2009年08月02日

['09J1第20節]川崎vsFC東京

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川崎2−1FC東京
得点:37分 石川(FC東京)、57分 ジュニーニョ(川崎)、89分 谷口(川崎
ハイライト
http://soccer.hikaritv.net/web/club09/digest.php?team=fro
http://soccer.hikaritv.net/web/club09/digest.php?team=fct

 先にこっちのレポを。
 暑い等々力なんて言ったけど、スタに入ってみると意外と涼しい感じもしたんで、何とも言えないかな。試合は熱かったけど。
 多摩川クラシコって名前がついて、今考えればよかったと思う。住んでるところが近いチーム同士だから、川崎が昇格した05年から見ているけど、いつも何か起こるし、勝敗も五分でずっと来てるから、いいライバル関係になってると思う。名前がついた07年は、FC東京のチーム状態が散々で「クラシコっていうならしっかりしろ」って言った覚えがある。でも去年2勝してきちんとやり返したよね。
 川崎のイベント力を活用できるという意味ではFC東京もいいコンテンツを見つけたんじゃないかと。

 で、クラシコ見に行くのはこれが5回目。観戦成績で言うと、FC東京の1勝3分け。去年勝敗がついた試合以外は全部ドローだったわけ。今回も拮抗するのはお互いの調子から行くと妥当だった。

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左:自分が撮った某駅だけでなく、試合が近づくにつれあちこちにバナーが見えた。
右:アウェイ側の方から回ってくると、今回の企画である「JOWS」ランドへの道順が。書き方がまたらしい。

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左:見たまんまだけど、相手の監督をここまで利用するチームはそうはないだろう(笑)。
右:これが噂のサメ。記念撮影を求める人たちは並んで撮ってもらっていた。

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左:今回はフロンパークにてちゃんこを注文。400円。春日山部屋の協力で毎回販売していて気になっていた。塩味だけどうどんが入っていて量もそこそこ。美味しかった。
右:通称、多摩川「コラシコ」。川崎U-13vsFC東京U-15むさし(中学1年生)。1-1だったけどどっちも勝負にこだわっていていい試合だった。
 試合後、東京ゴール裏に挨拶に来た子供たちに対し、まさかの「シャー」要求w 子供たちは背番号10を無理やり前に押し出し、「やれ」とw やり方を教えられつつシャーをやり遂げた10番は、いずれトップに上がった時にまたやりたいとでも思ったのだろうか。

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 この日、東京は新曲が発表されていた。最初は盛り上がってなかったけど…こんな感じ。
http://www.youtube.com/watch?v=QFqs4qLxXZ8
 改めて聴いてみると、雰囲気あって結構いいんじゃないかな。曲にネタが多いチームだから余計に。でも試合中何度もやってしつこい気もしたが。

川崎選手紹介
http://www.youtube.com/watch?v=c76G0ydD6Ks
 FC東京の選手紹介中、梶山のところで噛んでしまってお約束のブーイングが。あれ読んでる人かわいそうだと思うけどw

 4位と5位の対決であり、1勝するかしないかは大きな違い。注目度も高かった。
 川崎はナビスコで鹿島を120分完封したこともあり、その流れをくんで大きくは変えてこなかった。出場停止になった菊地に代わって寺田を下げ、横山をボランチに。平山に対して競れる選手は日本人でなかなかいないが、寺田であれば競り合う力を持ってるし、疲労もある中で中盤よりも最終ラインへ下げるのは妥当。井川を入れて伊藤を左に持って行く手もあったが、それはしなかった。石川は右に張らなくなっているので、そこまでしなくてもという想いもあったか。
 FC東京のメンバーは固まった。センターバックとボランチの4人が安定した技術で回し、サイドを生かしていく。中盤の運動量は豊富だし、カボレは前を向けば速い。そして平山がキープできるようになって存在感が増した。

http://www.frontale.co.jp/goto_game/2009/j_league1/20.html
http://www.fctokyo.co.jp/home/index.phtml?cont=result/result&game=8641934&year=2009

 スタートから両者火花を散らし合い、非常にいいゲームだった。ファーストシュートは山岸で、川崎らしい速攻が何度か見られたが、落ち着いてからはFC東京も押し返して、どっちつかずの展開。
 どうしても私としては矢島に目が行ってしまうのだが、長いボールに対してうまく味方に落とそうといい動きをしていたと思うし、ターゲット(ホントはターゲットじゃないんだけど…)としての役割はこなしていた。それから何度か仕掛けてチャンスになった場面ではフィニッシュまで行けていたし、持ち味は出ていた。もう少しダメだと思っていたから、「結構頑張ってるな」という感想。シュートのとこで「えー」となる場面があるのは彼の仕様。

 FC東京はというと、序盤に一度羽生が飛び出して決定機を迎えるシーンがあったが、基本的に平山に当ててから。きちんと競れるしね。1人1人が簡単にボールを失わず、マイボールの時間を確実に作れているのが非常にいい。川崎も中盤のゾーンに入ってきたら奪いに行っているのだが、なかなか奪えないという時間があった。
 石川はまさに縦横無尽に走り回っていて、さっき右にいると思ったら今度は左にいる。攻め上がっていると思ったらすぐ戻ってきてディフェンス。それも猛スピードだからかなりきつい。さすがに川崎もアラートで離すまいとしていたが、10回中1回でも抜けて決めれば石川の勝ちなわけで、合えばというのは何度かあった。
 あと梶山は天才。ボールキープは相変わらずうまい。タッチライン際のボールを懸命に追って、相手のプレッシャーが来てどうすると思ったら軽くスライディングをいなしてマイボールをキープしたり、どよめきも起こったほど。

 最初は川崎が持ってFC東京がブロックで待つ時間だったが、20分くらい過ぎてからはFC東京の時間が続き、何度か危ないところを川崎がしのぐ展開で経過。アクチュアルタイムが長いので、見ていて面白いし、時間がたつのが早い。

 先制点の場面は、長友の突破から石川がニアをぶち抜いたわけだが、完全に崩して取った。石川はきちんとボールが来るところにいるし、フィニッシュまで正確だし、完全に実力。ナビスコのことがあるんで、是非代表に(笑)。
http://www.youtube.com/watch?v=4q0BhJLhe5I

 失点した後何度か川崎が攻め込んだが取れず、逆にロスタイム今野がCKから決定的なヘディングシュートを放ち、入っていれば状況がまた変わったが0-1で折り返す。

 後半頭からレナチーニョで3トップかと思ったがここでは動かなかった。立ち上がりにジュニーニョが抜け出して決定機を迎えるなど、少しリズムをつかみだしたところでレナチーニョが入った。
 采配は当たり、4分後。FC東京の攻撃をしのいでカウンター、右サイドでレナチーニョがタメを作って、森が裏を取る。クロスにジュニーニョが合わせ同点。
 ちょうど東京が攻め込んでいて、ファウルがなくて早く切り替えようとしていたところだった。森がこういう形で裏を取ることはそんなになかったので、うまくそれを生かした。
 ちなみに話題になってる森のプレーだが、確かに一時騒然となった時があって、東京の選手たちがあからさまに詰め寄っていたので、もしかしてまたやったの?とその時は思ったのだけど…。
http://www.youtube.com/watch?v=Dvz09XPazU0
 もう癖になってるんだろうなぁ。競り合う選手も分かっててこういうのやり始めちゃうかもしれない。癖になってるなら早く直した方がいい。確かこれは前半のシーンだと思う。

 同点になってから、FC東京にも何度かチャンスがあって、平山がフリーになった場面、カボレが1対1のチャンスになった場面あったが決め切れず、川崎も谷口が右クロスから合わせたが正面に飛ぶなど一進一退。

 ここで先に川崎が動いて、村上に代えて井川。味スタでのクラシコでも同じようなことをやったが、森を左に回して井川が右。これを関塚監督はオプションとして考えているようだが、これはこれで当たった。井川がパワーを持って攻守にアップダウンするので、レナチーニョと共に右サイドを制圧。石川は左、川崎から見て右に流れることが多くて、そこへの対応にもつながった。

 3枚目はテセかと思ったが養父。矢島で90分行けるとみたのだろうが、一発あるからテセじゃなかったか。養父入れて起点を2つにという思惑は分かるのだが、神戸戦でよくないと聞いていたので。この日もあまり存在感を見せられなかった。

