2011年02月27日

[FUJI XEROX SUPER CUP]名古屋vs鹿島

 ゼロックスを観に行くのは3年ぶりです。あの時は色んな意味で壮絶な試合でしたね…。

 13日にマリノスタウンへ行った際、横浜駅でゼロックススーパーカップのブースがあり、そこで撮ったユニの写真をまず載せておきます。
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 前座で高校選抜とJリーグU-18選抜の対戦があるということで、その試合から観ました。この年代にそんな詳しいわけじゃないので、どういう選手がいるかとか純粋にサッカーを楽しもうという感じでしたが、清水関連としては高校選抜の先発GKが櫛引、FWに樋口。U-18選抜のFWに柏瀬と3人いましたので、そこに目が行ってしまいます(笑)。柏瀬はフィジカルの強さを見せて強引にシュートまで持ち込むなど、潜在能力を発揮しましたがゴールまであと一歩。樋口は残念ながら見せ場がFKのみ。流れの中では仕事ができませんでした。櫛引も一対一は仕方ないとして、あまり見せ場がなかったかな…と。

 高校選抜のボランチ、浦和に入団した小島は落ち着いていましたね。基本に忠実だったように思います。甲府に入団した加部はもうちょっと頑張ってほしかったですが…。全体的に高校選抜のほうが連係面でチグハグでした。でも、ゴールシーンは小島のヒールパスから白崎が折り返して小牟田が流し込むという流れでとても良かったと思います。

 U-18選抜のほうでは、左SBの菊池やFWの井上といった小柄な選手が目立っていたのかなと。ボランチの橋本は風格がありました。途中から入った杉本はトップデビューも噂されており、爆発的なスピードが魅力と知っていましたので、どんなものかと思っていましたが、一度惜しいプレーがあった程度。なかなかボールが回ってきませんでした。

 まだまだ色んな選手がいますが、こういう試合は機会を増やしていけるといいですよね。

2011年2月26日() 13:37 KICKOFF
FUJI XEROX SUPER CUP 2011@日産スタジアム
名古屋グランパス10-01鹿島アントラーズ
1-1
PK
3-1
54分 増川
金崎、中村
主審:西村
天候:晴れ
観衆:35,963人
66分 野沢
アレックス

場内で流れた煽りVTR(途中から)
http://www.youtube.com/watch?v=hJNPajPi4es
ハイライト
http://www.youtube.com/watch?v=i6bRRXmus5w
http://www.youtube.com/watch?v=KgmIqSeaqWo
http://www.youtube.com/watch?v=Yz7mCb4g0is
 前座のハーフタイムや試合後に外の広場へ。再入場可能ということでしたから。ただ、そこが大混雑で統制が取れていなくて、ちょっと危なかったです。あちこち並んでいて、食べたいものも食べられなかったですが、山形名物のカリーパンと、甲府名物のとりもつ煮をいただきました。あと、オーレ君と一平君がうろちょろ…子どもたちに大人気でありました。
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 両チームとも、今シーズンへ向けた新しい応援も披露していました。鹿島のほうは、興梠の新チャントを。名古屋のほうは「俺達の名古屋」の歌詞が変わっていました。あと、カップ戦専用(なのかな?)のものもありました(ガンバのチャントにある曲です)。
http://www.youtube.com/watch?v=muskc4Z36D8
http://www.youtube.com/watch?v=pkLUQdrBD94
110226-4.JPG 110226-5.JPG

 そんなに長々とまとめるつもりはありませんので、簡潔にいきます。名古屋のほうは、ダニルソンがいないので、中盤をどうするのかということでしたが、中村直志をアンカーに置く布陣を選択。小川と藤本がCHに入るわけですが、どれだけバランスを保てるのかというところ。あとは藤本のフィット具合ですね。 鹿島はカルロンをベンチに置き、先発は大迫。伊野波と青木が先発で中田をベンチにしてきました。西や本田が欠場したのは残念ですが、こちらもアレックスがどれだけフィットしているのか、また2トップの出来はどうかを注目していました。
 一般的に考えれば、ダニルソンのいない名古屋のほうが不利と見られるのかなと思いますが、この時期の試合ですし、名古屋は前と後ろは去年と変わっていないので、意外と名古屋もやるだろうと考えていました。

 前半は割と静かな試合展開でしたが、名古屋ペースだったと思います。鹿島がボールを奪ってから、いい形で2トップに入らず、潰されて名古屋に攻め込まれるという感じでした。システム上の問題もあるのかもしれませんが、小川と藤本が割とフリーでボールを持てたために、名古屋はボールを動かして攻めることができていました。結局、最後のところはサイドからケネディへのクロスというシンプルなものですが、分かっているけど止められない部分もあるわけで。

 少しそれをいなして、鹿島が反撃したのは25分以降。大迫のバー直撃のシュートは惜しかったですね。どちらもシュート数はそれほど多くなく、決定機を数えると名古屋は1回、鹿島は2回というところ。

 こういう展開だと、セットプレーだなとだいたい思うわけですが、どちらも武器としているので、どちらが先手を取るかは読みづらい部分もあります。鹿島かなと試合中は思って、実際少し流れを掴みかけていたのですが、取ったのは名古屋。藤本のFKから増川。藤本は伸びていくボールを蹴りましたが、そこまで変化を付けたようには感じなかったので、シンプルに取ったなぁと思ったものです。

 鹿島はベンチにいい選手も控えているので、早めに動くかと思いましたが、焦らず騒がずの雰囲気。なかなか興梠や大迫がチャンスをモノにできずにいましたが、野沢がいました。あのFKは誰でも止められませんね。コースが完璧でした。
http://www.youtube.com/watch?v=jB9NI5hhOY8

 鹿島が勢いづいたので、名古屋は吉村を入れて中盤の底を手当て。鹿島は中田浩二と増田を呼び寄せて、まず中田を入れました。小笠原は自ら交代を要求したというので心配ではありますが、これにより2人同時に代えようとしたのをやめたようです。その後、名古屋は三都主を入れ、鹿島はカルロンを入れ、最後は玉田の負傷で花井が入り、切り札の本山を残り数分で投入。ラスト10分くらいは互いに間延びしたような形で攻め合いますが、最後の精度に欠けて2点目を奪えず。鹿島側で見ていたので、鹿島が攻めるたびにスタンドは沸いたのですが、この日はシュートがことごとくミートしなかった印象です。唯一、85分に野沢が決定的なシュートを放ちましたが、楢崎がビッグセーブ。FKを決めた野沢、2点目を許さなかった楢崎。あの攻防が今日一番見ごたえありました。

 PK戦はもう楢崎の独壇場でしたが、あえて言うとすれば、鹿島の1人目が岩政なのを見て、外す予感がしました。なんかそういう雰囲気があったんですよね。ケネディが外した後だったからかもしれませんが…それにしてもPKをキャッチする楢崎は本当に素晴らしい。あと、2人目に藤本を持ってきたのは正解でしたね。絶対外しませんからね。

 名古屋の仕上がり具合はまずまずじゃないでしょうか。後半の立ち上がりまでは、切り替えの部分で上回っていたので、スペースを埋めて、そこから出ていくことが出来ていましたし、名古屋の形に持っていくところまでは良かった。もう少し攻撃に変化が欲しいところで、そこは去年からの課題でもあるでしょうが、藤本がもっと慣れてくれば、中央からの攻めも増えると考えれば、悪くはないと。藤本はアシストもしたし、流れの中でも適度にボールを触ってリズムを生みだそうとしていたと思います。もう少し大きな展開が出来てくればという感じでしょうか。 選手層は気になりますけど、次からベンチ入りするであろう永井に期待ですかね。

 鹿島はマルキが抜けたところを違うタイプによって新たな形を模索しているところなのだと思いますが、攻撃面はちょっと苦労していますね。慣れの部分で上回っているから大迫だったんでしょうけど、ボックス内での仕事がもう一つの印象です。最後に出てきたカルロンは、一生懸命走って、本当に真面目なのが伝わってきたのですが、オリヴェイラ監督の言う通り、時間掛かるなと思いました。動きがゆっくりなんですよね。上背がありますが、そこよりも足元は上手いようです。今までのチームはカウンターが強烈だったわけですが、そこから少し手数をかけて攻めることが必要になるので、どうやってフィットさせていくんですかね。フロントから、選手を上手く使うように監督も言われているように聞きますが、ACLと並行でFWは色々試すんでしょう。カルロンに時間が掛かるなら、田代と興梠でやってみてもいいんじゃないかと思います。今日の起用法でいくと4番手ですが…。

 アレックスは、攻撃ではさほど目立たず、むしろ守備で活躍しているという状況でした。バランスを結構言われているんですかね。もう少しオーバーラップして厚みを持たせるのかと思ったんですけど…でも守備はいい意味で驚きました。中田浩二が途中から出てくるというのも考えると、後ろは盤石です。本田は水戸戦で出来るところを見せていたし、西は慌てなくてもいいわけですから。あとは、セットプレー以外でどうやって取るのかというところが、どの辺で解決してくるか…優勝候補筆頭に考えていたのですが、どうしようかな…という印象です。FWの問題が解決するまでにも、1-0できっちり勝ち点積み重ねてそうな気もしますし、去年のように勝ち切れないのかもしれませんし、そこはもう少し考えたいと思います(笑)。

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2011年02月15日

[練習試合]横浜FMvs東京V


100213-1.JPG 麻生に行った翌日、今度はマリノスタウンへ行ってきました。
 マリノスもキャンプ地が変更となり、J-STEPで調整して横浜に帰ってきたばかり。ヴェルディは高知キャンプを終えて戻ってきたところ。特にマリノスはこれで3日続けての練習試合ということで、コンディションがどうなのかというのも心配ではありました。当初は45分×3本と聞いていましたが、やはりコンディション不良の選手が多いため、2本に変更となったようです。ちなみに写真の通り、フィールドの使い方がいつもと違いました。

<1本目(45分)>
横浜FM1−0東京V
横浜FM]GK飯倉、DF小林・青山・栗原・波戸、MF中村・金井・森谷・狩野、FW長谷川・渡邉
東京V]GK柴崎、DF福田・土屋・高橋・森、MF飯尾・佐伯・高木善(→マラニョン)・河野・菊岡、FW井上

 マリノスのシステムはなんとも言えません。中村俊輔は前日の練習試合で中盤ひし形の右サイドに入ったと報道がありましたが、この日もそういうイメージだったのか、右サイドから中盤の底へ下がってボールを受ける場面が多かったです。ですので4-3-1-2のイメージで表記しましたが、前線は渡邉千真を中心にかなり流動的でした。

 序盤はヴェルディの出足が早く、相手陣内へ押し込んで何度かチャンスを迎えるも、次第にマリノスの最終ラインに跳ね返されます。次第にボールを保持するマリノスが押し返し、何度かいい形でフィニッシュまで持ち込みますが、こちらも決定力を欠く展開に。スコアが動いたのは40分、左サイドからペナにパスが入って浮き球になったところを長谷川アーリアが押し込み、マリノスが先制しました。

 ヴェルディは30分くらいで高木善が交代し、マラニョンが左サイド、菊岡が右サイドに。高木はベンチ横でアイシングのような感じでしたが、怪我ではない様子です。

<2本目(45分)>
横浜FM0−2東京V
横浜FM(Yはユース)]GK飯倉、DF小林(→狩野)・栗原(→波戸)・宮本Y・武田、MF天野・熊谷Y・森谷(→長谷川)・松本翔、FW渡邉(→バスティアニーニ)・松本怜
東京V]GK柴崎、DF森・深津・土屋・高橋、MF菅原・飯尾(→キム)・市川・河野(→平繁)・マラニョン、FW平本

