

タク…押し込まれながらも粘り強く耐えることが出来たのは、このポジションでハードワークしたタクの存在があったから。ボールの奪い方はまだまだ伸びそうな気配。
伸二…怪我でなく体調不良でむしろホッとした。かなり酷い状態だったようで、それでいてあれだけのプレーが出来るというのは凄い。よくあの時間まで我慢してくれた。ナビスコはそこそこ稼働してくれればいい。
兵働…いつもより右でのプレーが多かった。伸二の交代もあって、何とかバランスを取ろうとしていたが、それまでの段階でもう少しシュートが欲しい。

オカ…守備にはよく貢献していたが、そこからが全然ダメだった。消化不良のまま南アフリカへ。しっかり休んで体調を整えて頑張ってきてほしい。
フローデ…足元でなくハイボールが多くなると、潰されてしまう。だがオカと入れ替わってサイドのフォローもしっかりやっていた。前半のチャンスで決めていれば…とは思うが仕方ない。
淳吾…通常よりも守備のタスクが増えていたから、下がり気味になるのは仕方がないが、判断が遅いために危険な位置でボールを奪われたり、ミスが多すぎる。ところが鮮やかな直接FKで帳消しにしてくる。とても難しい存在。もう一度左でやらせてどうなるかは見たいが…。

真希…一度あった見せ場は右に持ち替える余裕があれば…だがあとは期待外れ。もっと自分でガツガツ行けばいい。
宏介…役割が不明瞭だったし、難しかった。
永井…時間も少ないし、あのポジションでは持ち味を出せない。

健太監督…先週に続き、試合中の采配が冴えてない。淳吾の左起用は意図も分かるし、伸二の交代も仕方ない。そしてエディら怪我人の状況を見極めたいというのも分かる。ただカードは残り2つあったんだから、残り15分、遅くとも10分の時に動いて、マイボールの時間を増やす努力をしないと。今まで何度もやられてきた。マリノス戦も勝ち方としては良くなかったから、その反省を何としてでも生かして欲しかったが…このまま守れると甘く見たツケだと思う。残念だ。
 宏介を選んだ意図は、出場経験が多いということだと思うが、どこに起用してどうしたかったのか意図が見えず、しかもそれをセットプレーの直前に入れるというのは…(反省してるけど)。2年前の味スタでも5バックにして逃げ切った経験があるが、三保でその練習をしたのだろうか?そうは思わないが。
 それに疲れの見えるフローデに代えて永井を入れることは分かるが、一発に期待なのだからそのまま中央で良かった。右サイドに入れたために低い位置で守備をしていた。

 リーグのことは一度忘れてナビスコに切りかえだが、適材適所でないといけない。マリノスは中澤、俊輔と核がいないものの、タレントは揃っている。ホームだし、予選突破を争う相手なので重要な試合。このところアグレッシブなサッカーにならないので、メンバー的にも刺激を入れながら、今度は勝ち切ってほしい。

にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
にほんブログ村 banner_02.gif
00:52更新 | コメント(6) | トラックバック(0) | カテゴリ:エスパルス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月12日

['10J1第11節]清水vs新潟

 まず…今週末、味スタに行きます。その際、オフ会を開催予定です。内容はただ喋るだけになると思いますが。詳しいことはこちら。
5/15(土) オフ会開催について
 東京サポの方も来られますし、他サポも歓迎です。試合を一緒に観る観ないも問いませんので、どしどし参加していただければと思います。ただ、私はゴール裏で観ますので、同じ場所で観る予定の方はご一緒できれば幸いです。よろしくお願いします。
 では、新潟戦。
2010年5月8日() 15:04 KICKOFF
J1第11節@アウトソーシングスタジアム日本平
清水エスパルス00-22アルビレックス新潟
0-0
本田、平岡、藤本主審:廣瀬
天候:曇り
観衆:15,396人
19分 西
43分 ミシェウ
ミシェウ、三門、リシャルデス
ハイライト http://www.youtube.com/watch?v=CSmZNSevpnM

 「高ければ高い壁の方が登った時気持ちいいもんな」…開幕2戦で出されたこのメッセージをもう一度確かめる時だと思った。私も含めて、あまりにも勝ちすぎて勘違いしていた。ここで負けて良かったと思う。理由ははっきりしているから。

 パルちゃんショー…エコパと同じか。
http://www.youtube.com/watch?v=5e9a0bYGr4M
 選手入場〜岡崎100試合出場記念セレモニー。ゴール裏には「チーム一丸となって頂点へ」の横断幕。前とほぼ同じフレーズだけどいいの?w
http://www.youtube.com/watch?v=r60UV5pQaV8

 京都戦から中2日、3人の出場停止者を出したこと自体問題だが、連戦だしいい機会と捉えていた。CBには岩下がベンチ入りしたものの先発は難しく、廣井がリーグ初先発。左SBにアラタが久々に復帰し、伸二に代わるCHにテルを起用。新潟は本間が先発復帰して、三門がベンチスタート。連戦とはいえ、運動量のある三門がいないのは…?という印象でキックオフ。
http://www.s-pulse.co.jp/top_team/live/314.html

 いきなり右サイドから辻尾がいい上がりを見せてクロスを入れるなど、積極的にいこうというのは見えたのだが、そのこぼれ球を拾ったところでタクと淳吾の連係ミスからカウンターを食らう。何とかしのいだが、白けてしまうので勘弁してほしいミスだった。

 ゲームプランとしては、いつも通りの戦い方をしつつも、メンバーも入れ替わってるし、伸二がいないということで、いつもより試合をコントロールできない部分が出てくると。新潟の状態もいいし、コンディションを踏まえると内容と結果を両方得るのは難しいと思っていたので、バランスを見ながらという時間帯があっていいと思っていた。それは今まで築き上げてきた守備が計算できると考えていたからだし、廣井が入っても出来るという期待を持っていた。

 ただ、現実そんなに甘くなかった。想像以上に中盤が機能せず、最終ラインもどうやって出そうか迷いが見られる。フローデに当ててからのセカンドボールも、新潟に研究されていて拾われるし、押し込まれる。それでも最初はシュートまでは持ち込ませなかったし、何とか守れればなというくらいの感じで見ていたのだが、19分。新潟の右CK、リシャルデスのボールにニアで西に触られた。2年前にも札幌在籍時に決められたことのある選手だ。通常ならエディが中に構えることで、フローデがもう少しニアをケアできるところ、少しズレが生じた。セットプレーでやられたのは誤算。これで難しい展開になってしまった。

 中盤にボールが入ってから、動かすリズムが悪い。テルはセーフティーなプレーをするので、チャレンジパスが減るのは覚悟の上だったが、いかに伸二の存在が大きいか…想像はできても実際にこうなると改めて感じるものだった。タクが早くも1枚もらい、オカもリシャルデスの足を踏む形になるなど、一歩遅れて接触というのも多かった気がする。

 ここまで全くフィニッシュまでいけず、25分に迎えた兵働のミドルも相手に当たってしまう。これだけチャンスを作れなければ、劣勢と言って当然。大宮戦もこんな感じだったけど。そこで健太監督はリシャルデスがピッチアウトした前後でシステムを4-2-2-2に変更。はっきりテルとタクの2ボランチにして、バランスを整えた。最悪0-1で折り返してもいいから、まず立て直すことに主眼を置いたのは妥当な判断だった。

 これで少しボールが動きだしたし、テルが持ち味を見せ始めた。サイドの深い位置にもボールが入り出したが、アイデアが少なく突破口を見いだせない。34分には左サイドから入ってきた貴章の折り返しにヨンチョルが詰めるが、わずかに合わず通過。40分には酒井のクロスを矢野貴章に合わせられたが、わずかに外など、ヒヤリとさせられる場面の連続。これはさすがにまずい。

 迎えた43分、本間のパスを受けたミシェウがドリブルで中に切れ込んできて、こちらのブロックの隙を突いてシュート。これが左隅に決まってしまう。流れを考えれば妥当とはいえ、何とかしのごうと思って手を打っただけに、非常に痛かった。廣井も股抜きを警戒したあまり縮こまってしまった。

 何とか前半のうちに1点返したい。直後、淳吾、オカと繋いでフローデが決定機を迎えたが相手にブロックされてしまう。この日最初の決定機と言えたが入らず、前半を折り返す。

 0-2での折り返しは京都戦と同じだし、今回も廣井とテルを同時に代えて反撃モードに突入するのかなという感じでいたのだが、代えたのは廣井だけだった。精彩を欠くアラタをはっきりCBに専念させ、純平にアグレッシブに動いてもらうというのは妥当だ。ただ、ここから再び3トップにしただけに、テルを残した判断はどうなのか。

 それでもエスパルスはリバウンドメンタリティを身につけてきたし、かつ開き直りの要素もあって猛攻を開始した。47分、淳吾がペナ内で相手2人の間を割って抜け出し、一対一に持ち込んで強烈なシュートを放ったが東口にセーブされてしまう。さらにアラタのクロスをフローデが落とし、拾ったテルが狙うもバーの上。この時間だけで2回も決定機を作ったが、モノにすることが出来ない。

 51分にも兵働から辻尾へ展開し、クロスにオカという形を作るなど、前半の出来は忘れて点を取ることに全員が集中できている。1点返せば分からないという流れを作ることはできた。新潟は恐怖感を感じたのか、あるいは連戦で予定通りなのか、ミシェウに代えて三門という安全策を早くも選択。ミシェウが1枚貰っているとはいえ嫌だったし、これでさらに攻め込める。

 ただ崩そうとしすぎていて、1個パスが多かったり、ちょっとしたところで合わない場面があった。もっと強引にシュートを打ちたい。迎えた59分、タクが辻尾へ開き、辻尾が仕掛けてクロス、ニアにオカが飛び込むという最もエスパルスらしい攻撃パターンを見せる。だがオカがこれを決められない。京都戦と違い、最初の15分で点を奪えなかった。

 67分には淳吾のクロスをフローデが合わせるが左に外してしまい、70分には純平、兵働、オカと渡ってペナ内相手1人をかわしてシュートという、本人が課題に挙げていた形でフィニッシュに持っていったが、東口の好セーブに遭った。これだけあったチャンスで取れないと最後まで入らないし、ガンバ戦でも1点にとどまっている。

 仕方なくベンチは残り2つのカードを同時に切るわけだが、テルに代えて永井、淳吾を中に。そして辻尾に代えて真希をそのまま右SBに据える。だが決定機を外し続けたために、新潟を勇気づけてしまって次第に勢いもそがれた。

 その後はカウンターから危険な場面を何度も作られ(仕方ない部分もあるが)、失点しなかったのが不思議なくらい。ロスタイムに入り、淳吾が後ろから矢野貴章のドリブルを止め、レッドでもおかしくなかったが廣瀬主審の判定はイエロー止まりで救われる。永田のアクシデントで交代が一度キャンセルになり、場内が騒がしくなるなどしたが、新潟に慌てる気配は全くない。

 ロスタイム3分表示だったが、すでに4分を経過。新潟がもう終わりのはずだとアピールして集中が切れる中、ラストにこのような決定機があったが、エスパルスも負けが分かっていたからか最後の詰めで力が抜けていた。試合終了。
http://www.youtube.com/watch?v=7lpRjDHzRuY
 試合後のゴール裏には、例の「シャーレを掲げよ」と共に「絶対勝利主義」の横断幕が出されていた。今年、応援団は引き分けや負けの場合、拍手をしないということを決めているとのことだが、おおむね拍手をしている様子だった。ホームでの敗戦なので、とても拍手はできないという人も、ブーイングまではさすがにしていなかった。ただ選手たちは、去年までと違った反応だと感じただろう。


 2連勝で自信を取り戻した新潟の集中力は高かったし、チームカラーは存分に出ていた。プレシーズンで一度当たっていたこともあり、互いに戦術が分かっていたわけだが、特に負けた新潟は研究しやすかったようで、狙いどころははっきりしていた。黒崎監督からすれば、まさにしてやったりだっただろう。

 だが、エスパルスも後半これだけのサッカーが出来たのだ。相手が引いたにせよ、意図的にチャンスを作り出せていたのは、やはり去年にないことであって、伸二がいないからチャンスが作れないというわけではないことを、全員がもっと認識すべきだ。2試合続けて0-2から同点、逆転に持っていくのはさすがに厳しく、反撃ののろしとなる1点すら取れなかったのだから、結果は受け入れるしかない。

 監督も指摘するように、このところ試合の入り方が悪い。モチベーションの高かった浦和戦を除いて、ガンバ、大宮、京都、そして今回の新潟。いずれも前半劣勢で、大宮戦を除いてリードされた。ここまでよく挽回してきたと思うが、限界もある。これでまずスタートの見直しが出来るだろう。序盤から積極的に仕掛け、先制点を取る意識を取り戻したい。

 守備では、セットプレーで綻びが見られる。ここ4試合中3試合でセットプレーからやられているので、修正が必要だ。今回はエディがいなかったが、それ以外は高い選手も揃っているわけだから。

 それから伸二の穴について。彼のプレーは彼しかできないものばかりだし、まさに天才だ。だから伸二の代役が存在するはずもないし、存在してれば優勝してるだろうし。それだけ才能豊かな選手がいれば、どのチームもそれを生かそうとするし、少々依存するのも仕方がない。ここまで好コンディションを維持してきたので、出場を続けたからこそ負けなしで来たのも事実だろう。

 ただ、今後も欠場することは想定しなければならない。今回はテルを使ったが、機能しなかった。これからナビスコ杯や練習試合、キャンプを通じて中盤の底上げを図っていかないといけない。ようやくベンチに入ったエダ、コンディションに波があるが浩太、一発を持っている真希、そして淳吾。まだまだ色んな組み合わせが残されているので、これを中断期間中に試して、オプションをたくさん持っておきたい。今はまだそれがない。アンカーのタクも同様である。

 最終ラインもここまでは誰が入ってもそつなくこなしていたが、廣井が期待にこたえたとは言い難い。エディと平岡が奮闘しているとはいえ、岩下が早く戻ってこないと苦しい。SBも辻尾の台頭はあったが、まだ満足できない。イチも離脱してしまった。これから先も安定した成績を残すためには、このポジションの安定感が必要である。

 色んな課題がこの試合で見えて、非常に良かったと思っている。今週末のFC東京戦は、去年味わった悔しさをそのままぶつけたい一戦だ。出場停止だった3人も戻ってくるし、今年のエスパルスのサッカーを見せて勝利してほしいと思う。

武田…経験不足が出てきた。反応も鈍かったし、コーチングもいまいち。ただこの積み重ねが成長の糧になる。
辻尾…中盤の変更が影響したと思う。消極的だったとは思わないし、いいクロスも入れていたけど、上がるスペースを消された。
廣井…表情からは気合も感じられたし、ビビってるとは思わなかったが、ところどころ危ない場面が見られたし、2失点目で交代を決断されたのは致し方ない。ライバルが多い中チャンスだったが…また這い上がろう。
平岡…ちょっと疲れてきたのかなと。いつもと違って左CBだったし、横にいる廣井とアラタが久々ってことで何もかもやらないといけないし、責められない部分もある。
アラタ…コンディションが全然戻っていない事が分かった。これでは起用を渋るのも頷ける。試合勘だけならいいけど…。宏介が良くないだけにね。今回の展開ならCBでも大丈夫。

タク…この連戦で良くやってると思うが、預けどころが1つ難しくなったことで負担増大。後半に本来のプレーができたのを見ると、やはりチームのバロメーター。
テル…試合勘が戻ってなかったように見える。テルなりにやったと思うが、もう少し頑張れるはず。3月は飛び出すプレーが出来ていたわけだし。バランスを考えての起用だったと思うので、ああいうポジション取りになっただろうが…後半の決定機は決めてほしい。
兵働…少なくとも後半は真ん中で必ず顔を出して繋ぎ役として奔走。京都戦の後半と同様の出来ではあった。前半から積極的にやりたい。

淳吾…京都戦に続き、そこまで悪くはない。伸二不在の時にはもっと自由にやればいいと思ってたし、何度か面白いプレーもあった。FWとして後半最初の決定機さえ決めていればというところ。ただ、さぁこれからというところでのボールロストが目立つから、そこを改善してほしい。
フローデ…疲れていながらも最後まで良く走った。ただ決定力を欠いた。最後のところでエネルギーを費やせなかったんだろうと。使う方が考えることでもある。
オカ…ニアの飛び込みはもう能力の問題だが、全体的に考えすぎ。あれだけ決められないとチームは勝てない。サボらず動いてるのは分かるが、思い切り良くプレーを。正式に代表が決まったが、今週も働いてもらう。

純平…左で出る準備はしていたはずだ。右利きなのでそのままクロスを上げるわけじゃないけど、動きとしてはまずまず。サイドの活性化には成功した。ペナ付近からのアイデアがもう一つ。
真希…神戸戦に続き、右SBでプレーもほとんど持ち味を出せず。仕方ない部分もある。
永井…浦和戦に続いて右WGでプレーも、個で打開することが出来ずにタイムアップ。このままではまた出番がなくなってしまう。

健太監督…先発のチョイスは、今後を見据えて起用する意味合いもあったはずで、いいサンプルにはなった。前半のシステム変更、廣井の交代は妥当。ただ残りの2カードの使い方は疑問あり。テルをあの時間まで引っ張る必要はなかった。そしていくら辻尾の体力に不安があるとはいえ、わざわざここに真希を使わなくても良かった。
 次は、中断前のラストだとか、首位キープとか、そういう戦いじゃない。清水としてのプライドを見せることだけ考えて。去年常に立ちはだかっていた軍団を倒さなければ、一歩前には踏み出せない。万全の準備を。

にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
にほんブログ村 banner_02.gif
01:33更新 | コメント(0) | トラックバック(2) | カテゴリ:エスパルス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月08日

['10J1第10節]京都vs清水

2010年5月5日() 13:04 KICKOFF
J1第10節@西京極総合運動公園陸上競技場
京都サンガF.C.22-04清水エスパルス
0-4
31分 柳沢
34分 ドゥトラ
中山×2、郭 中山
主審:佐藤
天候:晴れ
観衆:14,016人
54分 藤本(PK)
59分 ヨンセン
78分 藤本(PK)
83分 ボスナー
小野、太田×2、ボスナー 太田
ハイライト
http://www.youtube.com/watch?v=TgFj6eXRl6M
http://www.youtube.com/watch?v=86cUdqr4wCc

 新潟戦直前の更新で申し訳ないが、京都戦について。試合そのものが荒れてしまったので残念だったし、運が味方した試合だった。ただ今までなら前半0-2で勝ちに持っていくことはなかったし、リバウンドメンタリティがついてきてる証拠だと思う。30度を超える暑さの中、観戦に行かれた方、お疲れ様でした。

両チーム選手紹介
http://www.youtube.com/watch?v=etcliGWWy4Q
http://www.youtube.com/watch?v=eR4PHnCqiBc
選手入場前後 http://www.youtube.com/watch?v=ZqV-Sjr4F6Q
試合開始時応援 http://www.youtube.com/watch?v=IZ3OGIIlgjM

 エスパルスは怪我を抱える兵働をベンチに置き、真希が先発。連戦を考慮して辻尾に代えて純平が先発。そしてGKが武田ということで、3人が入れ替わった。妥当なところに落ち着いた印象だが、京都がどうしてくるのか、直前までさっぱり分からなかった。前日練習では3バックを試みたようだが、あくまでオプションだったようで、当日並んだ布陣は4-3-2-1。森下、染谷がハマらないとみて中山をSBに起用し、チエゴが先発に戻ってアンカー。片岡と角田を並べて、前線の3人は柳沢、ドゥトラ、ディエゴと能力の高い選手。7人で守って3人で攻めるようなイメージは出来る。今年はSBも割と上げてくるが、失点が多い中でどうするのか。
http://www.s-pulse.co.jp/top_team/live/313.html

 開始早々、小野が足を高く上げたことによるファウルでいきなり警告を受けてしまい、次節出場停止に。ただこの試合の中でそれを気にしている場合ではない。
http://www.youtube.com/watch?v=4B9eK0DFdWY#t=4m57s

 京都は首位をホームで食ってやろうという集中力が高かったし、中盤の3枚が厳しく寄せてきて、こちらの自由を奪っていく。チエゴは評価の通りパスミスが多く、そこでリズムを作れない部分も見られたが、奪ったボールをシンプルに前に当て、3人のパス交換からフィニッシュまで持ち込むという狙いは見てとれた。

 エスパルスとしては、まず暑いコンディションに慣れる必要があった(三保も暑い時はあるけどここまでではないだろう)。常にハードワークを強いる戦術ではあるが、動きすぎるとあとが不安というのも頭に浮かんだかもしれない。それに加えて浦和戦の激闘から中3日ということで、少なくともフレッシュではなかった。こういう状況だから、純平や真希には期待していたわけだが、攻撃に絡んだのは数回。
 チャンスになりそうだったのは、シンプルに前線に入れたボールを拾ってのミドルかセットプレーのこぼれ。しかし、いずれも単発に終わっていた。

 立ち上がりこそ京都もそんなに攻め込めていなかったが、15分あたりから徐々に前へ。予想通り、起点になるのはディエゴで、彼がペナに入ってきてヘディング、あるいは遠目からのミドル。ドゥトラも距離があっても狙えそう。そして柳沢が裏を狙うという構図。24分には速攻からドゥトラに抜け出され、武田と一対一。ブロックした後武田が倒す格好になったがノーファウルで救われる。28分にはFKから角田がどフリーになったが、シュートミスで助かる。集中力が欠けているように感じられる時間帯。

 そしてそれが失点につながっていく。31分、角田のフィードを長身のドゥトラに落とされ、こぼれ球に平岡が寄せきれず柳沢に拾われる。そこからドリブルでスルスルと抜け出されてしまい、武田との一対一。これはさすがに決めてきて、先制されてしまった。子どもが産まれたモチベーションもあっただろうし、リーグ通算100ゴールということで、西京極は盛り上がった。一番やってはいけない展開だが、それにしても柳沢によくやられる…。

 今年のエスパルスは1点取られたくらいでは凹まないが、バタバタした状態は変わらないままだった。3分後、右サイドでFKを与えてしまう。これをファーでドゥトラに合わされ、2失点目。流れからの失点が少ないのだから、セットプレーは特に集中したかったが、一度角田をフリーにしたこともあってかそこに気がいってドゥトラを離してしまった。

 これでこの試合はかなり厳しい状況になった。先に2点を取られるのは今季初。しかもこのコンディションである。何とか前半のうちに返そうと40分、宏介のアーリーをフローデがファーで落とし、伸二がフリーで合わせたのだが、無情にもバーの上。移籍後初ゴールならずというより、ここで決めないでどうするという場面だった。チーム的にもこれは痛かったし、その後もイージーミスが多く、あわや3失点目かという場面さえあった。

 ただこのチームは確実に進化していた。今までは2点ビハインドというだけでも下を向きがちだったが、選手同士で修正点を話し合い、後半に向かったという。そして監督からも、1点返せば分からないというコメントが発せられ、気合を入れ直して後半に突入。そして3点取らなきゃいけない状態で、温存していた辻尾と兵働を投入し、仕切り直した。

 立ち上がりはまだ好機を作るに至らず、51分の淳吾のFKもそのままゴールラインを割ってしまう。
http://www.youtube.com/watch?v=IINuzul0VSk

 しかしこの試合の行方を大きく左右したプレーが53分。タクから縦パスがフローデに入り、フローデからオカへ。水本との競り合いからペナ内で倒れる。判定はPK。微妙といえば微妙だが、オカが粘った末に取ったもの。水谷が淳吾にささやいて駆け引きをしたが、淳吾は動じることなく決め、1点を返す。
http://www.youtube.com/watch?v=mt5R7vQLqIQ
http://www.youtube.com/watch?v=cBJNmm_8BJo
 この時のドリハウの様子。
http://www.youtube.com/watch?v=ydvKwb7ZoIg

 まだこの時点では京都が勝っていたが、京都のほうがガクッときた感じだった。もちろん前半から飛ばしたのもあるだろうし、勝ってないのでメンタル的に弱くなったのもあるだろう。しかし守備のバランスが一気に悪くなり、いわば穴だらけの状態。パスを繋いで攻め込みたいエスパルスにとっては格好の状況となった。2点差が一番怖いというのはこういうことを言うのだろうと。

 一度ドゥトラと柳沢のコンビで攻め込まれたが、すぐに押し返すと、59分。ハーフウェーを超えて淳吾から伸二へ何とかパスが通り、フローデを経由して辻尾へ、クロスを上げずに伸二へ戻し、淳吾へ渡るも打ち切れず。しかし淳吾が伸二へ戻すと、伸二は一瞬のフェイントから外へ膨らむことを選択。釣られた中山は詰められず、余裕を持って伸二が上げたクロスを、ファーでフローデが増嶋をかわして豪快に合わせ、同点。一連の流れは見事だった。
 一方ドリハウはこの盛り上がりだったようでw これ行きたいなぁ。
http://www.youtube.com/watch?v=JM0UbDycSEs

 追い付いても、健太監督は険しい表情を崩さない。当然である。今までアウェイでは先制されても追い付くところまではいってる。しかしひっくり返したことはない。狙い通り最初の15分で追いつけたのだから、一気にいきたい。押せ押せになり、1分ごとにゴール前に詰め寄り、兵働が、伸二が、そしてオカが狙う。特に63分はカウンターから伸二が絶妙のタイミングでオカに出し、ちょっと流れたがオカがペナ内でシュートという場面を作ったが、モノにできなかった。
 65分に見せたパスワークも見事なもの。オカがペナ内で決定機を迎えたが、これも水谷に防がれてしまう。このままいくと、またドローで終わってしまうだけに何とかこじ開けたい。

 京都はさすがに修正を迫られ、森下を左SBに入れて中山を一個上げた。そしてフィジカルの強そうなダンが入ってきた。しかし数分後、辻尾からパスを受けた淳吾が右サイド深くで仕掛けたところ、中山に倒されてFK。中山は2枚目の警告で退場になる。このFKを淳吾が直接狙うが、バーに当たってしまい、逆転ならず。京都が10人になったことで、勝ち点1でもという気持ちになるのは当然。だからここからは難しくなると思った。柳沢に代わって安藤が入ってきて、メッセージも伝わっただろう。

 少し落ち着いた感があり、まずいなと思っていた矢先の78分。エディのロングフィードを淳吾がダイレクトではたき、伸二がダイレクトでオカへ繋ぎ、受けようとしたところで倒れ、笛。判定はまたもPK。郭には警告が出るが、怒る気持ちは分かる。オカに渡るまでの流れは美しかったが、ラッキーだと思うなぁ。これを淳吾が先ほどと逆に決め、とうとう逆転。さらにこの判定に怒った正岡コーチが退席処分となるなど、荒れた展開に。佐藤主審は2年前、京都の選手3人を退場させたことがある。
http://www.youtube.com/watch?v=HyUTXiUpmLo
http://www.youtube.com/watch?v=2XOVfQD_19U
 ドリハウはこの喜びよう。
http://www.youtube.com/watch?v=n2PQ0ajJhzg

 ところがこの直後、空中戦の競り合いで宏介にファウル、警告が出され2枚目で退場に。これはバランスを取ったと言われても仕方がない。同数となり、ベンチは伸二に代えてアラタの投入を決断する。
http://www.youtube.com/watch?v=CPHvXJVQQVc
 ここからは長く感じるだろうなという感じがしたし、ロングスローから1本危ないのがあって嫌だった。

 だが83分、この男が試合を決めた。だいぶ距離があるところで得たFKを、なんとエディが直接狙う。ワールドクラスの弾道で突き刺さり、4点目。エディは早くも今季2点目をゲット。淳吾は目の前で見て何を思っただろうか。(追加:これを撮った人がいた!すごい!)
http://www.youtube.com/watch?v=wElsfurhqPE

 エディはポジションに戻る際、増嶋にぶつかったということで警告を受け、つまらない形で出場停止になってしまうが、意気消沈した京都はその後攻め込むことが出来ない。エスパルスはロスタイムにペナ内でフローデが倒され、PKに近いものだったが、取り過ぎを嫌ったか取らず。ロスタイムも5分と長かったが、無事に試合終了。
 ドリハウはその後王者の旗が流れたようで。
http://www.youtube.com/watch?v=ysFyX9g7ufo
 試合後の現地。勝ちロコ含む。
http://www.youtube.com/watch?v=inFUFaXQelY


 またラスト15分で点を取ったけど、最初のPKがなければどうなってもおかしくなかった。運が向いてきてるのかなという感じはある。でも後半これだけ攻めることが出来たのだから、改めて今年の攻撃は迫力があるし、自信を持っていい。前半の出来は不甲斐ないとしか言いようがなく、最近そういうのが多いので、入り方は注意しないといけない。1点までならしょうがない気もするが、2点は重い。今回は逆転出来たが、いつもこうはならないので、今後は気をつけたい。

 それにしても、どういう試合展開でも負けていない。色んな事を学んでいる。何があっても動じなくなれそうな気がしてきた。あとは中盤とFWの選手層を見た目以上に厚くしていくことだ。

武田…ドゥトラを倒した場面も取られておかしくなかったし、バタバタしていた。反省を生かして次に期待だが、また勝った。
純平…あまり効果的な攻撃参加が出来ず、45分で交代。イチとの三つ巴争いで台頭のチャンスだったが生かせず。
平岡…1点目のこぼれ球の反応が遅れたし、2点目も角田が気になってドゥトラに競り切れず。もともと冷静ではあるけど、バタバタした時にどうするかが課題。
エディ…FKは凄すぎる。これだけで1点取ってくれるんだから素晴らしい武器。警告は厳しいと思うが、ちょっと誤解を招くような行為が多いので、カードを出されやすい。首脳陣からも注意されてると思うのだが、Jリーグ3年目なのだから余計なことはしないでくれ。それが自身のためにもなる。
宏介…2枚目は不運。ただ、いつも通りかな。アウスタの上から見て、どうしなきゃいけないか学ぶいい機会にしてほしい。

タク…彼自身の出来がというか、チームが悪い時はタクが思うように機能しない時かなと。後半は前に出ていけたので、良さが出た。
伸二…前半のビッグチャンスは決めなければいけない。ただ同点アシストはお見事だったし、何本も好パスを供給した。いいタイミングでお休みかもしれない。
真希…ほとんど良さを出せずに45分で交代。大宮戦は良かったわけだし、調子が突然落ちたわけではないと思うが…環境に馴染めなかったのが原因かね。

淳吾…いつもより良かった。伸二との関係も良好だったし、シュートもまずまず打てていた。そしてPKはチーム唯一の安定感(笑)。この調子で流れから決められると乗ってくる。
フローデ…浦和戦よりパフォが落ちるのは想定内。疲れている中でもよく動いたし、同点ゴールは相手との駆け引きもあるが、あのお膳立てなら当然か。
オカ…伸二からゴール要求が入ったぞ。PK2つ取ったから最低限っていうのはあまり…運もあったから。チャンスはあったので、決めないといけない。スッキリチームを離れるためにもひと仕事してから行ってくれ。

辻尾…ビハインドで途中起用だと、開き直れるから本来の良さが出せるんだろうが、この調子でいきたい。対面が中山だったし、やり難さはなかったはずだ。
兵働…後半の出来を考えると、今年の兵さんの重要度が分かる。ボールが落ち着いたし、パスサッカーが出来た。伸二不在の次節は、負担を感じすぎないことだ。
アラタ…久々の復帰。緊急発進だったが、守ればよかったので。徐々にコンディションを上げてほしい。

健太監督…今年のスタイルだと、早めに動きやすいんだろう。ハーフタイムの2枚代えは、3点取りにいく意味で当然だったし、相手の弱点を突くことにもなって、一気に攻勢をかけることに成功した。ズバリだったと思う。
 伸二がいない新潟戦は、戦況を見極めて誰をどこに配置するのか、重要になると思う。

にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
にほんブログ村 banner_02.gif
14:43更新 | コメント(5) | トラックバック(0) | カテゴリ:エスパルス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月04日

['10J1第9節]清水vs浦和

2010年5月1日() 16:03 KICKOFF
J1第9節@エコパスタジアム
清水エスパルス21-11浦和レッズ
1-0
17分 岡崎
90分+3 ヨンセン
本田、高木
主審:吉田
天候:晴れ
観衆:38,851人
22分 ポンテ
ポンテ
ハイライト http://www.youtube.com/watch?v=e-uIXfF7RoM
 勝利から3日経ち、明日に京都戦を控えるところまで更新できなくて申し訳ないが、それでもあれこれ覚えていられるのは、好ゲームかつ劇的な勝利だったからだ。浦和の出来もよかったし、こちらも悪くなかったので、面白い試合だった。エコパ開催で3番目に多い観衆が詰めかけた中、これ以上ない試合が出来たと言える。

 今回は新幹線を使わずに鈍行で4時間半かけて向かった。東海道線へ乗り換える時に時間があったので、小田原駅でパチリ。
100501-01.JPG 100501-02.JPG
 鈍行も面白いもんだけど、東海道線の混雑ぶりがひどかった。小田原〜静岡は座れないという程度だったので仕方ないが、そこから愛野までは…臨時便とか出せればいいと思うんだけどね。ローカルでないと分からんが。途中、菊川駅で常葉の学生が乗るのに困ってたし、なんのイベントだ?って人も結構いた。駅に着くたびに「どんだけ乗ってくるんだよ」っていう雰囲気が車内で充満して笑ったけど。

 エコパは2005年以来だったけど、愛野駅で降りてみると思い出すもの。スタジアムまでまあまあ歩くけど仕方ない。
100501-03.JPG 100501-04.JPG

100501-05.JPG 100501-06.JPG

 スタジアムに着いてからうろうろ。この日はスタ外でフードコートを開設していたが、どの店も行列、売り切れで結局断念した。見ているとやはりマッチデープログラムを求める浦和サポが多い。表紙が伸二だからだ。去年は永井だったしw 途中、望月 強化育成本部長と興津スカウトが揃ってスタ入りする光景も目にした。

 お喋りしながら待ち、ご一緒する方と合流し、ゴール裏に入る。入ったのが1時間前、ちょうどパルちゃんショーが始まった時だったが、2階の一番上に入るしかないほどの混雑。それとバックスタンドに入るために並んでた列の長さといったらすごかった。キックオフ前に謝罪文が出たけど、運営で不備があったのね。指定席とAゾーン席の割り振りを勘違いしてしまったようで。Aゾーンのところもメイン埋まってるからバックへと言っていたな。想像以上の観衆が来ても、きちんとやっていかないとね。来年もきっと使うだろうし。
 この日も恒例の横断幕が外に。
100501-07.JPG 100501-08.JPG