 FC東京はまだ主力とサブの差があるのかもしれないが、田邉、鈴木、赤嶺と入ったもののうまく活躍できなかった。赤嶺は本来中央にいた方がいいがサイドに出てきてしまって相手からしたら怖くない。

 結局川崎は平山さえ抑えればということで後ろが怖くなくなり、押し込み続けていたが、決め手に欠け、しかも水曜日にあのような劇的な試合をしたので、劇場発動はどうかなという気もしつつ、ロスタイムへ。
 それでも等々力の力は恐ろしい。今野が中途半端にクリアしてしまったボールが憲剛にこぼれ、詰めてきたのは谷口。あのコースなら普通入らないが、ちょうど権田の股を抜けてネットを揺らし、逆転。最後は結局「ソコニタニ」(byオフィシャル)ってことだよな…。

 ラスト、FC東京のロングボールからCKかどうかの判定でゴールキックになり、城福監督が激怒したまま試合は終了。
090801-11.JPG

 東京の最近の守備力と鹿島戦の勝ち方を考えて、ドローと読んだがそれを上回れてしまった。もちろん勝つなら川崎の方がいいんでよかったけども。
 主力での力の差は全くないが、しいて言うならベンチメンバーの差かもしれない。黒津とテセを出さずして勝ったが、まだそういう選手がいるという意味では川崎は相変わらず豪華だし、少々失点しようが取り返せる、またそういう雰囲気がある。
 東京の選手たちが事あるごとにスペースを見つけてどんどん飛び出してくるので、捕まえづらさはあったが、以前ほど脆くなくなった。1点で耐えて後半追いついたら、もうこっちのペースという感じ。采配も効いていた。

 東京は今回負けたが、名古屋戦で入れ替えた影響でもないし、広島戦で連勝が止まったとはいえ、前半は好調時そのものだったし、何も悲観する必要はないと思う。もし森が退場になっていたらというのは考えても仕方がないこと。
 あとは監督が言っているように、サブメンバーが流れを変えられる存在になることだと思う。ナビスコでは田邉もよかったし、能力のある選手はいるから。石川は止まる気配全くない。

 これで今年は川崎が2勝してやり返したわけか。いいライバル関係だね。ナビスコ決勝で対戦の可能性があるわけだが…まぁそうはさせないけど。でも清水vs川崎も勘弁だ。
22:36更新 | コメント(4) | トラックバック(0) | カテゴリ:試合概評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月18日

[W杯アジア最終予選]オーストラリアvs日本

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オーストラリア2−1日本
GK:楢崎
DF:内田・阿部・闘莉王・長友
MF:橋本(→84分 興梠)・今野・松井(→68分 矢野)・中村憲・岡崎
FW:玉田

 今回は日本代表の予想スタメンはどこのスポ新も同じだったのだが…蓋を開けてみると、中澤の代役は山口でなく阿部。
 その阿部が2失点とも絡んでしまったというのは皮肉だと思うけど、そもそも山口を試す絶好機でなぜやらなかったのか。相手の体格とか考えても、山口がどこまでやれるか見るチャンスだと思う。

 ただ中澤のところに誰が入るかとかそんなことよりも、カタール戦のメンバー選考からすでに失敗しているわけだから、その流れでオーストラリア戦がいまいちぼやけてしまった。あの試合こそ入れ替えて、この試合に主力を出せる環境を作るべきだった。その点のマネジメントは失敗だと思う。

 オカは、とりあえずお疲れ。いよいよ騒がれ始めて壁にぶつかってきてる気はする。無我夢中でやってて点が取れたところから一歩進んだ立場に事実上なって、そこで結果を出せるかが問われているところ。この2試合点が取れず、シュートチャンスもそれほどでもなかったということで。もちろん運動量とかオカらしさは随所に出ていたと思うけど、代表は、というか特に今の日本のサッカーの中では常にいろんなことが出来ないといけないから。

 ボランチの話は前も言った通り。遠藤がいないなら憲剛をそこに置くしかないんだよ、今は。憲剛システムにこだわってるみたいだけど、ある程度オプションとしては手にしてるということでいいと思う。橋本、今野、阿部では厳しい。これが現実。

 松井は思っていたほど悪くなかった。ただ交代で出た矢野貴章は…チームとして彼をどうしたいのか全く分からなかった。確かに新潟で右サイドというポジションを得たが、結局今回は彼が仕掛けてクロスを上げる場面もあったし、中途半端にドリブルしたり、結局そこからどうしたいのか分からなかった。彼の問題よりも彼を入れた意図が不明瞭。今のサッカーの中で生かすのは難しい。ベンチに効果的なカードがない中、興梠をそのまま右サイドに入れても面白かったと思う。

 オーストラリア相手にセットプレーで取れたことはもちろん悪いことじゃないけど、そのセットプレー、相手のストロングポイントから2失点して負けたのは結局力負けともいえると思う。監督のコメントはその通りで、セットプレーの回数は減らさなきゃいけないけど、やられるときはやられちゃうし。中澤がいれば違うって言ったって、中澤・闘莉王だけで戦えるほど甘くないと言ってるんだけど…。

「NIPPON FOREVER IN OUR SHADOW」か。
 逆にそこまで気にしてくれていたのかと思ってしまったんだが、負けだろうか。
02:57更新 | コメント(3) | トラックバック(0) | カテゴリ:試合概評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月11日

[W杯アジア最終予選]ウズベキスタンvs日本、日本vsカタール

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ウズベキスタン0−1日本
GK:楢崎
DF:駒野・中澤・闘莉王・長友
MF:長谷部・遠藤・中村俊(→89分 阿部)・中村憲(→66分 本田)・大久保(→69分 矢野)
FW:岡崎

 ウズベキスタン戦については、ちょろっともう書いているので、あまり書くことはない。
 内田が体調不良(微熱)ということで岡田監督がベンチ外を命じ、駒野がスタメンに。
 この試合に関して言えば、立ち上がりのチャンスをオカがモノにしたのが、あとのことを考えると本当に大きかった。0-0で行ったら経験豊富な選手たちが多いとは言っても、どこかで欲を出したくなるものだから、他にも想定外のことが起こったかもしれない。
 大久保も実際はゴール決めているのだが、オフサイドということで残念だった。

 そもそもアウェイでなかなか試合をしていなかったから、雰囲気に負ける、押されることは十分想定されたし、アウェイでトレーニングマッチをやることが難しい以上仕方がないが、ただそれにしてもバタバタしすぎていた。そして次第にエスカレートする厳しい判定の前に、なかなか前に出られなくなった。
 憲剛がボランチの近くまで下がってしまうので、どうしてもフォローするには長く走らなきゃならず、前にボールを入れても拾えないので効果的な攻撃が出来なくなった。ただ最低限何とかしようというのは伝わってきたんだが。

 後半も流れが変わらない中で、前線でもう少しキープしたかったので、コンディションが良ければベンチに入っていた玉田も入れたいところだが入れるには不安があったはず(だからベンチ外じゃないかと言ったんだけど、松井がベンチ外だった)。しかし憲剛から本田への交代はいまいちピンと来なかった。大久保だと思ったんだけど…。
 俊輔もだいぶ疲れていたけど、岡田監督なら代えないのかな…と思ったら大久保に代えて矢野だったし。運動量に期待をしていたのだろうが…最終的にどこで割り切るのか、はっきりとはメッセージを出せないままだった。確かに何が起こるか分からなかったから、1枠はギリギリまで待つのも分かる。
 あれだけの判定がありながら、後ろは最後までよく踏ん張った。ある程度のアクシデントには対応できるものはあるということ。それはもちろん楢崎、中澤、闘莉王の3人がいて初めてそうだと言えることだろうが。
 途中から中身などと言えない状況になったから、割り切って守り切ったのは、個人的には価値あることだと思う。内容は確かによくなかったが、こういう試合を勝つことも必要という認識でもいい。勝てば南アフリカ行きが決まるということだった以上、勝ったわけなので。



 問題はカタール戦。
日本1−1カタール
GK:楢崎
DF:内田・中澤・闘莉王・今野
MF:橋本・阿部(→58分 松井)・中村俊(→81分 本田)・中村憲・岡崎
FW:玉田(→67分 興梠)