 3本目があれば、もう少し継続したかもしれませんが、2本で終わるというのもあってか両チームともメンバーを交代。松本怜がサイドに流れるし、マリノスの布陣は引き続き流動的です。ヴェルディは森を右へ回し、平本をトップに入れました。

 さすがにマリノスのメンバー変更により、ヴェルディが反撃。13分、カウンターで抜け出したマラニョンが冷静に飯倉との1対1を制してゴール。ヴェルディサポも大盛り上がり。失点があったからなのか予定通りなのかは知りませんが、マリノスは主力を何名かピッチに戻します。ただヴェルディの勢いは変わらず、32分にはマラニョンが左サイドでキープし、逆サイドを上がった森へグラウンダーのサイドチェンジ。ダイレクトで森が折り返すと、平本が豪快にたたき込んで2点目。美しいゴールでした。マリノスもその後何度もゴール前に詰め寄りはしましたが、跳ね返されて終了となりました。

<欠場者>
横浜FM]代表遠征:小野 その他:榎本、秋元、阿部、中澤、金、小椋、谷口、兵藤、端戸、大黒
東京V]土肥、キローラン 菜入、新井、富澤、キローラン 木鈴、吉田、和田、高野、喜山、小林、阿部、竹中(とはいえキローラン 菜入、キローラン 木鈴、喜山らは横浜まで来ていました)

 この日行ったのは新戦力がお目当てだったのですが、離脱者続出だったのは残念です。でも、この時期は無理しちゃいけないので仕方ありません。中澤が右太ももに再び違和感、大黒が右太もも痛、谷口が右足付け根痛、兵藤、小椋、金 根煥が発熱だそうです。中澤はいきなり3連戦をやる方が危険ですから正解な気がします。谷口は負傷の程度を心配していましたが、外周を走っていたので軽症と判断できそうです。大黒もそうです。小椋や兵藤は出てこなかったので、風邪だろうと推測できました。あと端戸はリリースが出た通り、開幕は間に合いませんね…。


 マリノスと今週末にPSMやるというのは忘れていたくらい、現時点でどんなものかを見ようということだったのですが、印象は正直まだ分からないというのが本音です。キーパーソンである谷口、大黒がいなかったので、去年とさほど変わらないからです。ただ、「違和感」も少し感じました。

 さっき触れたように、中村俊輔がダイヤの右でスタートという意識のようですが、かなり下がってくるわけです。それはある意味狙いでもあるのでしょうが、「今年は俊輔が点を取ることも増えてくるでしょう。流れの中で点に絡むプレーを要求していく」というのは何だったんだろうというのが一つ。まぁ「和司監督ですから」と言われたらそれまでなのですが。

 もう一つは、もしこの布陣で戦うとすれば、昨季以上に俊輔依存が高まるんじゃないかということです。マリノスが低い位置で回してる時は、必ず彼を経由して攻撃が始まります。キーマンをそこに置くのが悪いわけではないですが、彼を囮にしたりとか、工夫という部分は出来てなかったですし、攻撃のスピードはこれから上げるとしても、俊輔がボール持った時に河野あたりが積極的に出ていって、何度か失って速攻を食らいました。だから狩野や長谷川アーリアにかかる期待が大きいのですが、ここからどれだけ主力としての立ち位置を確立出来るのかがポイントなのではないかと。また、戦術の規律の部分が少ないというのも…流動的にやるにしても、相手ボールの時は誰がどこをカバーするのかとか、最低限の幹の部分が固まってくれば、もう少し良くなるんじゃないでしょうか。

 個々でいくと、まず青山ですよね。青いウェアの青山というのも今は新鮮ですね。まず、怪我なく調整しているのは良かったと思います。彼が伸び伸びプレーする姿を久しく見ていないので(去年は一度もない)、どんな感じかと思いましたが…無難にこなしていてホッとしました。ヴェルディが地上戦のサッカーなので、ヘディングの見せ場は少なかったですが、それでも久々に良いタイミングでの空中戦もあり、45分の中で大きなミスもなく、安定してやっていたと思います。この出来なら、3番手には十分入っていけそうですね。もう少し攻め込まれた時に、跳ね返す部分や連係のところが良くなればという感じじゃないですか。

 あと、森谷が気になりました。ユース出身というのもあって馴染みはあるのでしょうけど、割と主力級の扱いをされているようです。ボールを触ってナンボの選手が多い中で、よく走ってサポートしていたように思います。自分が試合を見ている時に、背番号があやふやだったり、フィールドの関係で見づらい部分もあったので、もう少し見てみたいと思います。

 謹慎が明けた金井も頑張っていたとは思います。新戦力の小林もまずまずですが、攻撃はもう少し。2本目に出ていた選手たちは仕方ない部分もあろうかと思いますが、バスティアニーニはこのままでいいんですかね。一度ビッグチャンスがあったのですが、ヘディングシュートを決められず…典型的なポストタイプですし。

100213-2.JPG 一方のヴェルディですが、総じてよくトレーニングされている印象はありました。1本目はさすがJ1という形でやられた部分もありますが、相変わらず土屋は元気でしたし、パスサッカーを貫くというのも感じられました。最初に起用された井上は結果が欲しいところですが…。

 最大の注目点は飯尾のボランチ起用。柴崎晃の移籍を受け、和田や菊岡もテストしていますが、飯尾が入ってこれで3試合目。印象は、はっきり言って○です。柴崎がやっていたことを忠実にこなせると感じました。もっと中盤が停滞するのかと思ったら、素早く繋いでテンポを作っていましたし、隣に佐伯がいますから、自由にやれるというのもあるんだと思います。もともと運動量もある方ですし、このコンバートはありだと思いました。これにより、積極補強をしたアタッカーを使えます。

 そしてマラニョンが結果を出したのも大きいと思われます。相手のレベルはあるにせよ、得点シーンはさすがブラジル人助っ人と言えるものでした。コンディションが少しずつ上がってきたのが見えたので、ここから3週間でもっと良くなるでしょう。

 あとは、前半の左サイドだとあまり攻撃参加がなかったですが、右に移った後半は積極的になった印象です。中盤の構成がそうさせた部分もあるとはいえ、やはり右のほうがやり易そうでした。でも基本的に福田と森で両サイドを考えているでしょうから、オプションとしては使えるという感じで見ているかもしれません。

 平繁は途中出場でしたが、入って即裏へ抜け出してビッグチャンスが1本。決められなかったですが、こちらも切り札としての起用は出来そうな感じです。市川は目立っていたとは言い難い…印象が薄いのでちょっと分からないですね。

 この調子でいけば柴崎の穴も埋められそうですし、十分昇格争いに絡んできそうです。

100213-3.JPG 試合後。マリノス側の事情で2本になったのが理由だと思われますが、ヴェルディが控え選手を中心としたメンバーでミニゲームを開始しました。マリノスタウンのような施設でトレーニングができるのですから、ヴェルディからすれば有意義な時間だったんじゃないでしょうか。最初は菅原をフリーマンにして8対8+GK、今度はハーフコートにして5対5。それも最初は2タッチ制限があったので、こうしてヴェルディのサッカーは築き上げられるんだなと感じるシーンでした。そして、それを和司監督と樋口コーチがずっと見守っていたんです。トレーニングの参考になったのかもしれませんね(笑)。

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2011年02月12日

[練習試合]川崎vs栃木

 またブログを少し放置していましたが…実は移籍動向のページを何日かに一度更新しています。

 今季初の練習試合見学となりました。そういえば写真を撮っていませんが…まぁいいでしょう(笑)。
 メンバーは目視によるもので、背番号と選手が一致しない場合も多く、あとで確認して分かったものもあります。間違っている可能性もあるので、その点はご容赦を。月曜のエルゴラに載るんじゃないですかね。

 川崎は1次キャンプが中止となり、麻生グラウンドでの調整となりましたが、これから向かう2次キャンプを前に、中間試験といったところでしょうか。栃木は精力的な補強を見せ、ここまで練習試合でも好調を維持。川崎の体制が変わっていますので、志向するサッカーが変わらない栃木の優勢で試合が進むと考えて見ていました。

<1本目(45分)>
川崎0−1栃木
川崎]GK杉山、DF※練習生・井川・横山・小宮山、MF柴崎・福森・登里・中村、FW久木野・矢島
栃木]GK柴崎、DF西澤・渡部・大久保・那須川、MFパウリーニョ・鈴木修・河原・高木、FW崔・廣瀬

 1本目はまさに「松田サッカー」の真骨頂が出る展開。前線からしつこく走れる廣瀬がいたこともあり、素早い出足でボールをカットし、速攻につなげる。10分くらいだったか、FKを那須川が無回転で直接ねじ込み先制すると、終始主導権を握った状態で1本目を終了。川崎は相手のプレッシャーに押される展開で前を向けず、決定機も1、2度。シュートはほとんどなし。

<2本目(45分)>
川崎2−0栃木
川崎]GK杉山(→相澤)、DF※練習生(→田中裕)・井川(→菊地)・横山(→伊藤)・小宮山(→田中雄)、MF柴崎(→吉田)・福森(→稲本)・登里(→大島)・中村(→山瀬)、FW久木野(→楠神)・谷尾
栃木]GK柴崎、DF赤井・大和田・大久保・入江、MFパウリーニョ(→落合)・鈴木修(→鴨志田)・高木(→宇佐美)・河原(→杉本)、FW船山(→トリポジ)・ロボ

 栃木が最終ラインと2トップを入れ替えて臨む。川崎は復帰したばかりの矢島を45分で交代させ、ルーキー・谷尾を投入。栃木とすれば、1本目に出来たことを2本目の最終ラインでも出来るかどうか、フラットに見たかったのだろうが、慣れる前に、ほとんどメンバーを変えなかった川崎が体も温まってきて反撃開始。高い位置でボールを奪い、アタッキングサードに入ってからの崩しにもアイデアが出てくる。9分、こぼれ球を拾った柴崎が強烈なミドルを突き刺すと、17分には中村憲剛のFKがバーに当たったところ、横山が押し込んで2点目。

 その後、栃木・杉本に決定機があったが決められず。試合が3本ということで、途中から両チームメンバーを少しずつ変えていく。寒くて段々自分の集中力もなくなってくる中(笑)、川崎優勢で2本目を終了。

<3本目(45分)>
川崎1−0栃木
川崎]GK相澤、DF田中裕・菊地・伊藤・田中雄、MF吉田・稲本・※練習生・大島、FW楠神・谷尾(→※練習生)
栃木]GK鈴木智、DF赤井(宇佐美)・渡部・大和田・那須川(赤井)、MF落合・鴨志田・宇佐美(杉本)・杉本(入江)、FWトリポジ・ロボ(→船山)

 3本目は試合終了直前、途中から入った練習生FW(ユース出身の山崎との話)が、田中裕のアーリークロスを頭で合わせて押し込んだ。栃木は密集からサイドへ展開するまでは良いが、そこからが続かず、もったいない45分だった。