 今回のパルちゃんショーは面白かったな。
http://www.youtube.com/watch?v=zfpukI4ZpyE
 選手が登場し、試合前サンバ〜選手紹介まで。ブーイングの声量ばかり注目されるけど、伸二の時はちょうど歌っていたときでブーイングはなし。歌い終わったあと永井のところでブーイング、健太監督にもブーイングあったけど昔なんかあった? こっちで最も大きいブーイングは高原だったなw
http://www.youtube.com/watch?v=hsV1u8jTdYk(清水側ビジョン)
http://www.youtube.com/watch?v=ZBTPWd9cAfA(浦和側ビジョン)

100501-09.JPG 100501-10.JPG

100501-11.JPG 100501-12.JPG
 コールリーダーが定位置から移動してきて応援のお願いをしに来るなど、盛り上がりを見せる中、選手入場の時を迎える。「PRIDE of URAWA」と大きく掲げられたのを見て、負けられないと改めて思う。
http://www.youtube.com/watch?v=ZFH5QxTqoGU(メイン清水側)
http://www.youtube.com/watch?v=c47LZieD0ig(メイン浦和側)

100501-13.JPG

 メンバーは両チーム予想通り。エスパルスはアラタが間に合わず、淳吾の先発復帰以外は同じ。サブに永井が戻り、一樹と共に切り札になり得る2人が揃う。浦和は細貝の怪我で鈴木啓太が先発となった。ビッグゲームの幕が開いた。
http://www.s-pulse.co.jp/top_team/live/312.html

 いきなり左サイドを崩されて危ない場面を迎えるなど、入りは決していいとは言えなかったが、右サイドからCKを得て、ニアにオカが飛び込むというらしい形で一つチャンスを作った。

 ちょっと下がり過ぎて中盤が空くのは気になるが、浦和も浦和でエスパルスがボールを持っている時に、思ったほど出てこなかった。帰陣が早い。それだけ意識してくれてるということだろうが…。浦和のポゼッションはうまいし、不安視していた両サイドは主導権を握られたものの、クロスが上がる分にはあまり怖くなく、嫌なのは中央を細かく崩されてエジミウソン、ポンテ、そしてドリブルから田中達也といったところだ。

 立ち上がりの相手の攻勢をしのいで押し返すことに成功すると、10分には左サイドでオカが粘り、中央の伸二を経由して右の淳吾、右足のクロスにファーでオカという場面が見られた。
http://www.youtube.com/watch?v=z2ZGDNAW450#t=1m23s

 そして17分。カウンターから淳吾がドリブル、坪井をかわすまでは良かったがそこまで。それでもCKを獲得。これをオカが鈴木啓太に競り勝ち、左隅へ決め先制ゴール。事前の予想にもあったように、高さのない浦和に対して、エディ、平岡、フローデへのマークが集中するのでオカが空くというのはあったはずだ。狙い通り。動画がたくさんあったが、違う視点でどうぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=TWaNRhUw4Jk(メイン2階)
http://www.youtube.com/watch?v=hiOVA3ixrKM(メイン1階)
http://www.youtube.com/watch?v=xNbsOKqiMYE(ゴール裏2階)
http://www.youtube.com/watch?v=8vM0Ez5ro8k(メイン浦和側)


 これで勢いづいたエスパルスはさらに攻勢。21分にはフローデのポストから兵働へ落として左前方に走ったオカへ、オカはシンプルにクロス、こぼれ球を淳吾、兵働が詰め、そして伸二のもとへ。冷静に坪井をかわして左隅を狙ったが、わずかに外。誰もが伸二の移籍後初ゴールかと思ったが…持ってないのかねぇ。
http://www.youtube.com/watch?v=ODCCvS6wBjw(ゴール裏2階)
http://www.youtube.com/watch?v=hiOVA3ixrKM#t=3m46s(メイン1階)


 決められなかったが、いけるぞ!という雰囲気になったところで落とし穴があった。1分後の22分、左サイドで細かいパス回しからポンテが持ち込み、エジミウソンとのワンツーからドリブル、左足を振り抜く。これが西部の手を掠めて右隅に決まった。ポンテの動きにも切れがあったし、喜び方を見てもかなりモチベーションが高い。さすがレッズと思った場面だったし、ポンテにはこれからまだやられるぞという想いも。振り出しに戻ったが、簡単にいくとは誰も思ってなかったし、応援は決して気落ちしてない。
http://www.youtube.com/watch?v=hiOVA3ixrKM#t=5m15s

 しかし浦和が今度は攻勢。クリアボールを拾われ、田中達也のドリブルを後ろから宏介が止め、ファウルの判定。タクが遅らせようと動かずに警告を受けてしまう。カードがいつもつまらないものばっかりなんだけど…浦和サポからはお決まりのコールが。報道には「伸二」とあったが、実際は「清水」だ。そしてこのFKをポンテがストレートに入れてきた場面で、西部が山田に蹴られる形となって倒れる。この時点では何とかプレーを再開。
http://www.youtube.com/watch?v=hiOVA3ixrKM#t=7m10s

 その後もエジミウソンを潰し切れず、中央で起点を作られ両サイドから揺さぶられるが、ゴール前では集中して守るという展開。42分にはドリブルから田中達也にフィニッシュまで持ち込まれたが、西部の好セーブ。徐々に相手が落ち着いてくると、今度は相手のビルドアップ時にプレスをかけて、少しずつ下げさせてミスを誘う事が出来た。
 ロスタイム、カウンターから左サイドのフローデ、中央伸二がダイレクトではたいて左から入ってきたオカが浮かす…も枠を捉えられず。しかし引っかかると思ったカウンターでフィニッシュまでいけたこと自体がすごいことだった。見ごたえのある攻防で前半を終了。
 
(ハーフタイムショーにJam-9が参加。
http://www.youtube.com/watch?v=ncawVQiHuS0

 そして後半頭から西部に代えて武田。現地では西部がそこまで重いと思わず驚いてしまったが、武田になったことで後ろの集中がむしろ続くといいなと思ったのも事実。そして開始早々、兵働のミドルが飛ぶ。山岸に弾かれたが、触っていなければポスト直撃だっただろう。
http://www.youtube.com/watch?v=YbDMNlIqvJ0
 浦和サポは、武田の細かい経歴までは知らずとも、若くて経験の浅いGKであることが分かっているから、西部以上にブーイングをしていた。しかし武田に動揺は見られない。
http://www.youtube.com/watch?v=YbDMNlIqvJ0#t=2m28s
 
 51分、伸二が相手のバックラインまでプレス。坪井が慌てて失いかける場面も見られた。伸二も坪井や山田の特徴を分かって行ってるだろうが、坪井がこういう時に危ないのは毎回みたいだ。
http://www.youtube.com/watch?v=YbDMNlIqvJ0#t=6m40s

 55分、左サイドでタクがうまく体を入れて粘り、ペナ手前でFKを獲得。伸二だろうなと思ったが、残念ながら壁に当たってしまった。
http://www.youtube.com/watch?v=86Fy4mbm69s

 前半とは一転、どちらもガンガン攻めるというよりバランスを見ながらの戦いで、緊迫した試合になった。両チームともサイドから攻め込むが、ラストの精度を欠く。こちらとしてはクロスからフローデに合わせるという攻撃でも十分チャンスにはなると思ったし、実際そうだったのだがクロスの精度、それと相手CBの奮闘でビッグチャンスにはならず。

 時間が過ぎていき、67分。浦和右スローインからポンテがクロス、こぼれ球を阿部がミドルシュート。バーの上に外れたがこういうのは怖い。そしてここでまず堀之内が入ってきた。鈴木との交代ということで、高さ対策だなと思った。話では、まず高原投入の準備をしたという。しかし気になる箇所が変わったのか、堀之内に変更になったそうだ。これは相手のことなのでよく分からないが…。
 逆にこちらは武田からのリスタート、伸二から辻尾へ開き、クロスにオカというトリプルシンジアタック!だったが左へ外れてしまう。
http://www.youtube.com/watch?v=mH7TVtzU-RY#t=4m11s

 70分を過ぎて、セカンドボールが拾えなくなり、苦しくなってきた。そろそろ清水ベンチも動く時だが、交代カードが残り2つで慎重になっている。この場面はタクが早めに潰したのだが、2枚目が出なくてホッとした。
http://www.youtube.com/watch?v=r9OS2VL9y5Y#t=3m00s
 75分、浦和が高原を投入してきたあと、永井が呼ばれた。この展開で一樹でなく永井なのは当たり前。投入されたのが79分。10分少々で何が出来るか。こういう試合で仕事をしてほしいということで獲ったわけだから。
http://www.youtube.com/watch?v=r9OS2VL9y5Y#t=3m50s

 さらに83分、辻尾に代えて純平を入れるという選手交代でベンチは仕事を終えた。真希を入れたかったが、伸二は動けていたし、妥当な選択だろう。それはいいのだが、永井がうまく入り込めない。焦って中央にボールが集まるばかりとなり、キープできなくなってしまった。

 浦和のカウンターは怖いのだが、宇賀神のシュートが枠を捉えなかったり、サイドからの攻撃では最後まで怖くない。90分、最後にひと仕事を期待されて入ったサヌからポンテにパスが通り、ペナ内に侵入。エディとのマッチアップでポンテが倒れたが、明らかなシミュレーション。遠目で見てても何となく分かった。こうしてロスタイムに入った表示は3分。
http://www.youtube.com/watch?v=ku7bEJw6MZA#t=3m23s

 浦和は最後の最後で攻め疲れが見えた。しかし清水も形を作れない。引き分け濃厚と思われたが、ここからである。慎重に伸二がスローインを行い、宏介が受ける。粘って兵働へパスが通り、クロス。永井が坪井と競り合いながら懸命に体を出すが、無情にもポストを直撃。ダメか…と思ったが、まだCKがある。四方八方からゴールコールが響く中、兵働のボールは一旦弾かれる。しかし、平岡が最後の力を振り絞ってボールを奪いにいき、堀之内から奪取。これを兵働に返す。エジミウソンは兵働が左利きであるところまで頭が回らなかったのか飛び込んでしまい、兵働は利き足でクロスを入れる。この時ゴール前ではオカ、永井、エディと並んでいて、それに対して浦和のマークもついていたが、唯一フローデだけは少し下がって待っていた。そして上がってきたクロスに対してファーに逃げる動きで合わせると、山岸の手を掠めてネットを揺らす。歓喜の瞬間だ。ではこの感動を4か所からどうぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=ku7bEJw6MZA#t=5m04s(メイン1階)
http://www.youtube.com/watch?v=Fw_o-XbLJ_A#t=0m32s(ゴール裏1階)
http://www.youtube.com/watch?v=6sc1rs7evbw(メイン2階)
http://www.youtube.com/watch?v=JXUe7bTzgTQ(ゴール裏2階)


 ベンチから杉本コーチやホペイロの中山氏、そしてベンチメンバーが一斉に集まってきた。早く戻れなんていう気にもならない。私は普段からほとんど泣くことはないのだが、この時は本当に自然と涙が出た。何に感動したのかは、言葉では言い表せないけど、その時現地にいれば、分かるんじゃないかなと。エコパに来た清水サポは来た甲斐があったと口を揃えていうだろうし、今後の語り草になる。総立ちになっていた。

 試合終了。「王国清水」コール。
http://www.youtube.com/watch?v=ifm46omIQhc
 バックスタンドへの挨拶。タクは偉いな。
http://www.youtube.com/watch?v=yY2MH3rf60c#t=3m10s
 ヒーローインタビューはもちろんこの人。
http://www.youtube.com/watch?v=q0cK6DlOjyc
 フローデはあちこちにお辞儀をしていた。本当にいい人だ。ただよほど興奮したのか、ゴール裏に来てノルウェー国旗が振られているところでユニを投げ入れた。コールリーダーのブログによれば、それを受け取った人はなんとフローデのチャントを作った人らしい。


 浦和が通常より帰陣が早いこと以外は、予想通りの試合展開だったので、互いに混乱するようなことはなく、どっちに転んでもおかしくないゲームだった。それにしても、この勝負強さは本当にすごい。去年も終盤に点を奪った勝った試合はあるけど、ギリギリで1-0という試合ばかり。そう考えると今年は2点取って勝ち切る試合が増えているので、いいことだと思う。そしてまた、ラスト15分で点が取れた。

 ただ、本当に紙一重。圧倒しているわけではない。まだまだサイドの不安は解消されていないし、まだゴールも取れる。貪欲に取り組んでもらいたいし、この日はフローデが本当にすごかったので、それに助けられた。そのフローデの調子が落ちた時に、違う選択肢を持っておく(川崎戦のように)ことも大事。タク、伸二がいない時にもまだ安定しないし、いろいろやることもあるから、三保のトレーニングでレベルアップを図ってほしい。

 ではエコパでの勝ちロコ。去年勝ってないので、史上初だ。
http://www.youtube.com/watch?v=OSrnVyMbDn0(メイン1階)
http://www.youtube.com/watch?v=c_bkW48G7xs(ゴール裏1階)
http://www.youtube.com/watch?v=Kl9pD0yMT0E(ゴール裏2階)

100501-14.JPG 100501-15.JPG
 ガニャー以降。東京の「カップを奪い取れ〜」をパクっていたが、定着するんだろうか。私はガニャーの途中でスタを後にした。
http://www.youtube.com/watch?v=_4I1RyLNX10
 試合後のハイライト。これはたまらんね。
http://www.youtube.com/watch?v=LKB1kjW4pKI

西部…失点はあれが精一杯。ハーフタイムで退いた事を考えれば、山田と接触してからよく耐えた。2回目ということで、しばらく安静。
辻尾…前半はここ数試合と変わらず、何か自信なさげだった。出場が増えて怖くなってきたのか?ただ後半は少し持ち直した。本来の仕掛けが増えた。その姿勢を持ち続けたい。
平岡…「蹴られてもいい」という気持ちで飛びついた最後の場面は見事だった。守りでは何度か崩されたが、何よりバタバタしていなかった。自信が出てきた証拠だろう。
エディ…フィードが予想以上に正確だよね。凡ミスも思ったよりなかった。欲を言えば、もう少し間合いを詰めて前を向かせない努力をしてほしいけど。最後の場面は相手が釣られてくれたし、いるだけで価値がある。
宏介…ここ最近と変わらず不調。移籍2年目でこういう時期も必要なのかな。クロスは上がる回数の方が少ないし。ただ後半、最低限守備で何とかしようというのは感じた。

タク…相手の攻撃の芽を摘み、攻撃の起点にもなっている。引き続き存在感抜群だし、少々潰されても問題なさそう。
伸二…最初は特にボールタッチが少なくて、さすがに浦和だけに消されてるなと思ったが、一度触ってすぐチャンスになり、その後はさすがのプレー連続。運動量も多かった。あの決定機は決めなきゃいかんよ…でもフル出場で最後にああいう結果が出て、嬉しいだろう。
兵働…一進一退の攻防の中で、中盤の空いたスペースに常に顔を出して繋ぎ役として奮闘。大きいと思うよこういう役割は。そして最後に絶妙のクロス。シュート精度も上がってきたし、伸びてきてる気がする。あと、試合中武田を称えていた姿にキャプテンの自覚が見えた。

淳吾…いつもと同じかなぁ。右足でのプレーも何度かあったけど、判断を早く。そして打てる時は打つ。CKでアシストしているので最低限。
フローデ…どう見てもMOM。雑誌の採点なら6.5じゃかわいそう。7以上は当然。この日は凄すぎた。どういうボールでも8割以上は収めてくれ、何度も起点になっていたし、パス精度も高い。そして通常以上に走っていた。さすがにラスト10分でバテて、きついなと思ったら最後に大仕事。とんでもない選手だよ。気合が全然違った。
オカ…最多のシュート5本。本人も言うようにもう1点取りたい内容だった。ただ流れの中であれだけ絡めたのは収穫だし、状態はむしろ上がってきている。あと1週間、ドキドキするかもしれないが、怪我には気をつけて量産態勢を。

武田…「ブーイングか何かわからんみたいな感じ」…なんと図太い。そして、何か持ってる。ゴール前まで運ばれても、被決定機は少なかった。未だ無失点継続。次はリーグ初先発濃厚。
永井…入ってからうまく絡めなかったし、最後のも惜しいといえば惜しいがヒットしなかった。3トップの右でやれれば一番いいが、どうも合ってない。次に期待するか。
純平…何度か攻め上がったが決定機まではいかず。辻尾が復調するか分からないので、何度か先発の機会もあるだろう。

健太監督…試合を見ている姿に風格が出た感じがあって頼もしかった。GKを代えなきゃならず、永井で勝負するタイミングをうかがっていた。あれがギリギリだろうな。
 リーグ戦初の連戦となる今週は、どのような入れ替えをしてくるか。ナビスコとは違うので、大幅にはやらないにしろ、伸二、フローデあたりはうまく休ませないと。でももうすぐ中断ということで、使うのかな。報道を見る限りでは、武田や純平程度で収まりそう。

にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
にほんブログ村 banner_02.gif
17:20更新 | コメント(5) | トラックバック(0) | カテゴリ:エスパルス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月26日

['10J1第8節]清水vs大宮

2010年4月24日() 13:04 KICKOFF
J1第8節@アウトソーシングスタジアム日本平
清水エスパルス20-01大宮アルディージャ
2-1
58分 兵働
86分 山本真
主審:家本
天候:雨
観衆:15,156人
76分 坪内
金澤、金久保
 ハイライト
http://www.youtube.com/watch?v=vpNUUz4iZNQ
http://www.youtube.com/watch?v=aG2kKZwweq0