 ベスト4を目指す上でのスタートとなる一戦ということだったが、予想メンバーを見た時点で、もっとメンバーを代えてもいいんじゃないか?と思っていた。玉田の先発復帰を当てたのは報知だけだったが(なぜにw)。
 1つは最終戦がオーストラリアでの試合ということで、ホームで勝てなかった相手でもあるし、出来るだけいいコンディションで臨めばいいんじゃないかなと思ったこと。同組の首位争いという意味でもそうだし、今後の強化計画の中でも参考にできる試合になるはずだから。
 それからウズベキスタンでかなりしんどい試合をして帰ってきて、しかも「達成感」がある状態でホームゲーム。相手もカタールだし、何か燃えるものがあるかというと、そうでもない。
 だから、主力メンバーで臨んだら動きが重くなることは想定できた。それだったら、コンディションのいい選手を使った方がいいのではないかということ。怪我も怖いし、今後のJリーグなどへの影響も考えると。
 長谷部が出場停止、長友と遠藤、大久保が怪我で、今野、橋本、阿部、玉田と入り、内田が復帰ということで、これだけでも半分は入れ替わっているから、それ以上動かしにくいというのもあったかもしれないが、逆に一気にシャッフルするチャンスでもあったと思っている。不動のセンターバックに手を加えてよかったと思うし。あと清水サポ的に言わせてもらえれば、オカも疲れているから程々にというか(苦笑)。
 ボランチが橋本と阿部なら、組み立てをやるのは誰なのかという部分も心配された要素だった。遠藤がいないとやっぱり出来ない部分はある。

 案の定、試合の方は攻守の切り換えがいつもより遅かった。プレッシャーをかけるにもいつもほどの厳しさがなく、緩い。それで間を通されて裏に走られたり、嫌な場面はたくさんあった。失点は微妙なPKの1点だけだったが、このPKがなかったとしても、強豪には最低3点取られていたんじゃないかと思う。
 点を取るということに関しても、立ち上がりの内田の飛び出しからクロスであっさり入ったが、これで逆に無理しなくなってしまったのかもしれない。全体的に動きが重いせいでミスも多かった。

 それでもハーフタイムで特に動いてこなかった。2トップにしたみたいだが、何か変わるということもなかったし。松井が入って憲剛が一つ下がったが、松井の出来はよくなかったし、リズムが悪かった。ようやくフレッシュな興梠が入って少し変わったが…。

 この試合をどのように捉えていたのかは、会見コメントを読んでも定かではないけれど、メンタル的なものが大きいと思う。
 ただ監督が今日のような試合が起こり得ることを想定していなかったかというと、そうではないと思っていて、あえてやらせてみたのかもしれないとも思う。
 オーストラリア戦には、長谷部は出場停止だし、俊輔や遠藤、大久保は帯同させないということらしいし、次の試合にベストメンバーを組んで臨むというわけでもないらしい。そして相手のオーストラリアも数名は欠場するという話もある。
 それに本大会では日程的に余裕があるわけでもないし、そういう過密日程の中でも、自分たちが目指しているサッカーが出来るようにしなければならない。だから出られる選手たちには、疲労があると分かっていながらあえてやらせたのかなという印象だった。
 そういう意図がなかったのなら、ちょっと考えものかなと思うが、そういう意図があったならまだ理解はできる。 それでもホームゲームだから、もうちょっと何とかしてほしい気はするが。

 オカだって相当疲れていた。心配になるくらい。プレースタイル的にも怪我が心配になるから。点を取れなかったのもあるけど、いつもよりボールも受けられなかったし、ミスも多かった。そうそういつもうまく行くもんじゃないけど、まだまだこれからだから反省はするんじゃないかな。テレビで毎日のようにオカが映るから、実は私が勘違いしそうになるけど、冷静に見ないと。
01:28更新 | コメント(2) | トラックバック(0) | カテゴリ:試合概評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月17日

['09J1第12節]川崎vs磐田

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川崎2−0磐田
得点:82分 ジュニーニョ(川崎)、89分 鄭(川崎
ハイライト
http://soccer.hikaritv.net/web/club09/digest.php?team=fro
http://soccer.hikaritv.net/web/club09/digest.php?team=jub

 開幕戦以来、2ヶ月ぶりの等々力となったが、スタジアム前のフロンパークが大盛況だった。ちゃんことか食べてみたいんだけどな…並ぶ気が起きなかった(笑)。

 開幕のレイソル戦が終わった後、速報を見て「山形6点!?ジュビロ(笑)」なんて言っていたのが懐かしく感じるこの頃。ジュビロを心配するどころか、本気でこの試合は負けてもらって、エスパルスが勝って順位逆転ということが本望であった。まぁ川崎はその上だが。

 注目すべきところはいっぱいあって、川崎がこれだけメンバー入れ替わるのは滅多にないことなので、見る価値あるだろうと。菊地のCBを目の当たりにするのは記憶にないし、レナチーニョはこの日もキレキレなのか、山岸はどうなのか。ベンチメンバーから誰が出てくるのか…といったところ。
 ジュビロはもちろんイ グノと、前田、ジウシーニョを含めた3人。それと復帰してきた上田康太。

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↑磐田サポ。選手が登場する時から、試合が待ち遠しいのが伝わってくる応援だった。勝つっていいなと思ってる時期なんだろうな…。

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↑火曜日のACL(浦項戦)もこれくらい入るといいですな。

 等々力ではなぜか磐田に勝てないという不思議な相性もそうだし、お互い攻撃力に目が行くので、どんな試合になるか注目されたが、今回も「よくあるパターン」になった気がした。

http://www.frontale.co.jp/goto_game/2009/j_league1/12.html
http://www.jubilo-iwata.co.jp/live/2009/J20090516_0147.php


 試合の流れは両チームのオフィシャルで見ていただければいいが、どっちもカウンターが基本ということで、切りかえは非常に速い。ただどちらも前線が強烈であるということで、ミーティング等では守備に関する話が多かったと思われる。非常に守備陣が集中していた。

090516-3.JPG

 ジュビロの方は2トップだけでなく、ジウシーニョも西も積極的にボールを追い、パスコースを限定して行くので後ろが楽をしている。いい時のエスパルスは2トップが先陣を切って後ろがどんどんついてくる感じだが、今のジュビロはまさにそんな感じがした。西は今かなりコンディションがいいのだろう。
 そして前田のポストプレーは安定感抜群で、2人くらい引き連れても確実にキープできる。だからどうしてもスペースが出来るし、走ってこれるだけの選手がいるという状況。
 やることもはっきりしている。中盤でのパス回しが以前より早い。これは勝っていて自信がついてきたことと、上田の復帰もあるだろう。くさびを入れてからサイドへシンプルに展開するが、形が非常にいい。

 いいペースで入っただけに、10分の山本康のミドルを皮切りに、前田のミドル、そして一番の決定機だった駒野の右CKから那須のヘッドと、先制できていればよかったのだが。

 川崎はというと、この時間帯のピンチをしのぎながら、前線の個人技を生かして攻めていくいつもの形。ただこの日はヴィトールが出場停止だったために、今一歩最終ラインやボランチのところにプレッシャーが行かないところはあった。それでもレナチーニョはキレキレだった。「そこで抜くか!」という場面が何度も。ジュビロはカードなしでよく対応したが、もう少しで決定機になる場面は作れている。

 一方で山岸。久々に中盤での先発となったが…相変わらずジュニーニョとの連携のところはギクシャクしたままで、お互いに使いづらそうにプレーしている。これは去年から変わらない。ただ山岸自身は、中に切れ込んで打ってみたり、テセへ決定的なクロスを供給したりと、所々でいいプレーも。
 笑ったのはそのいいクロスからテセがヘッドを外したのだが、クロスを上げた山岸に大拍手。「新人扱いかよ」と言ったのだけど…。

 シュートの雨あられという展開ではないにしても、川崎も磐田も自分たちの持ち味を発揮した中でのゲームで、どちらが優勢とは言えない状況。注目のイ グノが31分に西のクロスからいい形でニアに入ってヘディングシュートを放ったが川島が好セーブで逃れる。流れの中ではいつもほど自分でボールを持って仕掛ける場面が少なかったが、裏をよく狙っている。ボールを持った時の姿勢がいい。

 36分。ここまで何度もやり合っていたテセと茶野、3回目だっただろうか、茶野がまたしても倒れる。怒るジュビロベンチに対し、茶野はすぐ起き上がるかと思いきや起き上がれず、担架に乗ってそのまま下がってしまった。大井が入るわけだが、茶野は内転筋を痛めた可能性があるとのことだ。それにしてもテセの破壊力がすさまじい。