<欠場者>
川崎]代表遠征:安藤、薗田 その他:實藤、田坂、黒津、ジュニーニョ、小林、棗
栃木]代表遠征:水沼 その他:武田、本橋、小野寺

 ジュニーニョはタッチライン外でランニング調整。黒津もいたが出場せず。棗に加えて小林も怪我だろう。


 まず川崎の感想ですが、個人的に「こうあるべき」と思っていたスタイルに近づき始めました。今までは結局「個」に頼っていたところが大きく、昨季の戦いからその転換を迫られ、チーム一新という意味も込めて相馬監督を招へいしたと考えています。昨季の町田ゼルビアを見る限り、川崎にも「激しく動く」サッカーを取り入れるのだろうと思ってはいましたが、その相馬監督が試合中、盛んに檄を飛ばすところを見て、「変化」を感じ取ることができました。声がよく通るので、今日麻生で一番目立っていたんじゃないかと(笑)。
 内容はいたってシンプル。「止まるな」「動け」「前を見ろ」などですが、とにかく連続して動くことを強調していました。ピンチになった場面では「止まっているからそうなるんだろ!」と怒声。どうしても今まではリアクションのところがあり、主体的にやるという部分は慣れが必要。1本目はコンビネーションの部分でもぎこちなさがあり、相手のサッカーにまんまとハマってしまいましたが、2本目からは人もボールも良く動き、「新フロンターレ」を印象付けました。トレーニングの成果が出てきていると思います。

 特に柴崎がボランチで良い仕事をしていました。中村憲剛が2列目に配置される中、中盤の底からいいタイミングで散らしていましたし、プレーも正確。だいぶ川崎にも馴染んできたのではないかと。ゴールも奪って上々の出来。あと3週間もやれば、ボールを貰う回数も増えてきそう。このままいけば憲剛をボランチに戻す必要がなくなります。憲剛と柴崎が並ぶっていうのはさすがにないと思いますが…。

 久々にこの時期を麻生で過ごす憲剛は、コンディションがどうか気になっていましたが、心配いりませんね。さすがだったと思います。それから、どうしても矢島に目がいきましたが、復帰したばかりということもあり、全然ダメでした。一度左足でのシュートチャンスを迎えましたが、打てず。特に相馬サッカーでは動き直しが要求されるはずなので、今までのようにもっさりしてると使われなくなります。頑張ってほしいんですが…これから復調するということにしておきましょう。

 山瀬は、2本目の途中から25分くらいの出場になりました。まさに試運転だったと思います。一度、ペナ手前でドリブルからファウルを誘い、さすがというプレーがありましたが、それだけでしたので、まだ分かりません。憲剛や柴崎との共存もしていませんので、これからです。田中裕はサイドで抜かれる場面もあるにはありますが、全体的に無難な出来で、安定感という意味では大丈夫だと思います。復帰した久木野はパッとしませんでしたが…今回はFWですが、どう使うつもりなんでしょう。

 コンディション次第ではポジションも安泰でない稲本は、昨季に比べると良さそうです。まずしっかり動けていました。積極的に行くスタイルは変わらず、警告もきっちりもらいましたが、昨季よりは前への意識があるように思います。そこはチーム戦術ですから当然なのでしょうが。個人的に最も期待をかけている楠神は、このところFWで起用されています。一度裏へぬけ出した時のスピードが素晴らしかったです。決められませんでしたが…パスの出し手が増えそうなので、出来るだけ使ってもらいたい(笑)。また、吉田がボランチで使われていましたが、思った以上に頑張っていました。新境地開拓?

 あと、新人のプレーぶりを大変楽しみにしていたので載せておくと、福森。貴重な左利きのCBとして期待が大きく、大事に育てたいですが、今回はボランチ起用。もともとキックの精度が高いと言われているだけに、CBに限らず色んなところで試すのは自然な流れか。プレッシャーの掛かる中盤で勉強ということなのでは?左利きがチームに少ないので、どこかで生かしたいというのはあるのかもしれません。最初は、やはり栃木の出足に苦しみましたが、次第に落ち着いてからは新人離れしたパスセンスも発揮。あまりいないタイプなので楽しみです。

 それから谷尾が面白い選手でした。川崎はこういうタイプの選手を好むし、しっかり見つけてくるなと。荒削りとはいえ、ボールの受け方やドリブルの仕方が異質で、姿勢がしっかりしているので軸があるんでしょう。今、FWに怪我人がいるので、ひょっとしたら早い段階で出番も?なにか期待してみたくなるものを持ってる選手です。

 大島は、静学出身らしくテクニックは一流で、早くも麻生の観衆を沸かせていました。こちらは選手もいますから、じっくり育てていくことになるでしょう。それから田中雄が小宮山の対抗馬になるのかですが、正直まだ分かりません。ドリブルで崩すタイプではないようなので。一度、ロベカルばりのFKチャンスがありましたが、ブロックされました。

 今後のフロンターレは、チーム編成として若返っただけでなく、個性豊かな選手が多くなり、色んな事情はあれブラジル人もジュニーニョ1人になったので、日本人主体の攻撃的なサッカーが展開されると思います。最初は町田のように驚かせるのか、あるいは今日の1本目のように苦戦するのかはまだ分かりませんが、良い方向に進んでいるとは感じました。部分的に作り直す年だと考えると、相馬監督がJ1で初指揮というのもあり、いきなり結果を求めるのは酷でしょうが、数年後を見据えると楽しみです。もちろん目標はタイトルでしょうけども。


 続いて栃木の感想。松田監督3年目ということで、スタイルはすでに確立されていますし、新しい試みをしているわけでもないので、仕上がりは早いです。1本目では理想的な守備を見せており、どこが相手でも一定レベルの力を発揮できるでしょう。

 その中で、新戦力を加えて、彼らがどれだけやれるのかというのが一つテーマとしてあります。今回、CBのコンビは3本とも違う組み合わせ。マリノスとの練習試合でも同様で、どのコンビがよいのか、またどのコンビでもやれるようにという狙いでしょう。中でも渡部が、早くもゾーンディフェンスに慣れて良いパフォーマンスでした。受け渡しの部分やクロス対応は、時間を追うごとに精度も上がってくると考えられ、松田サッカーの基礎の部分は既に会得した印象です。大和田は、2本目以降のチームの内容が落ちたこともありますが、もう少し存在感を発揮したかったです。現時点では渡部・大久保が一歩リードなのかもしれません。

 ボランチには鈴木修が起用されていますが、彼も守備はそつなくこなしていた印象です。一方で攻撃面でもう少し働ければよかったですが、そこはこれからになりそう。まずはしっかり戦術を理解するのでしょうし。河原は2年ぶりの復帰ですが、思ったほど絡めていなかったのかなと。コンディションをもう少し上げたい。

 2本目途中からは、注目のトリポジが登場。パウリーニョ、ロボと共に、真面目で日本に溶け込もうとしている様子は伝わりました。プレー面では、楔のボールを受けてキープする役割はこなせていました。ただ、縦に仕掛ける場面は何度かあった程度、一度面白いパスも見せましたが、「おっ」というプレーはまだなく、コンディションをこれからの3週間で上げることになります。今回の印象だけで判断すれば、点取り屋よりもポスト型なのかなと。クロスがもう少し上がれば、ボックス内でのシュートも見られたのかもしれませんが、そういうところまでいかなかったので。

 ロボもまだコンディションが上がっていないので、あくまで調整での出場だったと思われます。体が重かったです。それでも視野の広さはさすがと言えますが。2本目以降では、杉本が元気でした。水沼がいない間にアピールしておかないと、河原もいるのでポジション争いは厳しいですからね。
 入江は去年途中から離脱しましたが、もう問題なさそうで、終盤はSHでもプレーしました。那須川がレギュラーに近づいているので、試合終盤には併用も考えられます。

 トリポジへの期待は大きいですが、1本目に出た崔が計算できるのも事実で、ロボは実績もありますから、開幕に合わせないとダメというわけじゃないのは救いだと思います。その分、一度活躍している河原は何とかしておきたいですね。守備はどの選手もコンセプトを理解している様子だったので、今年も堅守速攻は健在です。GKがちょっと不安ですが、柴崎は良く声が出ていましたし。堅守速攻のスタイルだと、押されている時に流れを変えづらいというのがありますが、波を小さくして、外国人ストライカーがしっかり働けば、昇格争いに絡むでしょう。

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2010年08月24日

['10J1第20節]新潟vs川崎 &広島戦も少し

 清水以外の試合のレポは久々ですね。川崎サポの皆さん、お久しぶりです。タイトルでは新潟戦のレポとなっていますが、2節前の広島戦も急に観に行ったので、それもちょっと紹介します。

 等々力へ行ったのは第4節の清水戦以来ということで、久々。これほど行かなかったのは最近ない気がする。それくらいよく行っていたんだけど。この日は「15の夜」といういかにも川崎らしい企画をやっていた。川上村の野菜は、なにかあれば買ってこいってことだったが、時間も時間でキャベツしかなく…それを購入。かき氷は食べなかったけど、揚げたこ焼きを購入。沖縄そばやってる店ね。
 あとは最近引退を発表した吉原の奥さんが囲碁教室を。よく考えるよねこういう企画を。でも在籍している時からいい関係でなければこういうイベントも出来ないから、さすが川崎だよね。
http://www.frontale.co.jp/info/2010/0809_12.html
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 そして試合開始1時間前、引退した吉原が登場。いつも守っていたゴールを前にして立ち止まり、今までのことを思い出していたのだろう。そしてGゾーンで挨拶。場内で特にアナウンスがなかったのは残念だったが、本人の希望とは考えにくいし、最後に退団したチーム(柏)への配慮とかもあるのかなと。その様子はこちら。
http://www.youtube.com/watch?v=X0lZYnO0J8s
100815-03.JPG 今回は珍しくバックスタンド1階で観戦。なんか新鮮。GK練習時には、今回から新しくできた相澤のチャントも歌われた。
http://www.youtube.com/watch?v=qs3LUAkXaM8
 それから新加入選手の紹介で、實藤が等々力に来ているということだったが、彼は特別指定選手で試合に出ることも出来るから、ここまでやるのか?とは思った。あとシュミット ダニエルね。
http://www.youtube.com/watch?v=14JshnAHmfI

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 でまぁ試合の中身というと…川崎の完勝だった。
http://www.frontale.co.jp/goto_game/2010/j_league1/18.html
 点が取れないってことで、どうもまだ本調子じゃないなって状態だったと思うが、この日は運動量も多くて、戦い方がはっきりしていた。黒津が相変わらず外したり、前半はちょっと決め切れなかったけど…。田坂の成長ぶりは見事だし、ヴィトールもこの日はよかった。それが名古屋戦に繋がった。そして主力を休ませて若手を使うという、ツトさんらしくない(?)采配も見れて面白かったな。もちろん名古屋戦にかけてたからだけど。
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 広島は今年こそ等々力で勝利をというのはあったと思うが、全く元気がなかった。ただ何とか前半は耐えて、相手ペナ手前で2回FKを貰った。1つはストヤノフ、1つは森崎浩が蹴って、いずれも枠を捉えたいいコースだったが相澤にセーブされた。1つでも入ってれば、アウェイでの戦い方をはめることが出来たかもしれないが、苦しくなった。失点は時間の問題だったし、よく2失点で済んだというレベル。得点チャンスなんて終盤の寿人1本くらい。試合後、サポーターは反応を迷った様子だったがコールを送っていた。