 最後に勝てたのは幸運としか言いようがない。ただ、「内容では今季ワースト」とか「大宮にこの程度」というところまでの悲観はない。こういう試合は覚悟していた。

 試合前、塚本選手への募金贈呈式が行われ、海人選手会長から大宮・渡邉社長へ渡された。場内からは塚本コール。
http://www.youtube.com/watch?v=254GyzHUc1E
 パルちゃんショーはのだめカンタービレと矢島美容室。
http://www.youtube.com/watch?v=z9jkElnD_so

試合前の伸二の様子 http://www.youtube.com/watch?v=xhUXqfJopEk
選手入場前後 http://www.youtube.com/watch?v=LGlrsdnWhN8

 エスパルスは淳吾とフローデが体調不良、フローデは先発となったが、淳吾はベンチスタートとなり、代わって元紀が先発。木曜日に様々なオプションを試しながら、結局元紀を使ったということは、予定通りだったのか、ほかのプレーヤーがアピール不足だったのか。大宮は予想通りの11人が並び、内田がサイドに入る布陣。
http://www.s-pulse.co.jp/top_team/live/311.html

 ホームでもあるし、ガンバ戦で消極的になってしまったから、序盤からガンガンいきたい気持ちは持っていたと思うが、大宮のスタイルを考えれば、無理をする必要はないと考えていた。大宮は開幕以来勝てていないが、失点は後半に集中している。ということは運動量の落ちない前半は互角の戦いが出来るということ。石原・藤田の2トップをはじめ、最初はプレッシャーが激しいので、出鼻をくじかれないためにも、セーフティーに進めながら、少しずつテンポを上げることが大事だと思っていた。

 ファーストシュートは大宮・内田のミドル。伸二がつなごうとしすぎて再び奪われてからだった。大宮は、こちらが最終ラインでボールを持っている時にはそこまで来ないが、前にボールが出てからの集中力は高く、FWのプレスバックと中盤でサンドされ、そこを抜け出すことが出来ない。それでシンプルに前へ蹴るが、セカンドボールの奪い合いで負けていた。3ラインがとにかくコンパクト。奪ったボールはポンポンと素早くつないでシンプルにFWに当て、サイドに開いてフィニッシュまで持ち込んでくる。らしさが出ていた。それしかないのも問題ではあるけれど。
 危ない場面は16分、杉山のグラウンダーのクロスに石原が反応、触れば1点という場面だったが通過で助かった。エディは先に入られてしまってはいけない。

 エスパルスはスペースがなかなか見つからないので、前線に楔を入れようにも入れられない。こういう状況でも中盤に預けて素早く繋ぎ、相手のプレスをかわそうという意図が感じられたが、少々危険な気がした。早く動かそうとするばかりで、1人1人の距離もまちまちだったためにパスがつながらない。ここまでシュートなし。全く形を作れずにいる。ただ、まだ我慢、焦れないという姿勢でいい。これが90分続くことはない。

 21分、久々にサイドから攻撃を仕掛け、FKを得るが、これは生かせず。20分経って、そろそろ落ち着いてくるかなという時間帯だったが、不運だったのは雨が降り出したこと。これがどんどん強くなっていき、ピッチコンディションがキックオフ時とは変わってしまった。ボールが伸びる。だからやっと相手の戦いに慣れても、ピッチの感覚がつかめないまま、ボールロストが減らなかった。早く動かさなきゃという攻撃での焦りはあった。どこかでタメを作って、一度落ち着かせないといけない。

 大宮は確かにアグレッシブだったが、守備がアグレッシブという表現が正しいか。互いにシュートは数えるほどしかなく、エスパルスとしても守りは崩れていない。

 この日最初の決定機は42分だった。タクからパスを受けたフローデが右サイドに流れ、クロス。兵働がフリーで待ち構え、タイミングを合わせてヘディングシュートだったが、北野の正面では入らない。
 しかしようやくリズムが出て、ロスタイムには平岡がフローデへ楔を入れ、オカとのワンツーからシュート。CKを得ると、ファーでボスナーが狙うなど、ゴールに迫り出して前半を終了する。

 ハーフタイムにいろいろ話し合っただろうが、少なくとも我慢は出来ているので、その上で前半終了間際のような形が増やせればと思っていた。ただリスク管理は忘れちゃいけない。ハーフタイムに「焦れるな」と言ったのはそういうこと。
 実際53分には伸二がボールを奪われ、カウンターで2対2の状況を作られてしまう。石原にドリブルで持ち込まれシュートも、平岡がよく足を出してクリア。このCKをニアで触られ、決定的な場面だったが西部が体に当ててしのぐ。スーパーセーブだった。

 2分後にもカウンターから藤田に持ち込まれるが、西部の好セーブでしのぐ。嫌な形が続いたところで、健太監督は早めに交代を決断。機能しない元紀を代え、淳吾かな?と思ったら真希だった。兵働をワイドに出し、真希を中央に入れる布陣を選択。すると2分後、采配が的中する。

 エディのフィードが杉山に当たり、これを伸二がとっさの判断でペナ手前の兵働に折り返す。兵働はトラップしてマトを外し、ペナ内からシュート。これが北野の横を抜けて突き刺さり、先制。兵働は待望の今季初ゴール。伸二とどっちが先に決めるか争っていたというし、面白いもんだなと思うけど、この場面は見事。少ないチャンスをモノに出来るのは今の勢いか。
http://www.youtube.com/watch?v=cZpmJh06oR8

 苦しみながらも我慢が出来、後半先に点を取ったということで、むしろここまではイメージ通りだった。こうなると大宮は点を取りにいかざるを得ないので、スペースが出来てやりやすくなると思った。
 62分には真希がペナ手前でパスを受けドリブル、シュートまでいけなかったがオカに出し、オカが左隅を狙う。しかし決め切れなかった。真希はそのあとにもエディからのパスを受けミドルを狙うなど、意欲的にプレー。2点目を取るチャンスはあったが、取り切れない。

 仮に取れなくても、このペースさえ保てばそんなにやられる雰囲気もなかったのだが、76分。左サイドで与えたCKから坪内に押し込まれてしまった。キッカーが途中から入った金久保だったからとか、そういう問題ではなく、ホントに不用意。まぁ確かに伏兵だったけど…。
http://www.youtube.com/watch?v=tUGzhtFYg6A

 ちょうどこの直前で伸二から淳吾への交代を準備し、カードも貰わずにいい時間で代えられるなという矢先だった。ただベンチはそのまま交代を選択する。これで中盤のボールの収まりが再び悪くなってしまう。さらに仕掛けるべく、兵働に代えて一樹を投入し、攻撃的な布陣にするものの、球出し役をなくしたため、ボールが前に渡らない。追い付いて勢いに乗る大宮のペースとなったのは誤算だった。危ないミドルも飛んでくるし、ヒヤヒヤする。

 さすがにこの流れだと、いくらホームとはいえ難しいかなと思い始めていたところで…だ。86分、スローインのあと辻尾からパスを受けた真希が右サイド深い位置からクロス…と思ったらなんと直接ゴール!これはミラクルとしか言いようがない。狙ってないだろうなとは思ったが、正直者の本人もあっさり認めていた。それにしては強いボールだったけどw 北野曰く「えぐい」。
http://www.youtube.com/watch?v=fRKcG4UqZM0

 残り時間の使い方は、カウンターで何度かフィニッシュに持ち込めていたし、さすがに大宮も参ったという雰囲気で、落ち着いてタイムアップの笛を聞くことが出来た。現地組は勝った気がしなかったかも。

 ヒーローインタビューは当然真希。
http://www.youtube.com/watch?v=qpHpZxjSMEM

 今年流れの中からほとんどやられていないし、セットプレーさえケアすればと思っていただけに、あの失点は絶対やってはいけない。あれでプランが一気に崩れた。もちろん1点差では何が起こるか分からないので、2点目も必要だが…。その後の戦いを見れば、勝ち点1やむなしだった。それだけに、ツキがある。それはやはり「勝ちたい」という想いがそうさせているとしか言いようがない。他サポの皆さんには分からないかもしれないが、今の清水には「どうしても勝ちたい」という意欲ばかりが渦巻いている。この雰囲気は12月まで大切にしたい。

 大宮のような相手に対し、前半から主導権を握るにはどうすればよいかと言っても、そんな簡単なことではない。藤本とラファエルがいないことで攻撃のクオリティは極端に下がっているが、その一歩手前まではよく仕上がっている。だから耐えて後半に点を取るというのも戦術だろう。
 今回の反省としては、ガンバ戦でサイドが行き詰った経緯があり、中を使ってから外という意識が高すぎたんだと思う。シンプルに外から入って引っ張り出すとか、そういうのがあればよかったのかなと。局面局面で狭い攻撃が目立ったから、監督が広く使えと言ったのだろうし。

 ここまでリーグ戦8試合で15得点を奪っているが、そのうち40%に当たる6点がラスト15分で取っている。これは相手より走れている証拠であり、最後まで勝利への執念を見せているということの表れだ。ラスト15分の質という人は多いが、なぜ強いのか説明する材料にはなるだろう。

 そして今回、兵働、真希と中盤が2点を取り、今年リーグ戦における得点者はこれで11人になった。前線に強力なストライカーを獲れない事情もあるし、日本人主体で構成するチーム方針もある中で、それぞれの特徴を生かして得点力を上げるために採用した新システムが機能している証拠だ。

 ただ清水における「4-3-3」というのは、4-5-1にも4-3-3にもなるシステムであり、中盤と両ワイドの運動量がなければ成立しない。これを忘れてはいけない。攻め込まれる時間が減ったことで、後ろが楽になって失点が減った。単に攻撃力を上げるだけでなく、攻守両面で効果を発揮している。

 次はいよいよ今季2度目のビッグゲーム。何としても叩いてさらに自信を深めたい。ここ2試合の相手とは違い、浦和は引いてこない。磐田が去年までの清水のようなサッカーをして勝利してくれたが、同じサッカーをするつもりはない。我慢するところは我慢するが、こちらもプレッシャーはかけやすいから、今年やってきたサッカーを見せやすい状況ではある。相手の前線の能力は高いが、打ち合い上等で立ち向かった方が、いい結果が出るように思う。

 では、雨が降りしきる中での勝ちロコ。今季ホームでは必ず行っているわけだ。
http://www.youtube.com/watch?v=kXHJr9IG8M8
http://www.youtube.com/watch?v=z-GIuy7eMFQ
http://www.youtube.com/watch?v=mOKNSz14wNk
http://www.youtube.com/watch?v=N84A7SNMpqg#t=5m15s


 サポパは室内。オーストラリアの年代別代表も来るんだね、清水に。坪内はプライド映像がお気に入りなのかw ゲストは平岡とオカ。平岡は相変わらず真面目だよね。
http://www.youtube.com/watch?v=e8Yo4IAwKMA
http://www.youtube.com/watch?v=STunGQqX28Q
http://www.youtube.com/watch?v=ScNoC5MMe6Q
http://www.youtube.com/watch?v=anvwsVkSUn4

 

西部…やられてもおかしくない場面でファインセーブが何度か。チームを救った。
辻尾…研究されてるのかな。ガンバ戦に続き、今一つ。後半は少し良くなったが、それでもまだまだ。もともと今年はアタッカーでの起用が有力だったし、イチや純平にいつでも切り替えられる。
平岡…いつもと変わらぬ出来。岩下復帰間近だが、十分争える。
エディ…危ない場面もあったが、焦れずによく耐えたかなと。カード貰いそうな展開だと思ってたし。
宏介…引き続き、良くない。そもそもイージーなクロスすら上がらないとなると、工夫や引き出しが全くないことになる。失点場面も担当者は宏介。アラタが復帰すれば出番が減るかも。

タク…だんだん厳しくなるけど、まだ楽しんでやれている様子はある。いい流れの時はサイドにボールを散らせている。
伸二…前半はボールを触る回数が少なかった。後半、待望の初アシスト。あれはうまかった。ただまだミスが多い。次はやってくれるだろう。
兵働…毎試合シュートを打てていたから、いずれはと思ったが、ようやく。前半のヘッドは決めたいが…。パスの精度はもう少し上げたい。

オカ…ハードワークはしていたが、ボールがあまり出てこなかった。後半のチャンスは決めないといけない。
フローデ…体調が悪い中、あれだけやってくれれば十分だ。本来は休ませたいところだが、そうも言ってられなかった。
元紀…緊急先発と言っていいが、消えていた。動いてはいるし、守備への貢献はそこそこだが、ボールを持つシーンが少なかったのは、受け方の問題もある。踏ん張りどころだ。

真希…MOM。投入されてから良く動きまわり、攻撃面は活性化された。そして最後にまぐれとはいえ大仕事。乗ってくるかもしれない。
淳吾…15分で何が出来るかというところだったが、決定的な仕事はなし。途中からは苦手だしね。
一樹…短かったが、何度かゴールに迫った。神戸戦もそうだったが、決定的な仕事をしたわけではないのに、結局勝っている。持ってるのかも。

健太監督…早めに元紀を代えて真希を入れた采配がどんぴしゃ。追い付かれてそのまま伸二を代えたのは微妙なところだが、一樹も入れて勝負に徹し、最後に幸運を呼び込んだ。勝ち切ったことは大きい。
 次は真っ向勝負を挑めばいい。アラタも戻るだろうし、岩下も戦列復帰できるだろう。淳吾は使うなら先発だろうが、真希がこれで乗ってくる。選択肢は増えつつあるし、状況に応じていろんなカードを切りやすくなる。攻守の切り替えがいつも通りできれば、浦和には十分通用するし、ここ2試合と違って相手も攻めてくるので、打ち合いになるだろう。交代のタイミングを誤らないことがポイントだが、ここまでの流れを踏まえれば心配していない。

http://www.youtube.com/watch?v=ePXbI3cUNwY
 マリノスタウンで行われた練習試合。廣井がセットプレーから取って追い付きドロー決着。惜しい場面はいくつかあるねぇ。

にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
にほんブログ村 banner_02.gif
16:13更新 | コメント(4) | トラックバック(0) | カテゴリ:エスパルス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月19日

['10J1第7節]G大阪vs清水

2010年4月17日() 14:04 KICKOFF
J1第7節@万博記念競技場
ガンバ大阪11-01清水エスパルス
0-1
40分 明神(PK)
中澤、チョ
主審:岡田
天候:晴れ
観衆:19,914人
70分 岡崎
ボスナー、本田、ヨンセン
 ハイライト
http://www.youtube.com/watch?v=hR6KaYMEqVc
 総合中継のエンディング映像。
http://www.youtube.com/watch?v=DnpYb-46kfA

 まず、岡田主審の笛で見ごたえのある場面が白けた。流せる時は流せばいい。悪質でないものには注意で済ませていい。残念。

 エスパルス視点で見れば、当然不満足。川崎戦と実質同じシチュエーションで(ナビスコはほぼ入れ替えだったし)、またも勝ち切れなかった。早くも3回目の引き分け。このペースだと去年と似た雰囲気になってもおかしくない。
 ただ第三者的に見れば、前半はガンバ、後半はエスパルスのゲームで、1-1は妥当な結果だった。それと、藤ヶ谷が当たりまくっていた中、何とかこじ開けたのは大きい。流れってすごく重要で、この試合はガンバが守り切ってもおかしくなかった。先制されても負けていないというのは、地力があるとも言えるわけだから。

 今回は入場時にロコロコで迎えたのね。
http://www.youtube.com/watch?v=M4HrxJHg1LE
 勝利への歌。
http://www.youtube.com/watch?v=859Ht9k5iS8

 エスパルスは仙台戦の布陣をベースに、ナビスコ杯・山形戦で負傷したアラタと永井、フル出場した元紀がベンチから外れ、宏介が先発、廣井・一樹・駿がベンチ入り。
 ガンバはACLで急きょ敷いた3バックを、3トップのエスパルス相手にも採用し、メンバーはその時と同じ。佐々木、ジェジンはベンチからのスタート。

http://www.s-pulse.co.jp/top_team/live/310.html
http://www2.gamba-osaka.net/game/sokuhou/100417_live.html

 立ち上がりのエスパルスはフワッとした入り方をしてしまった。なにか落ち着きがない。バックパスで処理を誤るというありがちなパターンも見られる中、伸二が意欲的に前から奪いに行っていた。変な雰囲気を感じていたのだと思う。エスパルスがやろうとしているサッカーをやろうというメッセージをピッチ内で送ったように見えた。1分にはその伸二、6分には兵働がミドルを狙うが、枠を捉えられない。

 ガンバが3枚で来たということは、それだけ戦力不足で守らざるを得ないという判断。こちらを警戒してくれているとも言えるが、両サイドもスタートはかなり低いので、5バックに気味に構えられてしまうと、どうしても崩すのは難しくなる。それにガンバはボールを奪うと、つながずにシンプルに2トップへボールを送ることもあった。

 引いた相手を前に引き出すためには、セットプレー等で先制出来れば最高だが、13分。中央で得たFKを伸二が蹴ると、走り込んだ平岡がヘディング。しかしゴール左に外れてしまう。フローデあたりにマークが集中して、平岡はフリーだっただけに決めないといけない。

 3-4-1-2に対して4-1-2-3なので、マッチアップしないから、サイドのスペースにボールが出れば、ストッパーを引き出してバランスを崩すことは可能になる。実際、オカは何度か裏に動いていたが、チャンスを作るには至らない。次第にプレッシャーが弱まり、何か消極的な印象が強いエスパルス。あれだけの試合をした後なので、自信を持って臨めばいいと思ったんだが…最終ラインで回して、シンプルに蹴るかサイドバックにつけるかで、サイドにつけてもそこから何もできずに終わってしまう。いくら相手が引いてるとは言っても、それに付き合ってしまった。