 少しジュビロがバタバタしている間に攻めたい川崎だったが、ロスタイム直前の憲剛の鬼のスルーパスからジュニーニョというホットラインも、川口の冷静な対応にしのがれて前半を終了。
 思った以上に守備陣が奮闘して締まったゲームになった。

 後半は前半以上にどちらも慎重な戦いになって、攻撃のところでは少しずつミスが出始める。打ち合いはしたくないと柳下監督は思っていたみたいだが、その通りになったとはいえ川崎の最終ラインの奮闘ぶりは予想以上だったのではないか。いつもより思い切りがなかったとコメントしているが、相手がよく守ったという方が正しいように見えた。

 65分に伊藤のクロスから山岸が落としてテセという決定的な形があったがDFが間一髪でブロックしたり、少しずつ川崎へ流れは傾きつつあったが、決められずにもどかしい展開。70分には再び伊藤のクロスからファーサイドでなぜか待っていた谷口にボールが渡ったが珍しくシュートミス。コンディションに不安があり、レナチーニョの対応のことも考えてだろうが山本脩に代わって入っていた犬塚が、一瞬気を抜いた場面で、谷口の真骨頂が出るかと思われたが。

 ジュビロはわざわざ一発のある選手たちを代えてまで萬代を出す理由がないので、このまま耐えて一発に期待する。
 一方で川崎はどうするのか。前半は左サイドにいることの多かった山岸が、後半はトップ下にポジションを変え、レナチーニョとジュニーニョがほとんどサイドに張る形になっていて、うまく左右に顔を出しながらプレーしていたが、変化をつけたいということで、なんと木村をピッチへ送り出した。リーグ戦では初出場になる。サテライトで調子が良くなければ出来ない采配だが、彼はまだブラジル人からの信頼という意味ではどうしてもないので、フリーのところに走ってもボールが来なかったり、見せ場は少なかった。一度決めたけどオフサイドになったところはあったっけ。

 田坂や黒津を入れる場所も見つけにくい。どちらもジリジリした展開で、スコアレスも見え始めたところでの82分。
 右サイド森からのクロスに対し、ファーサイドから走りこんだジュニーニョがヘッド。ゴール左に突き刺さって待望の先制点。ジュビロからしたらもったいない失点だった。駒野が完全に気を抜いていた。
 時間帯的にもお互い疲れが出てきていて、決まるとしたら何でもないところからかなというのはあったが、さすがにジュニーニョだった。

 川崎は残り時間が少なくなったところで、足のつった森に代えて久木野がそのままサイドバックに入ったり、人がいない以上スクランブル態勢。ジュビロは太田もいたが成岡を入れて、あとはゴール前に期待という感じだったが、最後まで川崎は集中力が切れなかった。
 最後の最後、前がかりになったところを突いてテセが抜けだし、ダメ押し点を奪ってそのまま試合は終わった。

 先に言っておくと、MOMは菊地。素晴らしい!もともと期待されて入ってきたわけだが、この日のパフォーマンスは非常によかった。もう十分で計算できるレベルにあることが証明された。最後まで集中力が切れずに、きちっと自分のポジションをキープし、入ってくるボールもことごとく跳ね返した。井川と2人でどこまでやれるのかと思ったが、これは恐れ入った。
 伊藤も特に手を気にしている感じはなかったし、後半は攻撃でも積極性があったと思う。山岸は左サイドに張るんじゃなくて、この試合みたいにトップ下にいたほうがいいのかもしれない。
 それとこの日の憲剛が守備にも攻撃にもかなり動き回っていて、それだからなのか珍しく何度か危ないミスがあった。

 ジュビロは完封されたが、サポーターから拍手で迎えられたように、悲観する試合じゃなかった。実質1失点だし、ちょっとしたところなので、こういう試合もあると思う。むしろ切りかえが早くなり、今やっているサッカーに手ごたえを感じながらプレーしているのがよく分かった。
 上田は先発2試合目でもう少し判断が上がってくればスルーパスが出たりするだろうが、山本も安定感が出つつあるし、全体的に守備ではよく頑張っていたと思う。問題は層の薄いポジションだけに茶野が心配。後半は那須もかなりやり合っていたが(苦笑)。
 
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2009年04月03日

[W杯アジア最終予選]日本vsバーレーン

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日本1−0バーレーン

GK:楢崎
DF:内田・中澤・闘莉王・長友
MF:長谷部(→76分 橋本)・遠藤・中村俊・田中(→86分 岡崎)・大久保
FW:玉田(→79分 松井)

 いまさら何だって話なんですが…軽く。

 4-3-3なども試していたそうだが、始まってみればやり方は同じ。だからということなのか分からないが、内容もいつもと同じだった。引いた相手をどう崩すかは永遠のテーマだとはいえ、結局どうするのかが…。シュートを打たないのも相変わらずだったのと、もっとスピードを上げないと相手も慌てないかなと。

 俊輔がFK決めても素直に喜びを感じなかった。今までと同じ勝ちパターンだったから。勝ちパターンがあるのは素晴らしいこと。セットプレーが武器なのは大いに歓迎。でもプラスアルファがもうそろそろ欲しい。たぶん今のままオーストラリアとやっても、またスコアレスが濃厚かなと思う。

 それと前も言ったように、調子のいい選手をどんどん使ってほしい。コンセプトそのものはもう固まったはずで、予選突破もこれでほぼ決まりと言っていい状態になったので(油断は禁物だけど)、主力に何があってもいいようにもう少し層を厚くしなければ。

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2009年03月09日

['09J1第1節]川崎vs柏

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川崎1−1
得点:50分 菅沼←ポポ()、77分 鄭(川崎
試合ハイライト
http://soccer.hikaritv.net/web/club09/digest.php?team=fro
http://soccer.hikaritv.net/web/club09/digest.php?team=rey

 大宮戦のことは監督のコメント読んで見える部分もあった。初心に帰ると去年開幕よりいいのは事実だし。とにかくレポは明日やるので、先にこちらを。

 等々力ももう何回も行ってるので慣れたものだが、新シーズンの始まりとなると、バスを降りてからテニスコートとプールの間を通って行く時に気持ちの高ぶりを感じる。まぁ昔は武蔵小杉に住んでいたもんで、毎回懐かしいと思いながら行くから余計にそう思うのだけど。天気予報も悪かったが、晴れてくれたのでよかった。

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↑新しくできた「川崎フロンパーク」。出店がたくさん。今回は何も買わなかったけど、いずれ何か買う機会あるはず。

 相変わらずの長蛇の列だったが、去年ほどじゃなかったのも事実。それから入ってすぐワインカップをもらう。開幕戦のゲスト、髭男爵を呼ぶ発想も相変わらずだけど、そこからここに行き着く発想も相変わらずw
http://www.frontale.co.jp/tickets/game_info/2009/j_league1/01.html#raijo_present
 2時間以上前に入ったので、それからはしばし速報画面とにらめっこ。そこで他会場がさっそく荒れていることを知ることに。

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↑柏サポ。お疲れさま。開幕からバカ一代聴けて何より。

 そしてフロンターレ恒例開幕特別の煽りムービー。意外とシンプルだったかなと思う。その場でもつい言ったのだけど、全選手紹介のは去年よりちょっと見にくいと思った。よくできているのは言うまでもないのだけど。逆にスタメン発表はかっこいい。エスパルスの映像班にも期待しておこう。
http://www.youtube.com/watch?v=mI965D9xTF8

 それから去年からやっている「席ツメ隊」。今年は席ツメ隊Goldらしいです。寸劇は何もここまでしなくてもと思ったww まぁでも切実な問題ではある。満員になるケースもだいぶ増えたし、今年もそういう状況だろうからね。
http://www.youtube.com/watch?v=FHsHI8xeuNg
http://www.youtube.com/watch?v=n4FyS6-cHog

 開始10分前に髭男爵登場。こういうイベントでも来てもらえるだけありがたい話なんだろうね、きっと。清水にも有名人来ないかな…。そうそう、無駄に始球式うまかったw
http://www.youtube.com/watch?v=jKJsKOWw6Is


 で試合前の見どころとしては、川崎はメンバーが変わらない中で、まず昨シーズンと何が違うのかというところと、山岸の右サイドバック。それから田坂が好調だったにもかかわらずレナチーニョにした関塚采配。柏も昨季からメンバーは変わらないものの、ポゼッションがどう組み合わさっているのかというところと、浩太、圭輔、キタジ、シジマールの元清水組チェックw シジマールは遠目でよく分からないけど。