2010年8月21日() 19:03 KICKOFF
J1第20節@東北電力ビッグスワンスタジアム
アルビレックス新潟20-01川崎フロンターレ
2-1
56分 チョ
66分 チョ
主審:西村
天候:曇り
観衆:36,553人
90分+2 ジュニーニョ
横山、中村、木村
ハイライト http://www.youtube.com/watch?v=l3Yy2goZ2XI
 じゃ、ここからメインテーマに。今回行くことになったのは、半ば強制的に「行こうよ」となったこと(笑)。チケットもいい席を貰えたのでね。エコパの試合が土曜だったら迷っていたかもな〜。朝出発したはいいものの、当然関越道は渋滞ですよ。あちこち休憩したりして、7時間かけて着いたのかな、確か。

 で、道中につぶやいたけど、面白いことがあって。毎年フロンターレは新潟遠征の時企画モノやるけど、今年は1泊2日ツアーを組んでいた。そして毎年、新潟へ向かう途中にサプライズ企画でふろん太がどこかに出没するということになっていて、どっかでまた準備してるんだろうなーと思ったら、私たちがたまたま入ったサービスエリアに、フロンターレの車が。そして近くに関係者と思われる人間が何人か。探してみると…いたよふろん太が。まさか見つけてしまうとはねw 写真じゃちょっと小さいけど…ラッキーだった。我々のすぐ後にツアーバスも到着して、サービスエリアは水色で染まった。ふろん太のいるところに人が群がって、拍手が起きたりして、一般客からしたら訳分からなかっただろう(笑)。映像もあるので載せとく。
http://www.youtube.com/watch?v=x5T0E3_Z51k
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 開場まで時間があるので、周辺をうろちょろ。スタバへ寄った。近くでお茶するところってスタバくらいしかないのね。案の定川崎ナンバーの車あったし。それとデカいのが気になってホームセンターへ寄った。
 で、駐車場に止めてビッグスワンへ。間近で見ると、迫力はなかなかのもの。こういう大きなスタジアムは羨ましいと思う。サッカー専用ではないけど。造りは味スタに似ている感じかな。熱心なサポーターがどんどん向かってくる。
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 ただ川崎サポも大挙して駆けつけたので、新潟サポが驚いていた。列の並び具合はこんな感じ。あと、この日は「佐渡祭り」ということで、色んなイベントが行われた。
http://www.albirex.co.jp/tools/cgi-bin/view_news.cgi?action=view&nid=2735
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 中へ入ってから、色んな角度で見てみる。県スポーツ公園内に「ハードオフエコスタジアム新潟」って最近改修された野球場があったんだが、これがまた良さそうな施設だった。スタ外でもう少し散策すればよかったかもしれないが、都合によりすぐ入った。
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 スタグルメは、バックスタンドに入ったってこともあって、新潟グランドホテルさんのメニューをいくつか。写真はウインナー串。あとから勝ち丼(タレかつ丼の名前)、牛串、焼きそばなど分けて頂きました。今度行く機会あったら違うものも食べてみたい。バックスタンド側の砂かぶり席だっけ?これいいよね。あとアルビのチア、子どもたちが大勢出てきて驚いた。
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 両チームのサポの皆さん、お疲れ様でした。選手紹介の時は迫力あるね、アルビ。ちなみに相澤には拍手が起きた。高校まで新潟で育った選手ということで。素晴らしい光景だった。
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 でまぁ選手入場、矢野貴章が新潟スポーツ大賞を受賞したということで、その表彰が終わったあと…これですよ、これ。スプリンクラー誤作動。 
http://www.youtube.com/watch?v=Fc3xDAjivl4
http://www.youtube.com/watch?v=2pZnFJkt0Rc
 去年それがあったのをかすかに憶えていたので、これ2年連続じゃないか!と驚いた。ハーフタイムに丁重な謝罪があった。謝罪リリースも出てる。こんな偶然ってあるのかねぇ。
http://www.albirex.co.jp/tools/page_store/news_2745.html

 試合のほうは、またもホームで中3日という好条件の新潟に対し、首位を倒してホーム2連戦連勝ながら、アウェイ中2日で鬼門という川崎。調子はどちらもいいが、新潟のほうがよいコンディションだろうということでスタート。新潟は清水戦と同じメンバー、川崎は井川が怪我ということで佐原がCB、そして右SBに森。去年ここで退場になってる。復帰2試合目。
http://www.frontale.co.jp/goto_game/2010/j_league1/20.html

 通常とは違い、川崎が逆にエンドを取ったのは、鬼門というのも関係しているのか。立ち上がりからやはり出足で新潟が上回り、川崎は劣勢。早速リシャルデスのFKが枠に飛び、サイド攻撃、セットプレーでじわじわと詰め寄る。いつもと同じでミシェウがあちこちにフラフラしていて、それを捕まえ切れない。さらにはダブルボランチ、特に本間がこぼれ球をしっかり拾ってキープし、前方へ供給するという地味ながら的確な作業を遂行。川崎は明らかに動けておらず、攻撃に出ていくパワーが感じられない。久々の先発となった佐原も、軽いプレーが目立つ。

 新潟も川崎もグラウンダーで勝負するので、球際の攻防で激しくなれば面白かったが、川崎が点を取るとしたらセットプレーや相手のミスしかないなというのは感じられた。マイボールになっても、前線が動かないので仕方なく下げる。そしてロングボールを蹴る、相手ボランチやプレスバックした矢野貴章に拾われるの繰り返し。それにセットプレーといっても上背があるわけじゃないので、苦しい。

 新潟はスルーパスが非常に多く、合えば1点というシーンが何度か。実際合って、矢野貴章が抜け出したが取れなかったり、勿体ない。それでも左サイド、ヨンチョルと森の対決はヨンチョルが勝利。圧力をかけ続けた。森は主審への抗議が何度か見られた。

 新潟ペースではあったのだが、ギリギリのところで何とか川崎は耐えた。そして30分を過ぎてから少し新潟がペースダウンし、川崎がやや盛り返す。田坂のFKはバーの上に外れ、田坂の折り返しを憲剛が狙うがブロックされた。新潟はリシャルデスのキックの精度がいつもほどでない。前半はスコアレス。新潟は焦るほどではないが、ちょっと嫌な気はしたかも。

 でも前半から給水を取るのはほとんど川崎の選手で、このままジリジリした展開でも川崎が先に崩れるだろうというのは予測できた。そして56分、ミシェウからヨンチョルで新潟先制。
http://www.youtube.com/watch?v=nx1AaJaSR8s
 ちょっと時間がかかって、これは崩せずに終わるかなと思ったら崩してしまった。川崎とすれば選手が戻ったのにやられたという意味でもダメージが大きい。真ん中を崩された。

 川崎は現実的に勝ち点1を狙うべき展開だし、早めに手を打ってもいい気がしたが、全体的に疲れているし、誰を…という感じだったか。そしてベンチが準備を始めた矢先、またもミシェウからヨンチョルで2点目。切れてるね。
http://www.youtube.com/watch?v=nx1AaJaSR8s#t=0m51s
 川崎はこれで稲本・田坂アウトで横山・木村を入れるわけだが、例えば高さを補う意味で谷口をゴール前に置くとかしてもよかった。あと木村も最近頑張っているのだろうけど、このあと出てきた楠神にもう少し時間が欲しかった。ピッチ内を見ると、ケンゴの疲労感が尋常でない。思い切って代えてもいいくらい。まったく動けてなかったし、心配になった。新潟は三門、内田と堅実な交代で着実に試合を進めていく。最後にはパウロも出てくる。

 終盤になって森と小宮山の両サイドバックが懸命に仕掛けたが、ゴールは遠く、このまま終わるかと思われたロスタイム、一瞬ボケっとした三門がパスを受けられず、奪われてジュニーニョがシュート。これがDFに当たってゴールに吸い込まれ、1点差。新潟はこれで集中力が切れ、あたふたした。最後にケンゴがペナ内から狙ったがクロがキャッチし、試合終了。ジュニのゴールがあと5分早ければ、どうなっていたかね。内容的には2点差で終わって当然の結果だったが、2-1となった。

 スケジュールの問題が大きいことが改めて証明されたが、それでも新潟は強いと思う。ミシェウ先発時に無敗ということだが、1つ負けた時にどうなるか、あるいはほかのオプションがどうかというのが今後の課題。最後の失点もそう。日程の優位性とはいえ、夏場を乗り越えてきているのは自信になってるはずだから。ボランチの2人が相当効いてる。この位置でボールを拾って攻撃できてるから、リズムがいい。疲れてきた時には三門が頑張らないといけないし、この日のようなことはしちゃダメだね。

 川崎はまたビッグスワンで負けたが、こればっかりはしょうがないだろう。広島戦、名古屋戦は追い上げムードが高まっていたから、モチベーションも高くていい試合が2つ続いたが、この試合はお手上げだった。井川の離脱はかなり痛いし、守備の不安は消えないが、以前と比べれば粘れているので、シンボルであるケンゴのコンディションが戻るかどうかが今後のポイント。

 「もう1つのダービー」では、清水が去年までと違うサッカーで、最近の中身が悪いだけに、鬼門打破のチャンスは十分あると考えられる。カウンターが得意なわけだから、守備陣が耐えて隙を突くという本来のスタイルが出せるかどうかだろう。今週都合を何とかつけて、麻生へ足を運ぶ予定だ。

 新潟には1泊して翌日帰宅。なかなかいいところでした。

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2010年02月21日

[練習試合]横浜FMvs甲府

横浜FM2−2甲府(45×2)
得点:清水・兵藤(横浜FM)、柳川・金(甲府

 今季チームが変わりそうな両チームの対戦で興味深かったので、行ってみることにした。小宮山がマリノスタウンと麻生グラウンドのギャップに苦笑いしたのは分かる気がするなぁ。何度か行ってるけど、マリノスタウンの立派さには驚かされる。
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 30分くらい前に着いたと思うのだが、グラウンド横のローソンは大行列だったし、客席にも大勢の人が。右の方で見ることにした。席をどこにしようかと歩いていると、甲府・佐久間GMの姿があった。当然だろうけど、今季に賭けているし、厳しくチェックしなきゃいけない立場だろう。

[横浜FM1本目]
GK榎本、DF田中・中澤・松田・藤田(→波戸)、MF小椋・坂田・狩野・山瀬、FWバスティアニーニ・渡邉
http://www.f-marinos.com/tools/page_store/news_4021.html
[甲府1本目]
GK荻、DF山本(→吉田)・柳川・ダニエル・津田、MF秋本・養父・大西・藤田、FWマラニョン・ハーフナー

 マリノスが翌日に水戸と練習試合を組んでいるし、相手のレベルを考えてもこの日にベストメンバーを揃えるだろうという予想を立てていたので、期待通りの面子だった。練習を見ると、GKは榎本と秋元しか出てきていなかったが、他の2人は明日出るだろう。
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 マリノスの布陣は、小椋を1ボランチにして、狩野はほぼ2列目。坂田が右サイドに入っていた。ここまでキャンプから何度か試しているようで。バスティアニーニは思ったより期待されているのかなと。4バックのメンバーは、栗原が怪我でいないためこれで鉄板だろう。新加入の藤田に注目。

 甲府の方は、内田新監督になってから一貫して採用されている4-4-2の新システムだが、この日も柳川がCB、山本が右SBで、開幕もこれで確定だろう。左には津田が入っており、守備に力点を置いた4バックと言える。そして好調が伝えられる養父をボランチに据え置き、藤田のスタートポジションを左サイドにした。SHに下がって戸惑っているマラニョンをFWに戻し、どうなるかをテストしたかったのだろう。