 25分にはタクから左へサイドチェンジ、宏介からオカを経由して最後は兵働がシュート。枠を捉えていたが藤ヶ谷のファインセーブに阻まれる。前半の決定機は以上2回だったと思う。33分の淳吾のミドルはいい狙いだったが弾かれ、36分のオカのシュートはヒットせず、相手に当たってゴールに向かったもの。

 ガンバは相手が攻めあぐねるのを見て、「いけるぞ」という雰囲気になり、プレッシャーが強くなっていく。かといって攻撃はミドルシュートしかなかったのだが、39分。CKの場面でエディが和道を倒し、PKの判定。この時エディに注目して見ていたため、ハイライトを見ずして「PKだ」と言ったものだ。あれは取られてしまう。
 遠藤もルーカスもいないため、誰が蹴るのかと思ったが、ピッチ内の判断で明神に。西野監督によれば、誰か指名しようとした矢先だったという。しかも明神でなかったというので、山口か二川か…いずれにせよ、明神に決められ先制を許した。先制されたのは開幕戦以来、その時もPKだった。
http://www.youtube.com/watch?v=m-gQNMe7ZX8

 前半の内容では勝てないので、後半は立て直さないといけないが、ハーフタイムに監督から喝が入ったのは想像に難くない。なぜならインタビューでお見通しだからだ。
 ネジを巻きなおしたイレブンは、猛攻を開始。50分、左サイドにいた淳吾から逆サイドフリーの兵働へボールが渡り、シュート…かと思いきや持ち替えて打てず。52分、右CKをエディが完璧に合わせるも、藤ヶ谷のファインセーブに阻まれてしまう。今度は左CKをオカがダイビングヘッドで合わせたが、これも枠を外れる。

 59分、伸二のFKが相手に当たってゴールに向かうが、ポストに当たって跳ね返り、混戦から平岡が抜けてシュートも藤ヶ谷にブロックされる。1分後、今度は右サイド高い位置で奪ったフローデからパスを受けたオカがペナ内でシュート、簡単な場面だと思ったがまたも藤ヶ谷。藤ヶ谷は見事だが、これだけあった決定機で取れないとなると、入らない時は入らないという流れだ。これは困った。
 これは藤ヶ谷の好プレー集のようだ。
http://www.youtube.com/watch?v=z-idqbCcOKU

 西野監督はエスパルスの猛攻、特にセットプレーでピンチになっているのを見て、ジェジンを投入。さすがの采配である。ニアに高い選手を置けるし、前線に起点を作って押し返すということだ。そして直後の63分に決定機を作られたが、西部の好セーブでしのぐ。

 こうなると選手交代をせざるを得ず、機能しない辻尾を下げて純平を投入。サイド攻撃も少しずつ良くなってくると、70分。右サイドで淳吾から兵働へ、クロスをフローデが胸で落としてオカのシュート。相手に当たってコースが変わり、同点とする。フローデが落とすのを分かってちょうどいい空間を空けたのは見事だった。

 非常に悪い雰囲気だった中で、良く追い付いた。この流れで一気にいきたい。相手のセットプレーをしのぐと、77分に右サイドを抜け出したフローデがシュート。しかし右サイドネットに。79分には左CKをフローデがヘッド、藤ヶ谷に当たってポストに当たるが、それでもゴールに転がってくれない。やはり運がないのか。

 ガンバは2枚目のカードで下平を切る。保守的な采配。佐々木がロスタイムまで出てこなかったのは助かった。残り10分を切ってカウンターの応酬になり、84分に宇佐美にシュートを放たれるがサイドネット。宇佐美の動きはそれほど悪くないが、試合通して怖さはなかった。85分、フローデのポストを受けた淳吾がゴール中央から狙うが、疲れがあってかコントロールできず、バーの上に外れてしまう。

 一方的に押し込む流れの中、2人目の選手交代がロスタイム直前になったのは、どちらとも言えない。ガンバのセットプレーが続いたことと、交代選手を淳吾から兵働に変更したことで、一樹の投入が遅れたのは残念。ロスタイムに入ってオカがボレーを狙ったがヒットせず、タイムアップ。仕留めるまでもう一歩だったが、逃げ切られた。


 勝てなかったのは前半の罰だろう。伸二がいたことで目立たないが、入り方が悪かった。ガンバは欠場者が多くてもガンバだとは言ったが、臆病な試合をしてしまった。いい内容で勝ててきているのだから、どこでどんな相手とやろうと思い切りやればいい。これからはなくさなければならない。

 一方、後半の内容は合格点だ。もう少し運があれば、2点は取れていた。前線と中盤の距離感も良かったし、ボールもよく動いていた。迫力のある攻めが出来ていたので、引き続き好調であることは示せたと思う。
 こういう試合を勝たないと優勝できないというのは正しい。ただ、チームは引き分けで満足せず、勝ちに行っていた。今後もこういう試合はある。毎回いい内容で勝てるはずもない。それでも勝ちに行く姿勢を貫くことが出来れば、いずれ運は向いてくる。

 ただなぁ、今のメンバーのガンバに勝てないというのはもどかしいよなぁ…清水がポゼッションしてガンバが守るなんていう試合は滅多にないからね。


西部…最初のボケっとしたミスね…今までも何度もあるんだけどな(苦笑)。あとPKも、兵藤のを止めた時はじっくり構えたのに、今回は動きすぎ。止められないにしても細かくやらないと。すごくもったいない。後半は好セーブ。
辻尾…最近よかったし、対面が安田ってことでいけるかなと思ったけど、相手に封じられたのが一つ。それとやけに消極的だった。行ける時に行ってない時があった。こういう日もあるといえばそれまでだが、ビビらずやろう。
平岡…DFとはいえ、先週決めたとはいえ、前半の決定機は決めないと。ただ3連戦をよくこなした。岩下のような派手さはないが、落ち着いてプレー出来るのが強み。レギュラーは十分見えてる。
エディ…彼の負の部分が出た。大味なプレーがあるのはみんな理解してるし、覚悟もしてるけど、ペナ内であのホールディングではね。早くも累積リーチ。後半のチャンスは決めたかったな。
宏介…開幕前は良さそうだったけどな。今は去年とあまり変わらない出来。突破からクロスという形を読まれたらお手上げでは困る。シンプルに早く入れてもいいし、中に入ってシュートもあるはずだ。あと、深く抉った時に限って慎重になるから最後まで大胆に。

タク…前節までを見て、マークしてこないチームなんてない。今回はまだ序の口。後半はチームが押し返した分自由になれたけど、乗り切ったらもっとすごい選手になれる。
伸二…チームの状態を把握して、プレーの位置やスタイルを変えられるのは大きい。もう少しで決定的な仕事が出来ると思うが…ラスト10分はバテていた。それと、浦和戦に出たければ次は貰わないでくれよ。出たくなきゃ貰えってことじゃなくw 理想は浦和戦で貰って京都遠征回避という流れだが…。
兵働…前半に惜しいシュート1本、決定機1本、後半は下がってゲームメイクする時間が長かった。同点弾にも絡んだし、悪くない。ただ後半ペナ内で受けたのは打てよな…自信ないなら練習するしかないんだから。もう少しで点を取れそうな雰囲気だが…。

淳吾…悪いとは言えない。いつもよりシュート意識が高かったし。もう少し枠に飛ばして欲しいけど。あとはもう毎回言ってるけど…結局相手は怖くないと思うんだよね、あのスタイルだと。片方切ればいいから。
フローデ…後半は持ち味が最大限に出て、相手の脅威になっていた。さすがというプレーが多かったが、あとは点を取れれば。異議で警告もらったのは珍しいが、気持ちは分かる。
オカ…1点取ったので最低限だが、監督も言うようにらしくなかった。シュー練を回避したのが響いたかもしれない。決めなきゃいけない場面が多かった。

純平…個で突破する辻尾とはまた違うし、良さを発揮していたと思う。これでサイドは活性化された。
一樹…時間がない中で1、2回勝負したかったが残念。
真希…ちょっとだけ出場。

健太監督…前半ベンチで渋い顔していたが、イライラしただろう。ゲームプランの問題ではなく、選手の意識の問題だったと思うし、コメントの通りだろう。一樹を切るならば淳吾と代えて、もう少し早くてもよかったが、淳吾がシュートを打てていて可能性を残したというのも分かる。兵働に変更したのはよく分からないが…。何よりも勝ち切る意志が感じられるので、これを絶対に続けてほしい。

 大宮は今勝ち点を取るので精一杯の状況であり、ホームゲームなので、あまり点が入らない試合であったとしても勝ち点3が必須。一番怖いのは、勝てると思ってだらけた試合をすることだ。その次のビッグゲームをいい形で迎えるためにも、累積警告と怪我に細心の注意を払いたい。特に、無駄な警告が多い。戦術の変更でファウルが増えるのは仕方ないが、選手の選択肢が減るのは良くない。ミーティングで徹底してほしい。それと、相変わらずPKが多い。これも練習から改善が必要だろう。

 なお水曜に行われたナビスコ杯・山形戦は0-0のドロー。山形ローカルでハイライトがある。
http://www.youtube.com/watch?v=mQ3zGVE_bEg
http://www.youtube.com/watch?v=l2evUQ-i2_k

 もちろん試合を見ていないので、これ以上は分からない。ただ報告では、浩太は後半動きが落ちたがそれまでは良かったというし、廣井もビルドアップはまだまだだが、守ることについては良かったという。アラタ、永井は太ももの違和感ということだが、中2日で寒い気候が影響したのだろう。重くはないんじゃないか。武田が2試合続けて完封しているのは好材料。実質サテライト戦で妥当なところに落ち着いた気がする。大幅に入れ替えたのは悪くない。実際、どんどん選手層が厚くなってきている。

 同組では浦和磐田が勝ち点4で並ぶ。残りの試合は代表選手が抜けるので、うちはオカがいなくなるが、色んなオプションがすでにあるので、それを行使すればいい。まだこれからだ。

にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
にほんブログ村 banner_02.gif
01:14更新 | コメント(7) | トラックバック(0) | カテゴリ:エスパルス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月13日

['10J1第6節]清水vs仙台

2010年4月11日() 13:03 KICKOFF
J1第6節@アウトソーシングスタジアム日本平
清水エスパルス52-01ベガルタ仙台
3-1
26分 ヨンセン
45分 本田、60分 藤本
63分 平岡、79分 永井
平岡
主審:飯田
天候:晴れ
観衆:17,522人
89分 中原
朴、菅井
清水全ゴールシーン http://www.youtube.com/watch?v=RZ3aSVEyKRc
 仙台で有名な佐々木聡さんの実況がアップされているので載せておく。
http://www.youtube.com/watch?v=VliBi8uaW3c

 あまり公にはなってないが、やっぱり望月 強化育成本部長の存在が大きい。仙台のいいところ悪いところを知り尽くしているし。キックオフと同時に選手たちが自信を持ってプレーしていたから。試合後、笑顔で席を離れていった姿を見て、そう思わずにはいられなかった。試合前には色んな人と会ってたんだろうけど(笑)。

 前日までドタバタしていたが、無事に今季初のアウスタ観戦が出来た。3週連続の現地観戦。Aゾーンで見ることになり、おそらく皆さん出足が早いだろうということで開門時間くらいに到着。仙台側のコーナー付近が見づらい位置ではあったが、席を確保した。なにしろ想像以上の暑さで…夕方から雨が降るんじゃないかという予報もあり、上着を着たのは大失敗だったが、3戦とも天候がいいのはありがたい。

 席を確保したところで、時間があるので一周してみることに。仙台側も通ってみた。アウスタから見る風景は改めて素晴らしいと思う。
100411-01.JPG 100411-02.JPG

100411-03.JPG 100411-04.JPG

100411-05.JPG 100411-06.JPG

100411-09.JPG 100411-10.JPG

 スタグルメは相変わらずの高レベルだし、お昼時だったので大行列。いろいろ食べたかったが余裕もなく…「駿河屋 十二番」さんの桜海老さつま串揚げ(400円)、そしてフライドポテト塩昆布入り(300円)を購入。やっぱりね、清水に行ったら桜えびですよ。串揚げは旨かったな。今度は何にしよう。
100411-07.JPG 100411-08.JPG

 パルちゃんショーの前に、フリースタイルフットボールのパフォーマンスがあった。映像は見たことがあったけど、こうして実際にスタでやってもらうのもいいアイデアだなと。
http://www.youtube.com/watch?v=Ve9bPuRkJIs
 それでパルちゃんショーは仮面ライダー。
http://www.youtube.com/watch?v=_tqotykBv7I

 ショーが終わって戻ってきて、選手が登場。仙台の方々には登場時からブーイングしていただき…w その時に気付いたわけです。岩下、永畑の鹿児島コンビが、ちょうどサイン会終わって記者席の上にいると。ここで見るなんて知らずに席取ったんで。あとからベンチ外の選手はほぼ全員来ました。ちなみにその上には興津スカウトと並んで望月さんが。
http://www.youtube.com/watch?v=NC8rHv5HZGw
100411-12.JPG 100411-11.JPG

 選手紹介(仙台側から)。フェルには確認しなくてもブーイングする雰囲気があるw
http://www.youtube.com/watch?v=EkMCTgLTrfE
 選手入場、そしてアラタ150試合出場記念。おめでとう。
http://www.youtube.com/watch?v=o2Kzag3NZkQ
http://www.youtube.com/watch?v=DNMFilWkRac

100411-13.JPG 100411-14.JPG

 メンバーは両チーム予想通り。平岡と淳吾が先発復帰、宏介と真希がサブに回った。最終ラインは川崎戦と同じで、中盤から前は2節までと同じ。仙台も鹿島を破った布陣と同じである。勝った方が首位と言われてもピンと来ないが、好調同士の一戦開始。
http://www.s-pulse.co.jp/top_team/live/309.html

 まず開始20秒、右サイドでフローデがボールを奪い、伸二を経由してタクのミドル。非常にいい軌道だったがわずかにバーの上。
http://www.youtube.com/watch?v=GySZyTUTxWg#t=4m55s
 西部に対する中原のファウルがあったあと、今度は伸二が左足で狙うがヒットせず。でも今年のスタイルである高い位置でのボール奪取から、中盤の選手がフィニッシュに関われているのは良好。入り方がよかったのはわかるだろう。
http://www.youtube.com/watch?v=GySZyTUTxWg#t=8m00s
 しかし1分後、仙台にスローインから左サイドを破られ、菅井のクロスに梁。もう少しボールタッチに慣れている時間ならばやられていたかも。入ってれば試合の流れはガラッと変わっただろうし、助かった。
http://www.youtube.com/watch?v=GySZyTUTxWg#t=9m19s

 仙台は警戒していたとおり、研究してきていた。守備の堅さは言うまでもないが、攻撃の時にこちらのDFの背後を狙うということ、そうすると清水は下がって守ろうとする傾向が強いので、前が空く。そのバイタルエリアに中原が下りてきて基点となり、フェルや梁が絡んでサイドに展開する。エスパルスとしても分かっている部分で、戻りが早ければバイタルエリアをほとんど作らせないくらいの守り方だったが、もう少し精度が高ければやられていたかもしれない。特に中原のポジショニングがよくて、その対応にてこずり、平岡が繰り返しのファウルということで警告を貰うなど、ところどころ気になる箇所も。
 ただ押し込まれているような感覚がないのは、イージーなボールロストが減ってきて、攻撃にかける時間が増えてきたからだ。

 両者のスタイル通り、締まった試合で進んだが、いい時間帯に先制点を取れた。26分、リスタートから兵働が左に開いたフローデへ展開、ドリブルで持ち込んで右足を振り抜くと、これが右隅に決まって先制。
http://www.youtube.com/watch?v=zKHcVNSRdOk
http://www.youtube.com/watch?v=Ce04nRdAefw

 フローデは淳吾と入れ替わって右サイドにいる時間が長かったが、久々に左に流れた時に兵働がうまく使ったし、相手が詰めるのが遅れたのも幸いした。その分冷静にシュートを打てた。

 そして感心したことは、この時にタクと西部が後ろで何やら確認作業をしていた。それから一度ベンチに呼ばれて監督と話していた淳吾が、プレーが止まった時に守備陣を集めて指示を出すなど、話し合いをする光景が増えた。これも伸二効果だろう。こういうのを待っていたんだ。

 仙台の攻撃も悪くなくて、41分には中原にヘディングシュートを放たれるがポスト直撃で救われる。一番怖い選手に挙げた菅井が何度かフリーになるシーンはあったものの、シュートまではさせない。フェルが盛んにボールを持って仕掛けてくるが、そこはうまく対応できていた。スタジアムみんなでブーイングするし、フェルがイライラするとその声量が大きくなる。雰囲気作りは完璧であった。

 このまま1点リードで折り返すかなと思っていたところで45分。クリアボールの奪い合いに勝利したエスパルス、タクが淳吾とのワンツーでバイタルに侵入すると、今度はオカとのワンツーからそのままフィニッシュ。鮮やかなパス交換からの見事な追加点。マークされにくいアンカーのポジションからの攻撃参加が有効であることを示す得点でもあったし、仙台は時間帯からしても痛かっただろう。
http://www.youtube.com/watch?v=RBt6_9qL-ZY
http://www.youtube.com/watch?v=moDJUb1uSgA
http://www.youtube.com/watch?v=5QlZ_LeQpBQ


 これでスコアは前節と同じになった。日産と同じことを繰り返さないよう、今度は突き放しにかかる姿勢が必要なのだが、選手たちが自らそれを話していたという。意識が変わってきた証拠だ。