 試合の流れというか実況形式のものはフロンターレ公式で確認していただきたいが、まずいきなりレイソルがビッグチャンスだった。
http://www.youtube.com/watch?v=48rJ_1f9PBw
 山岸のバックパスをカットされて大ピンチ、左に開いたフランサが冷静に川島の股の間を通したが井川がよく戻ってクリア。明らかに立ち上がりは川崎の守備が軽い軽い。毎年のように課題になっていることではあるが、今年も補強しなかったし本当に大丈夫?と思った。

 柏の方も立ち上がり5分くらいだっただろうか、小林がどこかを痛めたかピッチアウト、応急処置に時間がかかるがベンチは交代する気なし。おそらく鼻血かなんかで止血しているのだろうと思ったが、しばらく10人でプレーすることになった。その間川崎はセットプレーなどでチャンスを作ったが決められず。小林は復帰したが、その後90分を通して4回〜5回ピッチアウトしてその度に処置。こんなに何回も外に出る選手は初めて見た。監督いわく鼻骨骨折という話なので、厳しかっただろうがよく出続けた。

 ただ大まかな流れとしては、川崎がボールを支配して、いつものように憲剛からサイドへ中央へ出して、外国人のコンビネーションで突破を狙う攻撃だったが、この日の柏は非常に守備がタイトで非常によかった。高橋新監督になっても、予想通り厳しいプレスは続けているので、つなぐ川崎に対しては非常に有効だったのと、ちばぎんに続いてキャプテンマークを巻いた浩太が、体調がきっといいのだろう、憲剛やジュニーニョといったキーマンに対してもガツガツいっていて驚いた。いやぁ柏に完全移籍しないでくれと思った。その分攻撃に関しては余裕なかった感じもするけど。
 前半はどっちも攻守の切り替えが激しい好ゲームで0-0。そして後半5分、先ほどの動画にも出ているように、クリアボールが右サイドに出て、ポポが拾ってクロス、これを菅沼がヘッドで流し込んで柏が先制。クリアのところはもう仕方がない。それよりも川崎は取られ方が悪く、4対4の形になってしまったのが原因。柏側にしてみれば、少なくとも昨年までのベースは全く崩れずに、点が取れるときは取れるというのが分かるシーンだった。

 早くも川崎にとっては、今季ACLも戦うわけで、0-1でどう戦うかというモデルケースにもなり得る試合に。ベンチには昨季までいた大橋、我那覇がいない。森、田坂、黒津あたりが候補となる中、しばらく関塚監督は静観。少しずつ前への圧力を強めるのだが、シュートのタイミングや連携面でちょっとしたミスが重なってなかなか流れが変わらない。
 すると66分、関塚監督はカードも1枚もらっていたヴィトール ジュニオールに代えて横山を投入。今年から横山はセンターバックではなく、ボランチ…というかアンカーのポジションでずっと使われていて、そのオプションを行使した。中村と谷口を前に上げて4-1-4-1気味にシフト。今年は4-2-3-1と同時にこれもモノにしたいのだろう。これにより高さも増えるな…と思ったが横山はセットプレー時に上がらなかった。ただ守備では底にいる人間としては非常に安定したプレーを見せて、憲剛と谷口に自由を与えた。取られれば人数が足りないのでピンチになるが仕方がない。

 ようやく猛攻が実ったのは77分。ジュニーニョから右サイドの憲剛、シュートがDFに当たって中央へ、テセが右に流し込んで同点。川崎らしい流動的な攻撃から一気にフィニッシュに持ち込んだ。雰囲気的に、川崎が完封されるような展開ではあったが、ここら辺はさすがといえる。柏はよく踏ん張っていたがこれはミスではない。
 こうなってくると、今度は等々力劇場間近の雰囲気。柏は栗澤が負傷交代で山根が入っていたが、残り時間はカウンターと個人技に期待をして大津を投入。李もだいぶ疲れた。川崎は83分に山岸に代えて森。人気の高い森が入ってボルテージが上がる等々力。
 混戦から何度か決定機を迎えるが決められず、ロスタイムには寺田がヘディングシュートを放ったが、菅野がスーパーセーブで弾き出し、1-1で終了した。劇場発動の予感を菅野が止めた格好。

 どちらにとってもドローである程度良しとしなきゃいけない試合だったと思う。ゴールシーンはどちらも諦めのつく感じだったと思うし、自分たちのサッカーという点でもお互い貫いていた。
 ただ川崎は、何人かコメントでも言っているように、動きがぎこちなく、開幕戦としてはあまり良くなかった。この試合勝てばもちろん良かっただろうが、内容的には勝てる試合ではない。一番気になるのは、加入2年目なのに1年目に感じる山岸。未だに連携がぎこちないのは気になる。前半はいい上がりからミドルもあったが、調子が良ければ森の方がやっぱりいいとなってしまう。逆サイドが伊藤なのだから、行けるときは行ったほうがいい。これはどのチームのサイドバックにも共通する話かもしれないが…。 テセは点も取ったし特に不調という感じはしなかったが、岡田主審に何度かファウルを取られてイライラした感じがあり、警告につながった。古賀との激しいバトルは見ごたえあった。
 ブラジル人3人についてだが、最初に交代したヴィトールが去年ほどのキレを感じなかった。レナチーニョとジュニーニョはまあまあだが本調子ではない。コンディションが上がってくるまでは辛抱かもしれない。最後の最後で黒津が入ったが、やっぱりあの使い方はかわいそうだな…どのチームも最後の最後にFW入れるってことあるんだよな(苦笑)。
 横山がアンカーに入る布陣は、マッチアップする場合ならスタートから採用しても面白いと思う。憲剛が封じられると劣勢という事実も変わらなかったし。あとはとにかくDFラインの軽いプレーを減らさないと。特にACLなんかでもカウンターを受けた時にあれでは対応できない。

 レイソルは、アルセウの離脱もあって心配されていたが、たぶん大丈夫だと思った。相変わらずハイプレスの影響で終盤はみんな足が止まってしまうが、開幕戦で川崎の猛攻を1点に止めたということは、作り上げてきた守備が健在だということなので。フランサが自由なポジションで、李が精力的にプレスをかける形は変わらない。李は右サイドという話もあったが、この試合ではポポ右サイド、李が真ん中で、ポポは中に入ってくるし運動量も豊富ですごかったが、菅沼を含めて3人で流動的という感じはしなかった。
 あと一番いいと思ったのは、川崎が中央でボールを持った時に、はさみこんでサイドに追いやる守備がほぼ完ぺきにできていたこと。非常にうまかった。高橋監督が話しているように、本当はもう少し攻めたかったのだと思うが、それができなくてもプレスからカウンターという形で戦うことは可能。川崎相手にポゼッションは難しい。あとは全体的に層を厚くしておくことだろう…怪我人が今年も出ているので、特にボランチの不安はなくしておきたいところか。

 岡田主審の判定については、攻守の切り替えが激しい試合の中で、荒れる場面もあったが序盤からカードを出しすぎなかったのはよかった。ただ16分という段階で菅野に遅延行為は苦笑い。

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2009年02月19日

[練習試合]横浜FMvs水戸

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 今日は選手名鑑の発売日!ということで、今年もダイのほうを購入。近年になく、誤植はそんなに多くないかなと思いますけどどうなんでしょ。見つけたのは大分の予想布陣で、上本が上木になってるのと、G大阪の山崎がMFになってることくらい。まだあるんでしょうけどね…むしろ友人が買ったマガの方がなんか酷い感じしました。
 それと、大分は負けたんだね。この時期は大変だからなぁ…。

横浜FM0−2水戸(40分×3)

 時間ができたので、朝からマリノスタウンへ行ってきました。首都圏での練習試合は毎年多くないんですけど、フロンターレは等々力での試合が非公開、麻生もここまでないので、行けるとしたらマリノスタウンくらいのものです。
 それとマリノスは木村監督が続投して、今年も調子のいい選手を優先して起用する方針を示している上、システムも4バック3バック使い分けると話しているので、一度どんな感じなのか見ておきたいというのがありました。
 あと、水戸の情報ってあまり公にはならないですし、ちょうど前日に吉原宏太の獲得が発表され、今年はどんな感じなのか、メンバーを含めて見れるチャンスでもあったので、行くことにしました。
 試合開始が最初11時だったんですが、10時半に変更になっていて慌てました(笑)。ただこの早い時間にもかかわらず、結構観に来ている方いましたね。写真は試合中のものです。今日はスタンドから遠い奥の芝生を使用したようで、若干観にくくて残念でした。