 序盤からマリノスが激しくいって、受けてしまった甲府を相手に高い位置でボールが取れた。山瀬がらしいドリブルを見せたり、藤田が豊富な運動量でサイドを駆け上がったり、それぞれの良さは出ていたが、ゴール前の精度を欠く。
 甲府は今までと全く違い、今季からゾーンディフェンスを導入したということで注目したが、やはりモデルチェンジした印象はある。柳川とダニエルのCBがタイトに守る。一方でボールを前に繋げない、収められないで最初の20分くらいは苦しんだ。

 ただ次第にマリノスのプレッシャーに慣れ出して、マイクが受けて中盤が拾って、3人目が飛び出すという形が出来始める。その中でマラニョンが一度オフサイドぎりぎりで飛び出し、ビッグチャンスを迎えたがシュートミス。
 その後お互いにSBの山本、藤田が痛んで交代。甲府は攻撃型の吉田が入ったことで、少し右サイドが活性化。逆にマリノスは波戸が入ったが、ちょっと馴染めてない印象だった。決定機はお互いにあったが決め切れず。
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[横浜FM2本目]
GK榎本、DF天野・中澤・松田・波戸、MF小椋(→河合)・兵藤・狩野(→清水)・山瀬、FWバスティアニーニ(→長谷川)・渡邉
http://www.f-marinos.com/tools/page_store/news_4021.html
[甲府2本目]
GK荻、DF吉田・柳川・ダニエル・津田(→内山)、MF秋本・養父(→片桐)・大西・藤田(→保坂)、FWマラニョン・ハーフナー(→金)

 後半は兵藤が中央に入って狩野が右サイドに。右SBには天野が入った。リズムは前半の途中からと変わらずで、少しずつ甲府も攻め込み始めたが、迫力はそんなになかった。マリノスは何度かサイドからチャンスを作ったが、連携が合わないところがいくつか。渡邉千真に2回ほどビッグチャンスが訪れたのだが決められず、ため息とともに樋口コーチが両脚を叩いていたのが印象的。今日は千真反省しないとねぇ。和司監督はずっと座っていた。

 お互いに選手交代をしながら試す場でもあるが、0-0じゃなんかつまらないなと思っていたところ、終盤に突如展開が一変。まず甲府が大西の左CKを柳川が合わせ先制。特にマリノスが押していて、何とか1点取ろうぜという雰囲気だっただけに、痛い感じだった。

 でもこれで試合が動くのがサッカーで…直後、山瀬が左サイド抜け出してドリブル、シュートは右ポストに弾かれたが、入ったばかりの清水がよく詰めていて同点。2点目は鮮やかなパスワークから兵藤が決めた。
 これで終わるかと思ったが、甲府の同点ゴールは金のミドル。韓国戦の2失点目と同じで、DFに当たったのがキーパーを越して入っちゃったというやつ。
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 さて感想。まず横浜FM。和司サッカーを初めて見たけど、とりあえず面白いよ。スタジアム行って見てみたいと思うサッカーではあった。さすがに俊輔のことまで想定して組んでないと思うけど(笑)。キャンプ序盤は「去年の癖が抜けていない」という話で、後ろに戻すことが多かったそうだが、監督が言い続けて直ってきたのか、常に前にボールを運ぶ姿勢が目立った。
 2点目のシーンは流れるような攻撃で、イケイケになると強いという印象を受けた。それまで外しまくってたので、ようやくという印象も否めないけど。

 山瀬はこの時期にこれだけ動けるなら期待できるんじゃないかね。怪我が心配だけど…キレキレだった。藤田は特徴をそのまま出していた。クロスもいくつかいいボールだったし、何よりアップダウンできる選手なので、パスを多めにして崩していこうとするスタイルでは必要なピース。

 バスティアニーニは…何となく予想していた通りの選手だったよ。触れ込み通りポストプレーヤーで、自分で強引にという選手ではない。ワンタッチで落とそうというプレーが多かったけど、どうも噛み合っていない。あと後半に右クロスを頭で合わせにいったが届かなかったり、もう少し時間が必要。体も少し絞った方がいいのでは?事実彼が下がってから攻撃にリズムが出た。

 小椋はよく動いていたし、プレーも正確でよかった。開幕1ボランチで先発しても問題ないように見えた。去年エスパルス相手に決めたようなロングを1本狙って少しイラッと来たのは内緒(笑)。あと後半から入った天野。守備は課題もありそうだけど、攻撃面で予想以上に面白いプレーをしていた。右だけじゃなく左足でもいいボール入れていたし、田中といい争いになるかもしれない。

 一方の甲府。今まであった甲府らしさというと、配置でいえば4-3-3、特徴でいえば前からのプレス、パスワーク(去年はそうとは言えないが)、全体的にガツガツ行って攻撃的にというイメージ。ただ今年はそれを変えようとしている。それがまだ、選手たちに完全に受け入れられていない。正直、甲府にそれが合っているのか疑問に感じる。不安視されているのが分かる気がした。

 例えばマリノスが最終ラインでボールを繋いでいる時に、マイクやマラニョンはプレスの意識がある。これは今までやっていたことだろうから。問題は中盤がどこでプレスに行って、どこでステイするのかが曖昧。連動していないから間が空いて、相手の中盤に余裕を与えている。それでどうしても下がる。でも後ろは守備重視のメンバーなので、何とか持ちこたえていたのかなと。荻もよく防いでいた。

 攻撃においては、いい形でボールが収まる時は三角形を作って飛び出す動きが出ていたが、現実にはそれくらいしかチャンスが作れていない。サイドからのクロスにマイクというような場面はほとんどなく、攻撃に厚みはない。この日の先発SBに攻撃面を期待するのは酷だろうし。

 それにこの日はマラニョンがFWで、動きとしてはまずまず。ただ現実にはパウリーニョもいるわけで、これだけ前線にタレントを揃えながら、攻守のバランスを考えて、いわば「抑えた」サッカーをするのはもったいない。今まであった甲府の色を消さなくてもいいと思うが…。皮肉なことに、補強した柳川は神戸でゾーンを経験しているし、声も良く出て安定していた。養父もボランチでバランスを取りながら捌いて悪くなかった。どう融合していくのか悩ましい。

 この日左サイドでスタートした藤田は、マイボールになるとトップ下にポジションを移動してプレー。これはこれでいいけど、守備の時に戻れなくてスペース空けたり、マイクが落としたボールにサポートできなかったり、自由すぎる。今年のやり方だと問題だろう。

 マリノスは仮に俊輔が入ったとして、どうするかねぇ。坂田・千真の2トップが現実的に思えたので、俊輔、狩野、山瀬と並べる布陣だろうか。千真がチャンスできちんと決められれば、去年より面白いサッカーが見られると思う。それが開幕してしばらくはハマりそうだが、前への意識が強すぎるとカウンターを食らうので、キープできる選手をうまく生かしながらやるといいのかなと。 逆に甲府は心配というよりも、もったいないなという感じ。監督は監督なりに信念があるのだろうし、佐久間GMを筆頭にクラブがそれを選んだのだから信じるしかないが、堅いサッカーが全員に浸透し切るのかどうか怪しい。開幕ダッシュに不安が残った。

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2010年02月07日

[練習試合]川崎vs関東学院大

川崎5−0関東学院大(35×4)
(※T=練習生)
得点:登里2、谷口、T4、楠神

 今年初めて練習見学というか試合見学。ふろん太のツイッターによると観衆400人だそうで。相手が相手だったし、怪我人がいて新戦力があまり出なかったので、それほどの盛り上がりじゃなかった。

 メンバーは以下の通り。3本目終了時に帰ったので、4本目は不明
[1・2本目]
GK杉山、DF森・菊地・寺田・伊藤、MF横山・田坂・谷口、FW登里・黒津・レナチーニョ
[3本目]
GK相澤、DF井川・T1・薗田・T2、MF吉田・楠神・木村、FW T3・T4・高須

 今季採用が予想される4-1-2-3をこのメンバーでも使ったということは、本気だということだろう。小宮山が右太もも痛で欠場、伊藤が外に出て寺田がCBに。開幕は横山に代わって稲本、田坂に代わって憲剛、登里に代わってジュニ、黒津に代わってテセというところだろう。

 全体的にキャンプの疲れからなのか分からないが、動きがぎこちない感じがした。個人技主体なので組織で守る相手に苦しむことはよくあるけど。1本目、谷口が倒されて得たPKをレナチーニョが蹴るが止められてため息。なぜこんないいタイミングで撮れてるのかは自分でも不明w
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 なかなかリズムが出なかったが、ようやく登里が決めて先制。2点目はその直後、田坂の折り返しを黒津が落として谷口の右足というきれいな形から。
 2本目はレナチーニョと登里のサイドを入れ替えて臨んだ。決め手を欠いたが登里が流し込んで3点目。レナチーニョはPKをバーに当て、またも失敗。主力組はここまで。

 目立った選手は横山。アンカーのポジションながらポジショニングがよく、機を見ての攻撃参加にしろ、最終ラインとのコミュニケーションにしろよくできており、視野が広かった。もともと展開力も評価されていたと思うが、サイドへ散らすボールも精度が高かった。稲本が早く馴染まなくてもボランチは問題ない。

 気の毒だったのは黒津がポストプレーをやらざるを得なくなったことか。彼らしい動きは一度右からカットインしたくらいだったかと。シュートでいい場面で打たなかったり積極性を欠いたが、それを出しにくかった。前3人は強引に行くばかりで、サイドで数的優位を生かして攻めるシーンは少なかった。

 3本目はサブ組と言える面子で、吉田が中盤をやっていたのが新鮮だった。楠神はパスのアイデアが面白いし、高い位置にも入っていけるので面白い選手。個人的には好き。ベンチに入れておくといい。田坂との争いだと思うけど。ルーキーの高須は左クロスで1アシスト。CKも蹴っていた。逆に井川はモチベが下がってるのか分からないが覇気がなかった。

 なんというか新戦力が入ってみないと、今年のフロンターレがどうとかは言えない。ただPK失敗が2度起きたのを見て、今年もフロンターレはフロンターレだと思った(笑)。

 あとは写真を。携帯変えたから画質上がったかな。
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2009年12月01日

['09J1第33節]川崎vs新潟

川崎1−0新潟
得点:70分 鄭(川崎
ハイライト
http://soccer.hikaritv.net/web/club09/digest.php?team=fro
http://soccer.hikaritv.net/web/club09/digest.php?team=alb

 ちょうど鹿島vsG大阪も同時刻キックオフということで、ラジオでその模様を聴きながら、試合を観戦するということにチャレンジしてみた。前半はどちらも動きがなかったが、後半いろいろ動いて燃えてきたのは事実(笑)。まぁだけど目の前で優勝を逃した姿を見なくてよかった。

 あまり早くから行かなかったけれど、等々力でもバス待ちが行われ、それがいつも以上に長かったとか。どこのチームでもこういうことをすれば、選手たちは意気に感じると思う。
http://www.youtube.com/watch?v=b07g481xcWc

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 試合前の練習風景。
http://www.youtube.com/watch?v=TCeNjDIq5UY
http://www.youtube.com/watch?v=oujOWtM3Ewo