 ハーフタイムのウェーブコラボ。
http://www.youtube.com/watch?v=qeEWi5c5u6M

 後半、当然仙台が1点返せば流れが変わるという意識で出てきたわけだが、引き続き脅威となるのは中原。このFKの場面もヒヤッとする。
http://www.youtube.com/watch?v=KC4bfRP7oN4#t=4m17s
 CKのこぼれからエリゼウに打たれたり、今季得点の半分以上がセットプレーであるから、要注意となるが枠に飛ばずに助かっている。
 
 すると60分。相手の集中が一瞬途切れた隙に、フローデ、淳吾、兵働と繋がってシュート、林が触れてポストに当たるが、跳ね返りを淳吾が詰め3点目。これで試合はほぼ決まった。
http://www.youtube.com/watch?v=8Afn1Dj7L6k#t=2m39s
http://www.youtube.com/watch?v=Lg3NyvMwCJ8
http://www.youtube.com/watch?v=jGNKeBiat2s

 仙台側はその前のプレーで伸二が朴にファウルをしたというアピールをしたが、取られなかった。こうして見るとファウルでもおかしくないが…。ただこの日の飯田主審は非常に冷静でコントロール出来ていたし、見えていたかもしれない。

 これで仙台の選手はイライラしたし、3点差で気持ちが切れた。ノリノリになったゴール裏から駒込が聞こえる中、直後のCK。フリーになった平岡が決め4点目。エディがDFを引きつけたところでぽっかり空いた。それにしてもエディは盛り上げ上手だ。
http://www.youtube.com/watch?v=8Afn1Dj7L6k#t=5m40s
http://www.youtube.com/watch?v=ax2yTgmQZyc
http://www.youtube.com/watch?v=hYBAHSCMRXw


 仙台は落ち着きがなくなったフェルを代えざるを得なくなり、太田を入れて活性化を図るものの、さすがに4点は重い。エスパルスもこれを見て選手交代をし始め、まずオカを休ませて永井を投入。最初のカードとして入れたということは、それだけ期待されてる証。5分後にはフローデに代えて元紀を入れた。去年の2トップを揃ってここで入れ替えられるのが今年の強みだ。

 72分には、西部からのFKでフローデと競ったエリゼウにファウルがあったとしてFKを獲得する。この判定は正直よく分からなかったが、ペナ手前で何人も蹴りたがる状況。話し合いの結果、選択したのはエディ。今回は壁に当たったが、引き続き武器になりそうだ。そもそもエディが助走を取った時の盛り上がり方が半端なかった。1つゴールを決めるとみんな理解する。
http://www.youtube.com/watch?v=eN7AWnT2SGk
http://www.youtube.com/watch?v=ELRVFaidmlY


 そしてゴールショーのトリを飾ったのは背番号9だった。79分、平岡のロングパスに1人強引に反応した永井が、相手との駆け引きからうまく抜け出し、そのまま豪快に蹴り込む。これが左隅に突き刺さって5点目。これぞ永井というすごいゴールだ。
http://www.youtube.com/watch?v=AGW9suaGl3s
http://www.youtube.com/watch?v=87cvOsx3clo


 この日の気候もあり、ラスト10分は運動量が落ちてきたが、その分パスをつないで時間を使おうという姿勢は見られた。相変わらず位置が低く、相手にラインを上げさせるとしてもヒヤッとするが。84分、伸二がお役御免となり、テルが登場。あとはこのまま終わらせればいいという雰囲気で、相手のセットプレーの時には全員が戻っている。

 しかしロスタイム、明らかに集中を欠いた。エディが処理を誤り、西部がヘッドでサイドに逃れたが、これを太田に拾われクロス、合わせたのは中原。打点の高いヘディングシュートが右ポストに当たって吸い込まれ、完封を逃してしまった。
http://www.youtube.com/watch?v=3PA0psE9dwg#t=0m48s

 試合終了〜インタビューはタクと永井。
http://www.youtube.com/watch?v=nSWb9bzEQ00
http://www.youtube.com/watch?v=_sELVotAyG0


 仙台サポの応援風景と試合後。全力のベガルタ仙台コールでお出迎えだったね。いつも通り良く響いていた。チャントは好きなものが多いんだ。お疲れ様でした。
http://www.youtube.com/watch?v=ZFBM5tXtNCk
http://www.youtube.com/watch?v=hHrw5uXAefk


 「絶対優勝」と「シャーレを掲げよ」の横断幕は、おそらく毎試合出す気だね。絶対優勝のほうはアウェイにも持ち込まれている。自然とみんなで意識を高めていくというやり方は、一方ではプレッシャーにもなり得るけど、去年の経験があるのでありだと思う。
100411-15.JPG 100411-16.JPG

 スコアを考えれば、当然いい状態ではある。ただ、いい時間帯に決定力があったかどうかの差で、中身は言われるほど差があったわけではないし、まだ6試合しか終わってない。今は、あとで「あれをやっておけば…」と思わないようにいろいろやっておく時期。今がピークでは意味がないのだから、さらにグレードアップさせていきたいところだ。

 一番よかったのは中盤の関係。中と外の使い分けと言ったが、それがよくできていた。コンパクトにしてパスコースを増やさないと…って言っていたでしょう?それができるようになったもの。タクがボール持ったときに選択肢が多いから、常にバックパスして蹴るしかないような状態は減った。前線の活動量が多くなったことも要因の一つだ。

 ただ、本当に最後のは残念。健太監督は、もう1点狙わせた自分の責任という趣旨の発言をしているが、あれはリスクを冒したからというよりも、集中力を最後まで保てなかったからこそ起きた。勝っただけで満足していてはまだまだ。この失点が、最後の得失点差に響いたら元も子もない。終了のホイッスルまでやりきることの重要性を、確認してほしい。ただ今の選手たちは、そういう部分を再認識して戦ってくれそうな雰囲気がある。自主性が身についてきた。最後に失点する癖がつかないよう、次は期待したい。

 では勝ちロコ。伸二は視察に訪れたヒロミに勝ちロコまで見ていくよう言ったらしいね。
http://www.youtube.com/watch?v=-97KdhgV8ps
http://www.youtube.com/watch?v=-IkQlfHvBHo
http://www.youtube.com/watch?v=xhvgAmaHErA


 ガニャー以降。そういや試合中にガニャーやっていたぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=ss8drk-1hlo

 1時間半後に行われたサポパにも行くことができた。辻尾&宏介。
http://www.youtube.com/watch?v=_-Qe3vPXlDM
http://www.youtube.com/watch?v=9IKOo00TSm0


西部…この日際どいシュートを3回見送ったんだけど、自信持って見切ってるんだろうか(苦笑)。最後は残念だが、あとはセービングも安定。
辻尾…引き続き好調。上がった時に必ず仕掛けられているし、突破からクロスまで行けているので非常にいい。相手が朴だったのもあるけど。あとは中と合わせたい。
平岡…中原とのマッチアップで後手に回ることが多く、カードも貰ったが、大きな傷にはならず。最後のはどんなに飛んでも相手の勝ちだ。そしてリーグ戦初ゴールだったとは…取ってるイメージあっただけにビックリだった。この調子で安定感を高めたい。
エディ…最後のは反省してほしい。ああいうのがあるとはわかってたけど…。フェルに飛び込んでやられないか心配だった。一度背後を取られたが、あとはよく我慢できていた。前で潰すことが出来るのは本当に貴重。
アラタ…攻撃参加は控えめ。まだ後ろ向きの時にミスが目立つので改善が必要だが、出ずっぱりなので一度休ませてあげたい。

タク…MOM。今年何度目かね。成長ぶりが著しい。アンカーはマークされにくいので、割と自由にできるが、得点の場面は迷いがなかった。ボール奪取力、カバーリング、どれをとってもいい状態。代表もあるんじゃないかい?ただ、そろそろエスパルスの肝がタクであると研究されて、マークが厳しくなる。ここからが本番だ。
伸二…まだゴールもアシストもないけど、開幕から変わらぬ存在感。2回あったシュートチャンスはふかしたが、そろそろ精度の高いシュートも見てみたい。でも今はボールをためてくれるだけでもかなり大きいし、触らなくてもポジションがいい。
兵働…後半最初に1本打っといてよかった。そのままポストに当たったと思ったんだけど、林が触ってたんだね。だから枠に行ってたことになる。枠へ行くとこういうことが起こるんだよw それでいてさらに2アシストの大活躍。やはり中央が向いてる。基本はここでいきたい。それと、CKの精度は去年に続いて高いね。伸二よりいい。自分でキッカーアピールもいいんじゃないかい。

淳吾…前半は動きが中途半端で、梁への守備をしなきゃいけないけど攻撃もしたいから…というどっちつかずの印象。そしたら監督と話す場面があった。他の選手に伝えていたのを見ると、個人的なアドバイスかどうかは不明だが。ボール持ってもシュートのイメージが見えず、困ったなぁ…と思ってたら後半ゴール。その後は点差もあり、右に左に動いて操っていた。あれくらい伸び伸びやれたらなぁ。守備のタスクとのバランスを早く見つけたい。ただやっぱり左にいたほうがやりやすそうに見える。
フローデ…見事な活躍だった。空中戦も完勝だし、コンディションが上がってきたようだ。ただ…これでいいのかなと思うことも。淳吾が中に行きたがるので、右サイドにスイッチして一生懸命守備するし、攻撃になったらゴール前、それでまたサイド…ということで、動いてくれるのは大いに助かるが、真面目すぎて本来の場所で仕事をさせられない時がある。まぁでも硬直化するより流動的なほうがいいか。
オカ…もともと90分持たない前提だったし、疲れている中でも動いていたと思う。点にも絡んだし、最低限で良しとしなければ。

永井…ついに出た。浦和時代を彷彿とさせる豪快な一撃。これを待ってたんだ…結果が出たので一歩前進。でもここからだよ。この日のような仕事を緊迫した場面でも出来るから獲ったんだし、真骨頂を見せてほしい。それにしても西澤といい、移籍2年目活躍の法則でもあるのか?w 杉本コーチとのハイタッチは感動した。
元紀…もう少しシュートを見たかったけど、展開的に何でもありだったので。
テル…目立たないけどさすがと思わせるプレーがあった。

健太監督…2節までの中盤に戻したのがヒット。今回は強化部長の情報もあっただろうし、対戦相手の分析に基づく布陣決定が良くハマってる。そして永井投入も的中。本当は伸二を早めに下げて、いない時のバージョンを試したいところだったが、オカとフローデを優先したということは、山形戦でフローデの起用があり得るということだろう。
 失点前のセットプレーは、もう1点狙わせただけでも今までと違うし、その姿勢は悪くない。あとは最後までやり切るという次の修正に期待したい。
 山形戦は浩太、エダ、駿ら復帰組もいるし、選択肢は広がっている。ナビスコは中断までないので、ここは試すチャンスだ。アンカーの次の選択肢を早く見つけたい。その次のガンバは苦しんでいるし、高い位置でプレッシャーをかけるイメージはできるが、それでもガンバはガンバなので。

にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
にほんブログ村 banner_02.gif
15:45更新 | コメント(11) | トラックバック(0) | カテゴリ:エスパルス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月06日

['10J1第5節]横浜FMvs清水

2010年4月3日() 15:05 KICKOFF
J1第5節@日産スタジアム
横浜F・マリノス10-22清水エスパルス
1-0
82分 清水
山瀬
主審:松村
天候:晴れ
観衆:27,114人
5分 岡崎
42分 岡崎
小野、岡崎、太田
ハイライト http://www.youtube.com/watch?v=MxmHb10Ukqk

 今節、アウェイで勝利したのは清水だけ。しかも好調・横浜を倒したのだから、今季最も価値の高い勝利だ。そういう意味では喜べる。それに私も、2008年11月以来の「生」勝利を見ることができた。苦しかったから、心の底から嬉しかった。この展開で追いつかれたら本当にダメだと思ったが…。
 ただ…この試合、勝ち点1になる可能性も十分あった。その時点で、反省である。細部までこだわって戦わなければならない。今までの5年間で学んできたことを、成果としてもっと出していかないと、また同じことを繰り返しかねない。「勝ったから良し」というのは終盤になって使うフレーズで、今は足元をしっかり見つめて戦っていきたい。

 では、去年11月にも行ったが日産の写真を。そういえばツイッターではお騒がせしましたが、私は立ち見が合ってるのかな。席取らない方が、いつもいい試合の印象があります^^;
100403-01.JPG 100403-02.JPG

100403-03.JPG 100403-04.JPG

100403-05.JPG 100403-06.JPG

100403-07.JPG 100403-08.JPG

100403-09.JPG 100403-10.JPG
 日産行くといつもそうだけど、ゆずが歌う曲は耳に残る。あとピッチまでが遠くて、イベント何をやっているかよく分からないことがある。
 選手紹介(横浜FMのみ)。表情を変えて出すというのも斬新ではある。
http://www.youtube.com/watch?v=Xit0EpDVpMo
 選手入場前映像。1年ごとに写真出すの流行ってるね。
http://www.youtube.com/watch?v=KDCWBWLc2Kg

 健太監督は湘南戦から中2日、再びメンバーを入れ替えた。湘南戦に出なかった西部、エディ、伸二、兵働、オカ、ちょっとだけ出たタクは当然のように先発だが、残りはなかなか予想が難しかった。
 最終ラインに左利き3人を並べる布陣を採用。これは神戸戦の後半以来。理由として考えられるのは、平岡の3連戦を回避したかった、相手に技巧派が多い…というところか。ローテーションで、川崎戦と違う最終ラインにしたかったのもあるだろう。ただアラタは3連戦になり、負担が心配。右SBはイチが本調子でないと見たか、辻尾を選択。今まであればかなりリスキーな4バックだ。

 センター3人は川崎戦と同じ、そしてオカを今季初めて右に持ってきてフローデ先発。スポニチによれば、俊輔と同サイドになるのを避けたという。これは理解できる。セットプレー警戒でフローデを使うのも分かるが、湘南戦フル出場なのでスタミナが心配である。
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2010/04/04/03.html

 マリノスはナビスコ杯・山形戦でいまいちだったという狩野を先発から外し、清水を左サイドに起用してきた。右からの攻撃が多いエスパルスという分析をしてのことだったかもしれない。序盤のヤマ場、キックオフ。
http://www.s-pulse.co.jp/top_team/live/308.html
 選手入場〜3分。
http://www.youtube.com/watch?v=FPvQZ-CTu_c

 開始5分、幸先よく先制。右サイドで辻尾が伸二とのワンツーから抜け出しクロス、中澤が触って波戸がクリアしたが、そのボールがオカのもとへ。冷静に流し込んでゲット。この1点は貴重だった。
 右サイドの崩しは完璧で、辻尾も早いクロスを入れたから、中が少し慌てた。オカがいいところに詰めていた。狙い通り。

 この1点でバランス良く戦うことが可能となった。立ち上がりから出足が良かったのは、主力を休ませていたのも大きかっただろう。高い位置でボールを奪えているし、奪えずとも相手を下げさせることに成功。一回外されても中央を破られることはなく、サイドに追いやってミスを誘うことができた。ここまでマリノスは去年までと印象が変わらず、注目された俊輔も合っていない。

 その俊輔が20分過ぎに兵働との接触で負傷、戻ってきたものの状態が悪く、27分に狩野と交代。これは想定外だったが、この日の俊輔の状態であれば、狩野の方が怖いとは思った。実際そういう声は周辺で上がった。

 この交代で少しずつサイドを使い始めたマリノスの時間帯になり、耐えることとなる。本来ならば安易にセットプレーを与えてはいけないのだが、前半だけで6本CKを与えてしまった。そして37分には危険人物だった栗原にヘディングシュートを放たれるが、兵働がナイスクリア。決定的な場面をしのいだ。

 こういうピンチをしのぐとチャンスが来るのが常。再び右サイドでファウルを受けFK。伸二のボールがゴール正面に入ると、反応した飯倉と栗原が接触して倒れ、こぼれ球を拾ったオカが押し込み2点目。ラッキーではあったが、来そうなところにいるオカは本当にさすが。伸二は思わず飛び上がって喜んでいた。ロースコアが予想された試合で前半から2点取れるとは嬉しい誤算である。
http://www.youtube.com/watch?v=Abl6_ZjR_tc

 ただハーフタイム、ゴール裏では決して楽観的な話はしてなかった。「2点差は一番怖いですね〜」と。マリノスが後半総攻撃を掛けてくることは予想された。その中で防戦一方にならず、どれだけ押し返せるかがポイントだと思っていた。そしてツイッターに「一樹投入のタイミングを誤るな」とつぶやいたんだけども。

 栗原が交代しなきゃいけないほどの怪我だとは現地では分からなくて、その時は思い切った交代だなぁと思った。バスティアニーニが入って千真と2トップ、山瀬と狩野が一列下がって小椋がCBに入った。怪我による交代ではあったが、点を取りにいけという強烈なメッセージにはなる。ただバスティアニーニは開幕前に見た限り、そこまで脅威に感じず、坂田でなくてむしろ助かったと思ったが、実際は思ったより起点になっていた。どうやらナビスコ杯・山形戦でよかったらしい。

 後半の入り方は受け身にならず、決して悪くはなかった。前から奪いにいく姿勢があるのは今年のいいところ。ただ、セーフティーに蹴る回数が増えるのは仕方ないので、前線が踏ん張ってほしい。55分には伸二のうまいクロスを兵働が受けてシュートもサイドネット。惜しい。63分にもCKの流れから兵働がシュートも枠に飛ばず(苦笑)。
http://www.youtube.com/watch?v=LShx58GqhY0