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<1本目>
横浜FM
GK榎本、右から栗原・松田・中澤の3バック、河合・長谷川の2ボランチ、右に田中、左に清水、狩野・兵藤の2シャドー、渡邉がトップ。
水戸
GK原田、右から鈴木・中村・大和田・小澤の4バック、キム・村松のセントラルMF、右に菊岡、左に森村、高崎・荒田の2トップ。

 どちらも週末にもゲームが控えているので、主力を出さない可能性もあったが、きっちり出してくれてよかった。マリノスはスタートは昨年と同じ3-4-2-1。木村監督に言わせれば「3トップのイメージでやっている」。今日は河合と長谷川がボランチを組んで、注目の右サイドは田中裕介。彼が右でやれるのかは見たかったのでこれも良かった。トップの渡邉も大きな期待がかけられているので注目ポイント。水戸は予想布陣とほぼ同じで現時点でのベストメンバー。センターバックに中村、FWはここまで練習試合でずっと組んでいる高崎・荒田のコンビ。ちなみに最近いろいろ調べて分かったが、昨年から水戸は3ラインで中央はセントラルMFという感じのようだ。考えてみればタイプ的にそういう選手が多く入っているなと分かる。
(※http://www.geocities.jp/fig_keispu/2009sutamenyosou.html#mito

 力としてはマリノスの方が上だとやはり言わざるを得ないが、水戸の攻撃的なサッカーがどこまで通用するかを見どころとしていた。立ち上がりはマリノスが何度か両サイドから押し込んでチャンスを作っていったが、中村と大和田のCB2人がゴール前でよく体を張り、弾き返していってゴールを割らせず。10分過ぎ、左サイドでボールを受けた清水が自ら一気に仕掛けてシュートを放つもクロスバーを直撃。ここら辺はさすがかなという印象で進んだ。
 しかし水戸のプレスもまずまず効いていて、相手の攻撃に慣れてきた15分〜20分以降、いい形でボールを奪い、パスをつないで裏へ出すという形ができてチャンスを多く作った。右サイドからのクロスに荒田がニアでヘッドもわずかに左外に外れたシーンや、オフサイドにはなったがギリギリのタイミングで飛び出したシーンなど、荒田の存在感が際立つ展開に。
 チャンスを作れると分かったからか、プレスの強度が増していく。マリノスは少し余裕を持ちすぎたか、ボールを持ってからスピードアップする展開にならず、バックパスで作り直す場面が増えてくる。中央で悪い形でボールを取られるなどし、3バックの中央にいる松田の声が響く。ゴール前での決定機を含め、やや水戸優勢ながら0-0で1本目が終了。

<2本目>
横浜FM
GK榎本、右から天野・田代・小椋の3バック、水沼・齋藤学の2ボランチ、右に丁、左に小宮山、坂田・山瀬功の2シャドー、ハーフナーがトップ。
水戸
GK土井、右から金澤・保崎・加藤・森の4バック、鶴野・中島のセントラルMF、右に遠藤、左に島田、吉原・満生の2トップ。

 主力組と言えるメンバーは1本目の40分間で終わり。マリノスの選手たち、特にベテランは何となく元気がない感じでクラブハウスへ下がっていった。あまりうまく行かなかったからなのだろう。しかし2本目も十分力のあるメンバー。榎本は2本目も務めた。小椋が今日は3バックの左。水沼は練習試合でボランチでの起用が続いているが、驚いたのは齋藤学が中盤の底にいたこと。だいたいシャドーのポジションでやっているから、1つ下がったところでどうかっていうことなんだろうが、やっぱりコーキチ監督は考えることがすごいなと。右サイドに新戦力の丁、前線はこれが1本目でもおかしくないレベル。水戸は中盤の森がサイドバックで、新加入の選手が中央を占める感じ。そして背番号13をつけた吉原宏太、登場。入団会見の翌日、水戸の選手になって最初の試合となった。

 さすがにこのメンバーとなると、主導権はマリノスが握る。水戸は同じやり方で臨んだが、簡単にボールを取れないし、取ってもキープできない。攻撃的な選手の多いマリノスが自由にボールを回し、山瀬功と坂田のスピードからチャンスが作れる状態。右サイドからのクロスにニアでマイクがつぶれて坂田が合わせたがポストを直撃したり、左サイドから齋藤学が飛び出して行ってクロスから、絶好のお膳立てをマイクがフリーでヘディングしたがGK土井の正面だったり、チャンスで決め切れずに嫌なムードが。
 水戸は満生と吉原の2トップということで、前線の動きだしが後ろと合っていないと難しいところだが、何度か満生が引いて受けてチャンスを作ろうとしていた。ただサイドに展開するだとか、そういうことの前で途切れ、なかなかチャンスを作れない。
 ところが私が一瞬気を抜いていた瞬間、ゴールが生まれた。マリノス公式によると33分、満生からのスルーパスが浮き球になり、それに反応した吉原、得意の飛び出しからボレーシュートを叩き込んで水戸が先制。決めた選手が選手だっただけに、一瞬歓声が沸いた。さすが吉原と思わずにはいられなかった。こういうのが得意なので、それが形になったことは大きいのではないか。やはり経験のあるFWが1人いるだけでも違う。
 マリノスも何とか点を取ろうと必死に反撃を試み、PA手前でパスを受けた坂田から左の小宮山へ、えぐってからのクロスにマイクがヘッドで落として坂田が突っ込んだが土井が守るなど、とうとうゴールを奪えないまま2本目も終了する。

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左:トレーニング中のマリノスの選手たち。
右:別メニュー調整の金。一昨日の東海大戦で負傷した模様。軽傷だろう。

<3本目>
横浜FM
GK阿部、右から浦田・金井・梅井の3バック、齋藤学・端戸の2ボランチ、右に古部、左に小宮山、斎藤陽・山瀬幸の2シャドー、ハーフナーがトップ。
水戸
2本目に同じ

 3本目は若い選手が多いマリノスの中でも特にまだ経験のないこれからの選手が多く集まるメンバー。齋藤学はまたもボランチ、小宮山とマイクと共に続けて出場。水戸は選手交代なし。
 マリノスも先ほどより力が落ちたため、水戸も自分たちのサッカーを展開できるように。マリノス公式によると23分とのことだが、左サイドから島田がドリブルで仕掛け、深い位置からゴール前に折り返すと、ゴール前にいた中島が相手のプレッシャーをかわして冷静に流し込み、追加点。
 その後も水戸はサイドからチャンスを作り、セットプレーが何度か見られた。キッカーは駒大卒の新人・島田。今日発売の名鑑で知ったが、彼は鳥栖に移籍した島田の弟だそうだ。ダイで訂正が入り、兄弟ではないそうだ。兄と同じ左利きで、スタイルは深井のように自らドリブルで仕掛けていくタイプだと聞いていたが、それもそうだし、キックの精度も悪くないと思った。即戦力として期待されているだけある。また得点後に吉原が交代し、石川が投入され、石川が左サイドバックに入り、森が右へ回って金澤が一列前へ、遠藤がFWへ。
 マリノスはセットプレーのキッカーを端戸が務め、前線にボールを集めて必死に攻め込んだが、どういうわけか絶好のチャンスで何度もシュートミス、次第にシュートも遠くからの単発なものとなり、とうとう1点も取れずに終わってしまった。