 選手紹介時は、ホーム最終戦につき再び煽りを。題材考えるのも大変だろうに…過去考えてもだいぶ作ってきたからね。Let it beを思いつくのがすごい。
http://www.youtube.com/watch?v=5JC5Wb61hP8

 入場前には川崎市の阿部市長が挨拶。「J2時代からのライバルであるアルビレックス新潟との対戦」というところで新潟サポからブーイング^^; あと「選手にプレッシャーをかけない程度の応援をお願いします」と言っていた。さすが、よく分かってる。

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 新潟サポもいつも通り大勢駆けつけていた。お疲れ様。選手入場時、川崎はコレオグラフィーで後押し。等々力だといつもやってる印象ある。
http://www.youtube.com/watch?v=s33-VM4-92U

 メンバーは両チーム予想通り。川崎は先週の大分戦(本当にひどかった)から3人入れ替え。CBに寺田が久々の復帰、森も先発復帰。そして谷口を先発から外してまで起用する田坂。周平さんは久々なので試合勘を早く戻すことと、スピードで負けないようにというところ。あと森は前回の新潟戦も退場処分を受けているし、ホームなので大丈夫とは思うが熱くならないこと。田坂は谷口とはまた違うタイプだが、飛び出すことも必要となるが、彼が広島戦で先発した時もいい活躍だったので、いいイメージがあったと思われる。

 新潟の方はとにかくマルシオ依存が激しいが、代わって入るチョ ヨンチョルがどれだけ食い下がれるか。中盤でボールをキープできないことは織り込み済みなわけで、しぶとく守って何度かカウンターとセットプレーというのが現実的なゲームプランとなる。

http://www.frontale.co.jp/goto_game/2009/j_league1/33.html
 お互いに立ち上がり10分までに1回ずつチャンスが訪れたわけだが、いずれも引きつけて引きつけて右サイドを使うというパターンだった。川崎でいえばレナチーニョがキープして、森がフリーで上がってきてのシュート。これは北野も集中していたし、何とかDFも戻ってきたが。
 逆に新潟の方はビッグチャンスだった。内田へ展開してアーリークロス、ボランチの位置から三門が絶好のポジションに走り込んでいたが…狙いすぎといえば狙いすぎかもしれないが、いずれにせよ決めないと。これが入っていれば、その後は新潟がさらにやることを明確にし、川崎が攻めあぐねた可能性が高いだけに、大きなプレーだった。

 やはり新潟は全員がハードワークしてボール保持者にはきちっとプレッシャーに行くし、ゴール前も硬い。奪ってからシンプルに速くという狙いは見てとれたが、9分のビッグチャンス以外はクオリティに欠けた。さらに34分、腰を痛めた大島が交代。もともと出場微妙ではあったが、新潟にとってはさらに起点を失うということで、痛かったと思う。エヴェルトン サントスに信頼がないだけに…。

 川崎は思ったより慎重な入り方だった。常に逆サイドの選手は下がっていたし、ボランチの攻撃参加も自重気味。1回ジュニーニョが左サイドでうまく飛び出したが、シュートを北野に防がれてゴールを割れず、思ったほどチャンスを作れない。

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 次第に田坂が感じて前に出て行くようになり、少しずつ攻勢をかけていく。前半ロスタイムのジュニーニョのシュートも、相手に当たっていいところに飛んだが、決定的とは言えず、お互いに崩しきれない状態で前半を終了。06年以来、ホーム最終戦では常に大量点が入っていて快勝しているし、新潟がこういう状況なので、あっさり勝つかなと思ったが、今季アウェイで2失点以上がない、つまり無失点か1失点という新潟の守備はさすがだった。

 ハーフタイム、等々力ではとりあえず他会場の経過も流れた。「鹿島アントラーズ0−0ガンバ大阪」の報に、微妙な歓声に包まれる。
(※ちなみにハーフタイム抽選会で、担々ごま鍋の素、当たりました。あざーす^^; これが当たったかどうかで割と大きな歓声が起こるのが、等々力の雰囲気の良さ(笑)。
http://www.frontale.co.jp/tickets/game_info/2009/j_league1/33.html#ebara_chusen

 前半から川崎の攻撃陣は流動的だったが、監督の中では後半から3トップにシフトチェンジしていたらしい。前半の攻撃のテンポを考えると、納得いく采配ではある。
 ただ後半立ち上がりは新潟の方が少し前に来ていた。47分にスルーパスから矢野がフィニッシュ、1分後には前半攻撃に絡めなかったヨンチョルの突破からCKを獲得、ゴール前こぼれ球を千代反田がボレーで合わせるも、わずかにバーの上へ外れ、川崎は事なきを得た。これは決定的だった。

 これをしのいだ川崎がミドルシュートを増やし始めると、59分には森からニアゾーンに入ったパスを憲剛が受け、左隅を狙ったがポストを直撃して北野がキャッチするなど、ツキもないまま残り30分。
 カシマスタジアムではこの辺りからゲームが動きだし、興梠が先制点、野沢が追加点で「こりゃ鹿島勝ちだな」と言っていると、そのそばから二川が決めて1点差。「面白い」と思ったら3-1。改めて鹿島の強さを思い知る。

 このまま終わると鹿島優勝決定なわけで、非常に嫌な雰囲気だった。川崎ベンチは何も知らないし、勝ち点3だけ考えて戦うだけだが、こう着状態を打開する交代策が欲しいところ。しかしこういう展開になると動かないことが多い関塚監督。そして68分、なかなか出番のなかった黒津がレナチーニョと交代で投入される。2分後、その黒津のクロスが逆に流れ、ジュニーニョのクロスからテセ。何とかこじ開けた。

 新潟も決してバランスは悪くなかったので、まずい流れだなぁと思っていたが、あそこからニアで振りぬいたところに意地を感じた。このまま終われば最終節まで持ち込める。

 その後はもちろん新潟が前に出るが、能力的な問題もあり精度を欠く。エヴェルトン サントスが一度抜け出して惜しい場面を作ったが、寺田がよくカバーして川崎がしのいだ。試合展開を考えて、関塚監督はテセに代えて谷口というカードを切り、あとは4-4-2でバランスを取る方向へかじを切った。見ている限りでは、少し早いかなとも思ったが、前がカウンターの時に生きる選手なので、それでもいいのかなと。

 実際黒津が絶好のお膳立てをしてもらったのだが、左に外してしまったのはいただけない。それでも後ろは最後まで集中力を切らさなかった。寺田は最後まで懸命に足を出していたし。何とか勝ち切った。
http://www.youtube.com/watch?v=vqrMgB_2mOI

 試合後は恒例のセレモニー。今年もいろいろありました。
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http://www.youtube.com/watch?v=-ksGlRLJj6Q
http://www.youtube.com/watch?v=c_eThxa0ugk
http://www.youtube.com/watch?v=e7bhHaJRs2g
http://www.youtube.com/watch?v=B52vyF5c_ZQ


 新潟はリシャルデス不在の中でやろうとしていることは出たが、大島まで失ったのは痛かった。こういう時は少ないチャンスで決める力が必要だが、決められなかった結果、こじ開けられて0-1は妥当な結果。それでもしぶといチームであることを改めて示した。リシャルデスが次間に合うかは微妙らしいが、天皇杯で当たるのが2週間後。その時には戻ってくるだろう。この調子だと、新潟には簡単に守られてしまう。
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 川崎だが、やはりホームではこういうゲームでも勝ち切れるようだ。等々力での17試合、12勝4分け1敗というのはすごい結果だと思う。ただ…ここまできたら当たり前だが、試合前の横断幕にしろ、あとがない状況での声援の仕方にしろ、今まで何度もあったことであって、今まではそれを川崎の良さとして完全肯定してきたが、どこまでそれを維持できるか。緩いと言えなくもないから。

 国立での敗戦はまだしも、九石での負け方はあってはならない形だった。だからフロントがどう捉えるのか…報道では、タイトルにかかわらず関塚体制で来季も行くという。監督は「今年はタイトルが取れればもうないかなという思いもあった。」と言うが、獲れなかったらどうするという方が先じゃないのかなという思いもある。
http://www.daily.co.jp/soccer/2009/11/26/0002540878.shtml
 大卒コンビを主力にし、若手は伸びてきた。30人に満たない体制下でこれだけ戦えているのは立派なことだが、去年を除いても来年で6年目でしょう?なかなかの長さだし、ずーっとこのままでもよくないと思うので。それか前も言ったように、ブラジル人+テセ中心の攻撃陣にメスを入れるとか。何をきっかけにするかは難しい。「あと一歩だから我慢」なのか「あと一歩ばかりだから変化」なのかはその時々で変わってくるからね。

 とにかく次は、日立台に行く人は日立台、行けない人は等々力へ行って、初タイトルを祈って頑張ってほしいね。2年続けて鹿島の結果待ちだが、去年の札幌とは違うだろうし、まだ分からない。


 そういえば10月末の広島戦(7-0)はレポしなかったので、その時の写真を載せておく。この試合はまとめるでもなく…2点目で試合が決まって、広島がそれでも貫いたので一方的になったと。途中でスタジアムを去ったので、全部は見ていない。
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2009年11月06日

['09ナビスコ杯決勝]FC東京vs川崎

FC東京2−0川崎
得点:22分 米本(FC東京)、59分 平山(FC東京

 一度同じ舞台で負けてるチームの方が、精神的に優位に立てるかと思ったんだが、実際はそうじゃなかった。「もう獲らないと」というチームの方がおかしかったんだと思う。国立行ってキックオフ前の雰囲気で、「待てよ、なんか違う」と感じた。それまでは「さすがに今回は…」と思っていたんだけど。

 今年も朝早くから並ぶことになり、早めに出発。もう明治公園の方にも長い列が出来ていたわけだが、川崎サポ、また川崎を応援しに行く人たちと合流しながら待った。東京側で並ぶ人たちは、徹夜する人が多かったとか?ま、とにかく写真だけ並べときます。
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 開場がキックオフ3時間前の11時という予定だったのだが、開場が早まるという情報が流れ、入場口の準備も10時半ごろには完了しているように見えたのだが、なかなか開場にならない。何があったのか分からないが、結局予定通り11時に開場。その時一部の人がクレームをつけていて、一瞬騒然となった。入場後に事情を聴かれていたが、場内には試合開始30分くらい前に、運営側から謝罪のアナウンスがなされ、川崎サポが拍手する一幕もあった。

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 今年配布されたお菓子は、ここ2年続いたコーンチップスと違い、事前に発表されていた通り、100キロカロリーパック3種セット。
http://www.j-league.or.jp/search/?type=news&s_league=yncup&c=00003259
 えーと、去年のこともあるので、ナビスコ製品は買わないわけだが(笑)、配布されたものはきちっと貰う(笑)。
 それにしても予報通り、寒いったらありゃしない。マスクがないと口元も冷たいし、ただでさえ手も冷たいので、携帯使うのも一苦労。
 それと決勝では他サポも結構集まるので、開場前や入場後、今後のJリーグの展望や補強の話をしながら待つのも面白い。もっと大勢で他サポ同士集まりながら喋ってみたいと思う。