 もっと集中的に攻められるかと思ったが、守備組織が整っていて、決定的な場面は作られていない。セットプレーを与えすぎなのは変わらないが集中できているし、山瀬のシュートも枠に飛んでこない。

 いい流れで最初の15分を過ぎ、うまく乗り切れたなと思ったところで66分。CKからアラタが中澤に対して手を使ったファウルでPKを取られてしまった。松村主審の判定は試合通して少し辛かったが、この場面は今年の基準だと取られる。
 ただこの時ふと思った。この日、西部の集中力が非常に高く、安定していたので、ひょっとしたら…と。キッカーが兵藤だったのも意外だったが、西部が完全に読み切りキャッチ。大歓声が上がるゴール裏。これである程度「勝てる」と思った。そして健太監督はこれを見て淳吾を準備した。伸二を代える決断がしやすくなったのだ。

 この直後、右サイドを駆け上がった辻尾が深い位置まで入り、早いグラウンダーのクロスを送ったが、誰も詰められないというシーンがあった。これで取ってれば完璧だったが。

 しかしここからが予想以上に苦しかった。淳吾が右サイドに投入され、オカが左へ、兵働が中へ移動したが、淳吾がゲームに入り切れず、中盤でのキープ力が落ちた。行ったり来たりが激しくなり、押せ押せにさせてしまう。
 次第に山瀬、兵藤、狩野がどんどん前を向いて仕掛けてくる。一旦遅らせてサイドにという余裕がなくなり、中央を割られることも。サイドからのクロスもうまく抑え切れなくなり、精度の高いボールが上がり出したが、最低限ゴール前で体をぶつけ、シュートを枠に飛ばさせない。

 迎えた82分、左サイドで与えたFK、狩野のボールを清水が頭で触り、アラタかタクか分からないが当たってゴールに吸い込まれてしまった。これだけセットプレーを与えてしまえば、今のマリノスは取る力がある。

 それでも健太監督はベンチに座ったまま、動く気配がない。正直危ないと思った。マリノスの勢いは止まらず、これぞ猛攻。84分のバスティアニーニもそうだが、決定的だったのは87分の兵藤の左足。強烈でぶれていたし、真正面で見ていたから枠には間違いなくいったのが分かったが、西部が片手一本でビッグセーブ。そのあとには西部が飛び出したその裏をエディがカバーしてクリアする場面もあった。

 しかしここまで。この前にテルが入ったのもあるが、最後に平岡を入れて万全を期し、ロスタイム4分が経過したところでタイムアップ。貴重な勝ち点3を手にした。
100403-11.JPG

 前半の展開、そして後半のPKストップ。それを考えれば、ここまで苦しむ必要はなかった。もちろんマリノスがさすがに力のあるところを見せてきたのはあるにせよ、もっと試合をコントロールする力を身につけなければならない。

 マリノスのシュートは後半だけで15本、CK8回、全体では14回も与えた。今季アウェイで初めてこういう展開になったから、バタバタする部分もあるだろうが、押し込まれすぎである。5年間で最も足りなかった部分、ゲームの終わらせ方、苦しい時に押し返す力、これはピッチ上、ベンチ全てが一体となってやることだ。今年の戦術上、運動量を序盤から多く使うので、バテることは当然ある。そういう時こそフレッシュな選手が頑張らないといけない。投入された選手の役割は非常に大きい。

 ただ前半の戦いは理想的だった。これは今年やろうとしていることがうまくいっているという自信になったはずだ。去年より確実にボール奪取の意識が高まり、押し返すことが可能になった。おそらく去年までの戦術なら、後半の猛攻を耐えられなかっただろう。そういう部分は前向きに捉えていい。

 開幕5試合、唯一の負けなしで勝ち点11。これをスタートダッシュと呼ばずになんと呼ぶ。最初の目的をクリアした。

 オカチャント(終了後バージョン?)、勝ちロコ。久々に堪能しました。
http://www.youtube.com/watch?v=kooDzg9ZqFI
http://www.youtube.com/watch?v=zcsfTMaYNrs


西部…文句なしのMOM。後半が目立つけど、前半からすごく安定感があって頼もしく見えた。一度キックミスはあったけど。ハイボールもキャッチ出来ていたし、PKはホントにひょっとしたら…と思った。読み切ったね。2、3点は防いだ。
辻尾…先制点を呼び込む突破、スペースがあったらどんどん仕掛ける。後半にあったチャンスで何とかできればなお良しだが、非常にいい。イチからポジション奪うかもしれない。
アラタ…DFで唯一3連戦だったから、そこはお疲れさまと言いたい。ビルドアップの不安はまだあるだろうが、今回は意識が高かった分だけセーフ。ただ、またPK。今回は中澤だったけど、相手は大きい選手、強い選手を意図的にぶつけてくるし、CBで出る間はまた起こり得る。体の入れ方を考えないといけない。
エディ…西部、オカに次ぐ第3のMOM。最後、良くカバーした。カードも貰わなかったし、清水のスタイルにどんどん慣れてきている。存在感が日に日に増してきた。正直これだけやれるとは思ってなかった。ピムが評価を高めているといいね。
宏介…守備では頑張ってるのは伝わるが、攻撃を含めるとまだ出来る。クロスが読まれてるので工夫が必要。

タク…この試合も存在感があった。相手のプレッシャーが少々きつくても怯まなくなったのが大きい。代えの利かない存在。
伸二…2点とも起点になっていたし、仕事をしてくれた。役割もだいぶ落ち着いてきた感がある。ただ早くも3枚目。接触プレーで思ったよりがっつり行く時があるので注意が必要。
真希…あまりよくなかった。パスの質をもう少し高めたい。ライバルがサテで復帰しているので、これから大変だ。

オカ…第2のMOM。彼は左も右も関係ないと言ってきたけど、見事に一発回答。監督の言うように偶然ではないだろう。あとは後半のチャンスを決めてハットできるくらいになってほしい。辻尾が上がった時にSBまで下がることもあるくらい、動けていた。
フローデ…中2日できつい中、懸命に何とかしようと頑張っていたが、本調子でないのは変わらない。セットプレーもあっての先発だったのだろうが…。流れの中で生かす展開にあまりなっていない。気になる。
兵働…またまただけど枠へ!!引き続き動けてるので、何とかしたいね。あとフローデがいるのでもう少しクロスを上げたかった。

淳吾…連戦考慮で今季初の途中出場も、散々な出来。途中からというタイプでないだけに難しさがあるのは分かるが、あの展開であんなにボールロストしたら後ろがきついんだから、もっと頑張らなきゃ。
テル…クローザーとして投入される。
平岡…ラスト高さ警戒で右SBに入る。

健太監督…後半の采配は危ない…。PKを止めた直後に淳吾を入れた。しかし失敗。連戦で足攣ったりする選手も考えられるから、無駄にカードを使いたくない中で、あの展開ならドリブルの出来る一樹が効果的だと思うが…水曜に1点取って少し気が楽になっていたし。純平でもいい。まだ信頼できないということなのか。あの時間帯から後ろが苦しくなるわけで、常に押し返す努力をしなければいけない!
 テルの投入も早すぎると危ないと感じたのだろうが、早く入れた方がベターに感じた。追い付かれてもおかしくなかった。

 マリノス戦へ向けて1週間以上準備してきたというが、俊輔とのマッチアップ回避のためにオカを右にしたのは成功。この布陣であれば兵さん左サイドもなくはないなという感じ。最終ラインは…岩下やアオが復帰するまではしょうがないのかな。平岡は今よくやってるので、もう少しチャンスがあるだろう。

 次節は仙台だが、その後中2日で山形遠征、さらに中2日で大阪遠征という厳しい日程。だからまた入れ替えがあるだろう。累積リーチの伸二をベンチに置く可能性もあるが、過剰にガンバを意識する必要はない。フローデの使い方は難しいが、今回のような2連戦は回避するべき。淳吾は使うなら先発がいい。サテではエダ、浩太という注目の2人が復帰しているので、山形あたりで出番があるかもしれない。

 仙台戦、中原にはエディをつけるとして、フェル対策をしっかり。イライラさせるように2人3人で囲んでいきたい。セットプレーとカウンター、これに尽きる。そしてその大半は梁が起点。そこを潰さないと勝利はない。相手の守備は堅いので、色んなパターンを準備しておきたい。相手より運動量で上回る今季のサッカーをし、リードしたならばマリノス戦で出来なかった「リード時の試合運び」で安定したものを見せたい。

banner_02.gif
01:42更新 | コメント(6) | トラックバック(0) | カテゴリ:エスパルス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月02日

['10ナビスコ杯予選L]清水vs湘南

2010年3月31日(水) 19:00 KICKOFF
ナビスコカップ予選リーグ第1節@アウトソーシングスタジアム日本平
清水エスパルス20-00湘南ベルマーレ
2-0
85分 藤本(PK)
90分+3 原
主審:東城
天候:晴れ
観衆:9,015人

 今回はメモを取れなかったので、記憶があいまいな部分があるし、ツイッターで実況した通りなので、いつもより簡単にする。

選手紹介 http://www.youtube.com/watch?v=LF1m-fHRddc
シャナナ http://www.youtube.com/watch?v=VdDL-Iu2yI4

 先発は川崎戦から7人入れ替え。GKは西部がお休みで武田がついに初先発。DFラインはエディが発熱らしく、アラタを中にして宏介、イチが復帰。中盤は真希を底にしてテルと淳吾、永井が右ウイングで今季初先発、元紀が左でフローデがトップ。ベンチに健平と廣井が入った。
 湘南は野澤以外10人を入れ替えてきた。選手層を厚くしたい意図が見え隠れする中、キックオフ。
http://www.s-pulse.co.jp/top_team/live/325.html
選手入場〜立ち上がり http://www.youtube.com/watch?v=aOXrdasS-Zg

 最初は出足が鋭くて、勢いよく飛び出したが、すぐに相手に慣れられて、徐々に下がり出してしまった。
 湘南のカウンターは早いし人数かけてくるのも分かってるのだが、中盤で変な取られ方をすることが多かったかなと。ただサテで一度やってたのが幸いしたのか、対応の仕方はある程度心得ている様子だった。サイドに追いやってクリアという形には持っていった。

 攻撃面では何度かセットプレーからチャンスを作るものの決め切れないまま。自分たちでボールを回している時に、前線の動きが少なくて縦にボールを入れられない。これはエスパルスの悪い時。回して回してスイッチ入れようとするけど入らないという流れだった。

前半20分前後 http://www.youtube.com/watch?v=CScj0KnRpNY
 25分を過ぎて何度か攻め込まれ、セットプレーのこぼれからハンに強烈なシュートを打たれるも、武田が好セーブでしのいだ。これは入ったかと思った。
 焦るのもよくはないが、仕掛けてやろうという意識が低いように見えた前半ラスト15分。0-0で折り返したのは妥当なところ。

後半開始〜9分 http://www.youtube.com/watch?v=ZdcN4qYey5o
 ゴール前での決定機というとそれほど多くないまま後半へ。同じリズム、テンポで進んだが、ようやくエスパルスが押し込む場面が出てきた。これは前半相手に合わせて行ったり来たりのサッカーになったのを反省して、健太監督の指示通りエスパルスのサッカーをやろうとしたことが大きいだろう。ただやみくもにサイドから行くんじゃなしに、もっと中と外を使い分けたかったのだが、サイドから攻めろという指示通りにやろうとして早くからそこにパスがいってしまった印象がある。

 じりじりした展開の中、健太監督は辻尾、一樹というドリブラーを同時に起用し局面の打開を図った。この直後、湘南・三平が左クロスからヘッドで絶好機を迎えたがバーの上に外した。これが入ってれば湘南は勝ち点を持って帰れた可能性が高い。
http://www.youtube.com/watch?v=dNIyFwezD4E

 助かったエスパルスは投入された2人のスピードを生かして攻撃の意識を強めていく。78分にはフローデの落としを元紀が狙ったがふかしてしまう。何とかこじ開けようと主力のタクを投入。真希を一列上げた。

 結果85分、宏介のクロスを受けたフローデが粘って体をうまく使ったところで倒れ、主審の判定はPK。島村にとっては酷だったがフローデのうまさが勝ったと言える。淳吾が冷静に決め、ようやく安ど感漂う日本平。
http://www.youtube.com/watch?v=meup7IPZLzY
http://www.youtube.com/watch?v=jzrvXaKQwxY

 直後にもCKからアラタが惜しい場面を迎えるなど、取れるならもう1点取りたい雰囲気に。

 ロスタイム直前、今度は裏に飛び出した一樹がペナ内に入ったところで島村に押され、再びPKのジャッジ。続けて取りづらいところ、東城主審は良く取った。しかし一樹のPKは野澤にセーブされてしまう。
http://www.youtube.com/watch?v=AWTwXiG9bDo
http://www.youtube.com/watch?v=Ri1HWTai2qE
http://www.youtube.com/watch?v=tRzdd-7bL60


 このまま終わりかと思われたロスタイム、幸運な形で得たCKを元紀がキープに入らずゴール前へ、これを一樹が頭で合わせ貴重な追加点。2-0で初戦を飾った。
http://www.youtube.com/watch?v=wkQO6I9sKgU
http://www.youtube.com/watch?v=pc6_omO26X8


 ヒーローインタビューは武田、一樹。勝ちロコは何じゃこりゃw 大場コールのあと、克馬さんのウィナーコールは感動。
http://www.youtube.com/watch?v=YxhnJ3ZvH1U
http://www.youtube.com/watch?v=v__LTenQil4
http://www.youtube.com/watch?v=zUDBcSsF9bo


 予選リーグは6試合なので、勝てる時に勝つということと、得失点差も大事になる。そういう意味では最後の1点は単なる1点ではない。非常に大きな意味がある。
 しかしながら内容は苦しいものだった。湘南はいわば完全にサテのメンバーだし、コンビネーションは明らかに上で、コレクティブな攻撃は慌てさせられた。

 ただ守備よりも攻撃の部分で、もっとテンポ良くボールを動かしていきたかったのだが、組織として機能していなかった。当然これだけ入れ替えればそういう部分はあるだろう。そうであれば個でもっと割ってほしかったのだが、それもかなわなかったのは残念。せっかくボールを奪い返しても、いい形でフィニッシュに結び付けられなかった。

 今年はどういうメンバーで戦っても、ある程度個人の力量が問われるわけだし、内容も結果も追求してほしい。ホームの力もあって何とか勝てているが、このままずっとこういう試合で勝てるはずもない。もっと1人1人が動いてパスを増やしていきたいところ。あとはとにかくシュート精度を上げなければならない。

武田…デビューおめでとう。セービングで勝利に貢献したわけだし、自信にしていいはず。まだミスもあるしおぼつかなかったけど、初めてなら当然だと思うので。今後に期待。
イチ…負傷明けで万全ではなかった。というか永井とどういう風にやったらいいか戸惑いが見えた。抉ればそれなりにプレーしてたから。
平岡…いつも派手さはないけど堅実にプレーしてるから大崩れはない。去年試合に出といてよかったなぁと。
アラタ…ポジション変えてばっかりで大変だけど、もう少しアグレッシブにやってほしい。
宏介…クロスの種類、精度がまだ上がってきてないかなと。まだやれるはず。

真希…キャンプ以来のアンカーで戸惑ってたのは明らかだった。後半少しずつ思い出してきた様子もあったけど…層を厚くする意味ではこうして使わないといけないのも事実。あとシュートは枠へ!
淳吾…悪くはない。ただもっとやってほしいというのはある。インサイドだったので多少やりやすさはあったと思うんだけど。あとPKは唯一安心して見ていられる(苦笑)。
テル…元気だねぇ。健在だった。前へ行って仕事が出来るならそれでもいい。今年はアンカーに攻撃の起点も求めてるので、クローザー以外ではこういう起用も面白い。

永井…期待外れ。監督によれば調子がいいということだったけど、3トップの中央での起用が多かったから、今回のウイングはハマらなかったのかなと。行ける時に中入ったり、後ろから来てるのに塞いだり、合ってなかった。仕掛ける意識は感じたんだけど…。
フローデ…PK貰った場面は貫録でそうさせた感じ。ただ全体的にパフォは低調。周囲と動きがあってなかった。あとどうしてもサイドに流れがち。中央にいてほしいんだが。
元紀…好調持続。良く動けていたし、持った時に何かやってくれそうなのは感じた。最後あえてCKをゴール前に上げたのもゲームセンスがあるということ。あとは自らゴールを奪ってほしい。

辻尾…右サイドの活性化に成功。仕事はした。
一樹…ごめん、PK止められると思った(苦笑)。でも野澤を褒めるべきシーンだった。すぐ取り返したんだし、そもそも流れの中では良さが出ていた。復調気配。そうでないと困る。
タク…投入されて流れが変わった。もう存在感が違う。真希がすんなりといかなかったので、しばらく頼むよ。

健太監督…ホントは廣井や純平も見たかったけど、大幅に入れ替えたのは妥当なところ。うまくいかない部分があっても仕方なくて、むしろ選手交代が当たったのでナイス采配と言える。ただこういう内容から進化が見えるようにトレーニングしてほしい。
 明日はどうするんだろ。フローデは本調子でない中で90分使った。淳吾もフルで出たが途中からというタイプでない。真希を先発で使うのか、使うとしてどこなのか…いろいろあるが、個人的には元紀先発、途中から一樹・フローデが面白いと思う。伸二は元紀に良くパス出してるし、オカとの絡みも川崎戦悪くなかったので。兵さんはパス出しに専念させたいしね。序盤のヤマ場、ここは勝ち点3にこだわった采配を期待したい。

banner_02.gif
03:03更新 | コメント(4) | トラックバック(0) | カテゴリ:エスパルス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月30日