 マリノスの印象と気になった選手に関してだが、まず4バックをやってくれなくて残念だった(笑)。途中からシステム変更したりするのを楽しみにしていたんだが…。
 中身としては、去年の点が取れない時期と同じような現象に陥っている気がした。ここまで練習試合では良く点も取れているし、怪我人もほとんどいないし、極めて順調そうだったので、どんな仕上がりなのか注目だったが、疲労もあってなのかどうも今日は良くなかった。一つは両サイド、清水は自分の形でボールを持って仕掛ける場面ではさすがだと思ったが、逆に水戸の攻撃も右サイドからが多かった。守備の部分をどう考えるのかは難しいところだが、今まで通り途中からというのが、公式戦では現実的なところだろう。
 一方で右にいた田中裕介だが、明らかにやりにくそうだった。彼は実は右利きなのだが、最初に一度深く行ってから右足でクロスというのがあったくらいで、左に持ち替えて中に行こうとして囲まれたり、ポジショニングも左と景色が違うからだろうが、なんかいまいちだった。まぁ小宮山が左にいる以上は、この形をモノにしたいだろうがそうなるかどうか。コーキチ監督の中では調子が悪ければ使わなきゃいいという程度かもしれないが(笑)。
 それからFW候補の渡邉千真とハーフナー マイク。渡邉はポストプレーの意識はあったが、ゴール前の迫力という点ではまだまだ。遠慮も感じるし、怖さがなかった。我慢して使うのかもしれないが、すぐにでも活躍ということは疑問符がつく。またマイクはあれだけの高さがあるし、2本目からだったので存在感は当然あったが、再三のチャンスで決められなかったのは反省点。
 結局、パスをつないでアタッキングサードに入るところまでは、マリノスの選手の技術なら出来る。一方でそこからどう崩すのかというところは精彩を欠いていた。スピードがないし、相手が嫌がるようなボールがないし、綺麗に崩そうとしすぎていた。
 山瀬功、狩野、兵藤、坂田、ここら辺はまぁ計算できるので、現時点では彼らをうまく組み合わせた布陣が有力に思えるが、監督のことなのでさっぱり分からないというのが本音。齋藤学は一列下がったポジションの割にはよく頑張っていた感じがした。丁はちょっと遠くて正直よく分からなかった。金井は3本目のリベロだったが、サイドで使う構想は今のところないのかもしれない。
(参考)
http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp0-20090219-462639.html
http://www.f-marinos.com/tools/page_store/news_3230.html

 水戸のほうは、今季楽しみなんじゃないかと思った。木山監督が去年チームを変貌させて、ベースを作った中での2年目ということで。平松、ビジュ、赤星、西野が抜け、堀も当分戻ってこられないという中で、キム テヨン、森村、高崎と若いながらレンタルで力のある選手を連れてきた上、吉原という水戸の中では大物を取れたことで、チームは活性化すると思う。
 吉原は練習参加し始めたのが今月に入ってからということで、まだ1本目で出場したことはないようだが、次第に荒田や高崎と組んで試すことも出てくるのではないかと思う。鹿島とのダービーでどうするのかは分からないが…。高崎は上背もあるし、前線で起点となれるよう懸命にプレーしていたが、もう少し時間がかかるかなと。ただ彼がいると、荒田はプレーしやすいかもしれない。裏にすっと抜けられるから。吉原と組むと、お互いが動くタイプなので難しい面もある一方、荒田がさらに成長してボールも収められるようになれば、この2トップでも行けると思う。
 FWに限らず、菊岡も良かったし、中盤は全体的に運動量があった。奪ってからつないで崩す形はできつつあったので、森村とか馴染んでくればなお面白い。2本目も加藤・保崎の流経コンビが最後のところで何とか体を張って守った。どうしても2本目以降は内容で押される場面が出てきたが、全体的に「球際で負けない!」という気持ちの入ったプレーを見せていたのが好印象だった。その分ハードタックルでカードも出たりしたが。

  
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2009年02月11日

[W杯アジア最終予選]日本vsオーストラリア

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日本0−0オーストラリア

GK都築
DF内田・中澤・闘莉王・長友
MF長谷部・遠藤・中村俊・松井(→57分 大久保)
FW田中(→83分 岡崎)・玉田

 2位に入ればいいっていう最終予選の中でのことを考えれば、ドローでも悪い結果じゃないっていうことになるんで、とりあえずセーフだと言えるが、まぁ勝ちたい試合だったな…。1つ1つのプレーに対する集中力もお互いすごく高かったし、見ごたえはあったが。

 立ち上がりがやっぱり硬かった。ホームでもあるし、わざわざ抑えるように指示が出たとも思っていないが、もう少し積極的に仕掛けて、今日やることはこういうことなんだというのを見せてほしかった。裏を取ることはまあまあだったが、つないでからどこでどうやって仕掛けるかというところで、何回か仕掛けてオーストラリアにストップされたがために、少し消極的になったのが残念だった。ただそれでもPA付近でファウルもそれなりに貰えていたし、FKのチャンスも何回かあったし、それでモノにできれば良かったのだけど。

 セットプレーに関して言えば、後半途中からショートコーナーだったりを使って変化をつけていたが、正直すぎた印象もある。さすがに流れの中でクロス多用ということはなかったが、非公開練習の中でもう少しやってくるかと思っていたので、意外とあっさりしてて驚いた。

 岡崎投入のタイミングは確かに難しかった。遠藤の強烈なミドルで沸いたのが70分。そこから日本の時間になったし、あそこで様子を見るのは仕方がない判断だったが、もうちょっと早ければなと。さすがに今日は時間が短すぎた。個人的には今絶好調の岡崎を使わない手はないと思っていただけに残念だったが、本人にとってはまだまだやることがあるということで、前向きに考えてほしい。

 松井を先発にした理由は、やっぱり大久保のコンディション面と、後半から大久保を入れた方がいいという判断だったそうだが、松井の出来は普通という感じだったので、これ云々はあまり関係ないと思う。ただ大久保の状態がよさそうなのも伝わってきていたので、長い時間見たかったなという想いはある。大久保は本来の動きを見せることが少なかったし、位置が低かった。とにかくゴール前の人数増やさないと点は取れないからね…強くて高い選手でも間に何とかして入らないとダメだし、そこのトレーニングを増やした方がいい。

 オーストラリアの守備はさすがに堅かった。べったり引くわけでもないが、ガンガン行くわけでもないし、要所でのプレスの掛け方もうまいし、球際ではさすがにボールを取らせてもらえない。1人1人のポジショニングも的確。最後までそれが崩れなかったというのはさすが強敵だと思った。もともとオーストラリアの方が強いという認識の下でいたから、想像通りといえばそれまでだが。今日はとにかく0-0でOKだったわけで、いろいろ言っていたがピム監督としたら満足して帰ることだろう。

 ホームでドロー2つってのは良くないが、ここまで来たら今のやり方で精度を上げていくしかない。あとは調子のいい選手をもう少し使ってほしい。主力はある程度固まったのだから、そこからどうチョイスしていくかは監督の仕事。

  
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2009年02月04日

[キリンチャレンジ杯]日本vsフィンランド


日本5−1フィンランド

岡崎祭りと聞いて(ry
だいぶサボってましたね…お久しぶりです。
あんまり書くこともなかったし…というかかなり忙しくて、
しばらく休んでました。これから徐々に復活していきます。
Jリーグも開幕まであと約1ヶ月。早いもんです。
そろそろ予想もやっていきたいと思います。

ところで先週バーレーン戦がアウェイであったんですよね、アジア杯予選。
試合中継なしという異例の状況の中、0-1のスコア以上に完敗だったそうで。
メンバーはこちら。
GK川島
DF内田・寺田・中澤・長友
MF稲本・中村憲・岡崎(→74分 興梠)・本田(→62分 香川)
FW田中(→81分 巻)・玉田

オーストラリア戦を見据えて多くの主力が復帰。
調子がいいとされる本田、そして稲本の海外組も入った。
しかし万全でないと分かっている遠藤を連れて行って、
やっぱりダメだということで欠場して…という経緯はガッカリした。
岡田監督の口癖から考えれば、コンセプトは分かっている選手なわけだし、
それも今後も主力としてずっと出続けなきゃいけない選手だったし、
フィンランド戦まで国内で調整しろというのが自然だと思ったが。
中継がないから現地で見させるってこともないだろうし(苦笑)。

川口が怪我をして、川島が2週連続でGKを務め、
ボランチに稲本、左サイドに本田が入るなどしたが、
全体的にミスが多く、バーレーンの徹底した戦術に苦戦したまま敗戦だと聞いた。
試合中に憲剛の提案で中盤をダイヤに変え、
終盤は巻を入れてパワープレー気味か。

相手がバーレーンだったから、余計に「何やってんだ」となるが、
明らかに緩い雰囲気でやっちゃった結果だと思う。
この時期にやらなきゃいけないのも難しいことだし、
直近の大きな目的はオーストラリア戦だというのがはっきりしていたから、
まぁ仕方がないとはっきり割り切ることはできる。
ただ何度も対戦するとお互い手の内が分かった状態だとはいえ、
この前負けた時はコンセプトを打ち出していなかったから、
その時と違う状態でも負けたということは、
バーレーンが自信を持って今後戦えるのも事実。
岡崎は後半立ち上がりにCKから惜しいヘッドが1回。