 続いて、ナビスコ恒例「キッズバトル」のコーナー。確かここ2年はここで勝ったチームがそのまま優勝している記憶があり、勝手に重要視(笑)。結果川崎が勝ったわけだが、キッズの選手紹介でも盛り上がるFC東京に対し、川崎はいたって冷静に拍手。ドロンパとふろん太は2回やってどっちも失敗していたが…子供たちも結構外してたし、企画的にこれでいいのか?と思ったり。
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 川崎側のコレオ協力の説明は数人を配して行っていたが、開場前にフラッグを席に並べるため、列に並んでいる人たちに協力をお願いし、大勢で一度場内に入っていた。当日の報知で、コレオで何を表現するのかも報道されてしまっていたが、色で何となく分かっちゃったね。相手側見ると、なんかいろいろ配っていたなぁ。あとで明らかになるんだけど。

 FC東京のゴール裏は、決勝に来ただけでももうお祭りムードで、待ち切れない様子。開場時から歌いまくっていたようで、すでに「カップを奪い取れ〜」を歌い出している。5年前の国立でもやっていた「東海マーチ(T!O!KYO!ってやつ)」が披露され、大盛り上がりだった。ドロンパも初の大舞台だ。
http://www.youtube.com/watch?v=iSl6VOSimrY
 13時半ごろ、アップのため選手が登場。こちらはいつものようにビッグフラッグを出し、「大願成就」の文字が横からも見えた。ちょうどビッグフラッグに潜る感じだったので、その写真も載せておく。

 GK、フィールドプレーヤー登場。
http://www.youtube.com/watch?v=XflTYq_yNiY
http://www.youtube.com/watch?v=GHQwbd-WRT0


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(※ふろん太の腰には、ちゃんとピーカブーとてんけんくんがいます^^;)
 ちなみに「俺たちの〜フロンターレ〜 今ここに〜」で始まるチャント、全く知らなかった。新曲なのかと聞いたら、昔からのサポーターに「ずっと使ってますよ」と一蹴されたw 調べてみたら、大事な試合に限って時々使っているらしく、90年代からすでにあるらしい。まったく俺もまだまだ知らないことだらけ。

 お待ちかねの選手紹介映像。
http://www.jsgoal.jp/official/asx/00092012.asx
 ムービーといえば川崎だけど、もう何度も作ってるから、慣れたものだろう。シンプルな作りで、2年前の悔しさを晴らす、初タイトルを獲るというメッセージを。これはこれで盛り上がった。

 ただFC東京の方は驚いたというか面白かったな。斬新で。リオデジャネイロから入ったのは笑ったわw
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 普段味スタでもほとんどこういうの流さないでしょ?多摩川クラシコは両者協力の下、お互いに流すことはあるけど。一部のサポの人たちと話し合いながら作ったんじゃないかな。っていうのはBGMが「カップを奪い取れ〜」だったから、場内と一体となって盛り上がるように作っていたのかなと。「俺たちの国立へようこそ」はいい挑発だったね。の風船を使ったりとか、ノリの良さを前面に押し出した演出は完ぺきだったんじゃないかと。川崎が正統派の盛り上げをしていただけに、余計に対照的に映った。そしてこの雰囲気で、東京の方がやりやすそうだと感じた
 ちなみに向こう側で中の様子を見ると、こんな感じらしい。
http://www.youtube.com/watch?v=e0gbNCUMdJo
http://www.youtube.com/watch?v=U5_PZ8l4SOU


 両チーム選手入場時。東京の方は白いものを投げるのが見えて、なんだかよく分からなかったけど、トイレットペーパーだったのか。JリーグもよくOK出したな。
http://www.youtube.com/watch?v=fVWf8uBMoOM
http://www.youtube.com/watch?v=QKRmDHYXJAc
http://www.youtube.com/watch?v=5tRSYFVxKYk
http://www.youtube.com/watch?v=df9VcCyxAPY


 さて試合の中身だが…。プレビューでは、開き直り、思い切りの良さが勝敗を分けるというようなことを書いた。先制ゴールはまさに思い切りの良さだったのかなと。
 メンバーは両チーム予想通りでスタートした。
http://www.fctokyo.co.jp/home/index.phtml?cont=result/result&game=8683273&year=2009
http://www.frontale.co.jp/goto_game/2009/yamazaki_nabisco/05.html

 国立という場所にはお互い慣れているものの、これだけの大舞台を経験していない選手は存在する。川崎の方は菊地、横山といるが両者とも大卒2年目の選手であり、それほど動じないだろうと。しかしFC東京には権田、椋原、米本と3人がピッチに立っていた。彼らが通常の心理状態になるまでどれくらいかかるかというのもポイントだった。

 立ち上がりは、さすが決勝という堅い入りを見せて緊張感が漂っていた。川崎は前線のタレントを生かしながら高度なテクニックを混ぜて翻弄し、攻め込んでいく。FC東京は丁寧につなごうとするが、まだうまく繋がらない。
 最初の決定機はFC東京。8分、スローインからの流れで右サイド米本のクロス、平山がボレーもバーの上へ外れた。どこを起点にしてどう攻めようかというのを選手たちが感じる時間というのは当然あるが、このシーンでは村上の対応が非常に甘く、川崎の左サイドは少し脆い印象を受けた。こうなるとFC東京はこのサイドを徹底的に突くのかなと。

 逆に11分、憲剛のパスからレナチーニョが振り向きざまに狙う。枠に飛んでいたが、権田が好セーブでCKに逃れる。前半、権田にとっては後ろに青赤のサポーターがついていたのも良かったかもしれないが、このセーブで本当の意味で落ちつけたんじゃないかと思う。
 権田のほか、先に挙げた椋原もここまで戸惑いなくプレーしているし、前への意欲も感じられる。しかし米本だ。一度クロスを入れたとはいえ、非常に硬い。もちろん城福監督も想定はしていたと思うが、思うようにプレーできず、自陣で危険なパスを出したりしていた。やられるならここからかなということを考えていた。しかしとんでもなかった。

 レナチーニョのシュートでリズムを掴んだ川崎は、その後もドリブルで相手に圧力をかけていき、自らに主導権を呼びこんだ。ここまではいいペースだった。
 そして19分。裏へ谷口が飛び出し、権田と1対1。決定的な場面を権田がいい判断で飛び出すが、こぼれを谷口が折り返すと、そこに待っていたのはジュニーニョ。しかしこれをふかした。「これは嫌な流れ」と川崎ゴール裏の誰もが思ったはず。ビッグチャンスだった。

 そして逃した代償はあまりに大きかった。22分のこと。米本がちょうど中央から前を向いてドリブルを開始。この時からすでに「打ってきそうだなぁ」と思ったものだが、一度平山に楔を入れて、受けて右足を振りぬく。見事な無回転シュートが川島の手をはじいて左隅に突き刺さった。ニューヒーロー賞受賞者がこの大舞台でとんでもない仕事をした。
 実際最近の米本はミドルシュートをよく決めているわけだが、あっぱれ。スポニチの風間コラムでは、シュートを打つタイミングが予想しにくいタイミングだったと書かれていた。このゴールで体がほぐれた米本はその後乗っていく。

 川島にしてみれば、GKとしてのプライドもあるから、ショックの大きい失点だったと思う。そしてそれがチーム全体にそれが乗り移ってしまったようで、川崎の負けパターンが出てきた。見ていれば分かるが、前の選手がただバラバラにボールを追って動いており、中盤もうまくフォローできない。ジュニーニョもレナチーニョも自分で何とかしたい気持ちが強すぎ、中へ中へと行ってしまう。視野が狭くなり、サイドを効果的に使えず、人数をかけて突破を阻止するFC東京の網にかかってしまった。
 これは川崎が悪い時にはよくあることだが、何度も苦い経験しているということで、今回はその反省を踏まえて冷静に戦わなければならなかった。これでは今までと同じになってしまう。

 FC東京からしたら「しめた!」と思っただろう。川崎が仕掛けてくるのは想定の範囲内で、冷静に奪ったボールを繋げば、相手にはスペースが出来ている。それで何度かカウンターを狙うことが出来た。オフサイドぎりぎりで抜け出した赤嶺のループは惜しくも外れたが、狙い通りといえば狙い通り。
 フロンターレの攻撃陣のレベルの高さには驚かされるが、ゴールを割るまでには至らず、前半を終えた。

 少なくとも関塚監督は、サイドを使わせないといけないということは考えていたと思うし、「落ち着いて、自分たちのリズムで」とハーフタイムに指摘したのも、中へ中へ行くんじゃなしに、出来るようになったはずのことをやろうということだと思う。
 城福監督のハーフタイムのコメントもうなずけるもの。コンパクトにして守りながら、焦らずに繋げということ。

 後半の入りは、鈴木達也が右角度のないところからいいシュートを放ってCKを獲得するなど、川崎としては思ったほど圧力をかけられずにいた。徐々に盛り返していくが、ラストパスが合わない。57分には裏にテセが抜け出して権田と1対1になるが、ここも権田が防いだ。このあたりは川崎が猛攻をかけ、何度もCKのチャンスを迎えたがモノにできず、逆に59分FC東京のカウンター発動。
 羽生から左サイドを走る鈴木へ、ドリブル。川崎3に対し東京2。しかし東京には迷いがない。鈴木がそのまま左サイド持ち込んでクロス、平山がピンポイントで合わせると、川島の逆を突いてゴールネットを揺らした。
http://www.youtube.com/watch?v=HF5q6SzQ3DA

 まさに完璧なカウンター。ほとんどこの時点で勝負はあったようなものだった。カボレの移籍によって出場機会が増えた鈴木、そして5月ごろから目の色が変わった平山、ここ一番で大仕事をした。
 そして直後に赤嶺に代えて満を持して長友をサイドハーフに投入。運動量の多い選手がこのタイミングで入ってくるのは非常に嫌だったはずだ。

 こうなると川崎は焦る。球際でも東京はよく体を張って守っており、スキが見当たらない。そういう中で川崎ベンチの動きは非常に遅かった。関塚監督が選手たちに指示を出し、4-2-1-3にシステム変更したものの、ピッチ内の雰囲気、状況を見れば、このままだと崩れないというのは分かった。そんな中70分に最初の交代カードだったのは残念。それも田坂が右サイドバックだったのは…今季も何度かやっているが、井川でよかったような。
 直後にシュートの連続から最後は憲剛がミドルを狙ったが、これも権田に防がれる。確かに1点入ればFC東京が怖がるので、何が起こるか分からない状況だったが、壁が崩れない。
 逆にカウンターから長友が抜け出してビッグチャンスになったが、横山がよく戻って3点目だけは阻止した。それでもFC東京は抜かりなく、疲労の見える羽生を74分に下げ、平松をサイドハーフに投入するいつもの逃げ切りパターン発動。あとは退団する藤山を入れる余裕もありそうな雰囲気だった。

 80分、今度はレナチーニョに代えて黒津を投入するが、すでに相手が引いている状態では黒津は生きない。停滞した流れを変えるには登里を前目に入れた方がいいんじゃないかと思っていたのだが、3枚目で出てきた。
 86分、城福監督は藤山でなく佐原を選択。情ではなく最後まで勝負にこだわり続けた。川崎ゴール裏からは「ここで佐原かよ…」という恨み節。拍手をする余裕はさすがにない。
 ほぼ2バックに近い状態で攻める川崎、執拗にサイドからクロスを上げ続け、迫力は増したものの、決定的な場面でも枠を捉えられず、テセのヘッドはクロスバーに当たり、選手同士が被ったり、ツキも全く味方しようとしない。ロスタイムの長友の1対1こそ入らなかったが、FC東京は最後まで集中力が途切れず、ほぼ隙のない試合をしてカップウィナーに輝いた。
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 試合終了後の流れ。米本のシャーを振ったアナウンサーがお見事だったw 本当に末恐ろしい選手だと思う。浅利と監督が抱き合うシーンは感動的。監督だけでなく、藤山と浅利の胴上げも行われたほか、表彰式では羽生がカボレのユニを着て、藤山が浅利のユニを着ていた。なんていいチームなんだろう。
http://www.youtube.com/watch?v=1m9FYj45MYU
http://www.youtube.com/watch?v=kT_H1cyJa6E
http://www.youtube.com/watch?v=QhI4ItlxskA