['10J1第4節]川崎vs清水

2010年3月27日() 13:04 KICKOFF
J1第4節@等々力陸上競技場
川崎フロンターレ00-00清水エスパルス
0-0
稲本主審:吉田
天候:晴れ
観衆:17,716人
小野、ボスナー
 みなスポハイライト
http://www.youtube.com/watch?v=AE2LfTYd4Rs
 とにかく悔しい。今年も等々力で勝てなかった。しかしゲームはすぐやってくる。悲観ばかりせず、決める力を蓄えてナビスコに向かいたい。一サッカーファンとしては見ごたえのある好ゲームだった。
100326-02.JPG まず試合前日に行った麻生グラウンドの写真から。様子はツイッターで実況したので割愛。でも面白かったよ。

100326-03.JPG 100326-04.JPG
左:ケンゴ 右:悠さま
100326-05.JPG 100326-06.JPG
左:紅白戦 右:ケンゴがボールを蹴る様子

 では当日の話。最終的にいつもの友人と見ることになったのだが、今回は現地集合なので1人で等々力を見る。キックオフが13時で昼時ってことで、何か食べようと思ったがさすがにどこも並んでる…。結果、早く食べられそうなソーセージにした。
100327-01.JPG 100327-04.JPG
 エスパルスバス。
100327-02.JPG 100327-03.JPG

 快晴の等々力なんて久しぶりだったので、写真も撮りたくなるもの。
100327-05.JPG 100327-06.JPG

100327-07.JPG まだキックオフまで時間がある中、多摩川クラシコの宣伝があって、その後大宮・塚本への支援を同級生の菊地がお願いするため現れた。それがこちら。
http://www.youtube.com/watch?v=6wkARRai8-g

 アウェイ側にふろん太とピーカブーが登場。結構長い間遊んでくれてたな。お疲れ様。
http://www.youtube.com/watch?v=zo-5lyjyrqM

 アップのため選手登場。今回は近くから撮ってみた。ちなみにYoutubeの映像の中に、ちらっと私が映ってるw
http://www.youtube.com/watch?v=r0cNd9frjkI
100327-10.JPG 100327-11.JPG

 選手登場後、コールリーダーの合図により、1階ゴール裏では大場さんへの黙とうが捧げられた。なかなか奥まで行き届いていなかったようだが。
 シュー練に入る前のところ。
100327-12.JPG マーチ。
http://www.youtube.com/watch?v=ZE0pC-tma_w

 川崎GK、フィールドプレーヤー練習風景。
http://www.youtube.com/watch?v=8qt4Q6rgEtI
http://www.youtube.com/watch?v=zoLtOTdZCDc

 川崎、選手紹介。うちの選手紹介時には伸二、淳吾、オカ、フローデらにブーイングが。淳吾にまだブーイングするのかw
http://www.youtube.com/watch?v=eedgILuJ6JQ

 川崎市民の歌vsサンバ。このコントラストがたまらない。
http://www.youtube.com/watch?v=YdoCtiyniGk
 選手入場。塚本の支援フラッグが掲げられた。
http://www.youtube.com/watch?v=bvHt4Txu8y0
100327-13.JPG 100327-14.JPG

 まず今回はメンバーから触れないといけない。神戸戦で負傷交代した岩下、イチは間に合わず、平岡と辻尾が先発。エディが戻ってアラタSB。ここまでは今まで言った通りだ。しかし監督はさらに布陣をいじってきた。真希をセンターに起用し、兵働をサイドに出した。そしてオカが最前線に入る形。「これじゃ1トップだ」とよく聞くのだが、センターフォワードを豪快に3人並べでもしない限り、1トップも3トップも呼び方の違いでしかない。フローデが真ん中でオカがサイドでも1トップと言うことは可能だ。

 狙いとしてはまず真希の調子がいいのを買ったというのがあるだろう。エルゴラにも真希を入れて試しているという記述はあったし、練習の中で確かめていたはず。それと今年の方針でローテーション制、フル出場の続くフローデを少し休まようと。3つ目は川崎対策が考えられる。マリノスがポゼッションで圧倒したのもあるし、相手が過密日程なので、こちらがボールをどんどん動かしていこうということではないか。
 前も言ったように、フローデが動きすぎるので、それであれば初めからオカを真ん中に持ってきた布陣も一度見てみたかったから、楽しみではあった。ただ逆にせっかくセンターで復調気配の兵働がサイドに戻って機能するか、そして最終ラインはどうかという不安もある。

 川崎のCBが井川・寺田だったのは麻生での練習通り。伊藤を休ませたかったのだろうが、この2人ならば裏は取れると思っていた。5年ぶりの等々力勝利へ、キックオフ。ちなみに選手たちがセカンドユニを着てきて驚いたが、腕には喪章が見える。選手会の意向だったそうだ。

http://www.s-pulse.co.jp/top_team/live/307.html
http://www.frontale.co.jp/goto_game/2010/j_league1/04.html

 本当は4-3-3同士の真っ向勝負を期待していたが、そうさせない事情が川崎にあった。ホーム等々力では絶対の自信を持つはずだが、マリノス戦のやられ方が半端でなく、メルボルン戦で少し引いたようだ。今回も谷口がほぼボランチまで下がった上、3トップはハイプレスを敢行しなかった。ACLで余裕があればもう少し出てきたかもしれないが…。

 当然そうすると去年までのエスパルスは攻めあぐねるわけだが、今年のサッカーでどこまで崩していけるか。こちらも入りは出方をうかがう感じだった。それは仕方がない。5分すぎだったか、注目の稲本と伸二がヘディングの際にぶつかり、伸二が一旦ピッチアウト。
http://www.youtube.com/watch?v=Tv1xWSiaaxc

 最初は川崎のパスワークもスムーズで、こちらが寄せても奪えない感じだったが、すぐに慣れた。いつも通りのことだが、横にパスを出す分には相手もスライドしてくるが、縦にいいパスが入るとチャンスになる。8分には真希に縦パスが入って、上がってきた辻尾に開いてクロスという形を作れた。
 16分にはペナ手前でFKを得た。この日キッカー候補が5人いたが、真希は下がった。でも右から淳吾、エディ、辻尾、伸二と並ぶ。これだけでもワクワクしたが、狙ったのは淳吾。いい軌道だったが川島の横っ飛びセーブ。
http://www.youtube.com/watch?v=Tb64WTVU6Ik

 何度か川崎に攻められる場面はあるが、決定機というのはほとんどない。こちらは狙い通り裏も取れているし、前に基準点がない分逆につなぐ意識が高まったようだ。ただフィニッシュをどうするか。
 そこで26分にビッグチャンス。オカが落としたボールを兵働、真希、伸二とつないでペナ内のオカにパス、決まれば新聞のサッカー面の見出し確定だったがオカのトラップ長すぎ、シュートまでいったがブロックされた。もったいない場面だった。

 これを境に相手に少しミスが出始め、狙い通り高い位置で取れ始めた。しかしラスト4分の1に入ってからの精度があまりにもない…川島をもっと脅かしたかったんだが。37分にもゴール前の混戦から伸二、オカと狙うが押し込めない。ここで伸二が足首を痛めたのかピッチアウト。場所が場所だけに交代か?と思ったが戻ってきて一安心。

 逆に41分、稲本に奪われてカウンターを受け、森からクロスが入ったが平岡がクリア。44分にも田坂かわ際どいクロスが入るがしのいだ。風が強いため、ロングキックは互いに苦労した前半だった。

 前半の流れを継続して何とか点を取りたい後半開始。
http://www.youtube.com/watch?v=mJ1u9jDFKao
 49分、相手のCKからカウンター、オカから淳吾へと渡ってドリブルだがスピードダウンして止められ、拾った伸二が狙うもバーの上。非常にもったいない。
http://www.youtube.com/watch?v=zx7IGLWcJz0

 逆にこの直後、西部からのリスタートでアラタに渡したが処理にもたついて黒津に奪われ、そのままシュートされるという3年前と似た光景。西部の正面で救われたが…。56分には森が左足で上げたクロスにヘナのボレーが飛ぶが左に外れる。

 川崎は高い位置で取る意思を示しておらず、出来るだけブロックを作りながらカウンターを狙うという感じで、選手たちもそれを受け入れていた。だからエスパルスはアンカーのタクが比較的フリーでボールを持て、そこを起点に色んな攻めが出来た。

 62分には中盤からパスが入ってオカが反転して右足を振り抜いたが右に外れてしまった。オカの力であれば決められる場面だ。
 さらに1分後、寺田と井川の間がパックリと割れ、オカが裏を取って一気にチャンスになるが、シュートの前にブロックされ、最後は兵働が狙ったがバーの上。非常にもどかしい。

 67分、兵働がファウルを受け稲本に警告。
http://www.youtube.com/watch?v=R3TQIS7vodk
 攻勢は続く。68分には淳吾が伸二とのワンツーで右サイドを抜け出しペナ内に侵入したが、そこから左に持ち替えて狙ったかクロスだったか、こぼれ球を真希がシュートも正面。欲を言えば伸二のパスが強すぎたか…。

 この流れで取れないので、監督がフローデを投入するのは自然な選択だった。これでサイドからクロスを入れて迫力を出したいところだったが、最初はあまり機能しなかった印象。それと真希は残してもよかった。76分には伸二が狙うが空振りするなど、決定打を繰り出せない。

 当然勝ちに行きたいが、どこを動かせばいいか。78分、健太監督の選択は右SBを入れ替えることだった。川崎はその裏を突こうと登里を投入し、互いにカウンターの応酬となり始めた。
 82分には伸二のパスに抜け出した純平が狙うが体勢を崩され強くは打ち切れない。
 84分、ラストの交代はテルだった。守りに入るというよりは疲れた選手を前に残して動きまわってほしいということだったと思う。

 そしてロスタイムに入った。今までなら等々力劇場の予感がしたものだが、今回は不思議となかった。それでも楠神のスルーパスから黒津に飛び出され、決定機を作られた。ヒヤッとしたがゴール左を通過。逆にこちらも最後にビッグチャンス。伸二が右に開き、フローデが早いクロス、こぼれ球を拾ったテルがシュートもわずかに左へ。思わず健太監督までも頭を抱えてしまった。私もこの時ばかりは立ち上がったんだが…。
 ロスタイムの一喜一憂はこれ味わえると思う。
http://www.youtube.com/watch?v=hTUviZdm90c

 等々力でのスコアレスドローは本当に久々だ。このカードで0-0というのも珍しい。
 試合後のインタビューはドローということもあって稲本と伸二が同時に。この企画は良かったんじゃないかね。
http://www.youtube.com/watch?v=tmidwimMssU

 そして清水イレブンを迎えるゴール裏。
http://www.youtube.com/watch?v=drp1_24uMlg
http://www.youtube.com/watch?v=XXSzMNGVq2k

 ホームAゾーンの中でもかなり清水寄りで観戦していたのだが、その付近から驚きの声が上がった。太鼓が打ち鳴らされた。一種のブーイングである。少なくともそれは一部に限られたが、そういう行為が現実に起こったことに対して「えっ」という雰囲気だった。

 ブーイングの理由も聞いたけど、大まかにいえば今年は勝たなきゃダメだってこと。選手たちに対して色んな表現の仕方があるし、どれが良くてどれがダメというのはないから、それは別にいい。ただ応援する側がバラバラにならないといいなと思う。目指すものは同じ。個人的には選手たちから勝ちたい意欲は感じていたので、とにかく次勝ってくれというスタンスだった。
100327-15.JPG
 川崎側。
http://www.youtube.com/watch?v=CiCcrqbYhIY

 終始優勢に試合を運んだ上、川崎が等々力劇場を起こす力も残っていなかっただけに本当に悔しい。ただ、この時期としては十分可能性を感じる試合だった。
 というのは去年のようなクロスから点を取るパターンを残しつつ、ラストパスからオカを中心とした選手が取るというのも取り入れたい中で、技巧派を集めた今回の布陣は一理あるから。ミスもまだあるけど、結構ボールが繋がったというのは自信になると思う。この布陣でやったのが初ということは、次もう少し改善されるかもしれないし。フィニッシュの問題は、フローデがいたら改善したか?というとそうとも言えない。選手のタイプよりも、配置や質が上がれば取れた試合だった。

 結局去年のようにフローデとオカが機能しなくなったらおしまいというチームには絶対したくないわけだから、今のうちに色んな布陣をやるのは大いに結構(怪我人もあってかなり変わったけど)。それが中盤戦以降、誰が出ても一定レベルのサッカーが出来るようになるのなら、今回の悔しいドローは決して高い授業料にはならないはずだ。
 落ち着いて考えたい。鹿島は強いが自分たちがそれを狙う一番手にいる。

西部…冷静だったと思う。飛び出しやハイボールの処理も、ぎこちなさはあるけど何とかしようというのを感じた。
辻尾…今季初先発。まずまず攻撃にも絡めていたし、悪くなかったが、去年までの癖があるのか中に絞りすぎる時が。あとは決定的な仕事をしてほしい。
平岡…前半は黒津やテセに入った時に潰し切れなかったが、後半は改善された。割と安心して見ていられたので良かったと思う。何とか岩下がいない間は埋められそうだ。
エディ…前半に警告1枚出て、後半にあわや2枚目があった。そういう意味では怖い。でも他の部分では非常に効いてる。高さだけでなく前での潰しも。後半レナチーニョが何度もファウルを誘ってきたがよく我慢した。まずは余分なカードを減らして欲しい。
アラタ…本職でもやらかさないでくれ…黒津のが決まって負けてたらショックでかいんだからさ。逆が辻尾だったのもあるし、レナチーニョと対峙ってのもあって攻撃はやや少なめ。

タク…MOMでいいんじゃないかな。完全にアンカーを自分のものにした。一番相手が捕まえづらい位置にいられるわけだから、色んな事が出来る。それでいてカバーリングもしっかりしているし。
伸二…勝てない中で最大の光明。今までで一番良かった。彼らしいプレーが続々と出てきたし、オカとのホットライン開通まであと2割ぐらいというとこまで来た。何となく雰囲気は出てきたので、あとはゴール前でもう少し仕事が出来れば。こういう時の怪我が怖い。
真希…自他ともに好調と認める中で初先発、まずまずの出来。シュートは1本だけだったが、つなぎ役としては全うしていたと思う。ただこの布陣であれば一個前で見たい。

淳吾…ある程度余裕がある時にボールを動かすのは問題ないんだ。ただ前から言ってるようにもうちょっと幅広く動いて欲しいんだけど…速攻にしてもゴール前にしても選択肢が少ないでしょう?どうしてもスピードダウンしちゃうし。面白いコンバートだったけど、一度左に戻してもいいかも。一番怖いのは決定的な仕事が出来ないまま調子を崩す可能性があること。今は非常に窮屈になってる。
オカ…負傷の影響は感じられなかった。何度かチャンスが来たので決めないといけない。この布陣だとパスが色んなところから出てくる分だけチャンスは増えると思うから、十分オプションに数えられる。
兵働…ボールを持ってない時の動きはとても良かったよ。でもね…そこからなんだよ大事なのは!動けてるのが伝わってくるだけに、シュート、ラストパス、何とかしてくれ。ってことはやっぱりセンターで出るべき選手ってことだよ。

フローデ…先発の布陣がサイドから崩すという布陣でなかった分、フローデが入ってもそのままゲームが進行した印象。本当は最後の場面もフローデが中にいて誰かが外に回らないといけないんだけど。こういう起用法の時は今後も出てくるだろうし、慣れてほしい。
純平…負傷明けだったみたいだけど、悪くなかった。極端に悪い仕事はしない選手だし、辻尾を切り札にしたい時は先発もあるだろう。これから期待したい。
テル…最後のは思ったよりコースがなかった。ゴールへの意欲は存分に感じたんだけどな。惜しい。

健太監督…今年のローテーション制を改めて示す布陣で挑んだが、ポゼッションは良かった。ただフィニッシュで迫力を出すとなった時にどうするか。兵さんのサイド起用はしばらくお蔵入りの方がいいだろう。今はこうして試すのも悪くないけど、次もサイドとは考えづらい。仮にやるとしてもフローデがいないと厳しい。それと淳吾をどうする?右にいてもいいけど左を使いきれないのはもったいない。今回の布陣ならば、センターに兵働、右に真希、左に淳吾の方が面白い。
 選手交代も、最後のフィニッシュをどうするかということで元紀を見たかった。ちょっと消極的だったかなと。

 ナビスコは思い切ってギリギリまで入れ替えていいと思うが、マリノス戦の選択は難しい。筑波コンビのポジションを動かしてオカを中央に残すかフローデを戻すか…フロンターレに比べて打ち合いで来てくれると思うけど、栗原・中澤が強いからやっぱり戻すかな。アウェイだからと言わず、日産では貪欲に勝ちに行くよ。俺も行くからな!
 まぁとにかくまず湘南戦か。個人的には永井に期待。

 試合後は塚本への激励VTR撮影が行われていた。
http://www.youtube.com/watch?v=BbPtQXjNnCQ

 場外のバス待ちも久々にしたわけだが、稲本がどっちのサポに関わらず待ってる人たちとハイタッチしに来た。素直にかっこいいと思った。稲本△

banner_02.gif
01:28更新 | コメント(3) | トラックバック(0) | カテゴリ:エスパルス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。