そして今日。
GK都築
DF内田(→72分 駒野)・中澤・闘莉王(→55分 高木)・長友
MF橋本・遠藤(→77分 今野)・中村憲・香川(→81分 安田)
FW岡崎・玉田(→84分 巻)

GKは川口・楢崎が来週も無理ということで、
川島のまま行って確認か、都築を使って競争意識かというところだったが都築を使ってきた。
試合に出るのは久々だと思うが、ここでアピールできればチャンスが来る。
そして闘莉王が復帰。オーストラリア戦も無理だと言われていたが、
彼らしく驚異的な回復ぶりで、フィンケ監督もOKを出したのだから良好なのだろう。
遠藤が満を持して復帰し、今日は慣れている橋本とのコンビに。
憲剛が右サイドというか前目に出たのは、ここ2試合で感じたことと、
遠藤を底にした方がいいという工夫なのだろう。
香川も調子があまり良くない中で正念場。
田中達也が腰痛で無理をしないということで、
結果的に岡崎にチャンスが回ってきた。


フィンランドはもうちょっと強いのかと思っていたが、
湘南には若手主体で臨んで0-1で負け、今回はこのスコア。
特にGKがいまいちなレベルだと感じた。
今までのこういう強化試合で来るチームとさほど変わらない気がしたので、
オーストラリアと来週実際やってみていい参考になったと言えるかは疑問。

しかし岡崎の成長ぶりはすさまじい!
嬉しいねぇこの時期に計3ゴールも見られるなんて。
もう2点目取った時点でニンマリですよ。
報ステに出てるノボリも嬉しそう(笑)。
1点目は左足でニアを抜き、2点目は右足を振りぬいた。
どっちも彼の動きだしが早かったし、全体がそれを生かそうとしていた。
憲剛との相性いいのかな。
ああやって憲剛のパスから一発でというのは川崎でもよく見るし。

香川はあのゴールで生き残ったかなという感じ。
あんまり目立っていなかったし。
あと橋本、後半うまく抜けだしたシーンはシュート行きたかったな…。
安田はおいしいゴールだったなぁ(笑)。

闘莉王と遠藤の2人は途中交代は当然として、やっぱり別格だった。
遠藤は今季初のゲームだったしミスもあったが、
サイドプレーヤーが言う「タメを作る」部分はさすが。
逆に遠藤がいない時にどうするの?というところはずっと言われているが…。

この試合に関して言えばスコアよりも内容の部分で、課題を克服しつつ、
細かいところで出てきた部分を残り1週間で直すという作業が必要だから、
前半で3-0になったからといって、勝ち負けは関係ないわけで、
点が取れているからといって緩く入ったのがまだ甘いかなと思った。
3試合続けてセットプレーからやられたのは何ともはや。
まだ守備のところはやってないという話を聞いたが、
1週間できっちりやれるようになるのかどうか。
特にオーストラリアはここがストロングなわけで、
前面に押し出してやってくるから、内田とか長友とか、あとGKの飛び出しとか、
狙われそうなところのポイントは重点的にやった方がいい。


しかし岡崎がこれだけ頑張っているので、来週のスタメンは読みにくい。
玉田が頂点、俊輔が右なのは動かないと思うので、
玉田の下のところは田中達也の腰の状態次第とはいえ、先発で使ってほしい。
ピム監督は田中達也のことも分かっているし、
今日見て岡崎の調子の良さも把握しているから、
偵察云々でどっちがどうということはないと思う。
ただ岡田さんは出来れば田中達也を使いたいと思うだろうが…。

俊輔が右にいるので、逆サイドに岡崎をという手もなくはない。
ただ大久保への信頼も厚いので、これもそのまま行くのかな。
ボランチから後ろは、長谷部も入って不動のメンバーだろう。
GKに関しては素直に川島かな。

そう考えるとベンチに都築、高木、駒野、橋本、憲剛、松井、岡崎(田中)ってところ?
相手の特徴を考えると巻は今回入らない気がする。
橋本のところは香川かもしれないし、今野かもしれない。

久々に来週はビッグゲームなんで(予選2位以内の確率が高いとはいえ)、
ちょっとは見る方も楽しみにしようかなと。
はっきり言って今日も最初は見る気がなかったが、
岡崎が先発なので見たという感じだったし。
それで2ゴールだからやっぱり見るもんだなと思った。


エスパルスについてはまた後日ということで。
今日は流経との試合だったようで。

  
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2009年01月20日

[アジア杯最終予選]日本vsイエメン

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日本2−1イエメン

指宿合宿からのメンバーは以下の通り。

GK:川口、都築、川島
DF:寺田、高木、森重阿部勇、水本、石櫃※、内田、駒野、阿部翔
MF:青木、中村憲、工藤、谷口※、乾※、金崎、香川、
FW:岡崎、田中、興梠、巻

12月下旬まで天皇杯を戦っていたチームからは選ばず(阿部翔は追加されたが)、
海外組も招集されない中で、何人か面白いメンバーが入った。
サイドバックの底上げと、中盤に若くて才能のある選手を数人という感じ。
相手がイエメンという、レベルの高くない相手ということもあって、
テストの意味合いもどこかで出てくると思われたが、
親善試合とは違う公式戦でもあるので、まずはベストに近いメンバーを組んだ。
GKはモチベーションが高かったとされる川島。
DFラインは右から内田・高木・寺田・駒野の4バック、
中村憲・青木の2ボランチ、右に岡崎、左に香川、興梠・田中の2トップ。
イエメンが3バックということを想定して、田中達也を引き気味にした形も試したそうだが、
一応報道ではどっちのパターンもやっていたようなので…今回イエメンは4バックだった。

1月のこの時期に公式戦をやらないといけないというのは厳しいことだったが、
やろうとしていることは立ち上がりから出せていた。
CKの崩しから岡ちゃんの記念すべき代表初ゴールで幸先のいいスタートを切ったが、
これにより無理をしなくなり、次第に攻撃も停滞。
前半はそれでも問題はなかったが、後半立ち上がりにFKから追いつかれ、
「またこのパターンか」という展開。
巻を入れて高さを増やし、少し流れが変わって、
再びCKから田中が押し込んで勝ち越しゴール。
その後は拙攻だったが、何とか勝った。


レベルの差があった中で、このスコアはやっぱり評価できない。
2点差になれば、もう少し余裕を持って攻められたのかもしれないが、
十分点が入るチャンスもあったし、やっぱり決めなければ。
失点のシーンは、やっぱり恐ろしいなと思ったが完璧にやられているのでミスでもある。

岡ちゃんが一番目立っていて驚いた。
まずは初ゴールおめでとう!
まぁあれは入るよな…一瞬和道に当たるかと不安になったけど。
2点目もニアで打点の高いヘッドからアシストしたし、
2点に絡んだという意味ではいい仕事をした。

しかしもっと取れたなぁ…ほんのちょっとなんだけど。
それだけいい場所に入っているし、動きの質も高かったし、素晴らしかっただけにね。
あと1点でも取れてれば言うことなかったんだが…。
ポストに当て、バーに当て、GKに防がれ、なかなかできることじゃない(苦笑)。
でもこの時期にこれだけ動けてれば、絶好調と言えるだろう。
怪我だけはしないでくれ。

気になったのは青木が全体的に余裕のないプレーをしていたこと。
シュートの場面もそうだし、パスの場面もそうだが1テンポ遅い。
失点の場面も青木が一瞬遅れたのだが、ちょっと残念だった。
まぁまだ出場機会が少ないので次がポイントかもしれない。

あと香川が…仕掛ける分には問題ないが周りがちょっと見えていない気がした。
最後の方で乾が入って、セレッソ同様コンビが実現したが、
交代で最後まで見れなかったのは残念だった。
金崎も含めて、第一歩を踏み出した2人はこれからだと思う。
2人とももうちょっとで行けそうなプレーはしていたし。

来週はアウェイでバーレーン戦だそうで。
どうやらVVVが本田圭の代表メンバー入りを発表したらしい。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/headlines/20090120-00000017-spnavi-socc.html
調子はいいと聞いているけど、今はいろいろ呼んでみたいということなのか?
22:09更新 | コメント(5) | トラックバック(0) | カテゴリ:試合概評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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