 続いて5年ぶりの味スタ優勝報告会動画。ドロンパ面白いw そして城福監督の涙…試合後の会見でも話しているけれど、浅利が一番いい準備をしていながら、ベンチに入れられなかったという。久々に近藤がベンチ入りしていたけど、いろんなシチュエーションを想定した時に、どうしてもFW1枚入れておきたかったのだろう。監督業がどれほど苦しいものか分かる…選手もこれ聞いたら、発奮しないはずがない。やっぱり裏では色んなことがある。
http://www.youtube.com/watch?v=fmuuW7ZL5Is
http://www.youtube.com/watch?v=wfu-tymwcPU
http://www.youtube.com/watch?v=2FnrxiKxI4c
http://www.youtube.com/watch?v=07Zw_apeA5g
http://www.youtube.com/watch?v=zKM04SKLz4w
http://www.youtube.com/watch?v=-9pk7AtX4I8


 FC東京は、ここ最近出来ていることをそのままこの大舞台でも出せた。安定したビルドアップから中盤を経由しての攻撃、これまでやってきたことが間違ってなかったと証明された。開幕前にそれほど補強もしなかったし、報知によれば「山形並みの予算」でスタートしたチーム、そしてカボレの移籍、石川の怪我もあった中で、これだけの結果を出せた。これはすごいことだと思う。出番がなくて苦しかった赤嶺にしても、鈴木達也にしてもそうだが、地道にレベルアップさせてきたことが実った。このチームはまだ伸びる選手が大勢いる。平均年齢も若い。来季はさらにユースからの昇格がある。この段階でタイトルを獲ったことは、エスパルスからしても羨ましい。しかしながらこのチームに今年4敗したのだから、この結果は当然だ。素直におめでとうと言いたい。

 川崎に対してはあえて厳しいことを言いたいと思う。この試合を見ていて思ったのは、個が組織で完全に否定されたということ。まだリーグ戦で首位にいるので、リーグを獲れば話は変わるが、通常の敗戦よりもショックは大きいのではないかと思う。

 結局本当にタイトルのかかった時には、個に依存したままだと勝てないなと。以前よりは依存しなくなったと書いたが、以前よりはという程度ではダメなのではないかと。もちろん最初のビッグチャンスを入れていれば、サッカーなのでいくらでも優位な展開になりえたが、それも含めて今までと変わっていないのだ。力がなければ、毎回のようにここまでは来れない。しかし突き破るためには、チームプレーにどこまで徹せられるかという部分が大きい。レナチーニョは来て1年ちょっとだが、ジュニーニョももうJでのプレーは長いし、テセも日本でずっとやってる。だから分かってはいると思うんだが、彼らが全員前のポジションにいることが、嵌まれば最強と言われても、安定感を欠くのであれば、どこかでメスを入れなければならないのではないか。

 もし残り4試合のリーグ戦で、仮に頂点に立てなければ、激動のオフになるかもしれない。根本的にチームを見直すのではないかと。今年ほど優勝にかけていたシーズンはないはずだ。そのアプローチの仕方が問われている。

 表彰式の一連の問題は、帰ってきてから知った。とにかく残念。川崎はいいチームというイメージも崩れてしまう。
 今週末のゲーム、等々力で行われるけど、選手が平常心で戦うのは難しいと思うし、どうなるのだろうか。

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2009年10月11日

[キリンチャレンジ杯]日本vsスコットランド

日本2−0スコットランド
GK:川島
DF:内田(→65分 徳永)・岩政・阿部・今野
MF:橋本(→65分 大久保)・稲本(→81分 駒野)・本田・石川(→65分 松井)・中村憲
FW:前田(→56分 森本)

 香港戦はアウスタ開催ってだけでも見どころはあったんだけど、今回は海人も岩下も出ないんじゃなぁ…。海人はしょうがないにしても、岩下はトーゴ戦こそ試してくれよ…。呼ぶなら一度は使ってもらわないと。そもそも岩政が初キャップだってことも初めて知ったんだけど。4番手争いだからしょうがないけどね。

 やっぱり香港戦にガチで行ったのは失敗じゃないかと。うまく新戦力を混ぜながら出来ればよかったんだけど、完全に主力とサブと分けてしまったから、個と個が簡単に繋がれるわけでもなく…。いくら内田と憲剛が慣れてるといっても、前半からアグレッシブさに欠けていたし、まとまりもなかったから、そんな簡単にいかないなって。
 言われていた通り、相手も全然だったので、この試合の収穫とかはあまり…またセルジオ氏が日刊で怒りそうな感じの…(笑)。出来るだけ海外遠征を組もうとする中で、1、2回はホームでもいいのかなと思ってたけど、よほどいい相手が来ない限り、遠征ばっかりにできないものかね。 

 とりあえず今野のSBは緊急時だけだよ。せっかく試す機会なのだから、左SBを何とかしてほしい。長友だけではね…駒野が入ってすぐいいクロス上げてオウンゴールを誘発していたけど、本職の選手がいないから、どんどん試すべき。宏介なんて日本の中では貴重な存在だから、さらに伸びてほしい選手ではある。徳永を左で使ってみてもいいんじゃないかね。正直最近の内田は精彩欠いてると思うし、2試合続けて徳永を試したということは期待しているんだろうし。

 石川はリーグでの状態そのままにやっていて、慣れればもっとやれそうな雰囲気があったし、スーパーサブとかいいカードになり得る印象。憲剛はやっぱり真ん中、ボランチの方がやりやすそうだった。本田は前よりはマシだけど、まだ全然期待しているほどじゃないし、森本もなんか好評価っていう感じの報道だけど、あれだけじゃ分からないなぁ。今回スタメンじゃなかった時点でガッカリだけど、それだけ不安要素が多いのかなと。途中から入れるなら、前田と2トップで見たかった。2人とも1トップはきつい。

 トーゴ戦はどういうメンバーにするのかな。香港戦とほとんど同じだったらまたつまらないことに…。

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2009年10月09日

[アジア杯最終予選]日本vs香港

日本6−0香港
ハイライト
http://www.youtube.com/watch?v=kaRTsMRg980

GK:西川
DF:駒野(→60分 徳永)・中澤・闘莉王・長友
MF:長谷部・遠藤・中村俊・大久保(→75分 佐藤寿)
FW:岡崎・玉田(→33分 松井)

 代表に興味があるというよりも、記念すべきアウスタでの初の代表戦ということで、だいたいスコアも展開も分かる中、見ることにした。BSでしかやらないっていうところからも、この試合の注目度は分かるけれど。
 それにしても日本平のゴール裏が青に染まるなんて信じられないよw 強烈な違和感だったなぁ。あと、オカチャントの連続で笑ったよ。
http://www.youtube.com/watch?v=YGyGiDTriz0

 海人と岩下は予備登録されてなかったのね。残念だなぁせっかくの本拠地デビューのチャンスだったのに。予備登録のメンバー見たのだが、適当だとは言わないけどいろいろ選んでるのね。どういう基準なんだか…。

 アウスタ現地組の動画も続々と出てきていて、行けなかった私には嬉しい限りであるが。
 メンバー入りしてないのに岩下チャントやってくれたのか。これ海人チャントも仲間入りしてくれるのか?w
http://www.youtube.com/watch?v=A1ATJ-91eO0
 選手紹介と選手入場。清水サポにしたら不思議な感覚だっただろうw
http://www.youtube.com/watch?v=yVBqxrfLLv4
http://www.youtube.com/watch?v=j-5ulB_yklc


 あさって対戦するスコットランドのメンバーが、予定と違ってだいぶ落としてくるという情報で、岡田監督は今回ベストメンバーを組んで、スコットランド戦を試す場に設定。ということで今回は、鹿島川崎の選手のうち川島だけベンチ入り、その他(岩政、内田、憲剛)は欠場する中でのベスト。GKに西川、右SBに駒野、あとは一緒という感じ。香港相手にここまで徹底しなくてもいいと思うがなぁ…。

 話題に上がっていたのはクロスの精度だったわけだが、正直全然…。先制点取った後に右クロスから4人くらいなだれ込んだやつ、あれが入らないっていうのはきついでしょ。
 外した場面は大久保や松井が目立つけど、普通にもっと取れたし、チームとしても特に今までと変わった印象はなかったなぁ。

 セットプレーのチャンス。
http://www.youtube.com/watch?v=kvflOHyN-YE
http://www.youtube.com/watch?v=GczNlsroHXA


 そういえば最近ハーフタイムでレオレオが聞こえるんだけど、この試合でもレオレオの日本バージョンが。エスパルスのところを変えれば何でも応用きくんだけどね。オールスターでもやってたし。
http://www.youtube.com/watch?v=o8YqpvVbT1c
http://www.youtube.com/watch?v=vBZsylw9afo


 闘莉王のゴールを生んだCK時、エスパルスの応援である「ゴールコール」が。レオレオといい、ウルトラスの人たちがやってくれたのかな。リーダーが清水戦でいろいろやってるから知ってるだろうね。実は中澤のゴールの時もゴールコールやってて、効果抜群である。
http://www.youtube.com/watch?v=5x61vFUBEQc
http://www.youtube.com/watch?v=nnUgd1mdkls
http://www.youtube.com/watch?v=x5cASFbZ_Ik


 それにしてもオカ、アジアレベルでの決定力はお見事。これで代表17試合、11ゴールだって。まだトップレベルの時にいい結果が出せてないのはあるけど、実際他にこれだけ取ってる選手がいないわけなんで。
 今回は日本平だったし、観客もオカに点取らせたいという雰囲気がありありだったので、それに乗せられてハットトリック。やっぱりホームだとやりやすいだろうね。ホントはもっと取れるところあったけど。
 1点目の長谷部のスルーパスはうまかったな…長谷部も日本平は昔から行ってる場所だと聞いたことがあるし、懐かしい感じだったのでは?

 長友はナイスシュート。
http://www.youtube.com/watch?v=S6H_zb_wDTA
 寿人はこういう試合で点取って欲しかったな…惜しかったけど。玉田は大丈夫か?名古屋は今後も日程詰まってるので心配。

 あさってはとにかく石川、森本に注目が集まるだろうが、海人と岩下をセットで使ってみてほしい。GKは川島なのかもしれないが…。あとは岩政か。選んだなら使っておいた方がいい。あとはこの前頑張ったので稲本も。そうか、本田もいたね。前田もJで一番点取ってるFWだから頑張ってほしい。

 そんでもってラスト。おいおい勝ちロコまでやったんかいww ここまでくると逆にエスパのオリジナリティが…頼んでやったもらったのかね。でも普段清水に行かない人たちもいただろうし、楽しめてれば幸いだね。
http://www.youtube.com/watch?v=4dZjgJKyoyM

 そうそう、後半一度日本のファウルを取られて、場内が「ええええええ」って騒然となった場面あったけど、あれこそが日本平だよ。毎試合行ける人は本当にうらやましい…。

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